知念実希人のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
10-20分で読めます。146Pで、左側に横書きの文章、右側にスマホ画面や情景が映し出されるというレイアウト。文章も多くなく、サラッと読めました。
最初、こんな短くてどうやって終わるんって思ったが見事なラスト。
高額バイトに応募した主人公は、面接時に意識を失い、連続猟奇殺人犯・アザゼルに監禁されてしまった。
目覚めた時には地下牢獄。そばには死体が1つ。スマホが1つ。電池残量は26%。メールで指示がくる。
どうやらスマホの電池が無くなるまでに仕掛けをクリアし、脱出を目指さなければならないよう。
順調にクリアしたかと思いきや…?
来たる結末をお楽しみください。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ宇宙人を信仰する大宙神光教に潜入。
沖田絵美、生贄にされた?
外で人骨を発見。
カレーに薬物。あやしいお茶とカプセルホテルとお香はダミー。
ヒカゲシビレタケ、別名マジックマッシュルーム。糞生菌で馬糞が最も栽培に適している。
神羅、いれかわっていた、沖田絵美と。それまであまり人前に出なかった神羅がコンタクトをていきてきに行うようになった。
キノコでトリップさせて顔面を焼いた。
初代神羅は掛けから足をすべらせて死んだ。
ガンマナイフ。頭蓋骨を開けなくても脳細胞を破壊できる装置。
蔵野先生が犯人。
NLA麻酔は患者の意識を残したまま沈痛を得る麻薬法。蔵野はそこにLSDを混ぜた。ガンマナイフで前頭葉を破壊し、宇宙人を名乗りながら話しかけた。
→絵は微妙な時と上手い時で分かれるな。特に天久鷹央がかわいくないときとかわいいときが。表紙とかはいいと思うが。
ミステリ的な内容としては、普通かな。脳を開けてないのに破壊されている世界最初の密室や宇宙人にあやつられた騒動は引きはあるが、解決を見ると、医療器具と麻薬でふーんというレベル。 -
Posted by ブクログ
天才医師の「論理」の中に存在する「温かみ」
天久鷹央シリーズの2作品目は相変わらず医療知識がなくとも読みやすく、また今回は中編サイズの章もあったことからも読み応えも十分にあった。天久先生という「他者の気持ちを推しはかることができない天才」という推理役に対して今作品は「筋道立てた合理的な論理」と「辿り着いた結論に対する振る舞い」という二点で感想を書きたいと思う。
一つ目の「筋道立てた合理的な論理」というのは探偵役に必要なロジカルな部分。膨大な知識量と確かな観察眼から繰り広げられる推理は、短編という形式の中でできる限りの無駄を減らし、且つ起承転結が展開されているものがあり、推理役の天久先生の「強み」が話の面白さを高めていると感じる。
二つ目の「辿り着いた結論に対する振る舞い」という点はどちらかというと天久先生にしては苦手な点。どうしても他者の気持ちを推しはかることが難しい彼女にとって、今作品のキーとも言える登場人物との出会いと関わりは一つ医者として、人間としての思いやりを高めていた。
すぐに結論が導いてしまう彼女が長い時間をかけて考え、悩み、辿り着いた結論と振る舞いには「弱み」から逃げずに向き合う天久先生の人間味溢れた強さが描かれて、話の深みを感じた。
「強み」を生かし、「弱み」に向き合う。自分が生きていく中で一番関わる自分という存在に対する問いかけがなされて、ついつい覆いたくなる「弱み」に向き合うことこそ、人の命に関わる医師という仕事に必要な第一歩目である。それは医師のみではなく、すべての人にも言えること。日々向き合い、日々高める、その一歩を日々忘れずに生きていきたい。