知念実希人のレビュー一覧

  • 硝子の塔の殺人

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    久しぶりに本格ミステリーを読みました。中盤まではダラダラ感があったけど終盤予想外な展開があり2転3転と話しがひっくり返りびっくり!

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    2025年12月01日
  • 放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件

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    小学校で起こるミステリーを、小学生だけで結成されたミステリクラブが解決していく本。

    ミステリー小説を書く知念さんが、子ども向けに書いたもの。
    なので、サクサクと読み進められる。

    途中で「読者に挑戦」というページを作り、思考をまとめる数ページを作るところが、大人版と違うところかと思う。


    個人的には、仲良し3人組の名前の頭を取って「ミステリトリオ」になっているのがさすがという感想。

    「ミステリ」になるように名前を考えたのかな?と思うと胸が躍る。

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    2025年11月30日
  • 硝子の塔の殺人

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    久しぶりに本格ミステリーを読んだ気がします。ミステリーに対する愛が物凄く、王道と言われる作品たち(特に海外小説)を、自分がちゃんと読んでいないなぁと思いながら、出てくる作品たちも読んでみたくなりました。
    純粋に面白かったです!

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    2025年11月30日
  • 祈りのカルテ 再会のセラピー

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    前作同様、諏訪野先生の研修医時代の話だが、回想録の体となっていて、幕間=現在と行ったり来たりの構成で、前作とまた違った印象。
    これまた前作同様にハートフルな医療ミステリー。
    今作の方が泣かせに来てるか。特に最終章の展開はズルいなぁ…途中でなんとなくそうかも?と思いつつ、でも拍子抜けはなく、気持ちの良い読後感。
    別シリーズの天久鷹央シリーズとのクロスオーバーも見られ、今度はそっちのシリーズを読みたくなってしまったじゃないか…ズルいなぁ(笑)

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    2025年11月30日
  • 黒猫の小夜曲(セレナーデ)

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    前作を読んだのがかなり前だったので少し内容を忘れていたけど思い出す事ができました。連作短編集でだんだん物語が繋がっていくところがこの本の醍醐味ですね。また、前作に登場したレオも再登場して活躍するので面白いです。今回は前回よりもミステリー感強めて最後の方はドキドキしながら読みました。

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    2025年11月29日
  • ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテ 完全版

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    天久鷹央シリーズ第2弾!
    前作同様、登場人物たちの掛け合いがコミカルで面白い。
    短編3作(毒・吸血鬼・天使)。
    謎解きの楽しさはそのままに、今回は胸が締めつけられるほど切ない場面があり、思わず涙しました‥。

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    2025年11月28日
  • 閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書

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    ネタバレ

    文字が大きいのでサラサラっと読めます。
    めちゃくちゃ面白かったです。

    最初、あーこれは黒幕あの人ね、カメラね、とかわかった気になって読んでたんですが、最後あなたって出てきた時にゾワっとして、終わり方も物凄く良かった。
    語彙力がないので、読み終わった時の気持ちを上手く文章にできないのが残念です。
    最初の警告、途中ぜんぜん覚えてなかったのが、なんだか悔しくなってきました。

    この作者さんの他の本も読みたくなりました。

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    2025年11月28日
  • 閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書

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    活字離れ。
    特に紙ベースのものの極端な販売不振。

    内容がおもしろいから読書はつく。
    でもそれだけでは知念さんといえども、今後の活動は先細りになりかねない。

    そこで紙ベースの作品にわかりやすい記事のようなものや絵のようなもの、ひいてはSNSの画面までも引き込んだ。

    この作品は知念さんの壮大な実験だ!

    ぜひご一読されて知念さんの実験の一部始終をご覧いただきたい。

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    2025年11月26日
  • 屋上のテロリスト

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    面白かった。知念実希人さんの作品の中でもトップクラスに楽しかった。知っている歴史と異なる日本で死にたがりの主人公が謎の少女の目的が分からない行動に巻き込まれていき、どうやって行くのだろう?とふわふわしていたが、大統領や書記長、軍人、マスコミなどを巻き込みながら1本の道につながっていき、気づけば物語に引き込まれていました。ラストまで読み切ったあとの心地よさは、読んでよかったなぁと感じました。

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    2025年11月26日
  • 天久鷹央の推理カルテ 完全版

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    ネタバレ

    とても読みやすい。一気読みだった。
    それぞれの話の最後はアッと言わせられた。
    正直3話目まで「普通に」面白いだったが、最終話のスリリングな展開は「非常に」面白かった!代理ミュンヒハウゼン症候群だろうなあとは予想できたが、トリックは全然わからなかった。
    登場人物の会話はコミカルでこちらも面白い。
    続編がいっぱい出ているようなので、今後の展開も楽しみ。鷹央と小鳥遊の今後の関係も気になります。

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    2025年11月22日
  • 死神と天使の円舞曲(ワルツ)

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    知念実希人さんの死神シリーズが好きで、久しぶりに購入した。
    レオとクロ、それぞれの話から始まり、二人(二匹)の話が絡み合って、思ってもいなかった展開に引き込まれてしまった。
    このシリーズの本は人の死にまつわる話が書かれているけど、読んだ後に心が温かくなる。
    前二作を読み返したくなった。
    この本もまた間を空けて読みたい。

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    2025年11月22日
  • 作家 超サバイバル術!

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    著名な「作家」3名が、お金・インプット・編集者など様々な角度から「作家としてのサバイバル術」を赤裸々に語ったエッセイ。
    葉真中さんの本は読んだことがない(気がする)けど、中山さん知念さんの本はよく読んでいるので「へぇ、こういう人なんだ」という発見もあり、楽しく読むことができました。
    新人賞はプロになる前の人達との戦いで、そこを突破したら一気に有名な人達と戦わなくてはいけないというシビアな世界がよく分かります。
    何より良かったのが、「作家」ではない自分にも参考になる生き方であり、何かを突き通している人達だからこそ学べることも多いなと思えたところです。
    とはいえ、感銘を受け過ぎるのではなく(ここは

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    2025年11月21日
  • 死神と天使の円舞曲(ワルツ)

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    序盤の大河と美穂のすれ違いは読んでて苦しかった。でも2人とも(結婚を考えていたとはいえ)まだ幼くて親の意向は強いし仕方ない部分もあったかもなぁとかなんとか。
    クロとレオのコンビによる戦いはドキドキしながら楽しく読めたし名乗っての終わり方もとっても好みだった。でも一番の功労者は院長だと思う(笑)。
    そして本作の隠れテーマは子宮頚がんワクチン打とうせ!だと感じた。
    このシリーズこのまま終わるのかな。続くと良いなぁ。

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    2025年11月21日
  • 優しい死神の飼い方

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    "犬に憑依した死神"が患者さんの未練を解決する
    "痛快な医療作品"だと思い込んでいて、完全に油断していました!

    後半の展開は特に好きですね笑

    本作には、余命わずかの患者さんが登場しますが、
    誰一人悲壮感がなく、
    残りの人生を賭けて最後まで生き抜こうとする
    前向きな姿勢に心を打たれます、、、

    寿命の長さなんて関係なくて、
    「自分の人生を最後まで全うすると覚悟を決めたときから
    なんだってできる!いつだって後悔のない人生にできる!」と励ましているように感じました

    死神と患者さんのやり取りが微笑ましい、
    心の温まる"新感覚の"ミステリ

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    2025年11月19日
  • 天久鷹央の推理カルテ 完全版

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    面白かったしサクサク読めたので、「天久鷹央の推理カルテ」「天久鷹央の推理カルテ ファントムの病棟」「天久鷹央の推理カルテ 密室のパラノイア」と3冊連続で読んでしまった(笑)
    何といっても「天久鷹央」という最強キャラクターを産み出した功績が大きい。新・本格派のミステリ作家であり医師でもある知念実希人の持ち味を最大限に生かすことのできる探偵役を主人公にしたことによって、かくも面白いシリーズが誕生した。
    いくつかの書評で書いているように個人的には説明調になりがちな"本格派"は好きではない。しかし知念実希人は「硝子の塔の殺人」などのように単なる本格派ではなく、きちんとストーリー構築

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    2025年11月19日
  • 閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書

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    ネタバレ

    スマホサイズの『スワイプ厳禁』を読んだところ、関連する本作品を後程発売するということで楽しみにしていたところ、本屋にて見かけて購入。

    面白さを損いたくないため、あまりネタバレにならないように書きますが、最初分からずに読んでいたところ、こういう話やテーマに興味があり、とても好きな作品になりました!

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    2025年11月17日
  • ヨモツイクサ

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    ネタバレ

    ヒグマ?
    今、現実に騒がれている熊の話?
    と思いきや…
    読み進めると
    HUNTER×HUNTERのキメラアントを思い出させる展開になり
    グロさMAXだけど
    もう先が気になって気になって…
    ベクターとかの予想はしっかり外れ
    なるほどー!そうきたかあ…と
    すべての伏線回収して完。

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    2025年11月17日
  • 天久翼の読心カルテ 神酒クリニックで乾杯を

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    医療過誤を起こしたことで職を失った外科医・九十九は、恩師の紹介で新しい職場を得る。秘密厳守、そして医療技術の優れたスタッフが揃う神酒クリニックには、医療以外の問題にも関わる裏の顔があった。ずば抜けた能力を持ち、そして魅力的なキャラクターたちが活躍する、スリリングで楽しいミステリです。
    天久鷹央シリーズと関連はあるものの、こちら単体でも充分に楽しめます。とにかくキャラクターがどの人もとんでもなさすぎて、楽しすぎる! その中に放り込まれた九十九にしても、採用されたんだからいろいろと有能なんですよね。ある患者の依頼から始まり、バラバラ殺人、密輸事件等々に深く関わっていく神酒たちに、しっかりついていっ

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    2025年11月16日
  • 猛毒のプリズン 天久鷹央の事件カルテ

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    ネタバレ

    今回の事件を通して、『愛』というものについて考えた。
    『愛』は時に人を癒し救うものになるが、一方
    人を狂わせ蝕んでいく毒にもなりうるそう思った。
    今回、鷹央の元パートナーの燐火が出てきた。小鳥遊が「何故自分では駄目だったのに鷹央のそばにいられるのか」という問いに対して、「天才として特別扱いするのではなく、一人の人間として見ている。互いを補完し合いながら成長していく友人である。」と答えた際は、この2人の分かりにくくも確かに存在する絆を感じた。

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    2025年11月15日
  • 祈りのカルテ

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    ハートフルな医療ミステリー。
    諏訪野くんも、彼を見守る指導医の面々も、みんなキャラクターが魅力的。
    実は初・知念実希人さん。
    続編もあるようなので、それも含めて他の作品も読んでみよう。

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    2025年11月12日