感情タグBEST3
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なんか聞いたことある話だと思ったら
ドラマになっていたのね~
諏訪野先生おせっかい…優しすぎ…涙
ハートフルなところより
ミステリの色が強い方が好きだけど
知念実希人作品への愛があって
やっぱり「好きぃ……」となってしまった
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知念実希人さんの作品、2作目です。
どの話も、患者さんの表面的な面だけではなく、その人の奥にあるものや抱えているものを考え、力になろうとする姿に引き込まれていきました。主人公が人との関わりの中で、自分の進むべき道を見つける姿に、自分も今の仕事を選んだ時、そうだったなと共感しました。
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若い研修医が頑なに心を閉ざした患者の謎を解きほぐして行くストーリー。
諏訪野先生って優秀だよな。
腕は未熟なんだろうけど。
こんなに真剣に患者と向き合う医者が居たらなあ、と思う。
自分の主治医は流れ作業なので、特にも。
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短編集風なので読みやすかった。最後の方、感動して泣きそうになった。ドラマの方も見たいと思った。様々な患者さんに毎日寄り添っている医者は凄いなと改めて感じた。
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医療ミステリ短編集。新米医師の諏訪野良太が初期臨床研修で様々な科を回り、患者の謎を解いていくお話。
精神科、外科、皮膚科、小児科、循環器内科を順に回っていくので、それぞれの科の様子を少しずつ知ることができ、とても楽しめました。
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それぞれのエピソードが短くまとまっているので、とてもよかった。
それぞれの科で研修を開始、問題発生、推理、解決、指導医からのコメント、という流れがすごく聴いてて気持ちいい。
ステージをクリアしていくような感じ。
そして、あの展開で循環器内科を選ぶ流れが、知念実希人作品に出てくる医者って感じ。
「ははーん」みたいな。
それにしても、登場人物を魅力的に描けるのは本当に才能だと思う。
次も楽しみ!
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研修医の先生が5人の患者さんとの関わりを経て、進む道を決める物語。先生には歓迎されてなかったけれど、MRの話が出てきたのはちょっと嬉しかった。
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⭐️ほっこりするミステリー
最初はミステリー要素強めだと思っていたが、どの短編も終わりには人間味ある話で、感動的だった。諏訪野先生が、研修医だからこそ、一人一人のカルテと向き合う姿が読んでいて励まされる。日々多忙な医師の本当の原点は何かということを思い出させる。
自分も人に対する思いやり、感謝など一つ一つの感情を大切にしていきたいと感じた。
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研修医の諏訪野良太が精神科、外科、皮膚科、小児科、循環器内科で経験した内容を5つの短編にまとめた本だが、それぞれの話が非常によく出来ていると感じた.それぞれの患者にそれぞれの事情があるのが、それぞれの事例で示されていたが、最後の「胸に嘘を秘めて」に登場する四十住(あいずみ)絵理の話が楽しめた.女優として一世を風靡した彼女が心臓病になり、補助人工心臓で生き長らえている状態で、母と妹との葛藤、芸能事務所の社長やマネージャーとの確執.彼女の思いを受け止めていく良太の行動が素晴らしいと感じた.
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1年前にドラマ化してそういえば読んでないなと思って読んだ本。
知念実希人さんの小説だから安定に面白い。
ヒューマン系でひとつむぎの手と繋がってるのもなお好き。もう一回読もうかな、、、
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ミステリーなんだけどヒューマンな感じの内容で、これはこれでよかった。
一気に読んでしまうような勢いはなかったが、いろいろな診療科の話を興味深く読むことができた。
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ドラマ視聴済み。
色んな課を回って色んな人のお話があるので楽しめます。
諏訪野先生のようなお医者さんは患者にとっては嬉しいけど、実際大変だろうな…疲弊しちゃう。
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新米医師の諏訪野良太が、研修医としてさまざまな科を回り、患者たちと向き合っていく物語。患者たちの不可解な言動の謎解いていくミステリーでもあり、患者たち一人一人の思いに近づき寄り添っていく人間ドラマでもある。精神科、外科、皮膚科、小児科、循環器内科の医療現場を知ることができるところもおもしろかった。
ある6年生の2学期ベスト本。医者の家庭の子が多いウチの学校で、知念実希人さんの本は人気が高い。
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研修医の主人公が様々な科を回っていくことで、病気の診断や治療だけでなく「その患者の背景に何があるのか。」を紐解いていくというストーリーが良かった。最後のオチも納得。
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様々な診療科を転々とする研修医は、1つの病院を舞台とした連作短編の主人公としては最適なのかもしれません。各話ごとに違う診療科で、患者たちの隠された謎、想いといったほうがいいかもしれませんが、それを主人公が解きほぐしていく。そんなお話です。
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初めて知念実希人さんの作品を読ませていただきました。一言で言うと新鮮!新たな出会い。ほとんど一気読みでした。
ご自身が医師ということもあり、専門用語が頻出。それらは雰囲気だけは理解できるのだが、専門用語が意味しているところは想像の域を出ない。しかしリアリティが感じられる。初めての味わいでした。
まだ、専門領域を決めかねている研修医の日々を描いた作品。精神科、外科、皮膚科、小児科、循環器内科。2年の研修期間に様々な医療分野で実体験を積み自身の専門分野を決めることとなる。
改めて医師の世界の厳しさを知ることができた。同時に医師もやはり人間なんだということがよくわかってくる。
医療に関する専門用語やリアリティのある症状、診療の内容、診断の方法や、薬の投与の仕方。多くのことを学ばせてもらったような気がする。
ただ、研修医である主人公が断片的な事実に基づいて推理していく、その能力がずば抜けすぎていて、ついていけないところがあった。この推理が創作のコアの部分だと思うのだが、かなり飛躍したオチになっている。(納得はできるのですが)
最後にはスカッとするのだけれど、少し出来すぎのように思われた。
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研修医の短編集。医学は門外漢で全く知識がない ため、良い学びになった。そんな人でもとても読みやすい上に、各科での現状をわかりやすく説明してくれてとてもいい医療小説。
感情移入のしやすいように、各話で登場人物が定まっている。文才。
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研修医が初期研修期間に出会う患者の意図を探る医療ミステリ。
どの患者の行動も勇気と覚悟のいるもの。そこに至った経緯を暴くことが全て正解とは思わないけれど、他にも選択肢があったら伝えて主訴を理解した上でその後の治療方針を相談する...人生の選択に繋がるからこそ患者に寄り添い患者の後から後悔しない自己決定を促す。大切だけど難しいこと。
最後の『胸に嘘を秘めて』のタイトルが、意味を知ると切ない中にも温かさがあって美しい。このエピソードは読んでいて電車の中なのに泣きそうになりました。
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玉森裕太のドラマを拝見し、原作が読みたくなり購入した。
最後の『胸に嘘を秘めて』が、ドラマでも小説でも泣けた。患者の抱える問題を、カルテを通して知っていき、寄り添う諏訪野良太が健気でいい医者だと思った。
ドラマがとても大好きだったので、玉森裕太をイメージしながら物語を読み進めた。
続編も読みたいと思う。
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研修医諏訪野が担当医でも手を焼く患者を次々と解決していく短編集。最後の胸に嘘を秘めての所は悲しくなってしまった。いつか誰でも死ぬけれどつらいよね。
柔らかい物語
テンポが良くどのお話も読みやすかった。
ああまたか、きっとあれだろうと、慣れた人なら流してしまう一つ一つに、丁寧に向き合う諏訪野さんが優しくて、それを支えてくれる先生方も、優しい。
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他の小説でも登場した諏訪野先生。(色々読んでるからどの本かは覚えていない…)
研修医による5人の患者との短編集なような構成。
ひとつひとつの話は魅力的ではあるが、それぞれの繋がりはなく、もっと何かドッと引き込まれる内容がほしかったかな。他の知念さんの作品と比べてもシンプルで読みやすいとは思う。
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研修医が様々な科を回りながら、その科その科で患者の悩みを解きほぐす短編集。
患者に入れ込みすぎるとうちの科にいたら潰れてしまうので内科がいいのでは?と誠実にアドバイスをくれる指導医達に感激した。部下の評価を冷静にできる素敵な上司だ。
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研修医の諏訪野が研修として精神科、外科、皮膚科、小児科、内科(循環器)をめぐり、先々での患者の謎を解き明かしていく物語。
人が人を想い、作った謎の答えに感動した。
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「十字架のカルテ」を読んだ後だったから
ちょっと物足りなさを感じてしまった。
逆の順番で読めばよかったー。
色々な科を回る研修医の話。
同じ「医師」という肩書きでも
仕事内容はもちろんのこと
医者の性格も患者との付き合い方も
全然違うんだなって感じた。
医師生活を決めるといっても過言ではない
最初の選択は確かにみんな迷うんだろうなー。
患者さん1人1人に
生活があって、家族があって、入院の背景があって。
自分を偽っている人たちの本質を
見極めながら働いていかないといけないって考えたら
医者の仕事って相当ハードになるだろうな。