村山早紀のレビュー一覧

  • 魔女たちは眠りを守る

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    寝る前に1話ずつ読み、今夜で終わってしまう悲しさよ。
    出会いと別れが切ないけれど、ホッとする様な暖かさに包まれる感じがとても好き。人と人ならざるものとも関係なく、互いを想い合う心や魂が温かい。装丁も好き。

    読み終わってしまった。
    穏やかな気持ちに包まれて、切ないけれど素敵なお話をありがとうございました

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    2023年01月31日
  • 風の丘のルルー(2)魔女のルルーとオーロラの城

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    子供から大人まで

    風の丘シリーズ第2弾。短編集の一話分くらいの文字の量でサクサクと読める。しんみり心にしみる物語で改めて名作だと思いました。

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    2023年01月27日
  • 風の丘のルルー(1)魔女の友だちになりませんか?

    購入済み

    電子書籍としての復刊祝い

    「その本の物語」を読んでコンプリートしようにも、絶版で図書館で全巻借りて読みましたが、そして何年かしてやっと電子書籍で復刊したものの、途中の巻でパタリと止まってしまいそこから、また間あいて12月になって途中の巻も復刊されてたので買ったままにしてたのを読み始めました。

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    2023年01月27日
  • 百貨の魔法

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    この本を読んで、地元の百貨店に行ってみました。百貨店で素敵な物に出会えることが学べて、人生変わった一冊です。百貨店に不利な時代なのも事実ですが、それでも百貨店の魅力は廃れていない!と分かりました。

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    2023年01月19日
  • 魔女たちは眠りを守る

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    遠い約束/天使の微笑み/雨のおとぎ話/月の裏側/
    サンライズ・サンセット/ある人形の物語/
    エピローグ 貝の十字架

    人は寿命が尽きたら身体が動かなくなるけれど、魔女は消えてしまうという。長い年月の彼女の想いも一緒に消えてしまうはずがないと信じたい。人の命が輪廻の流れに乗るように、魔女の想いも輪廻の流れにのっているといいなぁ。

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    2023年01月09日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    ネタバレ

    桜風堂ものがたりのその後。

    桜風堂書店で働く一整をとりまく田舎町やそこに住む人々、そして近くにはいなくとも一整を気にかける銀河堂書店の人々や作家の皆さん。

    あぁ本当によかったとあたたかい気持ちに心が満たされる、大団円ということばがぴったりな一作です。

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    2023年01月01日
  • 魔女たちは眠りを守る

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    ある寒い春の夜から始まる、ある街の魔女にまつわる物語。
    一つ一つの物語、そして文章、単語の一つ一つに至るまでも夜空の星のようにきらきらと輝いているような印象を受けました。
    魔女たちの起こすほんのちいさな奇跡。それらすべてがいとおしいです。

    長い寿命と不可思議な力をもつ魔女から人への思いを『片思い』と称したのが素晴らしい。
    彼女たちのあたたかくも切ない片思いが、本当はそこら中に溶けているのかもしれません。

    村山先生の本をもっと読んでみたくなりました。
    読んでみるとふっと心が軽くなるような、本当に、魔法のような素敵なお話です。

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    2022年12月14日
  • 魔女たちは眠りを守る

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    単行本からの置き換えですが、文庫本で村山早紀さんのあと書きが追加されています。今の新型コロナやウクライナと、理由もなく罪もなく亡くなっていく方々にとても辛い気持ちを抱えつつも、この本が心に癒やしをもたらせてくれることを願う言葉には、村山早紀さんのお人柄を改めて感じることができる内容でした。

    以下は、単行本の時の感想をコピペしただけですが、皆様の心を癒してくれる1冊になることを、私も願いたいです。

    〜単行本の感想〜
    『魔女の宅急便』や『魔女の旅々』といったアニメ作品にも似て、一つ一つのエピソードが色んな味わいを楽しめる紅茶の詰め合わせのような、とても温かさを感じる作品でした。

    同じ紅茶でも

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    2022年11月20日
  • 桜風堂ものがたり(下)(PHP文芸文庫)

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    上巻に続き、再読です

    再読だから、わかっているのに同じところで泣きそうになる。
    人はきっと、夢とか希望がないと前向きに生きていくことは難しいから。これは私の好きな本にもよく書いてあること。

    売れる本って、書店員さんがこんなに力を尽くしてくれているものなのかと改めて思います。
    今日もどこかで、沢山本が売れていればいいなと。

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    2022年10月28日
  • 桜風堂ものがたり(上)(PHP文芸文庫)

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    再読です。

    人ってやっぱり何かしらを抱えて生きているもの。
    何回読んでも、好きな本は好き。
    登場人物はみんな、心優しい人ばかりで心があったかくなります。

    生きることをあきらめるな。幸せになることを。前に進むことをあきらめたら、人間その場で腐っていくだけだ
    最初に読んだのは文庫ではないので上下巻にわかれてなかったけれど、この上巻は桜風堂の導入部分。書店を辞める時の描写は心がとても苦しくなるけど、下巻に向けて少しずつ前を向いて行けます。

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    2022年10月26日
  • 100年後も読み継がれる 児童文学の書き方

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    ネタバレ

    『誰でも書ける訳ではないと説く児童文学の書き方』

    現実の厳しさを隠さず、筆者の経験に基づいた子供のための本の書き方を説く。巻末の短編『トロイメライ』を、筆者コメントを参考にしながら読むと、一字一句深く考え抜かれていることがよくわかる。勉強になりました!

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    2022年09月24日
  • コンビニたそがれ堂 小鳥の手紙

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    魔神の話は、真面目な淳が切なかった。だからおむすびの差し入れがされたんだな。
    千花の話はほっこりした。
    星野百貨店の番外編はわくわくした。百花の魔法も銀河堂書店の話も大好きだから。

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    2022年09月16日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    このシリーズは悪い人が出てこないので、シリアスな話の合間に読んだ時にホッとします。
    本への愛も伝わってくる作品で、こんなにとんとん拍子に素敵な企画が進んでいくことって現実では少ないだろうけど、心から羨ましく思います。

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    2022年09月14日
  • 桜風堂ものがたり(上)(PHP文芸文庫)

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    ネタバレ

    月原一整は星野百貨店の中にある銀河堂書店の文庫担当の書店員。
    同僚の卯佐美苑絵は夢見る女の子で、一整のことを王子様だと密かに想っています。
    カリスマ書店員の三神渚砂は苑絵とは幼なじみです。一整をやはり想っていますが、友情を大切にしています。

    中学生の男の子が苑絵の前で万引きをして、逃げようとするのを一整は追いかけますが、中学生は道路にとびだし、車に跳ねられ入院してしまい、SNSが炎上します。

    一整は考えた末、店を辞職して、桜野町の、ネットで知り合った友人の営む、桜風堂書店を訪ねて行きますが…。


    なんて優しい物語だろうと思いました。
    優しすぎる物語です。
    出てくるのは皆、いい人ばかりです

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    2022年06月08日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    これで完結、なのは寂しいなあ〜嫌だなあ〜!と思っていたら、もう一冊番外編があるようで。優しい人たちしか出てこない物語は読んでて心がほぐれる。

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    2022年06月04日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    桜風堂物語の続編です。
    前回では描かれなかった人物の話が描かれてあり、とても楽しくよめました。こんな書店がまちの近くにあればとっても楽しいですね。

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    2022年05月03日
  • コンビニたそがれ堂 猫たちの星座

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    猫尽くしだ~(=゚ω゚=)♪確かに猫は居てくれるだけで良い!長生きして看取ってくれるのも良いけれど、その後一匹残すのも…(._.)とりあえず、ねここさんが話したお客様のように幸せな最後を迎えられたらな~(^^)

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    2022年04月20日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    一人の善意が波紋のように広がり周りの人々と響きあうような優しさで紡がれたような物語。
    表題作の星をつなぐ手は物語を読み終えるのが惜しくて何度も頁をめくり直した。
    あとがきや解説まで心温まる文章なのがすごい。

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    2022年03月31日
  • 桜風堂ものがたり(上)(PHP文芸文庫)

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    銀河堂書店を望まない形で辞することになった月原一整。
    今まで行きたかったが足が向かなかった桜野町の桜風堂を訪ねたことで運命の歯車が回りだす。
    人と人が星座のように繋がった素敵な物語だった。
    書店や出版業界の話も興味深く読めた。

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    2022年03月22日
  • 春の旅人(立東舎)

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    ものすごく贅沢な本だった感でした。
    物語の文章から見える景色がものすごく綺麗なのですが、添えられた挿絵もとても美しく、きらきらにきらきらが重なって更にきらきら煌めいていくような、不思議な美しさの連鎖の感覚に陥る本でした。

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    2022年02月23日