知念実希人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『医療×ミステリ×ファンタジー』という帯に惹かれて購入。
思ってた以上にファンタジー。あまりのファンタジーにびっくり。
正直ミステリー要素に期待して読み始めた分、多少のガッカリ感も否めないなぁと思いながら斜め読みしてしまった。
でも、そんな油断をしてたら急にミステリーになって慌ててしっかり読み直すことに。そのミステリー部分が予想つかない謎解きですごく面白くて引き込まれた。
ファンタジーとミステリーが交互に来る感じで、ファンタジー部分はちょっとダレちゃうんだけど、後半に続く大謎がまた全く予想できなくて、面白そうなので期待して読みたいと思う。 -
Posted by ブクログ
本作は、純正医科大学附属病院という巨大組織を舞台に、外科医・冴木真人が「父の死の真相」という過酷な謎に挑む、重厚な医療ミステリーです。
最大の見どころは、現役医師である著者だからこそ描き得た、圧倒的な「専門的ディテールによる論理性」にあります。手術室の構造や麻酔の知識、術中の手順そのものがトリックの鍵となっており、読み進めるほどに緻密に計算された罠の巧妙さに驚かされます。
しかし、本作の真価はトリックの面白さだけに留まりません。描かれているのは、命の最前線で繰り広げられる「生と死」と「欲と正義」の攻防です。医療技術がどれほど進歩しようとも、それを扱う「人間の心」がいかに重要であるかという問いが、物語の底流に力強く流れています。
知的好奇心を刺激する極上のエンターテインメントでありながら、プロフェッショナルとしての生き方を厳しく、かつ深く問いかけてくる。まさに、知念実希人氏の筆致が冴え渡る骨太な傑作といえる一冊。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ黒猫、地縛霊を元の主のところに案内する。
プロローグ
記憶喪失の魂。
事故で寝たきりになっている女性に魂を一時的に移してと頼まれる黒猫。
借りた体の名前は、麻矢。
黒猫、名前はクロ。
麻矢はクロと記憶が戻るまで一緒に生活することに。
①桜の季節の遺言状
麻矢、クロの案内の仕事を手伝う。
行き場を失っている魂を発見。純太郎。
記憶を読んで事件を知る。
奥さんは菊子。ある日、電話で純太郎から伝えたいことがある。
しかし、トラックにひかれる。
純太郎、自殺? 赤信号なのに飛び出してきた。
ポケットに遺書のようなもの。
『菊子
四十年 わがまま 耐え
ついて 本当に 恨んだ
して
純』
クロの推理。純、自殺じゃない。直前の電話で奥さんがごはんを食べたかきいていた。
レストランに誘うため。サプライズ?
純、いつも持っているバッグを持っていなかった。それは、ひったくり。
バッグにはプレゼント
遺書ではなかった。妻への感謝の気持ち。下書きのメモかまポケットに入ってて、恨み言みたくみえてしまっていた。なんでそんな都合悪い部分だけ残ったメモ…と思わないでもなかったが。
②ドッペルゲンガーの研究室
千崎隆太。
刑事、容疑者を確保しようとしていた?
容疑者小泉昭良、殺人事件の容疑者。
被害者、奥さん。
小泉昭良、証拠不十分で釈放。
小泉昭良、死体で発見される。自殺?
現場の研究棟に入ったのは小泉昭良のみ。電子ロック。
千崎、
小泉昭良のドッペルゲンガーを見る?
千崎、末期の膵臓がんで倒れる。
麻矢、また車にひかれそうになる。
人食い廃墟の噂。
秘密の研究をしていたため、防空壕を元にして秘密の研究室、秘密の通路を、つくっていた。
小泉はアリバイを作るため。妻を殺した犯人に復讐するため。
小泉に協力者いたが、そいつが犯人だった?
純太郎、殺されてた。ひったくり犯を追いかけての事故ではなかった。押された。
③呪いのタトゥー
阿久津、亡くなった刑事が追っていた容疑者。
呪いのタトゥーからから全て始まった?
阿久津、呪いのタトゥーを入れてからおかしくなった?
呪いの正体、HIVだった。
タトゥーで感染。
そのため、阿久津一也は知美とセックスしなかった。
④魂のペルソナ
麻矢のひき逃げ、阿久津一也の車。
麻矢、小泉沙耶香の妹だった。柏村摩智子、白木麻矢に文字を足せばできる。
麻矢、記憶喪失じゃなかった。
麻矢の体を使っているの阿久津一也だった? 生前男性だったり、魂なのでわからなかった。
麻矢の記憶を、得た阿久津は、研究室の暗所番号知ってたので、ロック外せた?
と思ったら、麻矢の体に入ったのは妹の小泉沙耶香。
HIVの治療薬の研究をしていた。
峯岸が放火などをしていた。
沙耶香、クロに、麻矢の体からだして。そして、魂を消滅してと頼む。
魂消滅の衝撃で周囲の人が、半日意識失う。ご都合的な設定だなと思ったが、それはやらずに済む。
作者に都合のいい設定が多すぎるのと二転三転させすぎて白けてくるのが欠点。それでも、色々な要素があり、面白かった。