村山早紀のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ今巻のタイトルがタイトルだけに音楽の秋、読書の秋!それぞれの秋が同時に味わえる一冊ですね(*´ω`*)笑 この時期に読むのも良いですね!残暑続きますがちょうど秋に変わりつつ…年末までには読み終えたら良いけれど(汗)そしたら今年最後の一冊になるのか??(∩∩⸝⸝)今までと同じペースだと間に合わないかも―(;^ω^)笑 本を持ったとき、分厚く読み応えありますね☆楽しみます!年末までには読めたら良いなと思ってた本が、やっと読めた―――!
【ノクターン】
私も音楽好きなので、小さい頃放課後、小学校でお友達とピアノ遊んだり誰かが弾いていて、私も遊びたいなと羨ましく思ったこともありました。家では、『楽しい -
Posted by ブクログ
すっごく優しい物語であった!
奇跡が繋がる5つの短編の物語
1つ目の物語は猫と繋がる偶然の聖夜の物語
弱った猫と、聖夜の一夜
過ごした後の出会いは必然か偶然が
いくつもの偶然の末に辿り着いた2人と1匹の出会いはとてもピュアで可愛らしい
2つ目以降は偶然とは言い難い、奇跡の物語!
2つ目の物語は現在を生きる少女と、亡きおじいさんと、そしてもう1人の過去に生きた少女の物語
過去を夢見て、それが未来へ繋がっていく様がとても素敵で、5つの短編の中で私は1番好きかも!
3つ目は、あまり売れない作家を生業としている女性の物語
あったかもしれない過去
あったかもしれない現在について語りかけてくれる
少 -
Posted by ブクログ
「みまもりねこ」今日届きました。久しぶりに絵本を読みました。公園にいるおばあさんねこの物語。
実は私にも同じようなねこがいました。名前はゆきちゃん、同じおばあさんねこです。ゆきちゃんは地域ねこで、いつもは目の前の公園のベンチに座っていて、いろいろな人からお食事を戴いています。ある日、ゆきちゃんに向かって手をパンパンと拍手したら、なんとこちらに足早に走ってきました。そして、エアコン室外機の上にちょこんと座りました。もしかしてこれはお食事の催促なのか。取り敢えず台所から鰹節を持ってきてお出ししたらペロリと食べてしまいました。もっと欲しいのかと思って追加の鰹節をお出ししたら、これもペロリと平らげる -
-
-
Posted by ブクログ
本を読むひとは、どこかこどものままなのかもしれない。
どこかがこどもというより、本を開いて空想の世界へ浸る瞬間はずっとあのときの、かつてこどもだったときのままなのかもしれない。
そんなことを強く思った。悪い意味ではなく。
著者はアンソロなどの短編で読んだことがあるかな? どうやったかな?
有名な方なので名前だけは知っていたのかもしれない。
年末に棚差しと目が合って、なんとなく手にした本。
年末年始なら落ち着いて読めるやろうと思ってたのに、なんのことはない、年明けの、しかもバタバタしながら読んだ。
最初数十ページは、回りくどい文章やなあ、と、いうか、おんなじこと何回も書くなあ、とか -
Posted by ブクログ
初めて読む作家の作品。2024年第45回日本SF大賞エントリーでは6票を得た。この得票数は全体の4位であり、これはとても人気のある作品である証拠でもある。残念ながら審査員による本選で最終候補作とはならなかったが、村山早紀はSF界に十分にインパクトを与えた作家となった。しかし、どうして急にSF界に現れたのか、新星いや超新星のごとく姿を現したのか。その辺について若干触れてみたい。
村山早紀は児童文学作家であるが、最近では読者の対象は児童から一般向けの作品へのシフトが進んでいる。また、これまでに様々な賞を受賞しており、最近では本屋大賞にもノミネートされ入賞している。そして作者とSFとの関係について -
Posted by ブクログ
先ず「あとがき」から読み始めて、最後にまた「あとがき」を読みました。
それまで読み進めた5つのストーリーが鮮やかによみがえり、作者のやさしさ、心根の良さが心に沁みて泣きます。
(内容紹介)
世界は「優しい奇跡」に満ちている――。
癒やしと幻想の名手・村山早紀が描く5つの物語。
本屋大賞ノミネート作家の最高傑作!
失恋したての青年、亡き祖父を想う少女、行き詰まったイヤミス作家、不器用な本好きの少年、未来が不安な女性ライター……
昭和から令和まで時代を越え、街の片隅で暮らす人々のそれぞれの心の傷が、優しい魔法で癒やされていく。
ささやかな出会いと別れの中、心に寄り添い、そっと明かりを灯す奇 -
購入済み
去年購入して積読状態でしたが、年始休暇で時間作って久しぶりに読書。やはり平和で暖かいファンタジー、そして児童書のエッセンスがかけられた静謐な物語にほっとします。