あらすじ
謎の人体発火現象。
陰陽師の呪いに、挑め。
安倍晴明、蘆屋道満……そんな平安時代の陰陽師に連なる存在として、複数の大学が調査を行っていた呪詛師・蘆屋炎蔵。
だが、彼の墓を調べた研究者たちが相次いで体調を崩し、さらに翠明大学准教授が謎の焼死を遂げる。殺人か、呪いか。
皆が疑心暗鬼に陥る中で、鷹央は事件に潜む「病」を看破するが、それは新たな呪いの始まりでしかなかった……。
書き下ろし掌編「新しい相棒」収録。
出版社名「新潮社」より過去に配信された作品に加筆修正し、新たに書き下ろし掌編を加えた『完全版』となります。重複購入にはご注意ください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今作で鷹央が挑むのは『陰陽師の呪い』。
平安時代の呪詛師の墓を暴いた者は呪われる…?
そして、小鳥遊に最大のピンチが!
次々と謎が立ち塞がり、気になって一気読みでした!!
Posted by ブクログ
このシリーズにハズレ無し
阿保野啓ニ、声出して笑ってしまいました
いつものメンバーの活躍も読んでて楽しかった
この先も定期的に新刊が出ることに期待
陰陽師の話が出たついでに時代物の医者ミステリーとかも書いて欲しいなぁ
Posted by ブクログ
主人公のひとりが新しい愛車に御満悦なシーンを先に読んでいて、何かあったんだなあとわかっていたけれども、何が起きたのかイマイチわからなくて隔靴掻痒だったけれど、この話を読んで大納得した。なるほど、彼のお人好しが起因だったのね。
主人公ふたりの絆というか、関係がしっかりしたものになっているのが、あからさまになったこの話、でも色っぽい話にはならないのが素晴らしい。
毎度毎度、主人公のひとりが不憫なので、話は面白いのにどうにも★を五つ付けるのに抵抗を感じている。果たして、彼はいつになったら報われるのであろうか……最近、ミステリと物語の面白さもさることながら、下世話にそればかりを気にしてしまっている。
Posted by ブクログ
ちょうどアニメで、このエピソードを放送するとのことだったので、視聴前に読みました。アニメと原作違ったところはありましたが、原作を読んでいたので、私はアニメを楽しく視聴することができました。
このあらすじを読んだ時、名探偵ポワロの『エジプト墳墓のなぞ』をなぜか思い出してしまった。
安倍晴明、陰陽師や呪いなどの話が好きな人には面白い作品かもしれない。
Posted by ブクログ
今回もトリックが読めなく、ワクワクしながら読めた。
今回は化学要素が強かった。
鷹央に対する気持ちに向き合う小鳥遊が印象的で、2人の関係性が盤石になっているなと感じた。
だからといって、恋愛関係には持って行ってほしいとは思っていないが…笑
人体自然発火現象にしか見えない死に方というインパクトのあるものだが、トリック自体はシンプル。
すべてが解明されるまでの展開が目まぐるしく、最後まで一気読みした。
Posted by ブクログ
アニメでサラッと観たやつだったからどんなふうになるのかはわかっていたけど楽しめて読めました。
鷹央先生と小鳥先生が恋人関係になるのはあんまり望んで無いけど2人の関係性がちょっと変わってきた回かなぁと思いました。
Posted by ブクログ
陰陽師の呪い・・・、人体発火現象・・・
なんとも謎の多い話でかなり読み応えがありました。
やはり、天久鷹央と小鳥遊とのやりとりは面白くいい塩梅になっています。
陰陽師の墓荒らしによって自然発火事件を頻発する・・・
内容的に呪いと感じてますが、何かしら理由があると思うと科学の力ってすごいってなります。
書き下ろしの「新しい相棒」もいろいろな視点で楽しめるのも良かったです。
このシリーズものは個人的にかなりおすすめです。
Posted by ブクログ
犯人が誰かというよりはどうやって?が気になる1冊。
この春から、この天久鷹央シリーズがドラマ化されるらしいが、鷹央役が橋本かんなって、なんかイメージ違う気もするが、まあ、かんなちゃんは実生活ではかなり傍若無人らしい(マネージャーがすぐ辞めるとか)から、そういう面では適役。なのか??
Posted by ブクログ
大事な相棒が…可哀想に。
相変わらず予想もできないオチでびっくり。ちょっと現実味はないけどこれはこれで楽しめるし、何より2人の距離が少しずつ縮まっているのが微笑ましい。
Posted by ブクログ
今回は長編
第1章が終わった時点で
事件解決で次の短編と思いきや、
まだまだ続く…
今回は鷹央先生も
頭を悩ませてました。
自然発火の原因で
病気とか診断を下す系ではないからか?
でも、リンで発火は、
鷹央先生なら思いついても良さそう
コトリ先生は、
相変わらず春が来ない
しかもRX-8を買い替えることになるとは…
車両保険で賄えないのかな?
Posted by ブクログ
平安時代の陰陽師の蘆屋道満の呪いで人が焼き殺される謎に挑むタカタカコンビ
警察からも容疑者扱いされ、謎解きのヒントも掴めないまま、追い詰められていくという展開。
小鳥遊先生の恋の行方も気になりましたが、元の鞘に収まって、少し残念な気持ちも。
鴻ノ池がオトコマエ過ぎて頼もしい。
おまけの「新しい相棒」は、小鳥遊先生と車の切っても切れない関係も良かったですが、今後も鷹央にいいように使われるのでしょうね。
Posted by ブクログ
面白かったです
何となく犯人の目星はついてたけど、動機がつかみきれなかった。人体発火の原因もわかんないし...
でも最後は綺麗に終わったのでスッキリした
おまけの相棒の話、これからに繋がるサイドストーリーとして面白かったです。
続きが楽しみ
Posted by ブクログ
オーディブルにて。
今回は平安時代の墓にまつわる焼死などの呪いについて。
医療要素は勿論あるんだけど、第6冊目ぐらいからアクロバティック要素というかコナン映画のような非日常感が増えてて、個人的にはうーん…。
日常的な医療ミステリーがいいんだけど、それじゃあ盛り上がりに欠けるから…?
鷹央先生と小鳥遊先生の関係性への気付きは芽生えつつ…な一冊。
Posted by ブクログ
「天久鷹央の推理カルテ」シリーズ9
時を超えて、陰陽師の呪いが現代に降りかかる!
平安時代に暗躍した呪詛師の墓を暴いた大学の研究者にその呪いの魔の手が差し迫る。
ある者は体調を崩し、またある者は精神錯乱状態になり、またある者は火事で亡くなることとなる。
調査に乗り出したタカタカペアは、体調不良の原因を解明するも、3人とも炎に包まれることとなる。
なぜ燃えたのか、小鳥遊に容疑がかかる中、鷹央の頭脳がショートしつつもフル回転で真相を詳らかにしていく!
小鳥遊が赴任して10ヶ月。
小鳥遊の愛車RX8が燃えてしまうのがこの回です。