村山早紀のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレとても優しい温かい話でした。
いつでも大切にしてくれたペットが見守ってくれる。そんな幸せな温かい話でした。
気になった所載せます。よければ本を読んでみてください。
ーーー
「ねこは、さみしいのがつらいことも、
ひとりぼっちがかなしいことも、しっていました。
ながいながいあいだ、のらねことして、
ひとりで生きていたねこだったからです。
ー 食べるものがなくておなかがすくことも、つらいことでしたが、
それよりも、
ひとりぼっちでいることが、つらかったのをおぼえています。」(18ページ)
ーーー
「「あなたの素敵なところを、わたしは知っているよ。だから、大丈夫だよ」
ー 空から舞い降りた、小さなひと -
Posted by ブクログ
猫×星×奇跡
どの話も温かくて、尊くて好き。
登場人物たちに降り注ぐ優しい奇跡に胸打たれると同時に、他の人の幸せを願わずにはいられない、そんな心を洗ってくれるようなお話ばかりだった。
クリスマスに失恋をした淳。転んで怪我をしたり、踏んだり蹴ったりの彼の前に現れたのは、寒さに震えている迷子の猫だった…『星降る町で』
シャッター街にあり、祖父が創業した飲食店が倒産することに。あるとき千世子は熱を出し、目を覚ますとそこには若かりし頃の祖父が…千世子が起こした驚くべき行動とは。『時を駆けるチイコ』
イヤミス作家清花のもとに依頼された仕事は「優しいお話」を書くことだった。彼女の仕事に、自分の人生に -
Posted by ブクログ
優しいお話に心癒された休日。
本作に登場する『風の丘のルルー』が児童書として存在することを初めて知りました。これからも多くの子どもたちに読まれるシリーズ本になることを、願いたいです♪
さて、下巻も現実とファンタジーが行き交う展開でありましたが、夢は叶うこともあるんだよと、優しい笑顔で語りかけられたような読後に包まれました。
村山早紀さん作品は『風』『夢』『魔女』のキーワードがよく使われる印象ですが、どの言葉も同じ優しさが見えてくる?気がして、とっても不思議です。
本作を読む中で、同じ温かさを感じる言葉を探してみると面白いかもですね♪
『くま』 -
Posted by ブクログ
村山早紀さんのこの作品の文章を読み始めたら
「読書が好き」と言い始めた頃の懐かしい気持ちを思い出しました。
文章がキラキラ、生き生きとしているんです。
そして言葉選びがきれい。
そんな本好きにしてくれた作家さんが描く書店員さんのお話は
現実を忘れて本の世界に引き込んでくれました。
上巻で描かれる月原一整の転機は本当に悲惨。
万引き犯を捕まえようとしただけ。
なのに「万引き犯がかわいそう」とはどういった了見で生きているのか?
死ななきゃ何をやってもいいのか?と思いましたよ。
物語の中のモブたちに(笑)
もうガシッと心を掴まれました。
月原一整に報われて欲しいと思って読んでいたのですが
本屋さ -
Posted by ブクログ
桜風堂のものがたりの締めくくりとなる1冊、読み終わってしまった…
第3話 時の魔法では、はっきりとは明言されていないのですが、アンネフランクの伝記に出てくる"ある場所"と関わりがある人も出てきてビックリ。
そりゃあそうなるよな…と苦しい思いで読み進める所もありましたが、最後はあぁぁよかった…とも思えて、ホッとした気持ちで読み終えれました。
こちらで完結したのは寂しいですが、村山早紀さんの作品は、他のシリーズでふとその場所の名前が出てくることもあるので、また桜風堂や桜野町、銀河堂書店を見かける日を楽しみにもしています✨(本シリーズで妙音岳が出てきたのも嬉しかったです) -
Posted by ブクログ
私は今日も、優しい日差しが差し込む病室で眠るあなたに『風の丘のルルー』を朗読する。
今日は千鶴先生も隣で聴きたいって言うから、いつも以上に頑張らなきゃね。
でもさ。私の朗読を聴いていると癒やされるって、千鶴先生の言うことは大袈裟だよね。私にそんな魔法みたいな力は、あるはずないのにね。
感想です。
始めからファンタジー1色の小説なのかな?と思っていましたが、なるほど。現実世界の女の子が読み聞かせてくれる絵本の世界との行き来といった構成なのですね。
村山早紀さんらしい優しい世界観、ちょっと心にチクッとくる悲しみに、しっかりと没頭させてもらいました。早く下巻も読み終えたい!!