知念実希人のレビュー一覧
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ネタバレ4.5 天久シリーズ18弾
面白かったー
1、水神様の祟り? 口から水が噴き出し、体中に手の跡が…
全身性エリテマトーデス。
2、猫に取り憑かれた少年
以前カッパを見たということで登場した少年が友達が猫に取り憑かれていると相談。
その子の目はまさに猫の目のよう…
網膜芽細胞腫という病気だった。
少年の母親は生活に困窮していたが、鷹央は息子の病気も見つけだし、母親に病院の事務員の就職を斡旋し、生活保護を受けるよう福祉も説明。 鷹央成長したなぁ、
3、小鳥遊の外科の師匠が登場。
しかし、師匠が急死、小鳥遊自身が死亡を確認し死亡診断書を作成。遺体焼却の際、焼かれた頭蓋骨の眉間に小さい穴と金属が溶けたようなものを小鳥遊は発見する。
師匠は殺されたのか? 自分の診断が間違っていたのか?
初手から妻の行動が怪しかったが、最後あんな大どんでん返しがくるなんて…びっくりした。
鷹央は真相に行き着くが、「正解のない問題」真相の答えは小鳥遊に委ねることに。
小鳥遊は警察に通報するのか? 葛藤し自分なりの正解に近い答えを導き出す。
最後の師匠からの絵葉書、最後師匠は亡くなったのか?自殺したのか?
切ない最後であった
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「天久鷹央」シリーズの長編第1作目(刊行順は4作目)。小鳥遊が初めて鷹央と会うところから始まる。
天才的だが社会性に欠ける鷹央と常識人だが空回りしがちな小鳥遊の、ホームズ&ワトソンを彷彿とさせるコンビのデビュー戦だ。いきなり宇宙人だの宗教だのとめちゃくちゃ面倒な事件に巻き込まれる小鳥遊には同情の念を禁じ得ない。
犯人探し以上に、病気や人体の仕組みが謎の核となる「診断ミステリ」という独特のジャンルを創出した知念実希人は流石という他ない。読みやすいライトな文体でありながら提示される謎の質は極めてハードという「キャラ立ち」と「本格ミステリ」の絶妙なバランスが、既存の医療ドラマにはない心地よさを生んでいる。また鷹央の特性は天才性として描かれているが、同時に組織内での孤立やコミュニケーションの障壁も描かれており、発達障害の社会受容という現代的な社会課題を含んでいる。相変わらず面白い。まだまだ未読のシリーズがたくさんあるので楽しみだ。 -
Posted by ブクログ
知念実希人さんの『死神』シリーズ第3弾!
そして最終巻で、主人公は1.2弾で登場したゴールデンレトリバーのレオと黒猫のクロの2匹!
最初から最後まで楽しんで読むことができました!
人間界の地上におりて地縛霊になるのを阻止するのがお仕事。
それぞれの人間関係が浮き彫りになって、途中で苦しくなる部分もあったけど、応援したくなる内容でした!
特にレオが担当した女性目線は辛いなって思う部分があったなぁ〜。
あの時の行動ってそういう事だったのか!ってなる場面が多くて、読んでいてとても面白かった!
もっとレオとクロの活躍を読んでいたいなと思いました!素敵なお話! -
Posted by ブクログ
面白かった!さすが知念さんというだけあって医療周りのリアル感がよく描かれています。連作短編的であり最終的に主軸となる連続殺人の解決へと切り込んでいくというモリモリ感ある作品です。各短編においてはキャラ設定や紹介がてら様々な要因によって整形を求める患者たちを相手に話は進んでいきます。個人的には連続殺人事件の解決云々より短編1話1話がよく出来ていてとても楽しんで読めました。神がかり的な整形技術、如何様にも顔を作り変える事が出来るという前提のもと、顔を変えた殺人犯は一体誰なのか?というメインの話しになるのですが、ここはどうしても登場人物が限られている以上、動機はさておき、割と推測が立てられやすかったかなという印象です。とはいえ総じて非常に読みやすかったですし、次の展開が気になるような作りになっていますので一気読み状態でした。知念さん作品、自分はやっぱ好きだなと思わせてくれる一冊でした。