あらすじ
【シリーズ第2巻】
本屋大賞ノミネート作家・知念実希人が本気で書いた
9才から大人まで楽しめる本格ミステリ!
考えることの楽しさ、気持ちよさがわかる!
「人生初の伏線回収」を子どもたちへ!
「大人のミステリ小説とまったく同じ手法で書きました」 by 知念 実希人
依頼人は、先生。学校で起こるふしぎな事件。
殺人事件はない。でもトリックは本格的。
安心して読めて、しかも親子で楽しめる一冊になりました。
漢字にはすべて、フリガナつきです。
(あらすじ)
ある雪の日。純白の校庭にとつぜんあらわれた巨大なミステリーサークル。
だれが、なんのために、そしてどのようにして作ったのか。
4年1組、辻堂天馬・柚木陸・神山美鈴、通称「ミステリトリオ」が先生の依頼で動き出す!
「ぼくは読者に挑戦する」
名探偵・辻堂天馬の挑戦に、キミはこたえられるかーー?
(もくじ)
1 白いミステリーサークル
2 うちゅう人はいる?
3 かくされたメッセージ
4 うちゅう船に乗っているのは?
5 捜査始め!
6 雪のさくらふぶき
7 雪の中の大ジャンプ
8 犯人はだれ?
9 まほうのこなの味
10 ミステリーサークルの作り方
挿し絵には、キャラクターがとっても躍動的な「Gurin.」さん
シリーズとして、2024年2月~3月に第3巻を刊行予定。
第3巻は「動くカメの銅像事件」です。お楽しみに!
<読者からの感想も続々!>
・びっくり!!じぶんのすいりがあたったんだもん!うれしいなー/ 7さい
・今まで読んだ本の中で一番おもしろかったです/ 7さい
・とてもおもしろくて1日で読んでしまいました。もし本当にミステリクラブがあったらかならず入部したいです/ 9さい
・自分ははじめてミステリーしょうせつを読みました。おもしろかったので友だちにおしえてあげたいです/ 9さい
・わたしは天馬くんが事件をかいけつするところがすきです。最初から最後までおもしろかったです/ 9さい
・わたしはこれからも推理小説を読みたい。こんな気持ちになれる、何回でも読める本。このシリーズを読み続けたいです!!/ 10さい
・とても面白かったです!犯人は推理できたけど、その理由までは分からなかった(くやし~い!)/ 12さい
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「身近な日常にひそむ不思議を、本気で解き明かす面白さがここにある。」
“ミステリトリオ”の3人が、先生の依頼で謎に挑むたび、自分の観察力や発想力も刺激される。
最後は優しさと学びがしっかり残る、雪の季節にぴったりの小学生向け本格推理。
Posted by ブクログ
ミステリーサークルって何のことかわからなかったけど、さいごに書いてあった。本当にうちゅう人がやったのならおもしろいけど、さいきんは、「私がやりました」とはくじょうする人がいるのだそうで、ちょっとがっかりした。
まほうの粉とかをすいりするのがおもしろかった(小2)
Posted by ブクログ
ぼんちゃん、2巻も自ら進んで読み進める。
この本に影響され、自分でミステリ小説を書いていた。
犯人と呼ぶにふさわしくない犯人。
優しさにあふれてる。
小3 3月
Posted by ブクログ
本屋大賞ノミネート作の1巻に続けて読んでみた。大人でも割と面白かった。
天馬くんおすすめの十角館の殺人読んでみようかな。
あとがきを読んでたしかに勉強は幸せになることに役立つかもしれないなと思った。
Posted by ブクログ
天馬くんは大人っぽい
みすずちゃんは体操が上手
リクくんは力がある
と、一人ひとりの個性があって、
力を合わせながらミステリーを解くのが面白いです。
Posted by ブクログ
最終的にはみんないい人!よかったね!
後書を読んで,
子供たちはどう思うのかな。
苦手なものは苦手で悪いことじゃないけど
好きなことや科目はたくさん詳しくなってほしい。
Posted by ブクログ
読者への挑戦を完全回答できました!(大人だからね)
1作目より易しいですが、今作は心が温かくなる物語で、小学生にぴったりだと思います!
ついでにお勉強もしたほうがいいよなーと思えるしw
この破天荒な小学校、さては私立ですね( ー`дー´)キリッ
Posted by ブクログ
娘と競い合うようにして読みふけるシリーズ。次買いに行かなきゃ。サラッと読めるというところもあって1時間も時間があればじっくり読めてミステリの楽しさもちゃんとある。
そりゃ子供だって面白さが分かるよね。これを機にミステリの世界にはまるといいなと思ってる。子供と共通言語があるのってなんか良い。
2巻とも同じ構成を持っていて、序破急がしっかりと分かりやすいのもポイント。セオリー通りに進んでいくと安心感あるしね。
それにしても刊行ペース早いなー。まぁ楽しみがあっていいのだけれどね。
Posted by ブクログ
シリーズ第2巻。
雪の日に真理子先生が見つけたのは、「ミステリーサークル」。誰が、なんのために、どのように足跡もなく作ったのか…。
先生に呼び出された「ミステリトリオ」の3人がこの依頼に動きだす。
宇宙船があると言う一年生にあるわけないと言う六年生が口喧嘩をすることから謎解きは始まる。
運動神経の良さを活かして美鈴が活躍するが、喧嘩の仲裁には六年生でも陸には敵わないという見せ所もあり、そしてやはり天馬の推理は抜群である。
雪だからこそ役に立ったのは、理科の勉強で習ったことを使い謎を解く。
小学生向けでわかりやすく説明してあるのと、今回も優しさもあって、微笑ましく感じたところもおさまりが良い。
おまけも好きなところ。
①ミステリーサークルって何?=畑などに突然、サークル状の不思議な模様があらわれる超常現象。
農作物の一部がたおれてできたもので、巨大な模様が一夜にして現れる。1980年代にイギリスで大量に発見。
②天馬の探偵の言葉紹介
・灰色の脳細胞〜名探偵ポアロが、すぐれた洞察力をもつ自分の頭脳をさしていう言葉。
・ワトソン君〜名探偵シャーロック・ホームズの相棒。
③天馬の探偵道具〜方位磁石、ポラロイドカメラ、筆記用具、メジャー、双眼鏡、手帳、虫めがね、地図・暗号表、おやつ
④天馬のミステリ小説紹介〜・奇巌城(ルブラン作)
・名探偵ポアロ アクロイド殺し(アガサ・クリスティー著)・十角館の殺人(綾辻行人著)
Posted by ブクログ
息子に薦められて読んでみた。
誰もに傷つかないし、穏やかな気持ちになれる作品。
小さい頃こんな作品を読みながら過ごしていたなー、と息子の成長にも驚きました。
Posted by ブクログ
ミステリ作家・知念実希人による児童向けミステリシリーズ第2作。
前作はワイダニットを中心とした雰囲気だったけれど、今作はハウダニットが中心になったお話。だからか、謎解きは前作よりシンプルで、その分子どもも入っていきやすそうと思う。次作以降もテイストを変えてくるかもと思うと楽しみ。
あと、前作は夏だったけれど今作は冬。3作目以降は学年が上がるのだろうかというところもちょっと気になる。
Posted by ブクログ
▼子供(9)との楽しい付き合い読書。シリーズ第2弾。
▼校庭に雪が積もった日。ミステリサークルみたいなものが校庭に描かれてあった。なんだけど、書いた人の足跡がいっさいない。これはいったい?という謎。
ネタバレすると
積もる前に塩を使って書いた。
犯人?は数名の小学生。
動機?は、低学年の子が「UFOとかは、いるんだ」と言い張って、
犯人?たちは「そんなのいるわけない」と否定した。
なんだけど後で、いろいろ事情があって、否定して傷つけちゃったな、と反省して、
「UFOとかいるかもね」という証明のためにやった。
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。ナゾを解いていくんだけど、悪意のある"犯人"じゃないのが優しい。
あとがきの知念さんの言葉にもあったけど、学んだことを活かせれば、きっともっと楽しく豊かになるんだろうな。天馬くんが読んでる小説、改めて読みたくなった。
Posted by ブクログ
いじめている子達が実は心が優しい子だったり人はやってる事と思っていることは違うというのが良かった。トリックについても小学生の知識でも解けるがひらめきがないと解けないさじ加減がとても良い
Posted by ブクログ
Audibleにて。
シリーズ本の2巻目。
児童書、ミステリ小説。
前作(1巻)は、2024年の本屋大賞にノミネートされている。
この本は本格的なミステリー小説で、子供から大人まで幅広い年齢層が楽しめる作品。
学校で起きた雪のミステリーサークル事件に挑むミステリトリオの物語で、トリックや謎解きが楽しめた。
作品には教育的な要素も含まれ、推理力やチームワークを学ぶことができる。
物語の中には友情や彼らの成長が描かれ、親子で一緒に楽しめる魅力的な要素がたくさんあった。
著者からの勉学へのメッセージは心温まるもので、興奮と感動が満ち溢れるこの作品から、心に残る素晴らしい体験ができた。
3人の活躍をこれからも期待したい!
天馬(てんま)くんが紹介していた作品も気になる…
Posted by ブクログ
可愛い探偵諸君、今回もお見事!天馬君からの挑戦は……退けることができなかった。まず犯人だけど、ミステリのお約束からして小説中に登場しない人物をいきなり仕立てちゃいけない法則からして和也君たちしかないよね。でもあんな乱暴者が空良君を思いやるって動悸は、スレたおっさんには浮かばない。ところで直径10メートルのミステリサークルを描くにはどんだけの量の塩がいるのやら。それこそ盗まれた給食室では大騒ぎだったろう。それと真理子先生、いくらなんでも桜の木の枝を豪快に折った子らにも罰は与えなきゃなりません。けじめだから。
Posted by ブクログ
放課後ミステリクラブの2冊目。
勢いあまって読んでしまった。
今回は雪の日に校庭に現われたミステリーサークルのお話。
2冊目にして気がついたが、なぜに「暴力」が必要?
子供たちのかわいらしいミステリーでも「危険」なことがあるのはわかるが、
犯罪者を相手にしている訳でもないし、
殺人が起こる訳でもないのに、
陸くんを合気道の達人にする必要がある?
たしかに前作では大人を、今回は上級生をおさえつける場面はすかっとしたけど、
陸くんは他の役割がある子でも良いのでは?
Posted by ブクログ
子ども向けの本格ミステリ。児童書としては初めて本屋大賞にノミネートされました。これも10歳の孫用に購入して、ジージが先に読んでしまうパターンです。次は3巻目!
Posted by ブクログ
ミステリというと、普通は血生臭くて人がどんどん消えていく不気味さがあるものだが、知念実希人先生の放課後ミステリクラブでは誰も死なず、最後はみんなが幸せになる。
こんな心温まるミステリがあったっていいに決まっている。
知念実希人先生には、これからも子供向けのミステリ作品を書き続けてほしい。
Posted by ブクログ
今回の結末も後味が良くて美しく伏線が回収されて満足…!
これは推理の手がかりだぞ!!とわかりやすく書いてくださってるのだけど、やっぱり自力では推理できなかった!私が思ったことはみんな美鈴ちゃんや陸くんが発言していて、それを天馬くんが論理的に否定して…っていうのが定番の流れ。それがまた面白い!
前作と同様、真相にたどり着くには少し踏み込んだ知識が必要なんだけどその真相に自力で辿り着けずとも、天馬くんの謎解きを読んだらその知識は読者の記憶にしっかり刻み込まれる。
いろいろな知識が読者の記憶に残るように丁寧に書いてくださってるように感じる箇所が多くて、それがとてもありがたい。
登場人物みんな大好きになれる話。
続編も楽しみ!
Posted by ブクログ
オーディブルにて。
2巻目も気軽に聴き終わりました。
知念さんは格闘技使える蘭ポジのキャラ作りがちw
そして天久鷹央シリーズでもあったけど、意地悪な子供も反省していいことしがちw
Posted by ブクログ
すべては「あとがき」にも書いてありますが、「勉強って何のためにするの?」という子どもの疑問に対する、児童文学×ミステリの形式を用いた最適解なのでは。お見事。作中でしれっと『十角館の殺人』を推しているのも推せます。
Posted by ブクログ
素直に正統派のミステリで、発見もあったり、ワクワクできて、大人が子どもに安心してお薦めできる本。
シリーズの2作目だったが、丁寧な導入部と人物紹介があるので、ここから読んでもストレスなく読めた。
イラストも今風で、今の子どもたちは、すっと入り込めるかも。
くりかえし読むかどうかは微妙(^^;だけれど、本を読む楽しみを感じることができそう。ここからホームズや本格ミステリに興味を持つ入口にもなりそう。
作者は内科医でもあるそうだが、そういった経験からか、勉強についてのあとがきも、テストで良い点をとるためではなく(それもあるけど)「いろいろ知っていると、おとなになったとき、幸せになるための役に立つ。」という言葉が書かれている。そこも良い。
Posted by ブクログ
放課後ミステリクラブ 第2弾。
今回は「雪のミステリーサークル事件」
学校の降り積もったグランドに謎のミステリーサークルが出現する。
初作より謎があっさりしてして、シンプルに楽しめる。
(第1弾は3つくらい謎があったはず)
子どもが読むなら、これくらいのほうがいいかも。
が、しかし!
前半で出てきた話がここで伏線回収されるのか。
謎を解くには情報あつめが大事。
ミスリードもしっかりあって楽しい。
トリックはわかりやすいけれど、なるほど。
寒い雪の季節の話だけど、ラストはほんわり温かくめでたしめでたし。
Posted by ブクログ
シリーズ二作目。校庭に積もった雪の上に描かれたミステリーサークルの謎をミステリトリオが追う。
児童書ということもあり、1時間もあれば読み終わるページ数で謎も単純明快である。
ミステリ慣れしてる大人であればプロローグの時点でトリックに気づく程度の難易度ではあるが……一作目と比べると些か精密さに欠ける印象がある。
今作ではワイダニットとフーダニットがイコールで成り立つ構造なのだが、肝心のワイダニットに関するヒントがほとんど与えられていない。登場人物が最低限しかおらず消去法で簡単にわかりはするのだが……読者への挑戦状を出すには些か手落ち感がある。
子供が読むなら星➕1。
Posted by ブクログ
ミステリーサークルというこれまたミステリー好きにはわくわくする謎解きだと思う。どうしても大人の目線だとリアル感がないけれど(というかツッコミどころがたくさんある)児童書ならではの面白さだと思う。じっくり読まないと出てこない答え。考えながら読むのは楽しいだろう。何も考えずに読んでしまうのは大人だからかな。
Posted by ブクログ
今回読んだ第2作目は1作目より面白いと思いました。
雪の降った朝、校庭に突如現れたミステリー・サークル。足跡はなく、宇宙人など未知なる何者かの仕業か?または人間の誰が何らかの目的で作ったのか?
本作を読んで分かってきたこと。
1作目と同様に、プロローグと天馬くんが読者に挑戦を投げかけるシーンで、黒ページに白文字という手法を使っていること。
プロローグでは、事件の始まりのドキドキ感が高まり、挑戦状では、来るぞ来るぞ〜という期待感が高まりました。
小学生に挑戦状を出されても、解けない自分が悲しい(ᗒᗩᗕ)