知念実希人のレビュー一覧
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「硝子の塔の殺人」を読んだ後、知念実希人さんならこれもと友人に勧められ、天久鷹央シリーズに興味を持ちました。これ、めちゃくちゃ面白いですね。
天才医師天久鷹央が、次々やってくる患者の病気(ナゾ)を解き明かしていく物語。高度な医療ミステリーに加えて、鷹央に振り回される小鳥先生のコミカルな掛け合いが面白くて、ラノベを読んでる感覚でページをめくる手が止まりませんでした。硝子の塔でも感じた、この圧倒的な読みやすさが知念実希人さんの個性なのかなと思います。登場人物の行動全てに、わくわく感とか気だるさとか、その人の心情が付随していて、まるでアニメを見ているみたいにキャラの表情が見えるんです。いかに読み手に -
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天久鷹央シリーズ屈指の感動作と呼び声高い1冊。
超人的頭脳と変人っぷりが同居し、面白そうな“謎”には嬉々として首を突っ込む鷹央先生が、今回はある事情から珍しくキレの悪さを見せる。
医師としての苦悩や、自身の特性に対する葛藤に悩み、なかなか一歩を踏み出せずにいた鷹央先生が、部下でよき理解者(被害者でもある)小鳥遊にも助けられつつ、自身の“弱さ”を克服するラストが熱く、前評判に違わない感動を与えてくれた。
いつも通り、ワチャワチャしたコミカルな部分と、シリアスな部分がよい感じのバランスで同居していて、サクサク読める。
重厚なミステリーもいいが、こういう軽く読めてシンプルに「あーおもしろかった -
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ネタバレ物語は、医師である主人公が硝子館の主神津島を殺した罪で塔の最上階の展望室に閉じ込められているところから始まる。この硝子館は熱狂的なミステリマニアである神津島が綾辻行人の「館シリーズ」に憧れて作った建物であり、自身の発明であるトライデントにそっくりな形状となっている。その館の中で、神津島、執事の老田、メイドの巴が順番に殺されて、それを名探偵役である月夜碧が解き明かす、というのが大筋のストーリー。
こういった連続殺人で1人目を殺した犯人と2人目を殺した犯人が違うというのはなかなかない設定なので、普通に殺人事件としても面白かったが、それ以上の仕掛けが隠されているのを知った時には先が気になりすぎて深 -
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まさにミステリ好きのためのミステリ。クローズドサークル、特殊な館、密室、ダイイングメッセージ、暗号、読者への挑戦状、そしてどんでん返しと、おなじみのキーワードがてんこ盛りである。倒叙ミステリやメタミステリのような要素もあるし、過去のミステリ作品についての蘊蓄もちりばめられていて、マニアには垂涎もののフルコースだ。
私もマニアを自称するほどではないものの、十代の頃からホームズやクリスティ作品は大好きで、大人になってからも「新本格」は結構読んだクチなので、ニヤニヤしながら読んだ。解決したはずの事件が根底からひっくり返るような結末にも驚き。
万人にお薦めというわけにはいかないが、ミステリ好きの方 -
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ネタバレ傷跡のメッセージを読んでから知念さんの本を読みたいと思って手に取った1冊。
こちらもとても面白かったしすごく読みやすかった!
それぞれの事情を抱えた患者さんの真実に近づく様子が興味深かった。一人ひとりと向き合うというところが私は好きで、でも病院だとどうしても流れ作業になってしまうところもあると。実情も交えながら、でも理想も追いたい。病院で働いてる人たちには本当尊敬しかなくて、自分には絶対に出来ないお仕事No.1だと思っているから、そこにさらに想いを持って働く様子が描かれていて好きでした。
どんな仕事でも、人に寄り添うってとても素敵なことで、病院ならではの寄り添いができるってさらに素敵だなぁ -
Posted by ブクログ
ネタバレ誘拐ものミステリ。
女子高生誘拐事件。犯人は“ゲームマスター”を名乗る。
約三年前の女子中学生誘拐殺人でも同じくゲームマスターを名乗る人物の犯行があった。
自殺した桃井一太を被疑者死亡で書類送検し、高輪台女子中学生誘拐殺人事件は幕を下ろしたはずだった。けれど、もし桃井一太が真犯人ではなかったとしたら。ゲームマスターがまた生きていて、再び動き出したのだとしたら……。
犯人は交渉役に元警視庁特殊班・上原真悟を指名。身代金五千万円。
上原には、四年前に“ゲームマスター”と名乗る犯人に敗れ、救えなかった少女の記憶が残っていました。
上原慎吾は心神喪失し、妻とも離婚され、娘は妻に引き取られ、