【感想・ネタバレ】神のダイスを見上げてのレビュー

あらすじ

2023年10月、小惑星ダイスが地球に接近。人類滅亡の恐怖に世界が混乱する中、亮の姉・圭子が殺された。残された5日間で復讐を決意した亮は、謎の同級生・美咲の助けを得て、犯人を追うことに。しかし亮や周囲の人間が狙われ、謎は深まり続ける。姉の死の真相と、亮が終末に目にする光景とは? 感動止まらない、青春と絶望のカウントダウン・ミステリー!

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小惑星が衝突して世界が終わってしまうまでに姉を殺した犯人を探すという設定からこの物語は面白そうと思い、手にとってみたら読む手が止まらなかった。やっぱり知念さんの作品は物語の展開が面白い。

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2024年10月18日

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SFチックでしかもミステリー付きヒューマン物語。ページを捲る手が止まりませんでした。とても面白い作品です。

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2024年09月20日

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ネタバレ

小惑星が衝突して人類が滅亡する。そんな時に姉が殺された。衝突するまでの少ない時間で弟は姉殺しの犯人を探します。

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2024年06月18日

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高校生の生きづらさみたいなのが、リアルに描かれていた。それでもストーリーは重くて、最後までどうなるか予測不能で楽しく読めた。ミステリー要素もありつつ、2人の関係性にも着目して読み進めることが出来た。

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2024年06月14日

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ネタバレ

犯人が2転3転するのが面白かった。
ダイスの結末を、ラスト読者に委ねるのが粋だった。
他の知念実希人作品も読んでみようと思う。

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2024年03月27日

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面白かった。
ダイスはどうなったのか、人は最後に本性が現れる。私も最後は家族といたい。
複雑な想いが人を狂わせる、たった一人の肉親の姉さえも。最後の最後に分かる。この作者の作品は最後まで本当にわからない、そこが面白い。

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2024年02月16日

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小惑星ダイスが地球に、衝突するも知れないという事態に。姉を何者かに殺された弟、亮は残り数日の内に犯人を見つけて復讐しようとする。
カテゴリは、ミステリとしたが、青春小説でもあり、また設定からはSFでもある。登場人物の1人、四元美咲のセリフに、勝手に綾波レイの声をあてて読んでいた……。

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2025年11月22日

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んーー、凄い。
医療・病院が舞台のミステリー作家という認識だったけど違った。
小惑星が地球に追突?地球最後?と架空の物語だけどそれに翻弄されていたりいなかったり?
人間模様と心の移ろい、とにかくずっと翻弄された!
映画化決定!!

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2025年09月26日

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ネタバレ

ストーリー構成は良かった。
序盤は謎解きのために行動し、翻弄され、終盤に差し掛かるにつれて集めたピースが繋がっていき、最後はさらに上をいく結末を迎えるという展開は王道でも十分楽しめた。
四元美咲という存在も良かった。漆原亮に心を開き、友達と言える関係性になっていくまでの言動の変化は、シンプルに「良い関係性を築けて良かったね」と思えた。
一方で、下記2点ほど疑問を感じた。
①なぜ漆原亮は雪乃と付き合ったのか
いくら姉が特別だからと言って恋人を作ってもおかしくはないが、姉が大好きなら恋人を作る必要はなかったのでは?とも思った。
②姉・圭子と恋仲になったのはなぜか
家族が実質二人きりになったことで普通の家族よりも異なった関係性になることはわかるが、だからと言って男女の関係(一歩手前)になるのはわからない。小説(そういう設定)だからと言えばそれまでだが、なんとなく腑に落ちなかった

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2025年06月15日

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小惑星ダイスが地球に接近
衝突するのかしないのか
混乱の5日間
という異常事態のなかでの
高校生のラブ青春ミステリー…

と思ったら
人は殺されるは
変な団体はでてくるは
国会議事堂、首相官邸は取り囲まれるは
なんだか青春っぽくない

意外な犯人に驚き!も

主人公を助ける
少しだけしか登場しない大人も素敵

会話部分の展開が作者のセンスを感じる

次も知念作品かも



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2025年04月23日

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またまた、知念さん!

よくある隕石落下もんかと思えば、落ちてくるの確定やないと。
五分五分って、これはこれで、ツラい!
投げやりにもなれんし、なりたくもなるし。

まぁ、普通は、最悪考えるから、みんな荒れるわな。
小惑星落ちてくるのを「裁きの刻」とか言って、何か、カルト化してる人達もいる。

その中で、仲良く2人で生きてきた姉弟の姉が殺される。今は、小惑星のせいで、警察役立たんし、自ら犯人を!
小惑星が落ちて来て死ぬんでなく、痛みを感じて貰う!
犯人は?
小惑星は?

大どんでん返しあるけど、何となく分かりそうな…悲しいけど…

こういう、生きるか、死ぬかの極限状態になると、自分はどうするんやろ?

宗教に走るんかな?
誰かと静かに過ごす?
暴れる?

そや!小惑星落ちる間際は、
  大スクリーンでこの映画が観てよ!これや!

 「ディープ・インパクト」

映画ぐらいは、希望アリで!

まぁ、誰かにお布施もしとこか!w

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今週末は、
映画館行くことなく、ネトフリ!

「鬼ゴロシ」

殺し屋、家族あるから、や〜めよ!は甘いのか…
自分も半殺しに会い、もう再起不能。
で、
12年後、復活!& 復讐!
ここからは、血ドバドバの世界!
何か、復讐される側は、色んな屁理屈言ってるけど、お構いなく、バンバン殺します!
もう、殺す場面しかないぐらい!

ラストは、やっぱり、悪を成敗!
内容より、殺しなと、戦闘アクションを楽しむものなのかも?

生田斗真さん、熱演してた!血みどろで!!

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2025年03月02日

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終盤まで真相が分からず
なかなか面白かった!
教会の牧師が何かカギになるのかと
思ってたら期待外れでしたぁ~。

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2024年07月28日

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地球にダイスという小惑星が衝突するかも知れないという5日間を姉を殺された漆原亮の復讐と友情と様々 入り交じった日々を描いている。誰からも憧れる姉、その裏の顔。そして、ひとり孤独な四元美咲と母親との確執。亮と姉は、父親から虐待を受け姉の亮に対する愛情は偏執していく。美咲の母親も、美咲を自分のからだの一部のような扱いをしていく。姉を殺した犯人を詰めていく間に姉の真実、四元の苦悩、様々な人の本質に触れていく。地球が人類が滅亡の危機にある5日間。その間の人間模様が目まぐるしく、さて、地球は破滅したのか、それともダイスはそれたのか、それは読む側に委ねられたのか

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2024年07月07日

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⭐︎3.3くらい。
登場人物全員に全く共感ができない
けど
設定はとても面白く(私好み)
展開も二転三転と真相も予測不能で
ページが進み、読んでて楽しめたので
⭐︎4つけました。

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2024年03月28日

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これまた面白い。
知念実希人さんの作品はこれで2回目、屋上のテロリストとはまた一味違った雰囲気のこの「神のダイスを見上げて」は、人間の汚いところをまとめたような話だった。まさかシスコン、ブラコンの行き過ぎた話とは、、、
なんとなくあらすじを読んだ時からお姉さんが犯人なのは予想がついていたが、やはりそこまでの過程、時間が面白い。登場人物の役目も素晴らしい。
特にいいなと思ったのは、刑事である岩田さん。全ての事に疑いをかけていた彼女が、1番初めに出会いまず容疑者から外した人間に殺されたのは、読み手をいい意味で裏切るというか、岩田さんの落ち度というか、、、物語として面白かった。
今回読んでいて少し引っかかった、、と言うよりはなんか納得が行かないまでは言わないが、、私の想像と違った部分があった。それは主人公である亮が1度銃で人を打ってしまったこと。最後あの展開にするのであれば、あの場面では打つべきじゃなかったと思う。
あとはあの自衛隊。いやーなんか最後いい展開にするための道具にしか見えなかった。あそこだけはちょっともったいない気がする。
ここからはバットエンドが好きな私の想像話になってしまうが一応ここに書いて記録しておく。私の望む展開はこうだ。最後の公園であの女を打つ、山に行こうとするが間に合わない、さらに四元が仕掛けた小細工ではダイスを見ることなく死ぬ。こうすれば納得いかなかった1度銃を使ってしまったことも違和感を持たなくなる。いきなり出てきた真面目でお人好しなあの自衛隊だって必要なくなる。全ては亮が選択を間違えたせいで起こった事件でまとまりがつく。人間の醜い部分が集まった事件となる。まあ私の妄想話だけど、、
なんか上から目線っぽくなってしまったが、やっぱりこの作者の作品は面白い。この題材で書こうとするのがやばい。想像力の塊だね。今度もこの作者の本を手に取ろうと思うよ。

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2024年01月19日

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ネタバレ

知念実希人先生のミステリー小説。
今回は小惑星ダイスが5日後に迫っている中で姉を殺された犯人の正体を暴くべく同級生の美咲とともに真相を追っていくストーリー。
ダイスが迫る中で、ぶつかるかどうかという所が不明瞭なため、段々と世界の秩序が壊れていくという背景で、倫理観や性格がかなり異常な人たちが更に狂っていくのがとても怖く、恐ろしいなと思いました。
ミステリーの謎としては、犯人の正体が二転三転して、誰が犯人なのかがわからない状況で、残り数十ページまで真の黒幕が誰か分からないのがとてもハラハラさせられて面白かったです。黒幕の真の目的も極限状態の中での些細なボタンの掛け違いで、起きた哀しい、かつ狂っている理由で、とても面白かったです。
最後がどうなったのかは、今回のタイトル通り読者にすら分からない「神」でしか分からないというのが、良い幕引きだとおもいました。

最後にこの小説をアニメ化したときの自分なりの声優陣を紹介しますので読む参考にしてください。
漆原亮:松岡禎丞
四元美咲:千本木彩花
鳥谷正人:島崎信長
日下部雪乃:東山奈央
岩田千秋:小松未可子
宮本小百合:上坂すみれ
魚住健二:熊谷健太郎
串崎刑事:中博史
東雲香澄:大橋彩香
小田桐誠明:井上和彦
漆原圭子:茅野愛衣

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2024年01月08日

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隕石落下による終末を迎えつつある世界で、姉を殺された弟が復讐を誓い犯人を追っていくお話。個人的に終末ものは好きなので楽しめた作品。読んでいてなんだか実際に終末にいるような感覚になりました。

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2023年11月17日

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隕石が地球に衝突して、世界が滅びる。残された日々の物語で、果たしてこの設定は必要なのかとも思ってました。でも、この設定だからこそのストーリー展開、そして最後の最後まで誰が…なのか分からなくてやっぱり面白かったです。

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2023年09月01日

匿名

購入済み

ダイスに惑わされる人々

ダイス、神の意思に惑わされる人々がとても面白い。
日本人の隠れている本能がダイスが近づくにつれて顕になっていく様子がリアルな様に感じた。

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2023年06月21日

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ネタバレ

サービスアパートの図書室で借りた。
2023年10月、小惑星ダイスが地球に接近。人類滅亡の恐怖に世界が混乱する中、亮の姉・圭子が殺された。残された五日間で復讐を決意した亮は、謎の同級生・美咲の助けを得て、犯人を追うことに。しかし亮や周囲の人間が狙われ、謎は深まり続ける。姉の死の真相と、亮が終末に目にする光景とは?

姉殺しの犯人は見つかったと思いきや。
「小惑星が落ちてくる裁きの刻までの時間、弟の彼女から弟を取り戻したくて、自分を殺させた」というのが真相。
自分のこと以外を考えられなくするために。
執着心がこわいよー!異常だよ…。

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2025年09月21日

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文章の構成が好き。始まりと終わりのタイプはとても好みだった。
所々に伏線が貼ってあったなあと読み終わった段階で思い出せるくらいにはしっかりと描かれていて読んでて楽しかった

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2025年08月05日

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ネタバレ

5日後に小惑星ダイスが地球に迫ってくるなかで、世界が終わる前に姉の殺人犯に復讐しようとする話。地球が滅亡するかもしれないと混乱に陥る世界での主人公やその周りの人々の心情が後半につれて面白くなっていった。主人公が高校生というのもあって青春ならではの葛藤も描いており、知念実希人先生の作品では新鮮だった。その分ミステリー要素はちょっと少なめ。

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2025年01月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小惑星「ダイス」が地球に衝突する前に姉を殺した殺人犯を見つけようと弟が暴走する話。表紙の美しさに惹かれて読んだ。初めての知念実希人作品。思い込みの激しい主人公がかなり感情的に突き進む話だった。危ないからこいつに銃持たせちゃダメだ。謎解き要素は薄め。『此の世の果ての殺人』に近い設定だけど、こっちは対象年齢が低めに設定されているような印象を受けた。ラストの3行が好き。

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2025年01月01日

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小惑星ダイスの衝突で地球が滅亡するかもしれない。
ノストラダムスの大予言を思い出してしまいましたが、あの時はわりと平和というか楽観的な空気でしたね。
人間は空気に流されるものなので、この作品のように危機感を煽られたら、世界は混乱するのかな。

地球滅亡まで、残された時間は5日間。
主人公は、姉を殺した犯人への復讐のために生きることを選ぶ。
残り時間が少ないからこそ、大切な家族のために時間を使いたい。
たった一人の家族を失った人間に、怖いものはないのかもしれない。

限られた時間だからこそ、その思いを遂げてほしいとも思ってしまいましたが、途中で犯人には気が付きました。
ただ、その動機がわからなくて。
すべてがわかったときには、なんともやるせない気持ちになりました。

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2024年11月22日

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ミステリー的には面白かった
極度のブラコンとシスコンであることはわかったけれど、なぜお互いそんなに…?という感が拭えなかったし、登場人物の人物関係もいまいち謎が多くてしっくりこなかった

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2024年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

度を超えた姉弟愛の話
主人公が姉と自分のために全力を尽くす数日間を描いている。
鍵となる姉については、消えてしまいそうな危うさと、どこか妖艶な雰囲気を持ち合わせているという印象を受けた
映像化するとしたら、誰が演じるか想像がつかないなと思った

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2024年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まさかの、姉がラスボスか。狂ってるけど、病気で狂ってるのか、元々狂っていたのか。宗教の話が出てきてから、一気に胡散臭いなって思ったけど、まさか姉がラスボスとは。。
姉メインの話があれば読みたい。

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2024年03月13日

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普通ではない日常と、普通ではない人間たち。
全体的に話がどんどん進み飽きずに読めたけど、特に終盤はちょっと気落ちしたように思う。
ミステリーってほどでもなく、医療要素もほぼなく、感動ストーリーでもなく、変わったストーリーだった。

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2024年02月26日

Posted by ブクログ

直径400キロの隕石が地球にぶつかる可能性があるなか、姉を殺された弟は犯人に復讐するため犯人探しをする

ストーリーはすごくおもしろかった
地球滅亡間近での国民のパニックは想像しやすいし精神面で不安定になるのも納得できる、リアルなSF

しかも地球滅亡は背景でメインは弟の復讐

個人的にエンディングの点数はまぁまぁだったけど、エンディングまでとエピローグはすごくよかった

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2024年01月11日

Posted by ブクログ

地球滅亡の危機の混乱の中、最愛の姉が殺され、弟は自分の手で犯人を殺そうと復讐に燃えるお話。

知念さんのファンで他にも読んでますが、私の中では微妙かも。いっちゃってんなーって印象しか無い。どいつも笑

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2023年12月14日

Posted by ブクログ

ちょっといまいち
いろいろ設定に納得できないところがあって、世界観に入り込めませんでした(笑)

小惑星ダイスが地球に衝突し、人類が滅亡するかもしれないという時に起きた殺人事件の真相を追う物語。
殺されたのは、主人公の亮の姉の圭子。
衝突日まで残り5日間で復讐を決意した亮は、謎の同級生の美咲の助けを借りながら犯人を追います。
しかし、真相を探るべく出会った人々も殺害されることに。
圭子の死の真相は?
という展開です。

ダイスが衝突するかしないかという微妙な設定はよいですが、姉の復讐を果たすべく、亮の行動はどうなの?っていうところが引っ掛かります。
この男は完全にシスコン(笑)
姉と一体どんな深い関係があったの?と思いますが、その辺はサラリとかわされています。
一方、調査していくことで明らかになる姉の圭子の真実。
そして、最後明かされる姉の死の真相。

ダイスパニックに陥る人たちの、「最後の一日をどれだけ大切な人と過ごすのか?」
が大きなテーマなのだとは思います。
それが殺人にまで至るのは...

裏表紙には「感動が止まらない、青春と絶望のカウントダウンミステリー」
と煽っていましたが、感動には至らずでした。

殺人ミステリーはおいておいて、もしこの設定があったなら、自分は最後の一日、最後の瞬間は誰と過ごすのだろう?過ごしたいのだろう?
そこはテーマとして受け止めました。

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2023年06月11日

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