村山早紀のレビュー一覧

  • コンビニたそがれ堂 空の童話

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    村山早紀さん。
    やっぱり好きです。

    私にとっての「空の童話」はJ・R・R トールキンの「指輪物語」。
    初めて読んだのは小学5年生でした。あの頃「指輪物語」に出会えたことで、今の本好きな自分がいます。
    その事を思い出させてくれた本書でもありました。

    また、本書が誰かの「空の童話」になることを想像して嬉しくもなれます。
    特に子供たちに勧めたくなる一冊でした。

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    2013年09月14日
  • コンビニたそがれ堂 空の童話

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    ある小さな本屋の書店員さんが、ある"変わった"人物を結びつけました。二人の心を、知らず知らず温めていた彼が起こした、小さくて大きな奇跡。最後の話は、ほっこりと胸が温かくなります。
    日常を一生懸命、誠意を持って過ごしていれば、誰かにそれが届いているかもしれない。何処かの誰かが、あなたの姿を見て、ちょっと救われているかもしれない。そう思うと、また頑張ろうと思えます。
    そんなふうに、ちょっと元気になれるお話です。

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    2013年06月04日
  • コンビニたそがれ堂 空の童話

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    ネタバレ

    シリーズ4作目。
    『空の童話』を軸に漫画家、編集者、書店員等本に纏わる人々のエピソードが紡がれていきます。
    私自身、子供の頃に児童書に沢山の夢と勇気を貰ったので、作中で登場人物達から語られる児童書への思いには共感するところも多かったです。
    どのエピソードも良かったですが、『おやゆび姫』がお気に入り。
    幼少期から今に至るまで、常に本は身近にありましたが、改めて本の素晴らしさや愛おしさを感じさせてくれる、優しさに溢れた作品でした。
    『空の童話』読んでみたいな。

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    2013年05月12日
  • 竜宮ホテル

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    ネタバレ

    ひなぎくちゃんがかわいすぎる……!
     
    良かったね、響呼さん。ずっと心残りになっていたあのひとと言葉を交わせて。

    これも不思議なものたちが引き寄せられる竜宮ホテルという場所で、いろんな優しい人たちに会えて、話ができたからこそ、起こった奇跡なんだと思う。

    二巻がとっても楽しみ。

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    2014年02月28日
  • 花咲家の人々

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    風早の街で、カフェ兼花屋を営んでいる花咲家の物語。

    花咲家は、おじいさんの木太郎、お父さんの草太郎、長女の茉莉亜、次女のりら子、末弟の桂の五人家族で、先祖代々植物と会話ができるという不思議な家族である。

    この作品の紹介文を読んで、ほのぼのとしたファンタジーかなと勝手に予想していたのだが、最愛の人を失った家族がそれぞれ抱える喪失感や後悔、自信のなさなどいろいろな苦悩を乗り越える話だった。

    四つの短編からなる作品であるが、どれも心にしみる良質の作品だった。

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    2014年12月08日
  • 魔女の友だちになりませんか?

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    甘いだけの話じゃないと思う。
    タイトルは「友だち」だけど、「友だち」が前面にでていない。孤独や仲間はずれ・差別が描かれることで、人と繋がるにはどうしたらよいのか、ということにスポットがあたる。人を信じるということは、全ての源なんだなぁ。
    シリーズ最初の話として、深〜い一冊。

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    2011年11月13日
  • 魔女の友だちになりませんか?

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    わたしが魔女に興味を持つきっかけになった本。
    父の友人が小学4年生の私にプレゼントしてくれた。

    この本以降、魔女は絶対いるぜ!魔法使いもいるぜ!いつか空も飛べるぜ!っていう妙な自信みたいのがついて、あこがれるようになった。

    いつも、どこかに魔女がいるっていうのが希望になった。

    ずっと信じてたい

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    2010年08月07日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    こういう暖かいお話は紙の小説で読むべきだよな〜て改めて思ったな
    紙からもお話の暖かさが伝わってくる気がする
    ミステリも何でも好きだけど、やっぱり心温まる希望でもあり祈りでもあり、奇跡でもあるような話が好き

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    2026年01月16日
  • 不思議カフェ NEKOMIMI

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    慎ましく実直に生きて来た律子が人ならぬ存在となり(体は孤独死)可愛がっていた植物や猫たちの魂、魔人と共に空飛ぶキャンピングカーに乗り、行く先々でささやかなカフェを開いて、めぐり逢った人たちの心を温めていく。

    「孤独死」したとされる人が、本当はこうであってくれたなら!!!と心から思うお話だった(第一話)

    「あれが要るなあ」と思っただけで必要な食材が現れる空飛ぶキャンピングカーが、めちゃくちゃ素敵。

    主人公の律子が浮き足立ったり取り乱したりしない人柄であることと、私と同じぐらいの年齢(50over)なのが、昨今のこうしたファンタジーと少し違う雰囲気を醸していて、読み心地・居心地がたいそう良か

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    2026年01月16日
  • 桜風堂夢ものがたり

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    桜風堂の外伝というかファンタジー。本編とテイストは違いますが登場人物は透、渚砂、柳田店長などで、それなりに楽しみました。でも、やはり本編のその後を読みたいですね。

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    2026年01月10日
  • 桜風堂夢ものがたり2 時の魔法

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    村山早紀さんのお話は優しくて温かくて何となく懐かしい。そして不思議。

    舞台となる山間の町には不思議が起こりやすいと皆が言う。
    不思議な伝説もあり、不思議な存在に守られた町。

    『ここは桜野町。御伽話や神々の物語に、とても近い場所なのだ。』(文中引用)

    この本自体が御伽話のようで懐かしいような気持ちにさせてくれる。

    このシリーズはこれでとりあえず終わりだそう。
    少し、残念。

    (Words)
    また明日、といえることは、嬉しいことなんだな…

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    2026年01月09日
  • コンビニたそがれ堂

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    心温まるお話だった。いつか別れは必ずくるけど、大切にしていたものは、目に見えなくなっても会えなくなっても、きっと『どこか』には、みんなちゃんといる。消えてしまうわけじゃない。誰の魂も、どんな想いもね。この言葉が心に染みた。

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    2026年01月05日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    久し振りの村山早紀さん。
    大好きなシリーズの2作目『星をつなぐ手』を手に取った。

    『桜風堂ものがたり』の魅力は何といっても絵本や童話のようなピュアな世界観。
    作中の桜野町の穏やかな空気感と、そこを吹き抜ける優しいあたたかな風に包まれたような心地よさが心を解きほぐしてくれる。

    昨今、大型書店の出店、電子書籍の普及で町の本屋が消えつつある。それは本好きにとって、とても悲しい現実。
    この物語は一人の書店員の想いが本を通じて
    書店員、作家、出版社、読者のあたたかい手で繋がっていく。そして「人と本」「人と人」本の輪が広がり大きな輪になり奇跡が起こる。
    読んでいると不思議とあたたかな涙が頬をつたる。

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    2026年01月03日
  • 桜風堂ものがたり

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    本屋さんもの、シリーズになっている模様。
    泣きながら読んでたら家族の視線が痛かった。
    …年齢を重ねるとともに涙腺が弱くなるんですよ…

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    2026年01月02日
  • 風の港 再会の空

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    空港をテーマにした連作短篇集の第2弾。今回は「十二月の奇跡」、「雪うさぎの夜」、「竜が飛ぶ空」、「屋上の神様」、「夢路より」の5話を収録している。
    最初の2話は還暦を過ぎた身には痛い話だった。人生を振り返り臍を噛む主人公に訪れた癒やしとは……。順調に読み進め、(今回は猫が出てこないなあ)と思っていたら、最後の「夢路より」で登場した。やっぱりこうでなくちゃね。
    いつもどおりの村山さんで安心して読める。ただ、1話を除いてファンタジー要素がメインなので、読み手を選ぶかもしれない。ぼくはそれこそが村山さんだと思っているから、まったく気にならなかった。

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    2026年01月02日
  • 桜風堂ものがたり

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    景色の描写も心理描写も、すべての描写が洗練された美しいものだった。
    人の優しさと暖かい繋がりにじんわりくる。
    1人の人を応援したいっていうだけのために、大勢の人が総力をあげて動くところが本当に素敵だと思った

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    2025年12月28日
  • 桜風堂ものがたり(下)(PHP文芸文庫)

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    桜風堂ものがたり 下巻

    桜野町に到着し、入院中の桜風堂店主に対面。
    ブロ友である星のカケスが、銀河堂書店に出かけて、
    店長はじめいろんな人たちが「四月の魚(ポワゾンダブリル)」を
    売るために動き出した事を知る。

    春の事件で店を去った書店員が売ろうとしてた本を
    残った書店員たちが引き継いでいる・・・
    そんな噂が囁かれ、他書店の書店員たちも動き出す。

    一整の思いが、色んな人達の思いを繋げ、1冊の本を、
    在庫がなくなるほどに売りつくさせた。
    思いの連鎖はドミノのように続く。

    本を愛するすべての人に読んでほしい物語です!
    移動中に読む時は涙と鼻水対策を忘れずに。

    「百貨の魔法」の番外編は読ん

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    2025年12月27日
  • 桜風堂ものがたり(上)(PHP文芸文庫)

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    桜風堂ものがたり 上巻

    この物語の舞台も、風早の街ものがたり。
    銀河堂書店に勤める文庫担当の月原一整。
    万引き犯を追いかけた結果、ある事件に発展。
    店と従業員を守るために、店を辞したのだが、

    宝探しの月原が売ろうとして、その手で売ることが
    出来なかった本「四月の魚(ポワゾンダブリル)」をめぐる
    一整をとりまく書店関係者や知り合いたちの優しさが沁みる。

    書店と本と物語を愛する人たちに読んで欲しい物語。

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    2025年12月27日
  • 不思議カフェ NEKOMIMI

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    あとがきにあるように、巷の不思議なカフェで問題解決、のような物語とは違った。物や植物もすねたりするし、日常で思いがけない幸せなことやラッキーに出会うことも多い。それは空のどなたかが魔法をかけてくれているのかも。そう考えるとこの物語はファンタジーではない。未来のためにも過去のためにも平和な世の中であって欲しいと願います。

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    2025年12月14日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    私がもし今現在、元気いっぱいな状態だったならば、きっと星3つだったと思う。
    ささくれだっている今はとにかく優しさに満たされた小説を欲しており、そして見事に満たしてくれたので星4つです。
    後書きにもある通り、優しすぎてもはやファンタジーの域に達しておりますが、時にはこんな小説が必要な精神状態の日もある訳です。

    欲を言えば来未ちゃんと苑絵ちゃんが対面した時のリアクションも見たかったな。
    苑絵ちゃんの影響からいずれ来未ちゃんの画力が上がり、風猫さんがそれを編集し…と繋がっていくのだろうと想像が膨らみます。
    伏線と思しき描写はあちこちに点在しているので、想像もあちこちで広がる訳ですが、一応はこれにて

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    2025年12月13日