知念実希人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前半恋愛小説、後半推理小説という宣伝文句納得です。
前半は僻地病院実習で研修に訪れた主人公と終末患者の触れ合いが描かれます。とある理由から外界に畏怖する女性に次第に惹かれる主人公と、死を待つ身だからと受け入れない女性の淡い恋愛が読む手を進めました。
後半、彼女の死に拭いきれない疑問をもち調査する主人公。病院側の対応からまるで世にも奇妙な物語のように展開されたり、少ない証拠から彼女の存在や真実に迫ろうとする主人公の行動から、前半からは想像もつかない展開が繰り広げられます。
ダイナミックな真実でないにしろ、前半と後半のギャップによる満足感や蓋を開けると王道なミステリーならではの読後感が素敵でした -
Posted by ブクログ
【印象に残ったところ】
臓器移植をテーマにしたミステリーとして、展開が二転三転しており、モチベーションを保ちつつ、読むスピードが加速します。最後のトリックは、読み手として聞いて、つらい、、、
興味深いのは、脳死の扱い。日本だと脳死は、臓器移植しない限り、死亡判定にならない。欧州など他国だと異なるということが、初耳であった。免許証などで、臓器移植の意思を判断する機会は、何とかあったが、もしも脳死したらという目線では考えた事がなく、改めて、チェックをいれるか否かよく悩む良い機会となった。
【ユニークなポイント】
登場人物が、同シリーズの過去作を思い出がてらに振り返る際に、単行本のタイトルで、そ