村山早紀のレビュー一覧
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桜風堂シリーズ1巻。ファンタジーではないのに、ふんわりとした空気感や桜風堂のある地域が桃源郷っぽいのと、人語を喋ってそうなキバタンなどがファンタジー感を醸し出す本です。主人公は長身地味美男子の月原一整、書店員。駅前老舗百貨店に入っている銀河堂書店で文庫を担当している。そこには児童書担当、卯佐美苑絵や文芸担当、三神渚砂。業界の風雲児と呼ばれた柳田店長など個性的で才能のある社員がいて(設定がすでにファンタジー)勤めている本屋にも仕事にもプライドと愛情を持って働いている。そんな時銀河堂である事件が起こり、団重彦という元売れっ子シナリオライターが書いた著作を推そうと頑張っていた一整の人生が変わっていく
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「星に願いを」と題された本書は、コンビニたそがれ堂シリーズ3作目。
本作も、人や動物、ものにまで魔法のコンビニの温かさが及び、まるで包み込んでいるよう。
魔法のコンビニには何でも売っている。ないものはない。その人が望むものがおいてある。そんなコンビニを訪れる人々は悩みを抱えていたり何か困っていたりする。コンビニの温かさに触れ、心の底から願っていたものを手にして、未来へと道が拓けるのだ。
本作は星に願いを、と題されている。流れ星に願い事をすると願いが叶うとされているのは、それほど強い願いが心のうちにあるからだとされる。本作はその願いが魔法のコンビニによってかなえられているように感じた。
人、 -
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風早の街の商店街のはずれにあるは、夕暮れになると現れる不思議なコンビニエンスストア。
名前の通り、「いつでもなんでも売っていて、みんなの近くにきっとある、とっても便利な役に立つお店」。大切な探しものがきっと見つかる不思議なお店。大切なものはみんなあって、お客さんは人間だけじゃないかもしれない。どこかの猫や、どこかの家の家電かもしれない。みんな大切なものを持っているから。
日常はドタバタしていてあたりを見回す余裕もないかもしれないけど、ここではそんな日常とは少し離れて、ふんわり気持ちを受け止めてくれる。
黄昏時に今も大切なものを探すだれかの前に現れているかもしれない、そんな魔法のお店です。