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Posted by ブクログ
知念実希人先生のミステリー小説。
今回は小惑星ダイスが5日後に迫っている中で姉を殺された犯人の正体を暴くべく同級生の美咲とともに真相を追っていくストーリー。
ダイスが迫る中で、ぶつかるかどうかという所が不明瞭なため、段々と世界の秩序が壊れていくという背景で、倫理観や性格がかなり異常な人たちが更に狂っていくのがとても怖く、恐ろしいなと思いました。
ミステリーの謎としては、犯人の正体が二転三転して、誰が犯人なのかがわからない状況で、残り数十ページまで真の黒幕が誰か分からないのがとてもハラハラさせられて面白かったです。黒幕の真の目的も極限状態の中での些細なボタンの掛け違いで、起きた哀しい、かつ狂っている理由で、とても面白かったです。
最後がどうなったのかは、今回のタイトル通り読者にすら分からない「神」でしか分からないというのが、良い幕引きだとおもいました。
最後にこの小説をアニメ化したときの自分なりの声優陣を紹介しますので読む参考にしてください。
漆原亮:松岡禎丞
四元美咲:千本木彩花
鳥谷正人:島崎信長
日下部雪乃:東山奈央
岩田千秋:小松未可子
宮本小百合:上坂すみれ
魚住健二:熊谷健太郎
串崎刑事:中博史
東雲香澄:大橋彩香
小田桐誠明:井上和彦
漆原圭子:茅野愛衣
Posted by ブクログ
度を超えた姉弟愛の話
主人公が姉と自分のために全力を尽くす数日間を描いている。
鍵となる姉については、消えてしまいそうな危うさと、どこか妖艶な雰囲気を持ち合わせているという印象を受けた
映像化するとしたら、誰が演じるか想像がつかないなと思った
Posted by ブクログ
まさかの、姉がラスボスか。狂ってるけど、病気で狂ってるのか、元々狂っていたのか。宗教の話が出てきてから、一気に胡散臭いなって思ったけど、まさか姉がラスボスとは。。
姉メインの話があれば読みたい。
Posted by ブクログ
全体的にスピード感があっておもしろかった。
ただ最後の方は犯人候補が二転三転して、それが面白さではあるんやろうけど自分の中でついていけてない感があった気がする。
実際にお姉ちゃんを刺した人がそれまでにちょっとだけ出てきただけの人でそこまで印象強くない人やから、衝撃はありつつもその人の情報がなさすぎてお姉ちゃんの指示に盲目的に従ってたってゆうのの納得がいきにくかった。
四元との友情が深まっていくところとか、四元が亮と関わっていくうちに徐々に表情が豊かになっていく様子とかはなんか好きな感じだった。