知念実希人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アイヌの伝承が残る北海道の禁域を舞台にした、生命を喰い尽くす未知の生物を巡る戦慄のバイオ・ホラー医療ミステリー。
多分初知念作品。
旭川が舞台なので手に取ってみた。
バイオホラー読むの久しぶりだなぁ、と、軽い気持ちで読み始めたら結構怖かったです。
夜中にひとりで第三章読んでたら怖くなって一旦本を閉じ、朝を待って読み進めました。
寄生ものかー、天使の囀りみたいな感じかな?と思いきや、後半モンスターパニックものでハラハラドキドキ。
意外とこういうの嫌いじゃない。
謎の小出し感もちょうどよい。
ベクターが誰なのか、早々と「コイツだろう」と予想していたのだけれど見事に外れ。
あ〜、でもそうか〜、そっ -
Posted by ブクログ
北海道のとある山で、工事作業員たちが無惨な死を遂げる。
警察は、ヒグマの仕業だとして討伐隊を派遣。
しかし、遺体にはヒグマが襲ったとは考えにくい傷が。
7年前の一家失踪事件と関係があるのか‥。
家族を失った「佐原」も真相を知るために調査に参加するが‥。
〜以下感想〜
映像化したら、絶対に見れない、怖くて。
読んでいて、脳がイメージするのを拒絶した。
これで完結か‥と思った。
決着に爽やかささえも覚えた。だが、次で裏切られる。
ページをめくった先の"一言"で頭が真っ白になった。
しばらく山には行きたくないです。
2026年8月28日 完読 -
Posted by ブクログ
わたしの母からおすすめされた本です。
母が以前、どんでん返しがすごい作品を書店員さんに伺った際、この本を紹介されたそうです。
あとは中山七里さんの『連続殺人鬼カエル男』も一緒に勧められたそうですが、とりあえずこちらを先に読んでみました。
主人公は外科のお医者さんで、夜勤の先生が急遽お休みになったので代わりに入る事になりましたが、そこで事件に巻き込まれます。
夜の病院が舞台なので、何かホラー的な要素があるのではないかと読み始めてから気がつきましたが、心霊やお化けの類は出てこなかったので、その点は安心できました。
素直に読んでいれば、確かに犯人は意外な方でどんでん返しはちゃんとありました。
し -
Posted by ブクログ
研修医の鋭く丁寧な診察が、患者の隠された「真実」を明らかにする
知念先生の医療小説を少しずつ読み進めていく中で手にした一冊は研修医が研修期間の様々な科への研修を通して自分の適性を見極める話。主人公の人物像は医者ということもあり明晰な頭脳も鋭い観察眼、そしてそつなくこなすというある意味で欠点がないように思われる人物。「成長」というよりは「選択」や「決断」に焦点を当てているように感じた。
睡眠薬のオーバードーズ患者、高齢のがん患者、激しい火傷の患者、小児喘息の患者、そして心臓疾患の患者といった様々な患者のもつ隠された「真実」は決して悲しい「嘘」ではなくて、生きていくための血の通った温かみのある