村山早紀のレビュー一覧
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購入済み
電子書籍としての復刊祝い
「その本の物語」を読んでコンプリートしようにも、絶版で図書館で全巻借りて読みましたが、そして何年かしてやっと電子書籍で復刊したものの、途中の巻でパタリと止まってしまいそこから、また間あいて12月になって途中の巻も復刊されてたので買ったままにしてたのを読み始めました。
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Posted by ブクログ
単行本からの置き換えですが、文庫本で村山早紀さんのあと書きが追加されています。今の新型コロナやウクライナと、理由もなく罪もなく亡くなっていく方々にとても辛い気持ちを抱えつつも、この本が心に癒やしをもたらせてくれることを願う言葉には、村山早紀さんのお人柄を改めて感じることができる内容でした。
以下は、単行本の時の感想をコピペしただけですが、皆様の心を癒してくれる1冊になることを、私も願いたいです。
〜単行本の感想〜
『魔女の宅急便』や『魔女の旅々』といったアニメ作品にも似て、一つ一つのエピソードが色んな味わいを楽しめる紅茶の詰め合わせのような、とても温かさを感じる作品でした。
同じ紅茶でも -
Posted by ブクログ
ネタバレ月原一整は星野百貨店の中にある銀河堂書店の文庫担当の書店員。
同僚の卯佐美苑絵は夢見る女の子で、一整のことを王子様だと密かに想っています。
カリスマ書店員の三神渚砂は苑絵とは幼なじみです。一整をやはり想っていますが、友情を大切にしています。
中学生の男の子が苑絵の前で万引きをして、逃げようとするのを一整は追いかけますが、中学生は道路にとびだし、車に跳ねられ入院してしまい、SNSが炎上します。
一整は考えた末、店を辞職して、桜野町の、ネットで知り合った友人の営む、桜風堂書店を訪ねて行きますが…。
なんて優しい物語だろうと思いました。
優しすぎる物語です。
出てくるのは皆、いい人ばかりです