知念実希人のレビュー一覧
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ずっと読んでみたかった作品。
世界観がとっても素敵でした!
レオの尻尾フリフリが可愛すぎる…!!!!癒し笑
犬の姿にされ、地上に派遣された死神のレオ。
彼が「ほすぴす」で出会った患者たち
戦時中の悲恋、洋館での殺人事件、色彩を失った画家。それぞれに未練のある過去が存在する…
そんな彼らの過去が明かされていく中、「ほすぴす」に危機が訪れる…
普段からあの時ああしていれば、こうしていれば…とよく後悔してしまうことが多い自分。この作品の患者のように最期を迎える時には、後悔はあれど未練だけは残さないように、日々を過ごしていきたいと思った。スマホを見て無為の時間を過ごすのはもうやめにしたい。
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Posted by ブクログ
ネタバレポツダム宣言を受諾しなかった日本のイフの世界を描いたお話。
広島、長崎以外にも新潟に核兵器が落とされたという物語上の設定を組み入れてくるあたり、強気に出たな〜と思った。
当初はテロだの核だのと不穏な言葉がいくつも並び、人間同士の腹の探り合いの描写が多くて最後まで読み切れるか不安だったが、後半戦では一転、サキの目的も分かり、スッキリと読み終えることができた。最後の核については表紙でバレバレ。せっかくだから表紙をもう少しひねれば良いのに。
18歳の女の子にしてやられる軍人たちにちょっとスカッとした。ストレスが多い人にはオススメかも。
誰も犠牲にすることなく世界を変えるなんてことが、現実世界 -
Posted by ブクログ
『天久鷹央の推理カルテ』がドラマ化され、原作はどんな感じかなあと思い、このエピソードのドラマがある前に急いで読んだ。
長編でしたが、面白かったのでサクサク読めた。安定して、小鳥遊先生は、無茶難題を鷹央先生から言われ、下僕のように扱われているのが面白い。この2人にとって大事な人が容疑者になったから⁈さあ、どうなる?という展開も良かった。
原作とドラマでは容疑者が違っていてビックリ!!(色々な事情があるんだろうなあ)まあ、真犯人は同じではありましたが、やはり、原作のほうがしっくりきた。
天久鷹央シリーズは、まだ数冊しか読んでいませんが、今後も時間をかけて読んでいきたいと思う。 -
Posted by ブクログ
確かにひとつ前に読み終わった祈りのカルテの感想で「生きている人間を治療するより死んだ人間を解剖する話の方が好き」と言ったけどまさか次に選んだ話がそのパターンとは思わないじゃない。
フラグの回収が早すぎるんだよ自分。
と言うわけで読みまくっていた知念先生の作品ですがそろそろ手持ちが無くなってきた(多分あと一冊?二冊くらいかな?)のでもうこのまま一気に駆け抜けてしまおう!と思います。
今回の話も純正医大でのお話ですね。
と言うかよくよく考えたら総合病院なんて部署いくらでもあるし同じ場所で違うパターンの話書き放題だしクロスオーバーもさせ放題じゃんね!凄いな!舞台設定が整いすぎている!
そして今回