村山早紀のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
現代が話の舞台ではなく遥か未来。地球自体は荒廃し人間は住めなくなり月へ(もしくは太陽系外へ)住みはじめて数世紀経った世界観。読んでいて思ったのはスターオーシャンが比較的近い世界観だった連合組織の銀河連邦があるし想像しやすかった。
ストーリーがクリスマスに纏わるおとぎ話を集めて一冊の本に仕上げる話でそのおとぎ話が短編集みたいにある感じです。個人的に2つ3つ目の話がすごく好みだった。
クリスマス=サンタの話にするのかと思いきやあまりそっち方向には行かないで年の瀬の切ない話を荒廃した世界観と合わせたりもしてくるので尚更胸にぐっとくる展開が多かった。
本を通して色々な人生や知識・生きた証を未来に残して -
Posted by ブクログ
今回こそは泣かない、と思って読み始めるんだけど、やっぱり1話目から泣いてしまった。
風早の街の片隅に、どんな願い事も叶えてくれる、不思議なコンビニがある。
「コンビニたそがれ堂」シリーズ11作目。
家族想いのピアニスト、
いつも誰かの幸せを願っている女の子、
地球を愛してくれる宇宙人、
優しい少年サンタさんの話、計4話。
途中、コンビニたそがれ堂×SFだ!!と1人興奮してしまった。村山早紀さんにかかると、魔女も宇宙人も、優しくて切ない生き物になるんだな。一緒に地球と人間を見守ってくれてありがとう。
誰かに優しくしたい気分のときは、このシリーズの本をおすすめする。わたしの鉄板本。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ2006年刊の児童書の加筆文庫化で、5短編
ふだんはお稲荷さんのお堂がある場所に出現する、欲しいものが必ずあるコンビニが生む奇跡の物語。
出色は猫好きの村山さんらしい「あんず」。
子猫のあんずは1年前に母親が病死したとき、少年に拾われて家族に加わったが、自分の死期を悟り、コンビニで人間の姿になれるが正体を明かすと死んでしまうというキャンディを買い、1日だけ従姉妹だと誤解されて家族とすごし、感謝と星空で待っていることを伝えて消えてしまう。
少年はその後コンビニであんずの首輪を見つけるという切ない話で、泣かされる。
ほかに、気になる女の子が転校するときにくれようとしたメメ帳を見つける表題作。 -
Posted by ブクログ
いろんな作家の作品が一冊になっている本の良いところは作家との出会いがあること、悪い点は短編ごとに気分が途切れてしまうことでしょうか。
どれも良作なので興味のあるタイトルから読むのもいいかも。血とか髪の毛とか白い影とか、そういう分かりやすいホラーは一切ないので、タイトル通りのぞくぞくがわかるかどうかは読解力と繊細さ次第かも。笑
本の小ささと文章量に物おじしないのなら小学4年生ぐらいから読めるんじゃないかな。
イラスト:表紙とタイトルロゴで損をしているなあと感じる。確かに内容とリンクしたものになっているが、内容をまだ知らない人間からするとごちゃごちゃして見にくいだけだし、内容が分かってから見ても -
購入済み
あまり本格的なSF要素小説作品は読まないのだが、もしかしたら本当に身近に宇宙人のような存在がいてそっと見守ってくれている、そんな思いにさせてくれるような優しい物語の数々舞台設定が変わってもファンタジーの世界と著者さんらしさがよく出ていて良かったです。