知念実希人のレビュー一覧
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ネタバレ天久鷹央シリーズ第十四弾。
熱帯夜に当直医を勤める小鳥遊と鴻ノ池のもとに緊急搬送されてきた男性は、
心肺蘇生の甲斐もなく、亡くなってしまった。
死因は凍死。
真夏の凍死、身元不明とあって、当然不審死として警察へ届けるが、
地元田無署から来たのはいつもの成瀬刑事ではなかった。
そのせいか、事件性は無いと押し切られ司法解剖することなく、
鷹央の視診で身元が判明したが、訪れた父親にも解剖を断られる。
当然、そのぐらいでは鷹央があきらめることはなく、
成瀬刑事を呼び出し、
被害者の自宅へ向かうが一足先に荷物を運び出されてしまっていた。
欲求不満の鷹央を救ったのは、偽コロンボこと桜井刑事。
いや、正 -
Posted by ブクログ
知念実希人さん著のシリーズ作『天久鷹央の推理カルテ完全版』の概要と感想になります。
概要です。
天才と呼ばれる人物は、たいていが変人である。天医会総合病院の統括診断部部長を務める天久鷹央は、今日も訪れた患者の謎解きに診断を下す。天久鷹央の部下で謎解きの助手役でもある小鳥遊(たかなし)は、天久鷹央に振り回されつつも、その日常になんだかんだ馴染んでいく。さて、今日はどんな診断が下るのか?
感想です。
アニメ放送と並行するつもりで読み始めましたが、想定より早く読み終えてしまいました(^_^;)
本作とアニメの展開が違っていたのは意外でしたが、原作の印象通りにアニメ化していそうかなと感じています♪ -
Posted by ブクログ
またまた、知念さん!
タイトルからして、ヤバい病気やって分かったから、ハンカチ持って、泣く準備!
(泣かんけどね。)
最先端の医療技術を磨くのも、人を救う上で大切やけど、もう治療も困難で、いかに最後まで、患者さんに苦痛を与えず(肉体的な痛みだけでなく、精神面も含む)ケアしていくのも大事やな。
でも、自分自身が頭に爆弾抱えて、いつそれが爆発して、お空に召されるって思うとどんな感じなんやろうな。きっと、私の場合、お空にそっぽをむかれ、地の底へ向かいそうなら気もしないではないけど。
研修で行くことになったホスピスで出会った脳腫瘍を患ったユカリ。大金持ちやけど、外の世界に怯え…
主人公は、借金か