知念実希人のレビュー一覧

  • 時限病棟

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    仮面病棟を読んだ後に手に取りました。
    リアル脱出ゲームを題材に、登場人物たちの繋がりや、彼らが選ばれた目的を紐解いていく。タイムリミットがある中で次々に進展していく様子に胸が躍りました。

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    2026年08月01日
  • リアルフェイス

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    とにかくスピーディーで話が面白かった。途中から神楽か柊かどっちがどっちだとワクワクしながら読んでた。
    特にクライマックスについては、予想通りなんだけど先を読みたくなる文章でサラッとよめた。

    「心の鎧をすべてすぎ捨てて、自らを剥き出しにした人間、そこには根源的な「美」がやどる。晒け出されたものが「愛」であっても、「欲望」であっても」

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    2026年08月01日
  • 祈りのカルテ 再会のセラピー

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    知念実希人氏の『祈りのカルテ 再会のセラピー』を読み終え、医療の現場で繰り広げられる人間ドラマの温かさと深さに、改めて胸が熱くなった。

    本作は、循環器内科医となった主人公・諏訪野良太が、学会で医学生時代の同級生である小鳥遊と再会するところから始まる。小鳥遊が連れていた研修医の鴻ノ池に求められ、諏訪野がかつての研修医時代――救急部、形成外科、そして緩和ケア科での出来事を回想していくという構成が非常に魅力的だ。

    諏訪野良太という医師の魅力は、卓越した洞察力とどこまでも誠実な優しさにある。彼は単に病名を特定して治療を行うだけでなく、カルテに書かれたデータや患者のふとした言動の「違和感」を見逃さない。なぜ患者は嘘をつくのか、なぜその行動をとるのか。彼が解き明かしていくのは、カルテの奥深くに隠された患者たちの切実な秘密であり、誰かを想う切なる願いそのものだ。

    回想されるエピソードはどれも素晴らしかったが、中でも特に強く心に残ったのが「緩和ケア科」での出来事だ。人生の最終段階を迎える患者と向き合うこの科でのドラマは、作品全体の中でもとりわけミステリーとしての完成度が高く、息をのむ展開が用意されていた。散りばめられた伏線が見事に回収される鮮やかさもさることながら、その「どんでん返し」の先にある事実に辿り着いたとき、目頭が熱くなるほどの深い感動が押し寄せた。

    死を前にした人間が最後に遺そうとした本当の思い。それは一見すると不可解な行動に見えても、紐解けば残される者への深い愛や絆の再生を願う「祈り」に他ならない。諏訪野がその真実に辿り着き、患者と遺族の心に寄り添う姿は、真の医療とは肉体だけでなく「人の心や人生そのもの」をも救う力を持っているのだと教えてくれる。

    『祈りのカルテ 再会のセラピー』は、爽快で質の高い医療ミステリーでありながら、人間の優しさと絆の尊さを優しく描いた傑作だ。表面的な言葉や行動に惑わされず、その奥にある相手の本心に耳を傾けることの大切さを、諏訪野医師の姿を通して深く心に刻むことができた。

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    2026年07月31日
  • 甦る殺人者 天久鷹央の事件カルテ 完全版

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    キメラという存在が可能なことを知らなかった。
    確率低いとはいえいろいろ状況変わってこない?
    検査が信用できなくなる。

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    2026年07月31日
  • 機械仕掛けの太陽

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    今でこそ以前のように会いたい人といつでも会えるようになったけど、ここに至るまでたくさんの人の献身があったんだなと、今更ながら頭が上がらない。なんとなくCovidを忘れかけてきている今読めてよかった。

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    2026年07月31日
  • 仮面病棟

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白い展開。読みやすかったし。ハラハラドキドキ、クローズドサークルはやっぱり面白い。
    意外な展開で、どんでん返し。最高。

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    2026年07月30日
  • 魔弾の射手 天久鷹央の事件カルテ 完全版

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    医療ミスにより廃院に追い込まれ院長が自殺した病院跡地では飛び降り自殺が続き幽霊スポットとなっていた。
    死んだ院長の娘と息子も突然胸を押さえて屋上の時計台より落ちる所を映像と小鳥たちが見たところから事件解明に向かう。
    小鳥、鷹央、舞のトリオが幽霊屋敷に挑む。いつも以上にコメディ要素が多かった。

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    2026年07月29日
  • エゴサ厳禁

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    父を惨殺された娘は、猟奇殺人の犯人を探偵を使って真相を暴こうとするが…

    短い中に、ゾッとする展開でハラハラしっぱなしでした。
    全てのパーツが揃った時、前に戻って読み返すと更にゾクっとしました。

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    2026年07月29日
  • エゴサ厳禁

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    サラサラ~と20分くらいで読める。
    けれど、ラストでちゃんと「やられた!」っめ思えた。
    そこここに違和感はあったのに気付けなかったなぁ。
    スマホを模したような形式が面白い。文字離れが叫ばれる昨今(?)、読みやすさで新しい人を呼び込めて、文學界が活性化したらいいなぁなどと思ったり。

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    2026年07月29日
  • 放課後ミステリクラブ 9生きかえったカブトムシ事件

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    ネタバレ

    小6の娘に薦められて。

    ミステリ作家・知念実希人による児童向けミステリシリーズ第9作。
    いわゆる双子トリックは禁じ手扱いだけれど、こういう変則的な使い方は面白い。今回はカブトムシが主役だからか、カブトムシの角を真似した天馬くんの挿絵が微笑ましい。

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    2026年07月29日
  • スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ

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    ネタバレ

    ドウメキ
    その名が頭をかすめた瞬間、氷の手で心臓を鷲掴みにされたような気がした。
    「とうして・・・・、ドウメキが家に・・・・」
     ドウメキはどこにでも現れる。

    まるでスマホを持っているようなサイズ感の本。知念さんの作品は幅が広いですね、こんなお話も書かれているとは!

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    2026年07月29日
  • 火焔の凶器 天久鷹央の事件カルテ 完全版

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    ネタバレ

    陰陽師の蘊蓄から始まり、炎蔵の墓を調査の名の下暴いた歴史学者たちが人体発火して死んでいく。
    小鳥のRX-8の焼失と舞の愛車がKAWASAKIのバイクだったサイドストーリーも面白い。
    今までの病気から派生していく医療ミステリとは毛色を変えて黄リンの発火が想像以上に発火してしまうようなアクシデントも重なったミステリでした。

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    2026年07月27日
  • ムゲンのi : 下

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    予想外の展開
    でも
    違和感がそこで解消された
    やっぱりそうだったのか…
    という悲しい場面も…

    ファンタジーとホラーな要素と
    リアルな現実を うつした世界観。
    ひねりのある展開が
    面白みを増した

    あいのかたち。を見せられた

    ミステリというより
    ファンタジーなこの作品。
    たまには こんなのも良いな、
    と思った

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    2026年07月27日
  • 放課後ミステリクラブ 8 かべをすりぬけるサンタクロース事件

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    ネタバレ

    小6の娘に薦められて。

    ミステリ作家・知念実希人による児童向けミステリシリーズ第8作。
    今巻の主役はサンタクロースということで、解決編での天馬くんの語り口もどことなく優しく感じられる。
    クリスマス当日の皆の表情も可愛い。

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    2026年07月25日
  • 仮面病棟

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    クローズドサークルのミステリ小説。
    移動中に一気読みでした!
    知念実希人さんは初めてでしたが、現役の医師ならではの視点が随所に生かされていて、とっても面白かった。
    医療の知識を物語の中に落とし込むなんて多彩な方だなと、尊敬の念を抱きました。

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    2026年07月24日
  • 幻影の手術室 天久鷹央の事件カルテ 完全版

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    ネタバレ

    鴻ノ池が虫垂炎で入院し手術した清和総合病院の第八手術室には幽霊が出るとの噂が。
    舞が手術を終えたあとの病室で麻酔医で元カレの湯浅が何者かと格闘する様子が監視カメラに写っており、その後喉を切り裂かれた状態で再度カメラに映し出された。その病室には舞と湯浅しかおらず、舞の手にはメスが握られていた。
    幽霊の真相のジャブからはじまり、見えない相手と格闘している湯浅の謎の解明。ダイイングメッセージは最後に力を振り絞り大切な人へ伝えるメッセージだというのが心に刺さる。

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    2026年07月24日
  • 放課後ミステリクラブ 7音楽室のゆうれいとおどるがいこつ事件

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    ネタバレ

    小6の娘に薦められて。

    ミステリ作家・知念実希人による児童向けミステリシリーズ第7作。
    今巻は、作中でも言及されているように“ホワイダニット”もの。
    毎回カラーの挿絵部分に重大なヒントがあるのに、今回も見逃していた要素があり悔しい。

    夏の夜の学校が舞台ということで、今巻はホラー展開があったり、陸と天馬の友情が描かれたりと、ちょっと毛色の違う部分もあり、もう7巻目だけれど飽きずに読めた。

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    2026年07月24日
  • エゴサ厳禁

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    ネタバレ

    相変わらず残った造り。人物のイラストがちょっと気持ち悪いけど、内容にマッチしているということか。展開的には、ちょっと驚きつつも、このページ数ではそう来る他ないよなと納得。あっという間に読めてしまうので、ライト層もとっかかりやすいと思う。

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    2026年07月23日
  • スフィアの死天使 天久鷹央の事件カルテ 完全版

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    ネタバレ

    小鳥遊と鷹央の出会いから始まる。
    結構初々しいし、鷹央の特性と小鳥遊の外科を辞めて内科に移ってきた訳もわかる。
    病院内で宇宙人から司令を受けたと沖田医師が殺され、沖田の娘が宗教団体にどっぷりつかり抜け出せない状況のため小鳥遊と鷹央が潜伏する。沖田の娘の所在と宗教団体の真実がわかるが医療的な要素は少なめ。沖田医師を殺した男の脳に異常があったことを発見した小鳥遊と鷹央が見つけた真実の方が驚き。蔵野医師の死に対する倫理観が分からなくもないが難しい所。

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    2026年07月23日
  • 時限病棟

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    ネタバレ

    仮面病棟の続編。
    リアル脱出ゲームのように謎を解いていき病院から脱出を目指すが、その中で拉致されたそれぞれの人物の秘密や関係性が明らかになっていく。
    タイムリミットがあるハラハラ感もあり、終盤になるにつれて話が面白くなっていった。
    拉致されてる人の性根が腐ってるのもあって、あまり同情することなくフラットな目線で物語を楽しめた。

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    2026年07月23日