知念実希人のレビュー一覧
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【印象に残ったところ】
臓器移植をテーマにしたミステリーとして、展開が二転三転しており、モチベーションを保ちつつ、読むスピードが加速します。最後のトリックは、読み手として聞いて、つらい、、、
興味深いのは、脳死の扱い。日本だと脳死は、臓器移植しない限り、死亡判定にならない。欧州など他国だと異なるということが、初耳であった。免許証などで、臓器移植の意思を判断する機会は、何とかあったが、もしも脳死したらという目線では考えた事がなく、改めて、チェックをいれるか否かよく悩む良い機会となった。
【ユニークなポイント】
登場人物が、同シリーズの過去作を思い出がてらに振り返る際に、単行本のタイトルで、そ -
Posted by ブクログ
ネタバレ天久鷹央シリーズ第十二弾。
いよいよ統括診断部へ小鳥遊の天敵、鴻ノ池が到来。
早速、鷹央と三人で医局旅行、ではなく業務として新潟県に出張し、
温泉旅館に泊まって楽しそうだった。
鴻ノ池はバイクの運転やサウナといった、
鷹央を苦手な分野に巻き込んで、蛇とマングースのようになっていて面白い。
どちらが蛇でどちらがマングースがわからないが。
鴻ノ池パワーで、旅行だけでなくてコスプレもして楽しそう。
事件は十六年前のアイドルをめぐる不老不死のお話。
同一人物のように見える若い女性が病院に現われた。
しかも、自殺したにもかかわらず、生き返ったのか?
受精卵をどうにかしたんだろうな、というのは思いつ -
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連チャンで、誘拐もんや!
って、タイトル見た分かるやろ!(^^;;
知念さん、手元に結構あるから、消化していこ!
(中山七里さんの残りは、エッセイっぽいヤツやけど、大切にゆっくり読む!)
ゲームマスターと名乗る誘拐犯、なんかお金より、ゲームを楽しんでるみたい。ミッションを指定時間内にクリアしないと人質殺すって脅しをかけて走り回る。
なんか、ダイハードで、こんなんなかったっけ?何作目か忘れたけど。
でも、ミッションクリアできなくて、人質が…
何年か経って、そのせいで、警察やめたのに、また、ゲームマスターから、誘拐の連絡が…
主人公は、その時と違って、病院から重要な話をされる…
もう、あの事件以