知念実希人のレビュー一覧
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天久翼の読心カルテ 神酒クリニックで乾杯を
著者:知念実希人(チネン ミキト)
**あらすじ**
神酒クリニック。
院長・神酒章一郎のもとに集まったのは、6人の天才たち。そしてその中には、あの天久鷹央の兄・天久翼の姿もあった。
資産家から依頼された「息子殺害の犯人捜し」をきっかけに、違法賭博、誘拐、殺人と、事件は複雑な闇を孕んでいく――。
現役医師・知念実希人による、もう1つの代表シリーズ。
ハードボイルド医療ミステリー、開幕!
**感想**
天久鷹央シリーズが大好きな私にとって、スピンオフとなるこの天久翼シリーズのスタートはとても嬉しいものでした。鷹央の兄・翼が新たな舞台でどのような活 -
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鷹央と小鳥遊の出会いの物語。時系列的にはこれが一番最初だったようだけれど、どこからでも読めるのがこのシリーズの長所でもありました。まだまだ噛み合わない会話の応酬も楽しいです。なるほど、こうやって彼らはかけがえのない相棒になったのですね。そして宇宙人に命令されて殺人を犯したと主張する犯人の謎という事件もまた、さまざまな要素が絡んできてスケールの大きなものです。読み応えたっぷりの一作。
宇宙人による拉致&手術、謎の脳梗塞、怪しい宗教団体、これらの要素がいったいどのように絡んでくるのか。スリリングな展開でぐいぐい引っ張られて一気読み。一件落着したかのように思えたあとの真相にも衝撃でした。ううむ、あの -
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連作ミステリ。「禁断の果実」「七色の猫」はややあっさりめの謎かな。とはいえ「七色の猫」の謎はなかなかに奇想天外でした。だってさまざまな色に塗られた猫がいっぱい放される事件って……猫好きからすると「なんてことするんだ!」ですね。ただフィクションとしては、面白い状況かも。
そしてメインの物語である「遺された挑戦状」はやはり白眉。鷹央が唯一尊敬する存在であり、同類でもあった御子神氷魚の死。病死としか思えない状態でしかも現場は密室であったが、生前の彼女の言葉からそれを殺人と確信した鷹央は捜査に乗り出すことになりますが。冒頭に現場見取り図があるので、絶対トリックがあるよねこれ、と考えたら解けました。犯人 -
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呪い、超常現象を医療から解決していくのだろうけど、プロローグにある布石がどう展開していくのかも興味深い作品だ。私もリングを読んだ時はこれまでのホラーとは一線を画す作品であった。シリーズが進むに連れ恐怖感は薄らいだ記憶がある。
3つの呪い、水神の祟り、化け猫の憑依、皮膚を通過する弾丸、いずれも医療とどう繋げていくのか楽しめる。最後の皮膚を通過する弾丸は、小鳥の恩師のご遺体に弾丸が何故あるのか?単純に手法を紐解くだけでなく、背景の人間関係に切なさを感じる。
プロローグでの鷹央の「正解のない問題」の意味、小鳥がひと皮むけるのはよかったが・・・。鷹央、小鳥、舞のトリオが益々息があってくる。軽快な医 -
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ずっと読んでみたかった作品。
世界観がとっても素敵でした!
レオの尻尾フリフリが可愛すぎる…!!!!癒し笑
犬の姿にされ、地上に派遣された死神のレオ。
彼が「ほすぴす」で出会った患者たち
戦時中の悲恋、洋館での殺人事件、色彩を失った画家。それぞれに未練のある過去が存在する…
そんな彼らの過去が明かされていく中、「ほすぴす」に危機が訪れる…
普段からあの時ああしていれば、こうしていれば…とよく後悔してしまうことが多い自分。この作品の患者のように最期を迎える時には、後悔はあれど未練だけは残さないように、日々を過ごしていきたいと思った。スマホを見て無為の時間を過ごすのはもうやめにしたい。
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ネタバレポツダム宣言を受諾しなかった日本のイフの世界を描いたお話。
広島、長崎以外にも新潟に核兵器が落とされたという物語上の設定を組み入れてくるあたり、強気に出たな〜と思った。
当初はテロだの核だのと不穏な言葉がいくつも並び、人間同士の腹の探り合いの描写が多くて最後まで読み切れるか不安だったが、後半戦では一転、サキの目的も分かり、スッキリと読み終えることができた。最後の核については表紙でバレバレ。せっかくだから表紙をもう少しひねれば良いのに。
18歳の女の子にしてやられる軍人たちにちょっとスカッとした。ストレスが多い人にはオススメかも。
誰も犠牲にすることなく世界を変えるなんてことが、現実世界 -
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『天久鷹央の推理カルテ』がドラマ化され、原作はどんな感じかなあと思い、このエピソードのドラマがある前に急いで読んだ。
長編でしたが、面白かったのでサクサク読めた。安定して、小鳥遊先生は、無茶難題を鷹央先生から言われ、下僕のように扱われているのが面白い。この2人にとって大事な人が容疑者になったから⁈さあ、どうなる?という展開も良かった。
原作とドラマでは容疑者が違っていてビックリ!!(色々な事情があるんだろうなあ)まあ、真犯人は同じではありましたが、やはり、原作のほうがしっくりきた。
天久鷹央シリーズは、まだ数冊しか読んでいませんが、今後も時間をかけて読んでいきたいと思う。 -
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確かにひとつ前に読み終わった祈りのカルテの感想で「生きている人間を治療するより死んだ人間を解剖する話の方が好き」と言ったけどまさか次に選んだ話がそのパターンとは思わないじゃない。
フラグの回収が早すぎるんだよ自分。
と言うわけで読みまくっていた知念先生の作品ですがそろそろ手持ちが無くなってきた(多分あと一冊?二冊くらいかな?)のでもうこのまま一気に駆け抜けてしまおう!と思います。
今回の話も純正医大でのお話ですね。
と言うかよくよく考えたら総合病院なんて部署いくらでもあるし同じ場所で違うパターンの話書き放題だしクロスオーバーもさせ放題じゃんね!凄いな!舞台設定が整いすぎている!
そして今回