知念実希人のレビュー一覧
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心臓に宿った「殺された記憶」――現役医師だからこそ描ける、医療×ミステリーの安定感。
心臓移植を受けた医学生・北川彰二が、術後に見知らぬ森の中で誰かに襲われる「記憶」を毎日夢に見るようになる。「臓器の記憶」の謎に興味を持った天久鷹央が調査を始めるが、心臓のドナーは暴力団の若頭だったことが判明し――。
好きな作家の一人、知念実希人さんの作品であり、その中でも一番好きな天久鷹央シリーズの最新作です。気づけばかなりの作品数がリリースされていますが、人気が出ていくのも納得のシリーズです。昨年はアニメ化やドラマ化など一気に世の中に広がりましたが、どれも納得のいく内容でした。現役医師の知念さんだからこ -
Posted by ブクログ
面白く読めた。
長編。
首に2カ所の穴があり、血を抜かれた死体が連続して発生。 やせ細った牙が生えたような人間が目撃される。
現代に吸血鬼が現れたのか!?
タックユオンが潜んでいた廃工場には鍵がかけられていて、その鍵は病院のアジサイの場所に埋められていた 誰が埋めたの? その辺の矛盾がどうも解せなかった。
最後、入院している比嘉が病院の理事長で事の事件の黒幕だったという流れも若干急転直下感があった。
比嘉が育ての子の、病気を治すために血を集めて抗体を作ろうとしていたという真相。
遺体の首の穴は、透析用で脱血用と返血用のチューブの穴で、これで血を抜いていた。
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Posted by ブクログ
美を作り出す天才美容外科医と、美容整形連続殺人事件が交錯するライトミステリー。物語は、麻酔科医の朝霧明日香が、その外科医のもとへ面接に訪れる場面から動き出します。
外科医と事件の不穏な関係に気づき始めた明日香は、次第に深い渦へと巻き込まれていくことに。作中で描かれる3つの手術シーンは、単なる医療描写ではなく、実は緻密な伏線となっています。患者の心に「美的感性」を植え付けていくという外科医の独特なスタイルが、ラスト30ページで見事に結実し、すべての謎が一本の線につながる快感は格別です。
ライトミステリーらしい軽やかさと、一気読みさせるスピード感を兼ね備えた一冊でした。