村山早紀のレビュー一覧
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ネタバレ序章 朝の子猫
第一話 オウムとコーヒー
第二話 霧の中
第三話 遠い日の絵本
幕間 子猫と少年
第四話 桜と恋文
第五話 春の野を行く
第六話 その店の名は
幕間 空を行くもの
第七話 四月の魚
終章 光舞う空
あとがき
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春にぴったりの素敵な表紙に惹かれて手に取りました。
表紙村山早紀先生、初読み。
本好き、書店好きの自分にはこの本が初めての出会いで良かったと思います。
読み始めから登場人物の誠実さや優しさに溢れている文体で、きっと素晴らしく感動するお話なんだろうな、と予感をひしひしと感じていました。
案の定、実際の登場人物はみんな優しくあたたかい心を -
Posted by ブクログ
魔法とか魔女とか、そういうファンタジー的なお話が好きで手に取った一冊。
長い年月を生きる魔女たちが儚い命人の子に関わって出会いと別れを繰り返す話だった。
もっとフランクに楽しくゆるく見れるかなと思っていたが、人間との別れの話(死についての話)が多めで、読み終わったときは面白かった!よりも悲しい、切ないなど死について考えるの感情の方が大きかった。
話自体は魔女の存在を信じ愛したくなるようなそんな作品で素晴らしかったが、個人的にもうすこしあたたかいゆるいお話の方が好きなので星ひとつ減らした。
この世界のどこかにも魔女やおとぎ話ででてくるようなものたちがいて、人間にバレないようひっそり旅をしなが -
Posted by ブクログ
もとは児童書ということもあって、非常に優しく心地よい作品。
本当に大切に思っている探し物がある人のみがたどり着ける、必ず探し物が見つかる不思議なコンビニ「たそがれ堂」を舞台に、日常の小さな悲しみや不安を抱えた登場人物が少しずつ、本当に少しずつ救われていく物語。この作者の描く「魔法」は派手でもなく劇的でもない。日常に寄り添い、悲しみを抱きしめ、孤独の隣に居てくれる。人によっては物足りないのかもしれない。それは満ち足りているからなのか、小さきでは救われぬ程に埋められぬものなのか。どこか足りない寂しさを抱えている人は読んでみてほしい。ベッドサイドに置いておけば人に優しくなれるような気がする……。そん