村山早紀のレビュー一覧

  • コンビニたそがれ堂 夜想曲

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    ネタバレ

    今巻のタイトルがタイトルだけに音楽の秋、読書の秋!それぞれの秋が同時に味わえる一冊ですね(*´ω`*)笑 この時期に読むのも良いですね!残暑続きますがちょうど秋に変わりつつ…年末までには読み終えたら良いけれど(汗)そしたら今年最後の一冊になるのか??(∩∩⸝⸝)今までと同じペースだと間に合わないかも―(;^ω^)笑 本を持ったとき、分厚く読み応えありますね☆楽しみます!年末までには読めたら良いなと思ってた本が、やっと読めた―――!
    【ノクターン】
    私も音楽好きなので、小さい頃放課後、小学校でお友達とピアノ遊んだり誰かが弾いていて、私も遊びたいなと羨ましく思ったこともありました。家では、『楽しい

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    2025年03月15日
  • 風の港 再会の空

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    羽田空港を訪れた人々の様々な再会の話。
    父親からの暴力から母子を護った男の再会、母を見送りフランスに帰る娘の雪うさぎとの再会、死んだ父親と再会したような受験生、稲荷の狐と再会した一人暮らしの女性、子供の時に助けた猫との再会。
    冒頭の「十二月の奇跡」が特に好きな小説だった。
    前作の漫画家、新人作家、魔術師との再会物語も良かったが、今作も安心して読めて心穏やかになる小説だった。

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    2025年03月02日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    誠実に優しく生きてきた人には報われて欲しい。そして街の本屋さんにはこれからも存続してほしい。そう思わせてくれる素敵な作品。普段は同じ作家さんを続けて読まないのだけれど(その作家さんの世界観に引きずられてしまうタイプなので)これは前作とあわせて一気読み。
    来月続編発売とのこと。買います!

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    2025年03月02日
  • 桜風堂ものがたり

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    本好き、本屋に行くのが好きな自分としては感動しまくりな一冊でした。

    作中にもあったけど、本屋さんが減っている状況は発売された当時より今のほうが更に厳しいと思っています。でも殆どのお店は売る努力している。この本を読んでまた本屋さんに行くのが楽しみになりました。

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    2025年03月01日
  • 街角ファンタジア

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    すっごく優しい物語であった!
    奇跡が繋がる5つの短編の物語

    1つ目の物語は猫と繋がる偶然の聖夜の物語
    弱った猫と、聖夜の一夜
    過ごした後の出会いは必然か偶然が
    いくつもの偶然の末に辿り着いた2人と1匹の出会いはとてもピュアで可愛らしい

    2つ目以降は偶然とは言い難い、奇跡の物語!
    2つ目の物語は現在を生きる少女と、亡きおじいさんと、そしてもう1人の過去に生きた少女の物語
    過去を夢見て、それが未来へ繋がっていく様がとても素敵で、5つの短編の中で私は1番好きかも!

    3つ目は、あまり売れない作家を生業としている女性の物語
    あったかもしれない過去
    あったかもしれない現在について語りかけてくれる

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    2025年02月23日
  • みまもりねこ

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    「みまもりねこ」今日届きました。久しぶりに絵本を読みました。公園にいるおばあさんねこの物語。

    実は私にも同じようなねこがいました。名前はゆきちゃん、同じおばあさんねこです。ゆきちゃんは地域ねこで、いつもは目の前の公園のベンチに座っていて、いろいろな人からお食事を戴いています。ある日、ゆきちゃんに向かって手をパンパンと拍手したら、なんとこちらに足早に走ってきました。そして、エアコン室外機の上にちょこんと座りました。もしかしてこれはお食事の催促なのか。取り敢えず台所から鰹節を持ってきてお出ししたらペロリと食べてしまいました。もっと欲しいのかと思って追加の鰹節をお出ししたら、これもペロリと平らげる

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    2025年02月20日
  • 竜宮ホテル 水仙の夢

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    愛理さん、乗り越えられて、というかいったん自分の中の心の整理がついて良かった…
    ずばっと言ってくれる満ちる先生もそばにいてくれてよかった…

    辛いけど、なかなか切り離したくないものはいったん「優先順位を下げる」という考え方も安心するというかすごくいい…

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    2025年02月11日
  • 竜宮ホテル 魔法の夜

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    大人になっても読み返しても、心が浮き立つようなクリスマスの描写✨
    そんなステキなクリスマスの日に不意に起こってしまう恐ろしい出来事や魔法がより一層際立つ不思議であたたかい物語でした。

    かわいいおばけのことりんのお話もすごく好き…
    まわりの期待どおりのふるまいをしてるうちに、本当の自分のことを知ってくれる人も少なくなって苦しくなることってありますよね…

    学校とか会社とか少なからずそうなってしまうこともあるだろうし…

    なんというか人目を気にしつつも、自分で自分を肯定していくバランス感はいまだに難しいと感じることが多い…

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    2025年02月11日
  • 風の港 再会の空

    購入済み

    シリーズ二作目。個人的に、空港という場所は未知の場所へと背中を押してくれて読んでいて、奥行きや深みがジンワリと沁み渡る筆致の物語。

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    2025年02月09日
  • 風の港 再会の空

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    これもシリーズになったのね?と、まずは思う。
    今回はそれぞれの話につながりはなかったので読みやすかった。
    今回の方が泣けた〜。ファンタジーなのに泣ける。涙腺緩くなってるのかな?などと思ったり。素直に『良かった』と言いましょうよ!と、自分に言うのです。笑

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    2025年01月31日
  • 風の港 再会の空

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    やさしく背中を押してくれる。そして、これからも一歩ずつ進んで行こうと思わせてもらえる。早紀ワールドガッツリ堪能させてもらいました。

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    2025年01月27日
  • かなりや荘浪漫 星めざす翼

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    主人公だけでなく、周囲の人々のストーリーもグッとくる!
    私も自分の仕事ややりたいことに、これほどに懸命に向き合っていきたい…。

    ましろさん、あなたは頑張っとるよ…。
    須賀一家に幸あれ…。

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    2025年01月26日
  • かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち

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    コンビニたそがれ堂、花咲家シリーズと並んでよく読み返すシリーズ。
    何度読んでも主人公のしなやかな強さに心惹かれます…
    後半にでてくる神宮司さんと谷崎さんのお話のところも泣けてしまう…

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    2025年01月25日
  • 街角ファンタジア

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    どの章も猫が必ず寄り添っていて、そして読む人の心に温かさが必ず寄り添ってくれます。じわっと来た章もありました。そして改めて世界平和を祈ります。

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    2025年01月25日
  • 桜風堂ものがたり

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    本を読むひとは、どこかこどものままなのかもしれない。

    どこかがこどもというより、本を開いて空想の世界へ浸る瞬間はずっとあのときの、かつてこどもだったときのままなのかもしれない。

    そんなことを強く思った。悪い意味ではなく。



    著者はアンソロなどの短編で読んだことがあるかな? どうやったかな?
    有名な方なので名前だけは知っていたのかもしれない。

    年末に棚差しと目が合って、なんとなく手にした本。
    年末年始なら落ち着いて読めるやろうと思ってたのに、なんのことはない、年明けの、しかもバタバタしながら読んだ。

    最初数十ページは、回りくどい文章やなあ、と、いうか、おんなじこと何回も書くなあ、とか

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    2025年01月25日
  • さやかに星はきらめき

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    初めて読む作家の作品。2024年第45回日本SF大賞エントリーでは6票を得た。この得票数は全体の4位であり、これはとても人気のある作品である証拠でもある。残念ながら審査員による本選で最終候補作とはならなかったが、村山早紀はSF界に十分にインパクトを与えた作家となった。しかし、どうして急にSF界に現れたのか、新星いや超新星のごとく姿を現したのか。その辺について若干触れてみたい。

    村山早紀は児童文学作家であるが、最近では読者の対象は児童から一般向けの作品へのシフトが進んでいる。また、これまでに様々な賞を受賞しており、最近では本屋大賞にもノミネートされ入賞している。そして作者とSFとの関係について

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    2025年01月19日
  • 街角ファンタジア

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     先ず「あとがき」から読み始めて、最後にまた「あとがき」を読みました。
     それまで読み進めた5つのストーリーが鮮やかによみがえり、作者のやさしさ、心根の良さが心に沁みて泣きます。

    (内容紹介)
    世界は「優しい奇跡」に満ちている――。
    癒やしと幻想の名手・村山早紀が描く5つの物語。
    本屋大賞ノミネート作家の最高傑作!

    失恋したての青年、亡き祖父を想う少女、行き詰まったイヤミス作家、不器用な本好きの少年、未来が不安な女性ライター……
    昭和から令和まで時代を越え、街の片隅で暮らす人々のそれぞれの心の傷が、優しい魔法で癒やされていく。
    ささやかな出会いと別れの中、心に寄り添い、そっと明かりを灯す奇

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    2025年01月18日
  • 街角ファンタジア

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    魔法のような、温かい奇跡を綴った物語。
    短編集で、一つ一つのお話のタイトルが素敵。装丁も可愛い。
    読んでいて、涙が滲んでくるし、沁みる。
    「色んな事がある時代だけど、優しさを置き去りにせず、どうか大切に」と言ってもらえるような、愛に溢れた1冊。

    本当に、読んでて、泣けてくる。
    大人向けのファンタジーは、思った以上に胸に刺さる。
    心の奥があったかくなる、素敵な物語に出逢えて、感謝。

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    2025年01月13日
  • 桜風堂ものがたり

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    柔らかく穏やかな空気感を感じられる一冊。
    丁寧に紡がれた言葉から情景が浮かんできて、深呼吸できる本、すき

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    2025年01月13日
  • 街角ファンタジア

    購入済み

    去年購入して積読状態でしたが、年始休暇で時間作って久しぶりに読書。やはり平和で暖かいファンタジー、そして児童書のエッセンスがかけられた静謐な物語にほっとします。

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    2025年01月08日