知念実希人のレビュー一覧
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ネタバレ魅力的なキャラクターたちと巧妙なミステリーが組み合わさった、非常に楽しめる一冊でした。
特に、主人公の天久鷹央、小鳥遊優、鴻池舞の個性が光っており、物語に引き込まれました。
天久鷹央は、圧倒的な記憶力と鋭い推理力を持つ天才医師で、まるで写真のように物事を記憶できる能力が印象的です。
その一方で、空気を読むことが苦手で、人間的な感情に乏しいというギャップがあり、そこに人間味を感じて好感が持てました。
彼女の独特な言動には目が離せません。
小鳥遊優は、そんな天久の暴走を止め、物語の流れを整えるバランサー的な存在です。
彼の冷静で穏やかな性格は、強烈な個性のキャラクターが多い中で、安心感を与えて -
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【澄んだ愛憎】
最初の、ほんの小さなしこりが読みすすめるごとに大きく、粘着質な影のようにしつこく付いてくる。手が止まらない。読みすすめて終盤「まさか……」と思ってページをめくると予想はキレイに空振り、衝撃の事実が姿を現す。どんでん返しの先に涙も待つ、ボリュームたっぷりな本作。
ハートフルなミステリーは数多く見てきましたが、ここまで綺麗にそして飽きずに読めていく本はなかなかないなと。
クロネコや女性も多くでてくるのでライトな雰囲気かと思えば、真相周辺はダークネス極まりないものがあります。
一気読みで最高に気持ちよくなってほしい1冊!ストーリーも伏線回収もばっちり。ミステリー好きはぜひ読ん -
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短編ばかり最近読んでいたので、久しぶりの長編。
物語が深くて、数日楽しみが続くので、やっぱり長編が好き。
天才外科医である竜崎が凱旋帰国し、パートナーである桜庭と一緒に同時多発的に発生するがん(シムネス:架空の病気)を治療するため、オームスという最新医療機器・火神細胞を利用して闘う。
ただ最新医療機器に隠された闇があり、長年かけて実用化を目指す火神と対立。
竜崎が海外で手術をした時の暗殺者がやってきたり、最新技術+格闘ものがあって、どきどき・はらはら。
天才外科という物語はよくあるよね。
人の命を救うために闘うから、かっこよくみえる。
最新技術の臨床試験をそうそう簡単にできるのか
いろいろ -
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天久鷹央のお兄さんである翼が活躍する新シリーズ。こちらは完全に裏で危ない橋を渡ったりするお医者さんたちが出てきて、ハードボイルド(出版社曰く)寄りでした。
お兄さんも変人なんだね~。メンタル系に特化した天才という設定ですが、小説の中で活躍するのは、翼ではない。翼のいるクリニックに就職した、九十九勝巳という、事件に巻き込まれた武闘派で凄腕外科医です。ガタイが良くて武闘派で外科って、知念先生の理想なんだろうなぁ。お話の方はどんどん事件が展開していくので他の作品同様、読みやすいです。小鳥遊よりも、九十九のほうがあほっぽい書かれ方をしていました。お医者さんで、翼に気に入られる素養あるならもっとキレのあ -
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新型コロナウイルスの感染を抑え込むため、政府が初めて緊急事態宣言を発令したのは2020年4月7日。
未知のウイルスへの恐怖と、今後の生活はどうなってしまうのかと不安を感じていた頃のことを思い出して、あれから5年…と感慨深い気持ちになりました。
街から人が消え、ニュースで報じられる感染者数は日毎に増加し、ホテル療養、在宅勤務、三密回避など、様々な制限が重なる中で日常生活が一変していきました。
コロナ禍中、私にとって印象深かった出来事といえば、1回目のワクチン接種を受けた時のことです。自衛隊大規模接種会場で受けましたが、会場の案内と誘導が非常にスムーズで、内診をしてくれた先生も看護師さんも丁寧 -
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天久鷹央のお兄さんが登場する、新シリーズ?
精神科医の翼は、超人的な観察力で相手の考えていることを見破る。そんな翼が働くのは、VIPや訳ありの人たちの治療を行うクリニック。働くのは訳ありだけど、天才と呼ばれる人たちばかり。そこで働くことになったのは医療ミスを疑われ、大学病院を追われることになった勝巳。
院長の神酒の元で、働くスタッフたちの、ここで働くことになった経緯も気になります。
勝巳は、小鳥遊先生的な、いじられポジションでしょうかね。
妹も登場するけど、珍しくお兄さんに手玉に取られる姿が面白い。
途中で登場する先生の正体は、消去法でいくとあの人しかいないなと、気が付きます。今後も、