知念実希人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレイレスという原因不明の眠り続けていた病気になっていたのは、主人公の主人公が過去のトラウマとトラウマの原因を作った連続殺人犯と対峙しショックに耐えきれられなくなったことがトリガーだった。そのことがきっかけで元々持っていた魂に干渉するユタの力が暴走してその場にいた他の人の魂を自分の中に取り込んでしまった。この本の中で起こっていた出来事は、主人公愛衣の夢の中で起きていたことだった…!一言で夢オチだと言ってしまえばそれまでなんだけれど、最後まで整合性がとれており伏線も綺麗に回収されていて本当にすごいと思う…!後半に進むに連れこの世界の謎や殺人事件の犯人が分かっていくから読む手を止められなかったし、終わ
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Posted by ブクログ
初の知念実希人さんの小説でした。
死神がわんちゃんの姿をかりて、未練を抱えている死期の近い病人たちを救うお話でした。
普段はあまり自ら進んでファンタジーを読むほうではないですが、ミステリー要素に惹かれて読み始めました。これが読み始めてみると病人の過去が重い話だったりするのが、このファンタジー(ちょっと天然?のわんちゃん)のおかげで緩和されているのが癖になりました!笑
病人の未練を晴らすために、もう変えることはできない過去の真相を夢の中で導くレオでしたが、最後は変えることができる未来を未練を晴らした3人の病人と、相棒の菜穂、そしてレオとが力を合わせて、より良い未来へ各々が行動していくところがと -
Posted by ブクログ
学校の怪談って子どもにとってはちょっと怖い話かもしれないけど、この本は別物だった。ほどよくドキドキしながらも怖すぎず、子どもたちが安心して読めるように作られている。自分の子どももミステリーに興味を持つようになって、頭を使う楽しさを感じているみたいだ。
ミステリトリオの3人が謎を解く過程は、自分も一緒に考えてみたくなる内容で、親子の会話のきっかけにもなった。難しい言葉もなくて、具体的なヒントがイラストに隠れているから、子どもが自然と推理力を育める。教育費のことを考えると、こういう読書体験が子どもの知的好奇心を刺激してくれるのはありがたいと思った。実践できるノウハウに近いというか、家庭での話題にも