村山早紀のレビュー一覧
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桜風堂シリーズ3巻目。夢ものがたりと銘打ってるだけあって、ファンタジー感強いです。4章になっていて。それぞれの短編を楽しめます。
第一話 秋の怪談
桜風堂の店主の孫である透は、おしゃれな楓太とヴァイオリンの天才少年といわれている音哉と仲が良い。楓太は学校のあるこの街と桜野町の間にある幽霊屋敷に探検にいこうという。
第二話 夏の迷子
銀河堂書店店長の柳田は桜風堂からの帰り、完全に道に迷っていた。迷いながら昔のことを思い出す。
第三話 子狐の手紙
ゲラやプルーフを行路で読もうと荷物ぎっしりつまったバッグを持って、渚紗はなかなか桜風堂の町にたどりつかないことをあせっていた。そんなとき、懐かしい父の声が聞こえた。父は桜風堂書店に行こうとして疲れてしまったのだという。
第四話 灯台守
町の外れにサンタみたいといわれる老人がすんでいる。そして一整はこの町に起こる不思議のなかで特に気に入っているのは、「峠」のあたりであいたかったものに会えるという奇跡のような不思議。一整は姉や父に会いたかったのだ。 -
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桜風堂シリーズ第2巻。月原一整が地方の書店にたどり着き店を再開して終わったあの続きが読めます。そして、一巻で一番気になった、で、一整はどっちの女性とくっつくのか!っていう問題。こちらを読めばだいたいの方向性はわかります。ふふ。
よい人しかいなくて桜風堂がなんとか存続していく様子は本当にファンタジーめいてます。あくのないものを読めない人にはムリかな。いいお話です。
今回は、何故か銀河堂のオーナーに呼び出される一整、小さな町の書店には人気新刊が届かない問題は解決するのか?
桜風堂をもう少し広げ、カフェも作りたいしコミック、ラノベコーナーを作りたい。人文の棚を充実させたい。はたして誰か見つかるのか?
渚紗が引きずっていた、父のこと。実は父は伝説の編集者とも言われるくらいの敏腕編集者で家にはたくさんの本があったのだ。
桜風堂でサイン会が開かれることになった。来てくれることになったのは…。盛況すぎることが予想され、会場となったのは…。
不倫を働く不埒ものがいるので、中学校以上。一巻読んだ子ならまあ、読ませても大丈夫レベルの表現しかないです。
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桜風堂シリーズ1巻。ファンタジーではないのに、ふんわりとした空気感や桜風堂のある地域が桃源郷っぽいのと、人語を喋ってそうなキバタンなどがファンタジー感を醸し出す本です。主人公は長身地味美男子の月原一整、書店員。駅前老舗百貨店に入っている銀河堂書店で文庫を担当している。そこには児童書担当、卯佐美苑絵や文芸担当、三神渚砂。業界の風雲児と呼ばれた柳田店長など個性的で才能のある社員がいて(設定がすでにファンタジー)勤めている本屋にも仕事にもプライドと愛情を持って働いている。そんな時銀河堂である事件が起こり、団重彦という元売れっ子シナリオライターが書いた著作を推そうと頑張っていた一整の人生が変わっていく。そして、たどり着いたのは…。
最初はいろんな場所が断片的に出てくる上、語り手が曖昧な存在だったりして、どう頭に引っ掛けて読み進めればいいのか混乱しました。とりあえず後で繋がる部分なので、銀河堂書店が出てくるまで、一気に流し読みしましょう。
続編が3冊出ているようなのですが、確かにこれは続きが読みたくなる本ですね。だって、どうなるのさ、この人たち!って思った読者たくさんいると思います。結果を出さない方が美しいかもしれないけどなー。気になるから読むよ。あーあ、また、増えちゃったよ、読みたい本が。嬉しいけど、読みきれない。
書店を維持するのがいかに大変かということがわかるし、読書好きなティーンに特におすすめです。読めれば小学生でも大丈夫。通常は中学校から。 -
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「星に願いを」と題された本書は、コンビニたそがれ堂シリーズ3作目。
本作も、人や動物、ものにまで魔法のコンビニの温かさが及び、まるで包み込んでいるよう。
魔法のコンビニには何でも売っている。ないものはない。その人が望むものがおいてある。そんなコンビニを訪れる人々は悩みを抱えていたり何か困っていたりする。コンビニの温かさに触れ、心の底から願っていたものを手にして、未来へと道が拓けるのだ。
本作は星に願いを、と題されている。流れ星に願い事をすると願いが叶うとされているのは、それほど強い願いが心のうちにあるからだとされる。本作はその願いが魔法のコンビニによってかなえられているように感じた。
人、もの、すべてを包み込むように愛している本書は、文章ひとつひとつが優しく温かく、続きを読みたいというはやる気持ちを抑えるように、丁寧に読み進めることで文章に触れ、癒される気持ちとなった。 -
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猫を主題にしたアンソロジー短編集ですね。
シリーズの二冊目です。『肉球の巻』ネームに痺れますね。
大山淳子さん、若竹七海さん以外は初読みの作家さんです。
いずれも猫を愛する作家さんたちなので楽しく読めました。
目次
大山淳子 シロネコマサト
竹岡葉月 猫をかぶれば
音はつき 人間やめたマヌル先生が、
保健室でお待ちしてます
浜田倫太郎 爪切りの
ニャンニャンパーク
若竹七海 散歩する猫
村上早紀 猫がいれば大丈夫
大山淳子さんと音はつきさんの作品はスピンオフですね。若竹七海さんは、はっきり言って「若竹、イギリスミステリーの読み過ぎだろう!」と言いたくなる作品でした。若竹七海さんならもう少し猫愛にあふれたユーモア小説が書ける筈です(=^・^=)
音はつきさんのマヌル先生は、ちょっと『人間やめたマヌルさんが、あなたの人生占います 適当ですがあしからず』を読んで見たくなりました(=^・^=)
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風早の街の商店街のはずれにあるは、夕暮れになると現れる不思議なコンビニエンスストア。
名前の通り、「いつでもなんでも売っていて、みんなの近くにきっとある、とっても便利な役に立つお店」。大切な探しものがきっと見つかる不思議なお店。大切なものはみんなあって、お客さんは人間だけじゃないかもしれない。どこかの猫や、どこかの家の家電かもしれない。みんな大切なものを持っているから。
日常はドタバタしていてあたりを見回す余裕もないかもしれないけど、ここではそんな日常とは少し離れて、ふんわり気持ちを受け止めてくれる。
黄昏時に今も大切なものを探すだれかの前に現れているかもしれない、そんな魔法のお店です。
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なかなか本を読む気力もわかないような忙しく頭の中もあわただしい日々にこの本に出会いました。本自体のページ数も少ないから読みやすいかなと思い手に取りましたが、ごちゃごちゃになった頭の中を溶かしてくれるような、温かくしみわたる物語の数々で、ほんわかした気持ちになりました。 -
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はじめましての作家さん村山早紀さん。
この本も、岸田奈美さんのカゾカゾを買った時と確か同じ日にBOOKOFFでお宝探し的に
出会った一冊。。。
なんと表紙がヨシタケシンスケさん。
『あるかしら文庫』としてダブルカバーしていた
ことがきっかけで手に取ってしまい、家に
お迎えしました。他にも小川糸さんや森見登美彦さんなど16冊あるそうです。ぜひ検索を!
コノイラストハ、ズルイ Σ('◉⌓◉’)
本作はもともと児童書だった作品を
大人も愉しめる文庫本にするために
かなり手を加えたとのこと。
確かに子供でも読めるけど、
これは酢いも甘いも経験した大人が
じーんとするヤツです。
『マカンマラン』、『お探し物は図書室まで』
に通じる世界感でした。
続編もかなりあるようです。
短編5編ですが、後書き2本と解説が
ワタシは良かったです。
読書に疲れた時に最適な一冊です!