村山早紀のレビュー一覧

  • 桜風堂夢ものがたり

    Posted by ブクログ

    大好きな作家さんの大好きなシリーズの番外篇的な作品でした!相変わらずの優しい文体で今作はタイトルに「夢」とあるように不思議なファンタジー要素の強い作品でした!

    0
    2025年11月27日
  • 桜風堂ものがたり

    Posted by ブクログ

    じわりと心の疲れたところに静かに入り込んでくるような優しさがある。本屋と本、そして人が繋ぐ物語。
    本が好きだという人と話していると大体共通点がある。誰も彼もが好きな本に対する熱心な愛情があり、思慮深く言葉を探るところだ。
    書店に勤める彼ら、彼女らもそういったところを持っていて、本が好きだという気持ちが伝わってくる。
    デジタルの発展はいい事ばかりではなく悪い事が目立つがそれでも頑張る事は悪い事ではないとそっと思わせてくれた。

    0
    2025年11月21日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

    Posted by ブクログ

    作中でも言われている通り都合がよすぎる話だが、主人公が一生懸命な善人なのでむしろそうあってほしいと思える
    前作はインターネットのカスがいたが、今作はそれに対するものも掘り下げている

    0
    2025年11月19日
  • さやかに星はきらめき

    Posted by ブクログ

    最高に優しい、心が温まる、『愛に満ちた、人類すべての贈り物になるような本』であったと思います。

    個人的には虹色の翼が1番好きなお話でした。この本を読んで自分が大好きな本を、自分が住んでるこの星を、自分の近くにいる大切な人を想う気持ちを考えさせられた気がします。舞台が地球じゃないことが新鮮で、きっとこれから夜空を見るたびに宇宙に思いを馳せてしまうだろうなーって思いました。

    やっぱり村山早紀さんの書く文章はとっても好きです!あたたかくて、読んでてじーんとして涙が自然と溢れるようなそんな文だなって改めて好きだなと思いました。あとがきまで素敵!!!

    0
    2025年10月29日
  • 桜風堂ものがたり(下)(PHP文芸文庫)

    Posted by ブクログ

    本好きの私にとって本屋さんが舞台になっている
    所に興味を持ちました。
    また〝百貨の魔法〟の姉妹作だったので、
    繋がりの気づきもあり、嬉しさが込み上げました。
    本書はほっこりと心温まるお話でありながも
    心が締め付けられる切なくやるせない展開もありました。
    自然と涙が滲み出ました。
    同時に応援の気持ちもわき、いつの間にファンになっていました。

    続編、
    【星をつなぐ手】 桜風堂ものがたり
    一整の任された書店の奇跡の物語。
    こちらも読みたいと思います。

    0
    2025年10月28日
  • 桜風堂夢ものがたり2 時の魔法

    Posted by ブクログ

    少し寂れた山あいの桜野町にある桜風堂書店の店長・月原一整、桜風堂書店の元店長の孫・透、銀河堂書店の卯佐美苑絵が出会った優しい怪異のお話。
    胸が温かく、そしてちょっぴり切なくなった。

    0
    2025年10月06日
  • 風の港

    Posted by ブクログ

    空港を舞台にした優しく癒される連作短編集!心にささる言葉が沢山あって前を向く勇気をもらえる作品でした!

    0
    2025年10月05日
  • 不思議カフェ NEKOMIMI

    Posted by ブクログ

    依存症にならないように計画的に読んでいる村山早紀先生の「不思議カフェ NEKOMIMI」文庫版が発売されたので、このタイミングで順番を早めて読み始めた。約2年半前に発売された単行本を脇に置きながら一気に読んだ。

    帯の裏側に書かれてある「こつことと働き、余暇には本を読み、紅茶を淹れて音楽を聴く」。緩めの会社に入社した時に、もしかしたらこんな生活を実際に送れるのではと思ったものの、いつの間にか最先端の研究に引きずり込まれ、自分の時間が全く無くなる生活に嵌っていった。楽器の演奏だけは死守するつもりだったが、次第に練習する時間も無くなってしまった。しかし、環境の変化が急に起こり、時間の余裕ができた。

    0
    2025年10月01日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

    Posted by ブクログ

    温かな、優しい気持ちになれる本。
    読み終わると、自分も桜野町から帰ってきてしまった気持ちになりました。

    0
    2025年09月30日
  • 桜風堂夢ものがたり2 時の魔法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    桜風堂の物語もいったんこれで終わりということで4冊目。
    夢ものがたりと称するようになってから、ファンタジー要素がグンと増えて、もはや異世界モノと呼んでもいいような世界観。

    だけど、この優しさが癒されるねんなぁ。主人公一整を筆頭にシリーズを通しての主な登場人物たちが味わってきたツラい経験があるだけに、とにかく優しいとんがっていない展開が良い。

    現実の世の中も勿論、自分のやってることも、ここんとこ読んできた本や、観た映画まで、なんともキツくてツラいのが多かったので、この本には本当に癒された。

    優しい人になろう。俺なんてどうせろくでもない人間なんだから、偽善でもいいから優しい人になろう。また改

    0
    2025年09月23日
  • 桜風堂夢ものがたり2 時の魔法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    現実的なところから始まったけれど
    風早シリーズのようなファンタジー色濃いめの1冊で完結。

    ほっこりした気持ちになれます。

    0
    2025年09月22日
  • 桜風堂ものがたり

    Posted by ブクログ

    心に傷を負った書店員、月原が見つけた「宝もの」のような一冊を巡り、彼の友人や元同僚たち、出版社営業さん達が「この本を売りたい」と情熱を燃やして、一緒に奇跡を巻き起こす展開に読んでいて心が温かくなる。村山先生が本に関わる仕事に励む人たちに贈るラブレターのような物語。「地方の書店」が奮闘する姿に、書店に本を買いに行きたくなる欲が高まる1冊。

    0
    2025年09月15日
  • みまもりねこ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とても優しい温かい話でした。
    いつでも大切にしてくれたペットが見守ってくれる。そんな幸せな温かい話でした。
    気になった所載せます。よければ本を読んでみてください。
    ーーー
    「ねこは、さみしいのがつらいことも、
    ひとりぼっちがかなしいことも、しっていました。
    ながいながいあいだ、のらねことして、
    ひとりで生きていたねこだったからです。
    ー 食べるものがなくておなかがすくことも、つらいことでしたが、
    それよりも、
    ひとりぼっちでいることが、つらかったのをおぼえています。」(18ページ)
    ーーー
    「「あなたの素敵なところを、わたしは知っているよ。だから、大丈夫だよ」
    ー 空から舞い降りた、小さなひと

    0
    2025年08月22日
  • 桜風堂夢ものがたり2 時の魔法

    Posted by ブクログ

    桜風堂シリーズ、久々に堪能した。

    読みながら、登場人物たちの事を少しずつ思いだし、
    透もだいぶ成長した。

    苑絵と一整、なかなかじれったい二人が、
    不思議な少女と、ローズのおかげで、
    やっとやっとハッピーエンド!

    「百貨の魔法」を初めて読んで、そこから桜風堂シリーズにはまった。
    大人の読むファンタジーとして、切なくて温かいストーリーだった。
    たぶん、完結には、ならないと、思う。思いたい。
    大人になった透と、梢が気になる。

    0
    2025年08月21日
  • コンビニたそがれ堂

    Posted by ブクログ

    村山早紀さんの著書の中でも特に好きな『コンビニたそがれ堂シリーズ』の1巻目。

    探し物がある人は、ほしいものと必ず出会える摩訶不思議なコンビニ。
    お話に出てくるおでんやお稲荷さんがなんとおいしそうなこと…。

    各話もやさしくて本当にあったかい…。

    冒頭の書き出しがとても心くすぐられる文章なので、書店でであったらぜひお手にとってみてください…!

    0
    2025年08月10日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

    Posted by ブクログ

    村山早紀さんの桜風堂ものがたりの続編!相変わらずの優しい文体でとてもほっこりした気持ちになりました…終盤の奇跡の様なサイン会…主人公一整とそれを支える周りの人達に感動しました!

    0
    2025年08月10日
  • 風の港 再会の空

    Posted by ブクログ

    羽田空港を舞台にした物語。帰省や旅行でよく利用するので、あの辺かな?この辺かな?なんて想像しながら読めるのが楽しいです。

    0
    2025年08月05日
  • 風の港

    Posted by ブクログ

    タイトルから惹かれて手に取った1冊です。空港はよく帰省や旅行で利用しますが、出会いと別れがある場という意識は全くなく利用していました。作者さんのように感情が豊かに空港のことを綴れるのにじーんとしました。

    0
    2025年08月02日
  • 桜風堂ものがたり(下)(PHP文芸文庫)

    Posted by ブクログ

    インスタで紹介されていたので初めて読んでみた村山早紀さんの作品の下巻……田舎の小さな本屋と街場の老舗百貨店の本屋とそこで働く書店員さん達の小さな奇跡の物語!文章が優しくて温かくて凄く癒される1冊でした!本に携わる仕事がしたくなりました…(汗)

    0
    2025年07月19日
  • 街角ファンタジア

    Posted by ブクログ

    猫×星×奇跡
    どの話も温かくて、尊くて好き。
    登場人物たちに降り注ぐ優しい奇跡に胸打たれると同時に、他の人の幸せを願わずにはいられない、そんな心を洗ってくれるようなお話ばかりだった。

    クリスマスに失恋をした淳。転んで怪我をしたり、踏んだり蹴ったりの彼の前に現れたのは、寒さに震えている迷子の猫だった…『星降る町で』

    シャッター街にあり、祖父が創業した飲食店が倒産することに。あるとき千世子は熱を出し、目を覚ますとそこには若かりし頃の祖父が…千世子が起こした驚くべき行動とは。『時を駆けるチイコ』

    イヤミス作家清花のもとに依頼された仕事は「優しいお話」を書くことだった。彼女の仕事に、自分の人生に

    0
    2025年06月09日