知念実希人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まるで壮大な映画を観ているかのように感じさせてくれる作品で、高野和明さんの『ジェノサイド』が好きな方にオススメです♪
概要です。
酒井彰人は高校の屋上で「壁」を眺めながら、短い人生に終止符を打とうとしていた。
1945年の世界大戦で西と東に分断された日本は、戦後70年を経た今でも「壁」を堺に睨み合いを続け、酒井家も辛い日常を送る国民の一部であった。
でも今日で全てに終わりを迎えられるんだと瞼を閉じる彰人に、頭上から涼やかな声が聞こえてきた。
「飛び降りるの?」
感想です。
知念実希人さんだと医療ミステリ作が多い印象ですが、本作は「知念実希人さんが高野和明さんの『ジェノサイド』に倣って -
Posted by ブクログ
ネタバレ神経内科医の識名が謎の妖精・ククルとともに、原因不明の病気“イレス”の患者を祖母の持つ魂の救済“マブイグミ”で目覚めさせていくという物語。知念先生の十八番である医療分野の専門知識と後編で生きてきそうな伏線、患者の過去に何があったのかさらにファンタジー要素が入った面白さの詰め合わせのような作品でとても引き込まれました。下巻はどんな展開が待っているのか、とても楽しみです。
この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
識名愛衣:内田真礼
ククル:大谷育江
杉野華:小清水亜美
袴田聡史:井上和彦
愛衣の父:安元洋貴
愛衣の祖母:野沢雅 -
Posted by ブクログ
大学病院のしがらみとか派閥争いを扱うものを見ると、げんなりしてしまう部分があるのですが、良くも悪くも細かいことまで書かれていて、リアリティがあって引き込まれました。
医師の仕事って何なんだろうと疑問にさえ感じてしまいますが、こういった場面は実際にもあるんでしょうね。
綺麗事だけでは生きていけない世界で、心臓外科は特に負担の大きな科なのだと改めて感じました。
そこで働くことのつらさは、当事者にしかわからないでしょうね。
やる気だけではやっていけない。
過酷な勤務の中で、研修医の指導に勧誘、緊急対応、自身のキャリアの道。
家族の支えがあるのが、この主人公のせめてもの救いなのかな。
担当患者さん