知念実希人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ天久鷹央シリーズ第八弾。
四年前、鷹央が研修医時代に死亡宣告をした男のDNAが
女性連続絞殺魔のDNAが一致した。
死亡した男の母親は、使者を復活させる新興宗教を信じていたため、
男の遺体を復活させるための墓地ならぬ「癒しの土地」に埋葬したとわかる。
四年前にも同様の犯行があり犯人は捕まっていなかったため、
男が生き返り犯行を再開したのか?と警察が鷹央の下にやってくる。
もちろん、鷹央は謎解きに乗り出す…。
DNAとくればキメラ、ぐらいの知識はCSIファンとして当然あったが、
頭部とその他の部分のDNAが違う、というような事例があるとは知らなかった。
犯行宣言は必要だったのかよくわからない -
Posted by ブクログ
Audibleにて。
医療サスペンスとミステリーの要素が絶妙に絡み合った一冊。
主人公である天才美容外科医、柊貴之(ひいらぎたかゆき)が、依頼者の心や顔を変える過程を通じて、真の美しさや人間関係の深さについて考えさせられた。
果たして顔を変えることが本当に幸せにつながるのかという根本的な問いが巧みに表現されている。
主人公の過去や依頼者の背景が絡むことで、単なるエンターテインメントに留まらず、より深いメッセージが浮かび上がる。
特に心に残るのは、依頼者たちの心の痛みや願いが鮮明に描かれているところ。
さまざまな人間ドラマが没入感を生み出し、わたしたち読み手に強いメッセージを伝える。
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Posted by ブクログ
ネタバレ天久鷹央シリーズ第七弾。
「聖者の刻印」では、小鳥遊だけでなく、
盲腸から復活した鴻ノ池も、なぜか詐欺師の杠までもが鷹央にこきつかわれていて、
大変そうだった。
対決したのは、カルトではなくカトリック教会、
しかもバチカンとは大物だなーと思ったら、偽物だったとは。
最初の「雑踏の腐敗」は謎解き(症状?)の部分も面白かったし、
渋谷という知っている場所が登場したのが面白かった。
患者の姉はOLとして働いているのに、
渋谷のマンションに住んでいる?というところから、
どこら辺という設定なのか気になった。
マンションから歩いて渋谷センター街まで15分ぐらい、
その後スクランブル交差点に行ってい