知念実希人のレビュー一覧
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子どもたちに大人気のミステリー第8弾。
子ども向けでありながら、毎度、驚くようなトリックの数々に圧倒される。大人が読んでも楽しめる1作。
今回はクリスマスならではの謎。
「壁をすり抜けるサンタさん??」
子どもなら誰しもが思う、「サンタさんは本当にいるのか?」問題。学年が上がるに連れ、いる!いない(=親)論争が巻き起こる。
今回の謎にも、その論争が絡んでいる。
「サンタさんはいない!」と6年生に言われ、不安にかられる1年生。その最中、壁をすり抜けるサンタさんを目撃するミステリトリオと1年生。
煙突が無い日本の家屋にも入って来てプレゼントを置いていくサンタさんなら、壁のすり抜けは朝飯前 -
Posted by ブクログ
まさかの大鷲院長が容疑者、というインパクト大な展開でおもしろかったです。お医者様たちがインチキ医療や反ワクやら陰謀論やらで市民の健康が損なわれたり不幸になることを歯痒く思っているというのが、ヒシヒシと伝わってきました。鷹央先生の最後の言葉もかっこよかったです。医者のことを患者は全面的に信頼しているからこそ、その信頼を裏切る行為は悪辣以外のなにものでもない。鷹央先生は無茶苦茶なことをよくするけど、倫理観はまともで医者としてはほんとうに立派なので信頼です。こんな先生に診察してほしい。
おもしろかったのが、大鷲さんが小鳥遊先生と鷹央先生をくっつけようかなって目論んでたところ。もうタカタカコンビは結婚 -
Posted by ブクログ
ネタバレモキュメンタリー風小説。
でも、これをモキュメンタリー風にした理由は最後にわかる。
途中いろんな資料がはいる。写真や、データなどをちゃんと読んで先に進む感じ。
フリーライターの八重樫が11人殺罪したあと、精神鑑定を受けている途中にボールペンを目に突き刺して自殺した。彼は意味不明なとこを言ってた。
精神鑑定した上原香澄医師は、自殺する直前に八重樫に託された。
何をどうしたらいいの?なにを託されたの?
八重樫は犯行の前電話ボックスの中で怯えて助けを求めていた。外に出してやると,ナタを奪って近くのゴミ置き場で暴れる(無人)
そしてそのあとその場にいた11人をナタで殺した。
面接で、「見ないで