村山早紀のレビュー一覧
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読書スランプであった私を、また癒やしてくれた『桜風堂ものがたり』に感謝です。
本作『星をつなぐ手 桜風堂ものがたり』は前作『桜風堂ものがたり』の続編になります。前作で大型書店の書店員である月原一整は、あるトラブルによって長く務めていた書店を去り、田舎町の小さな書店の店主を務めることになりました。本作は月原一整と小さな『桜風堂書店』の新たな奇跡が綴られた物語になります。
前作では月原一整や2つの書店の人々の優しさに涙しましたが、今作は前作以上の絆の強さや人への感謝が強調され、この世界の住人として私も傍で働いてみたいと憧れ、暖かい涙がポロリと頬を撫でました。
読者によって「出来すぎた物語だ」 -
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こちらも村山早紀さんとげみさんのコラボ作品です。村山早紀さんの描くストーリーに、げみさんの挿画、もうホントすごくいいんです♪
「トロイメライ」:向日葵が春に咲く近未来、ロボットが人間とともに日々の生活を送るようになっていた…。ある日突然勃発した戦争に、人間とロボットが駆り出されることになったとき、残させた家族は…。
「桜の木の下で」:15歳のゆりちゃんと同じ年の猫との心温まるお話。
「秋の祭り」:捨てられたお雛様とお内裏様に魂が宿った…お雛様とお内裏様は何を思い、どんな行動をとるか…。
一番心に残ったのは、表題の「トロイメライ」ですね…。近い未来、こんな世の中がくるのではないか…その時私な -
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「約束の猫」の前に2冊、村山早紀さんとげみさんのコラボ作品が出ていたなんて!!これは読むしかないでしょう!ということで、手にしました。この作品も読むことで癒されました(^-^)
「花ゲリラの夜」:主人公は里奈ちゃんという女の子、里奈ちゃんが慕うさゆりさんに花町中に花を咲かせるという「花ゲリラ」に誘われる…。
「春の旅人」:桜が咲き乱れる閉園した夜の遊園地、そこで出会ったおじさんから不思議な亀の話を聴くことになる…。
「ドロップロップ」:カラフルなドロップに込めた可愛いお話…。
このシリーズ、本当に好きだなぁ(#^^#)。ストーリーもみんなよくって、そしてげみさんのあたたかな挿画との相性がバ -
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猫を愛する人の本!ホント猫は可愛いっ♪4編の短編集で村山早紀さんの猫好きさが伝わってくる…どのお話もよかったです。
「7日間のスノウ」:子猫を拾った真実ちゃんが主人公。家族愛を感じるあったかいお話。
「五千年ぶんの夜」:ひとりぼっちの夜を過ごすわたし、猫に優しく癒やされる夜のお話。
「春の約束」:おばあちゃんの家で過ごす親子と、猫との思い出、その約束。
「約束の猫」:優しいお父さんと猫の星子とのお話。
ページ数も少なくて、あっという間に読み切れてしまいましたが、何度も読み返したくなるような素敵な作品でした。またげみさんの挿画がすごくよくて、癒やされました!!可愛くて、ちょっと心があったまる -
購入済み
図書館で借りて
風の丘のルルーシリーズ第5弾。紙の本では手に入れずらかったので、図書館で借りて3年ぐらいかな、ずっと電子書籍化で復刊を願っておりました。久しぶり読んで購読後の清涼感が良き。
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購入済み
出会いは魔法
風の丘のルルーシリーズ第4弾。児童向けに簡潔に読みやすく書かれていますが、いろんな様々な出会いや経験を経て、少しずつ成長していく辛いことや哀しいことがあっても「それでも人を信じる」と言う選択。児童書ながらこのシリーズには、人生に大切な真実が描かれていると思う。