知念実希人のレビュー一覧

  • 屋上のテロリスト

    Posted by ブクログ

    東西に分断された日本  考えたこともなかったシチュエーション 色んな事が上手に破綻なく描かれていて 妙な引っ掛かりで話が入ってこないなんて事もなく一気に読み切ってしまった

    0
    2025年11月14日
  • ヨモツイクサ

    Posted by ブクログ

    ミステリだと思ってたらSF?ホラーで、怪物バトルとかあんまり興味ないんだよなーと思いながら読んでいたんだけど、オチはちゃんとびっくりした。そっちだったかー!

    本物のお医者様が書いているからか、手術シーンや人体の描写がリアリティあってとても良かった。

    0
    2025年11月14日
  • 幻影の手術室 天久鷹央の事件カルテ 完全版

    Posted by ブクログ

    ドラマ版にあった原作。個人的にドラマの詳細を忘れていたので楽しめた。所々に犯行のヒントが示唆されていたので、大筋を知っていて読むのもまた面白かった。

    0
    2025年11月13日
  • 黒猫の小夜曲(セレナーデ)

    Posted by ブクログ

    シリーズ二作目。今回も楽しく読めたものの、個人的には前作の方が丁寧に地縛霊に寄り添ってた(?)ように思うし、ハラハラ具合は大きかったように感じた。事件の性格が違うから当然なんだろうけど。
    クロはかわいいし、レオの活躍も見られて満足!

    0
    2025年11月12日
  • 放課後ミステリクラブ 6教室のとうめい人間事件

    Posted by ブクログ

    シリーズ第6弾。誰もいない教室のロッカーの上に並べていたブロック作品の一つが落ちて壊れた。調べている最中目を離したときに、天馬君の作品も壊れた。偶然か、はたまた犯人(透明人間)の仕業か。今回は割と解り易く、作者のあとがきもよかった。このシリーズ安心して読めるので好きです。ただ最近、天久鷹央シリーズを立て続けに読んだのも影響しているのか、天馬君の行動や言動が鷹央と同じに見えて仕方なかった。小鳥遊君、鴻ノ池舞が陸君や美鈴ちゃんと被るし、子供版、天久鷹央シリーズを読んでいるような既視感があった。

    0
    2025年11月10日
  • 閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    スワイプ厳禁からの続編。古から言い伝えられている伝説の中の怪物、百目鬼の話でホラーなのかと思ったら結末は全く違う、モキュメンタリーホラーでした。街頭防犯カメラとか監視カメラとかあるけど実際の普及率ってどうなんだろう。田舎に住んでるからあんまり見かけたことがないんだけど。でも最近、猫が空けた障子の穴から人が覗いているという事があったり、庭に宅配便の人が隣の家の荷物を持って入ってきたりしたので防犯カメラつけようかと考えてたので。話がそれたけど、視てる方も視られている方も、ずんやりだと精神的にやばいのかも。

    0
    2025年11月10日
  • 崩れる脳を抱きしめて

    Posted by ブクログ

    入り込みがすごかった。
    結末にドキドキしたけどいい終わり方でよかった。
    医者にしか書けないラブストーリーやった

    0
    2025年11月10日
  • 絶対零度のテロル 天久鷹央の事件カルテ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    天久鷹央シリーズ第16弾。9月の熱帯夜に小鳥が当直を務める救急外来に身元不明の男性が運び込まれた。死因は凍死。司法解剖したいという主張が通らず、遺族の同意で行う病理解剖もできず火葬されてしまった。その後、第二のアイスマン事件が起こり鷹央が真相に迫って行った。スラリー爆薬に使われる溶剤はエチレングリコール。解毒剤はアルコール。硝酸アンモニウムは吸熱反応を起こす。勉強になった。それにしてもテロを起こすために息子を洗脳するとは。なんて親だ。今回から公安の刑事服部が登場。鷹央が恩を売ったから次回以降でてくるかな。

    0
    2025年11月10日
  • 閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「スワイプ厳禁」を初めに読んでいたので、幽霊とか妖怪系の話かな?と思ったら、全然違った!さすが知念先生だな、と思った。期待して読んでよかった。

    本文で語られる「あの大量殺人事件」は、八重樫が起こした事件のことかと思ったら、上原医師が起こしたものだった。
    宇賀神先生、怪しいな〜と思ったら案の定。こういうのは、信頼している人が黒幕なんだ。

    ということは。。「スワイプ厳禁」の槇は、「ドウメキの瞳」の会員によって殺されたのか。呪いかと思ったら、人間の仕業か。そっちのほうが怖いだと思った。

    はじめの「警告」にも意味があった。大量殺人事件の真犯人は、読書である私たちだった。

    0
    2025年11月08日
  • 優しい死神の飼い方

    Posted by ブクログ

    短編連作形式のミステリ……大好物の作品形態で夢中になって読んでしまいました。
    そして、いやはや犬が主役ってのは……もう、それだけでズルイ、駄目ですよ。もうそれだけで心惹かれてしまうもの、大型犬というのもこう良い感じに胸に突き刺さる。ズルイ。ホントにズルイ。
    トリックや逸話などは、なんとなく想像がつく感じで、難しくなくて読むのにストレスがなかった。そして多分作者がリスペクトしているだろう映画作品から、参照にしているのだろうなあというシーンもあって楽しかった。
    続編は難しいと思うけれども、もう一度この世界観で読みたいなあなどと感じた。

    0
    2025年11月08日
  • 優しい死神の飼い方

    Posted by ブクログ

    犬の姿を借り地上に降りた死神レオ。地縛霊になる人間を失くすことが任務。死神だけど時々現れる犬の本能や習性。犬を飼ってる人あるあるもあったり。けど、あくまで高貴な存在笑
    死は非日常ではなく日常である、と改めて考えさせられる一冊。

    0
    2025年11月08日
  • 誘拐遊戯

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ゲームマスターを名乗る誘拐犯とそれを追う元刑事のサスペンス×ミステリー。
    ゲームマスターから与えられるミッションという謎解きを制限時間内に行っていく緊迫感が味わえる前半。その後被害者が殺された後、ゲームマスターの正体を探る後半とサスペンス×ミステリーどちらの要素も楽しめた。
    堂本と最後に対峙した際は、なんか小物だな…みたいな気持ちになって、まあここまで面白かったからいいかーと思っていたところにぶつけられる衝撃展開。
    そう思うと、これまでの描写がすべて伏線だったんだなと気付くことができて、組み上げられたストーリーのすごさに驚く。

    0
    2025年11月07日
  • 崩れる脳を抱きしめて

    Posted by ブクログ

    2018年本屋大賞ノミネート作品。
    読み始めてしまってからは、本当にあっという間。
    のめり込む時の没入感が心地良かった。

    0
    2025年11月07日
  • 閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルから惹かれて読み始めたものの、前半ホラー要素が強く離脱しかけました。
    ただ読みやすく展開も早いためどんどん読めてしまい、後半はミステリーっぽくなってきたのでホッとしました。
    腑に落ちる最後で好みです。

    0
    2025年11月07日
  • 閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    テンポも良くフリも絶妙だからこそ引き込まれました。
    最後は読者が同じ状況になるようにもっていくんだろうなと思いながら読み進めていくうちに、深水黎一郎さんの最後のトリックがチラついてしまったので、本来であればラストで畳み掛けられるはずなのに、逆にそれでさめてしまいました。
    この一冊だけでの評価をすれば星5でも良かったと思います。

    0
    2025年11月06日
  • 閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読んでて不安になるような本でした。陰謀論とか都市伝説とかを信じる人はこの話読んで怖くなりそう。
    「常に誰かに見られている」と思うと人はそのうち狂うらしい。お医者さんが書いてるからどこまでほんとでどこからが嘘なのかわからないのがまた怖い。

    0
    2025年11月05日
  • 傷痕のメッセージ

    Posted by ブクログ

    医師である主人公は友人とともに父の病理解剖を行う。父の胃壁からは謎の暗号が見つかった。その謎を解き明かすうちに28年前の連続殺人事件と関わりがあることを知る。医療・警察ミステリー。

    知念実希人さんらしい医療が鍵を握るミステリー。読者も真実を求め、ページをめくる手が早くなるような作品。最後には納得の真実が明かされる。

    0
    2025年11月05日
  • 閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    現代ならではのホラーだと思った。伏線回収しきったと思ったところでまた回収とプチどんでん返しをくらった。

    0
    2025年11月04日
  • スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ

    Posted by ブクログ

    スキマ時間に読めた。続編を先に読んでしまい、後からこちらが前編扱いということに気がつき少し後悔した。不気味な怖さがあった。

    0
    2025年11月04日
  • 羅針盤の殺意 天久鷹央の推理カルテ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    天久鷹央シリーズ第15弾。「禁断の果実」2月末に決まって症状が出るイケメン男子高校生というヒントで原因が想像できた。銅代謝がうまくいかないために起こるウィルソン病は聞いたことがあったが、チョコに銅が多く含まれていることは知らなかった。「七色の猫」マーブルキャットにまつわる話。この二作品もよかったが「遺された挑戦状」が鷹央の師弟対決でおもしろかった。鷹央の学生時代の師であり同じ個性を持つ氷魚が最後に不可解な死を遂げる。磁場、MRIが原因と映像が浮かんできてドラマで見たんだと気づいた。先に本を読めばよかった。

    0
    2025年11月03日