知念実希人のレビュー一覧

  • 絶対零度のテロル 天久鷹央の事件カルテ

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    熱帯夜に救急外来で運ばれてきた患者が「凍死」した。
    そんな不審死から壮大な事件へと発展していく天久鷹央シリーズお決まりの展開にもワクワクする。
    統括診断部の3人のコミカルな掛け合いはいつも通り面白いし、ラストの展開と締めくくり方がかなり好みであった。

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    2026年09月25日
  • アノマリーの追憶 天久鷹央の推理カルテ

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    プロローグで、天久鷹央と小鳥遊、鴻ノ池の3人が呑んでいる(2人は呑まされ続けている?)シーンから始まり、過去の事件を振り返る。
    一つはエクソシスト事。赤ん坊とその母親の不可思議な症状と姑の圧力。題名と周囲の環境からオカルト的なものかと思いきや、これもまた医学で説明された。
    もう一つはナイトミュージアム事件。脚を「食い千切られ」「青い血」を流して死んでいた男性。「青い血」なんてあるのか思いながら読み進めていくと…。これもまた医学で説明された。
    双方とも、ミスリードさせていくようなネタがあちこちで盛り込まれていながら最終的には医学的な説明で片がつく。この展開がかなり面白い。
    「ナイトミュージアム事件」は初めて天久鷹央シリーズを知ったアニメで見たので懐かしく感じたのだが、結末をすっかり忘れていたので、楽しく読めた。

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    2026年09月25日
  • 祈りのカルテ

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    最近劇薬系のミステリばかり読んでたせいか、刺激が弱くて最初の方はぼーっと読んでしまってた。
    いろんな患者が出てきて短編集みたいな感じになってるから読みやすいし、読書初心者の方にもお勧めできる本。
    最後のお話は泣いちゃったなぁ。
    ダメなんですよね、ああいう感動系。
    次、再会のセラピー読みます。

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    2026年09月25日
  • 閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書

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    ネタバレ

    これまで数多の本を読んできたが、「読んだことを後悔した本」は、これが初めてだった。

    きっと監視するシステムがあるんだろうな、この精神科医怪しいな、と先が読めるのもミスリードなのかもしれない。上原先生の事件が明らかになったところからが、正念場だった。

    あぁ、そう来るか。いきなり名指しで犯人扱いですか。確かに最初に変な注意書きだな、余程恐ろしいことがこれから起こるんだろうなとは思っていたけど、知らないうちに治験者にされていたとは思わなかった。予期せぬところに着地して、この感情を誰かと共有しないと落ち着かない気持ちでこの文章を書いている。

    本を読んだ感想を書ける場所があって良かった。
    これから他の人の感想を読みに行く。

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    2026年09月23日
  • 仮面病棟

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    医療現場の現実に起こりそうな事件が印象的だった。
    主人公と携わる幾人かが、色んな意味での共犯者で…
    主人公は、この後どんな人生を送るのか気になる。

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    2026年09月22日
  • 祈りのカルテ

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    ネタバレ

    医療現場で起きるトラブルを研修医である主人公が解決していく
    パパに会いたい子どもの話と最後の女優さんの話が特に面白かった…!

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    2026年09月20日
  • エゴサ厳禁

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    ネタバレ

    どんでん返しで面白かったです。
    父のための復讐から始まった物語でしたが、父に対する主人公の心情がイマイチ理解出来なく、苦戦しながらも読んでいきました。しかしこれも伏線だったんですね。

    久我原からのグラスを受け取れなかったり、小暮から逃げる時に何故か屋上へ行ったりと、主人公にも何か秘密があるのか、それともそういう感じの子なのかなって思っていました。これも伏線とは……まんまと引っかかりました。笑

    久我原の推理力も、探偵を名乗るには何か足りないものを感じていました。「麻痺があるか体では連続殺人は無理」と言ったり、敵のアジトへ侵入する際も準備不足が否めないところや緊張感が感じられなかったりと。。。


    そりゃ主人公の方が上手だとなりましたね。複数の違和感が終盤で噛み合う所が気持ちよかったです。久しぶりのミステリー小説にはうってつけでした。


    「書斎に上着をかけるための家具が2つある事がおかしい」の台詞と、黒岩の住宅へ不法侵入した出来事がイマイチ納得できませんでした。
    これが星4の理由です。

    用途別で2つ家具があってもおかしくないのでは?と感じましたし、不法侵入に関してはただの犯罪者では?と思いました。
    自分の理解力がないだけなのかな。自分もまだまだだと痛感しました。

    あと画像が暗くて見ずらかったです。

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    2026年09月20日
  • ヨモツイクサ

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    ネタバレ

    はじめての知念実希人さんの作品を知るのに、この作品からで良かったのか…と思うくらいに、そこそこグロい描写が満載でしたಠ_ಠ
    人に勧められて読んでみたけど、自分から手に取ることはしなかっただろうなぁ(笑)

    あらすじ:北海道旭川の地でリゾートの開発作業員が行方不明となり、警察は熊害と断定して捜査に乗り出すが、発見された作業員の遺体には熊によるものとは思えない損傷が残っていた…7年前に起こった家族の失踪事件との因果関係を突き止めるため、唯一の生き残りである外科医師の佐原茜が事件に関わっていく。規格外のヒグマをも凌ぐその怪物の正体とは…

    人の生き死にが関わる割には、登場人物の感情の振れ幅が狭いというか、説明的すぎる点は違和感が強かった。途中まではこういう作風なのかと思ったが、あえてそう仕向けていたのか?この作品しか知らないので何とも言えないが、後々の布石としての描写だとしたら、作者は中々の策士かもなぁ、と感じました。読みはじめてしまえばぐいぐい引き込まれて、あっという間に完読。
    思うに、どんなにグロい描写でも自分自身の想像で再現される映像なんてたかが知れているからか。これが映像化でもされようものなら鑑賞出来ないし、しない作品リストに入れちゃうけれど!

    オススメしてくれた知人は、この作品のある一点において私の好みな作品であると確信して貸してくれたので、その点は確かに!って流石分かってるね!って感謝申し上げました(^^)
    アイヌ民族と日本神話を絡めてこの怪物の何たるかが描かれている点も上手い。

    繰り返しますがグロいのでオススメはしかねますが、面白かったです。

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    2026年09月20日
  • 密室のパラノイア 天久鷹央の推理カルテ 完全版

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    プロとして下す、奇妙な事件の診断とは

    天久先生のシリーズも多少前後する中で読み進め、今作は私は初めてこのシリーズで本格的な「殺人事件」の話を読んだと思う。先の二つの短編はこのシリーズ特有の少しライトに読める。

    医療知識のない読み手にも予想がしやすい、推理がしやすい言わば読み手というアマチュアでもできる「診断」は読み手の中にも爽快感を感じさせてくれる。

    一方でラストの中編は殺人事件の形を取り、いつもよりも本格的な推理と調査がなされていく。途中までの推理であれば話を読んでいく中で私のようなアマチュアの「診断」でも導けるのに対して、本当の真相に辿り着くロジックには天久先生のようなプロの「診断」が不可欠であった。

    殺人事件といった推理小説の王道に対して診断医の天久先生が自分のプロ領域を活かした自身の王道で立ち向かう様子が、この小説の筋の通し方としてとてもよく感じ、またここまでに積み重ねてきた小鳥先生とのバディもとても心地よく感じた。

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    2026年09月19日
  • 閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書

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    リアリティが変にあって、しっかり怖がらせてくれる。こういうSNSヘビーユーザーへの警鐘ものの作品も増えてきた。30年後くらいに読んだら古くかんじるのかな。

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    2026年09月19日
  • 硝子の塔の殺人

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    凄すぎた。。最初から最後までドキドキしっぱなし。自分なりに考えながら読み進めたけど全く思った通りではなく。(笑)
    凄いミステリ作品でした、ミステリオタクな方が読んだらきっともっと感情移入して楽しいのではと思いました。圧巻!

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    2026年09月17日
  • ヨモツイクサ

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    知念実希人作品はほぼ読破しています。
    「ヨモツイクサ」???医学用語かな〜と思いながら読み始めると全く違うし恐ろしい話。最後まで飽きない展開でした。

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    2026年09月16日
  • 天久翼の読心カルテ 神酒クリニックで乾杯を

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    面白く読めた。

    鷹央の兄、翼登場。 翼は人の表情や動作などで、何を考えているのかを読み取れる能力を持つ。

    天久翼シリーズというか、九十九(つくも)という登場人物がメインだったな。

    翼含め天才達が集まったチームがアベンジャーズ感があってワクワクした。
    犯罪行為もお構いなし。

    次回作も読んでみたい。

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    2026年09月15日
  • 閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書

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    インタビューや記事が沢山ありリアル感があ った。
    謎の物体に怯え、何人もの人が亡くなる。
    これは現代における社会の闇だなと思った。
    本当に現実にあったら恐ろしいものだと思う。

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    2026年09月15日
  • 螺旋の手術室(新潮文庫)

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    面白かったけど切ない。この後のことを考えると余計に切なくなる。最後はなんて言ったのかな。
    義母ひどいけど、全く出てこない義父は何をやってるんだ。
    あの刑事が捜査を終わりにしたのに疑問が残る。

    前に読んだ知念さんのあの本に似てるなーと思ったけど、こっちの方が先だった。

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    2026年09月16日
  • このスマホで地下牢獄から脱出してください

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    すんなり読める。スマホ型小説?!第三弾。連続殺人犯から仕掛けられた密室から脱出しないと死ぬ。スマホの機能を使い脱出を試みる。面白かった。ヒントを元に謎を解き脱出しようとする過程も楽しめるし、最期の終わり方も。本好きには物足りないかもだけど、気軽に読めていいと思う

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    2026年09月14日
  • 硝子の塔の殺人

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    ネタバレ

    「雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、ゲストたちが招かれた。」

    この一文だけで何かが起こりそうな予感がしますね。
    主人公である医師、一条遊馬の独白から物語は始まります。
    今までミステリを読んできた人なら、このまま物語が進むはずがないと勘づくはず。さらに物語の中で人物の言動に様々な違和感があり、結末が二転三転することは予想できるかもしれません。
    神津島が描いた「硝子館の殺人」のように、本作の作者である知念先生もこのオチのために、この仕掛けを用意しているとも取れる物語の流れになっており、多少強引なところはあります。それでもクライマックスからクライマックスに映る怒涛の展開にページをめくる手が止まりませんでした。
    ミステリーとしては読み応えがあり、非常に面白い作品だと思います。

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    2026年09月14日
  • 鏡面のエリクサー 天久鷹央の事件カルテ

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    ネタバレ

    鷹央の叔父で院長の天久大鷲が殺人事件に巻き込まれる。身内のピンチにも関わらず、素直に助けないのが鷹央らしい。
    黒幕が最後まで分からない様になっていたが消去法出いくとそれとなく予想はつくが、そのトリックに関しては意外。しかし黒幕の病気が治った云々の行が嘘だったのは展開としてはちょっと反則な気がしたので読み返してみたが、ギリギリセーフかな。その他は相変わらず論理的でgoodであった
    大鷲の医師そして院長としての信念をしり彼を見直す機会にもなった。
    ただ鷹央と小鳥遊の恋愛展開だけは避けて頂きたい

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    2026年09月13日
  • 鏡面のエリクサー 天久鷹央の事件カルテ

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    ネタバレ

    自分勝手なふるまいに魅せながらも、悪態をつきながらも、大鷲の信念は信頼している鷹央、鷹央の能力を信頼している大鷲が、似たものどうしでシリアスななかでも、クスッとした。

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    2026年09月12日
  • ひとつむぎの手(新潮文庫)

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    星4.2

    ある病院に研修医が3人来て、主人公が指導して行きます
    最初の印象が悪くて反発されてしまうのですが、
    主人公の素の言動を見て、尊敬されるように。
    そこの描写が凄い良いんです。
    それだけに、最後の謎解き的な物は要らなかったかなぁ。
    途中まで凄い良かったのに、勿体ないなぁ。

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    2026年09月12日