【感想・ネタバレ】神のダイスを見上げてのレビュー

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ネタバレ

犯人が2転3転するのが面白かった。
ダイスの結末を、ラスト読者に委ねるのが粋だった。
他の知念実希人作品も読んでみようと思う。

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2024年03月27日

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面白かった。
ダイスはどうなったのか、人は最後に本性が現れる。私も最後は家族といたい。
複雑な想いが人を狂わせる、たった一人の肉親の姉さえも。最後の最後に分かる。この作者の作品は最後まで本当にわからない、そこが面白い。

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2024年02月16日

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⭐︎3.3くらい。
登場人物全員に全く共感ができない
けど
設定はとても面白く(私好み)
展開も二転三転と真相も予測不能で
ページが進み、読んでて楽しめたので
⭐︎4つけました。

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2024年03月28日

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これまた面白い。
知念実希人さんの作品はこれで2回目、屋上のテロリストとはまた一味違った雰囲気のこの「神のダイスを見上げて」は、人間の汚いところをまとめたような話だった。まさかシスコン、ブラコンの行き過ぎた話とは、、、
なんとなくあらすじを読んだ時からお姉さんが犯人なのは予想がついていたが、やはりそこまでの過程、時間が面白い。登場人物の役目も素晴らしい。
特にいいなと思ったのは、刑事である岩田さん。全ての事に疑いをかけていた彼女が、1番初めに出会いまず容疑者から外した人間に殺されたのは、読み手をいい意味で裏切るというか、岩田さんの落ち度というか、、、物語として面白かった。
今回読んでいて少し引っかかった、、と言うよりはなんか納得が行かないまでは言わないが、、私の想像と違った部分があった。それは主人公である亮が1度銃で人を打ってしまったこと。最後あの展開にするのであれば、あの場面では打つべきじゃなかったと思う。
あとはあの自衛隊。いやーなんか最後いい展開にするための道具にしか見えなかった。あそこだけはちょっともったいない気がする。
ここからはバットエンドが好きな私の想像話になってしまうが一応ここに書いて記録しておく。私の望む展開はこうだ。最後の公園であの女を打つ、山に行こうとするが間に合わない、さらに四元が仕掛けた小細工ではダイスを見ることなく死ぬ。こうすれば納得いかなかった1度銃を使ってしまったことも違和感を持たなくなる。いきなり出てきた真面目でお人好しなあの自衛隊だって必要なくなる。全ては亮が選択を間違えたせいで起こった事件でまとまりがつく。人間の醜い部分が集まった事件となる。まあ私の妄想話だけど、、
なんか上から目線っぽくなってしまったが、やっぱりこの作者の作品は面白い。この題材で書こうとするのがやばい。想像力の塊だね。今度もこの作者の本を手に取ろうと思うよ。

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2024年01月19日

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ネタバレ

知念実希人先生のミステリー小説。
今回は小惑星ダイスが5日後に迫っている中で姉を殺された犯人の正体を暴くべく同級生の美咲とともに真相を追っていくストーリー。
ダイスが迫る中で、ぶつかるかどうかという所が不明瞭なため、段々と世界の秩序が壊れていくという背景で、倫理観や性格がかなり異常な人たちが更に狂っていくのがとても怖く、恐ろしいなと思いました。
ミステリーの謎としては、犯人の正体が二転三転して、誰が犯人なのかがわからない状況で、残り数十ページまで真の黒幕が誰か分からないのがとてもハラハラさせられて面白かったです。黒幕の真の目的も極限状態の中での些細なボタンの掛け違いで、起きた哀しい、かつ狂っている理由で、とても面白かったです。
最後がどうなったのかは、今回のタイトル通り読者にすら分からない「神」でしか分からないというのが、良い幕引きだとおもいました。

最後にこの小説をアニメ化したときの自分なりの声優陣を紹介しますので読む参考にしてください。
漆原亮:松岡禎丞
四元美咲:千本木彩花
鳥谷正人:島崎信長
日下部雪乃:東山奈央
岩田千秋:小松未可子
宮本小百合:上坂すみれ
魚住健二:熊谷健太郎
串崎刑事:中博史
東雲香澄:大橋彩香
小田桐誠明:井上和彦
漆原圭子:茅野愛衣

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2024年01月08日

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隕石落下による終末を迎えつつある世界で、姉を殺された弟が復讐を誓い犯人を追っていくお話。個人的に終末ものは好きなので楽しめた作品。読んでいてなんだか実際に終末にいるような感覚になりました。

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2023年11月17日

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隕石が地球に衝突して、世界が滅びる。残された日々の物語で、果たしてこの設定は必要なのかとも思ってました。でも、この設定だからこそのストーリー展開、そして最後の最後まで誰が…なのか分からなくてやっぱり面白かったです。

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2023年09月01日

匿名

購入済み

ダイスに惑わされる人々

ダイス、神の意思に惑わされる人々がとても面白い。
日本人の隠れている本能がダイスが近づくにつれて顕になっていく様子がリアルな様に感じた。

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2023年06月21日

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追いつめられた人間の行動

人類の大半が滅亡してしまうという天体「ダイス」。ダイスが地球に衝突する「裁きの刻」までの5日間の物語。

主人公の高校生・亮(りょう)が、最愛の姉を惨殺した犯人に復讐するため、血眼になって奔走する。

 自分の命があと5日という世の中の様子を言い表した謎の男のセリフが印象的だった。
「ああ、面白いぜ。ダイスによって仮面が剥がれて、みんな本性をさらけ出しているからな。人間なんて偉そうにしているけど、一皮剥けば野生の獣と同じなのさ。普段、お上品に偉ぶっている奴らが取り乱しているさまは最高に笑えるだろ。本当に追いつめられた時こそ、そいつの本当の姿が現れるんだよ」

これまでに読んだ知念作品では、「まさか」と思った人物が真犯人だったこともあり、亮のクラスメート美咲に目をつけて読み進めたのだが……。極限状態にあって、はたして、彼女は周りがいうような「禁忌」なのか、それとも、「天使」なのか。

ミステリーとして、テンポがあり、ドキドキさせられ面白かった。さらに、「数日後に死ぬ」と言われたら、人は、愛する人のためにここまで狂ってしまえるものか、それはそれで大変だな、と感慨深い気持ちになった。

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2023年01月18日

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小惑星・ダイスが地球に接近する。誰もが恐怖と混乱に陥る中、主人公である亮の姉・圭子が無惨に殺される。残された時間で自分の手で犯人への復讐を誓った亮。こちらまで不安になるけど読むのをやめられない。ノンストップ・カウントダウン・ミステリー。

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2023年01月02日

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近未来の設定。数日後には地球が滅亡するかも?という状況。
姉を殺された、高校生の弟が犯人に復讐を誓う。
犯人を追う中で、別の殺人事件が起きて、弟は疑われる。
終末の青春劇でもあり、ミステリーでもある。
とても面白かった。

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2022年10月06日

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全体的に面白く読みやすかった。主人公のシスコンも特に気にならないまま読み終えることができた。四元の不思議で何を考えているか分からない性格に惹かれていった。最後もリドルストーリーで色々想像できてとても面白かった。

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2022年08月04日

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個人的に孤独そうな女の子が一番好き。何を考えてるか分からないキャラクターってどこか惹かれるとこがあるから、主人公もそんな感じだったんじゃないかと勝手に共感(╹◡╹)ミステリーは苦手なジャンルだけどこれぐらいの軽さだったら面白く読めて助かる!

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2022年07月10日

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全体的に読みやすかった。
岩田が殺されたところまでは入り込めて読めたけど、そのあとからはうーんって感じだった。
犯人は分かったけど、なんかパッとしなかったなあ。

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2022年07月03日

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ネタバレ

度を超えた姉弟愛の話
主人公が姉と自分のために全力を尽くす数日間を描いている。
鍵となる姉については、消えてしまいそうな危うさと、どこか妖艶な雰囲気を持ち合わせているという印象を受けた
映像化するとしたら、誰が演じるか想像がつかないなと思った

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2024年05月04日

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ネタバレ

まさかの、姉がラスボスか。狂ってるけど、病気で狂ってるのか、元々狂っていたのか。宗教の話が出てきてから、一気に胡散臭いなって思ったけど、まさか姉がラスボスとは。。
姉メインの話があれば読みたい。

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2024年03月13日

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普通ではない日常と、普通ではない人間たち。
全体的に話がどんどん進み飽きずに読めたけど、特に終盤はちょっと気落ちしたように思う。
ミステリーってほどでもなく、医療要素もほぼなく、感動ストーリーでもなく、変わったストーリーだった。

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2024年02月26日

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直径400キロの隕石が地球にぶつかる可能性があるなか、姉を殺された弟は犯人に復讐するため犯人探しをする

ストーリーはすごくおもしろかった
地球滅亡間近での国民のパニックは想像しやすいし精神面で不安定になるのも納得できる、リアルなSF

しかも地球滅亡は背景でメインは弟の復讐

個人的にエンディングの点数はまぁまぁだったけど、エンディングまでとエピローグはすごくよかった

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2024年01月11日

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地球滅亡の危機の混乱の中、最愛の姉が殺され、弟は自分の手で犯人を殺そうと復讐に燃えるお話。

知念さんのファンで他にも読んでますが、私の中では微妙かも。いっちゃってんなーって印象しか無い。どいつも笑

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2023年12月14日

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ちょっといまいち
いろいろ設定に納得できないところがあって、世界観に入り込めませんでした(笑)

小惑星ダイスが地球に衝突し、人類が滅亡するかもしれないという時に起きた殺人事件の真相を追う物語。
殺されたのは、主人公の亮の姉の圭子。
衝突日まで残り5日間で復讐を決意した亮は、謎の同級生の美咲の助けを借りながら犯人を追います。
しかし、真相を探るべく出会った人々も殺害されることに。
圭子の死の真相は?
という展開です。

ダイスが衝突するかしないかという微妙な設定はよいですが、姉の復讐を果たすべく、亮の行動はどうなの?っていうところが引っ掛かります。
この男は完全にシスコン(笑)
姉と一体どんな深い関係があったの?と思いますが、その辺はサラリとかわされています。
一方、調査していくことで明らかになる姉の圭子の真実。
そして、最後明かされる姉の死の真相。

ダイスパニックに陥る人たちの、「最後の一日をどれだけ大切な人と過ごすのか?」
が大きなテーマなのだとは思います。
それが殺人にまで至るのは...

裏表紙には「感動が止まらない、青春と絶望のカウントダウンミステリー」
と煽っていましたが、感動には至らずでした。

殺人ミステリーはおいておいて、もしこの設定があったなら、自分は最後の一日、最後の瞬間は誰と過ごすのだろう?過ごしたいのだろう?
そこはテーマとして受け止めました。

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2023年06月11日

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ネタバレ

読みやすかった。
結局自殺か~って感じ。
ダイスも当たったから読者任せなのもな。
知念さんの作品なのにこんなもんなって感じ。

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2023年05月19日

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知念さんの他の本を読んで面白かったので、これにも挑戦。
隕石が落ちてくるという異常事態×殺人事件の犯人探しという異色のミックス。その発想がまずすごい。
ミステリーについては他の作品同様のドンデン返しを期待していたけれど、この本に関しては予想できてしまった。ちょっと残念。

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2023年05月04日

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小惑星ダイスが地球に衝突し人類が死に絶えるのか、かすめるだけなのかが決まる『裁きの刻』まであと五日。最愛の姉さんが刺殺され、警察はまともに捜査もしてくれない混乱の中、犯人を見つけ出し殺すと誓う弟。

5日間という限定された期間、テンポよく捜査も連続殺人も進んでいき、謎も解け、青春劇もあって、面白かったです。後は、裁きの結果を待つだけ。

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2023年05月04日

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あと数日で超巨大隕石が衝突して人類が滅亡するかもしれない状況のなか、唯一の家族である姉を殺害された少年が僅かな残り時間の中で復讐を決意する。
犯人は予想の範囲内で、かつラストが不完全燃焼でしたが、複雑な事情を抱えながらも素敵な女の子である同級生の四元のおかげで良い印象で読み終えることができました。

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2023年03月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 全体的にスピード感があっておもしろかった。
 ただ最後の方は犯人候補が二転三転して、それが面白さではあるんやろうけど自分の中でついていけてない感があった気がする。
 実際にお姉ちゃんを刺した人がそれまでにちょっとだけ出てきただけの人でそこまで印象強くない人やから、衝撃はありつつもその人の情報がなさすぎてお姉ちゃんの指示に盲目的に従ってたってゆうのの納得がいきにくかった。
 四元との友情が深まっていくところとか、四元が亮と関わっていくうちに徐々に表情が豊かになっていく様子とかはなんか好きな感じだった。

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2023年01月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

隕石が降ってくるまでに事件を解決しなければいけないという舞台設定はいいと思う。科学的な実現性は微妙だけれど。

主人公が高校生だから仕方ないにしても、とにかく短絡的。すぐに犯人だと決めつけて銃をチラつかせるのはいただけない。

実行犯は男だと思っていたので予測がつかなかったけれど、姉が黒幕だろうというのが最初から滲み出ていたのでそんなに驚きはなかった。老若男女魅了する姉、どれだけ魔性の女なのか…。近親相姦(未遂)あり、レズあり、ヤンデレありと性の多様性を見せつけられた。

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2023年01月27日

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ダイスという小惑星が地球に激突するかもしれない。もしくは再接近するがそれるかもしれない。その中で姉が殺された。パニック状態の中その事件を弟が追う。最後の日、女の子と一緒にダイスの行方を見ている。

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2022年12月08日

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小惑星ダイスが地球に接近、小惑星は質量を変えながら近づいてくる為、衝突するかどうかは不明で神の裁きに委ねられる。始まりは感動の物語かと楽しみを胸に読み始めた。

高校生の漆原亮が主人公。ダイスが迫り来る中、亮の姉圭子がナイフで胸を刺されて殺された。花壇で全裸で発見された。姉は、亮にとって唯一の家族、“世界そのもの”だった。付き合っている雪乃もいるがどんな設定だろう。姉を殺した相手をダイスが激突するまでに亮は裁きを与えるために、クラスの禁忌と言われている四元美咲に連れられ拳銃を手に入れる。

亮が調べを進めていく中、姉のスマホからメールにより誘われていく。そしてそこで殺人が起こっていく。誰がメールを送ってくるのか?謎が深まる。
カルト教団賽の目のメンバーと姉の関係は?謎が深まる。
亮と共闘する刑事の岩田の目的は、本当に犯人を挙げて本庁に行く事なのか?謎が深まる。
四元美咲の人間観察力がうまく表現されている。四元は何を考えているのか?敵なのか味方なのか?謎が深まる。
人それぞれが最後の時の迎え方を持っている。
ダイスによって人の仮面は剥がれ、本性が出る群衆、実際にあり得る事かもしれない。

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2022年11月09日

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小惑星「ダイス」が地球に接近している。
衝突まで後5日。
そんな時、最愛の姉が殺される。
亮は姉の敵を討とうと犯人を捜しまわる。

最後の日。
亮はクラスメートの女性と一緒に、接近するダイスを見ている。ダイスは地球に衝突するのか・・・


この作品を読んで、ずーっと昔に読んだ小松左京の本を思い出した
隕石だったか、ミサイルだったか、覚えていないのだが・・・日本に向けて接近するものがあった。人々は恐慌に陥るが、それは日本には落ちず人々は狂喜する。
しかし、空の向こうからもう一つ接近してくるものがある事に誰も気が付いていなかった。

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2022年10月23日

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❇︎
惑星が大接近し人類滅亡が囁かれる中、
たった一人の家族である姉[圭子]が殺害される。

犯人に誘き寄せられて死体の第一発見者に
なった弟[漆原亮]は、最愛の姉を殺した犯人を
人類滅亡までに見つけ出して復讐することを
心に誓う。

犯人を探す中、まるでピースを埋めるように
徐々に現れる関係者たち

疑いをもった人ほど白で、味方に見える人ほど
限りなく黒に見えて疑心暗鬼に陥りながらも
姉の死に関わったであろう人間の足跡を辿る。

惑星衝突のカウントダウンという限られた
時間の中で、歪んだ人間心理が徐々に明らかに
なっていく。

姉を殺した犯人は一体誰なのか。
主人公の裏をかき、翻弄し、揺さぶられ続けた
最後にたどり着いたた結末は。

単純に姉を殺した犯人への復讐劇ではなく、
惑星衝突という外的要因が外堀を埋めているので、
時間との勝負という条件が話にスピード感を持たせ
読む側も追われるようにページぎ進みます。

目に見える顔と見えていない顔、人の顔って
幾つもあるなと改めて想像しました。

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2022年09月29日

Posted by ブクログ

ストーリーに惹かれてどんどん聴いたけれど。主人公のシスコンっぷりには、引いてしまった。もっと、爽やかキャラなら良かったのにと思う。

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2022年07月10日

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