村山早紀のレビュー一覧

  • 魔女たちは眠りを守る

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    登場人物たち(人物だけではないけれど)がみんな一生懸命に生きていて素敵。大人向けの童話と感想を書かれていた方がいて惹かれて読みましたが、本当にその通りだと思います。
    ただ人間はあっというまに、さくっと亡くなってしまいます。だからこそ魔女の長寿、強さ、それゆえの孤独や辛さが際立っているように感じました。
    私はそれでも魔女になりたいけど、なれないから、せめてあのおばあちゃんのように素敵に歳を重ねたいな。

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    2025年12月05日
  • 桜風堂ものがたり

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    同時進行で読んでいる別の本が余りにも辛く過酷な状況が続く為、息抜きになる本を一つ読もうと手に取りました。
    期待通りのあたたかさで、何なら何度か泣きました。「でも悲しい涙ではありません」でした。
    誰かと一緒に居ても孤独なのは、本当に孤独で辛かったと思います。それはいっそ1人でいる孤独の方がまだマシかも知れません。
    その状況を小学1年生で経験させられ、その傷の深さはいかほどかと。
    周りの善人たちがどれだけ善人なのかに気付けないのも仕方ないでしょう。
    けれど、要所要所でその優しさが繋がり、それは大きなうねりとなって大きな花を開かせ……本当に気持ちの良い展開でした。

    幸せな物語を読みたかったところに

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    2025年12月05日
  • 魔女たちは眠りを守る

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    魔女はすぐ隣にいるかもしれない…彼女たちは長い時間を生き、名もなき市井の人々に時として手を差し伸べ、傍らに立ち、その儚い命を見つめてきた(=゚ω゚=)
    桜のシーズンに始まり、お盆には魂が帰ってきて、そしてクリスマスに奇跡が起きる…7つの優しいエピソード

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    2025年12月01日
  • コンビニたそがれ堂 星に願いを

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     コンビニたそがれ堂の第3弾。
    今回は、前作にも増して胸がぎゅっと切なくなる話だった。
     「喫茶店コスモス」のマスター宗一郎さんと奥さんの鳩子さんの夫婦愛が素敵で、ラストは涙がこぼれてしまった。
     見過ごしてしまいがちな日常のなにげない幸せを噛みしめることができた。

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    2025年11月28日
  • 桜風堂ものがたり(下)(PHP文芸文庫)

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     桜風堂を訪れ、入院中の店主に代わって店を任されることになった月原一整。
     一整の生い立ちや、桜風堂の店主の人生に切なくなったが、温かい町の人たちに支えられ一整自身、自分の居場所を見つけられたことに胸が熱くなった。

     作家さんと編集者が二人三脚で渾身の思いを連ねた言葉が、装画、装丁を経て出版社へ継がれ、書店へ。
     その思いは書店員さんたちの思いと重なり、読者へと運ばれる。

     本屋巡りが一層楽しみになる作品だった。
     またこの続編や星野百貨店を題材とした作品も出ているようなので探しに行きたい。
     村山早紀さんが影響を受けた伊達雅彦さんの「傷だらけの店長」も読んでみよう。

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    2025年11月24日
  • さやかに星はきらめき

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    切なく、そして遠い未来の話なのに懐かしい気持ちを覚えるやさしい物語。
    クリスマスにちなんだ話なので今の時期のちょうど良かった。
    物語は主人公のストーリー→物語の順で展開される。

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    2025年11月15日
  • 桜風堂ものがたり(上)(PHP文芸文庫)

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     百貨店にテナントとして入っている書店、銀河堂で書店員として働く月原一整。
     人付き合いは苦手なものの、上司や同僚、取引き先の出版社の担当者からは「宝探しの月原」と一目置かれるほどの有能な店員。
     そんな中で起きた万引き事件が原因となり、自ら書店を去ることに。
    ブログで知り合った桜野町の桜風堂書店を訪れるところで上巻終了。

     大型書店ですら閉店に追い込まれている現代において、個人書店の存続はとても厳しい。
     本を愛し、言葉を愛する店員さん同士のやりとりがとても温かくて、私も仲間に入りたいほどだった。
     時々登場する猫がなんとも切なくて愛しかった。
     下巻が楽しみ。

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    2025年11月14日
  • 不思議カフェ NEKOMIMI

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    50代独身。黒猫をひろったその日、頭痛に悩んでいると不思議な出来事が。
    突然死したがあやかしのような存在となり「魔女」として猫たちと不思議な旅をする。
    かつて魔女っ子に憧れた子どもだったオトナのファンタジー。
    空飛ぶ車。喫茶店。猫。

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    2025年11月07日
  • コンビニたそがれ堂

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     「コンビニたそがれ堂」の第1弾。
     第2弾を先に読んでしまったが、この第1弾で改めて温かい気持ちになれた。

     叶わなかった願いやさよならを言えずに別れてしまったことも、決してなかったことではなく、確かにあったこと。
     確かにあったものはいつも心の中で輝いている。
     人だけでなく、猫やテレビも。

     少し切ないテーマではあったが、出会った全ての人や物が愛しく感じられる作品だった。

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    2025年10月26日
  • 不思議カフェ NEKOMIMI

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    村山先生の本を読むときはやっぱりティッシュが必要。こんなにも優しい物語なのに、その優しさに涙が溢れてしまう。

    優しくて、可愛らしくて、ほんの少し切なくて。
    また一つ大好きな本が増えた。

    特別な奇跡に選ばれるのは、いつだって当然“特別な女の子”。ずっとそう思っていたけれど、この物語で選ばれたのはごく普通の女性。

    特別な女の子じゃなくても、何歳になったとしても、「魔女になる夢を見てもいいのよ」と、言ってくれているような、素敵な物語。

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    2025年10月22日
  • 桜風堂夢ものがたり2 時の魔法

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    中編3編から成る本書。あとがきによると、シリーズは本作を持っていったん完結らしい。で、出色は最初の1編。優しい幽霊の登場が絶妙で、つい惹き込まれてしまった。

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    2025年10月15日
  • 街角ファンタジア

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    すべての章に猫が出てくるお話でどの物語も登場人物や背景が凝っていて深みのある物語だった。猫がまるで魔法使いのように登場していて面白かった。

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    2025年09月26日
  • 風の港 再会の空

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    この世界観に馴染んだせいもあってか
    前作より更に楽しめた。
    旅も空港もとんとご無沙汰。
    どっか行きたいなぁー。

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    2025年09月26日
  • 不思議カフェ NEKOMIMI

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    暖かい日の午後、お気に入りのお茶を入れて甘いものと一緒にのんびり落ち着いた時間を過ごしているような気分になれる。魔女、ファンタジーの話だか、その存在が自然に信じられ、各エピソードも優しさにあふれ、穏やかな気持ちになった。

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    2025年09月24日
  • 桜風堂ものがたり

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    ネタバレ

    父・姉の交通事故死を契機に心を閉ざした青年書店員と彼が務めた老舗銀河堂書店の人々の活躍と、老舗書店をやむなく退職した後に田舎の個人書店桜風堂の店長としての物語。

    この本を読み始めてまず気になったのが、題名である「桜風堂」がなかなか出てこないこと。半分以上読んでやっと出てきたって感じ。題名はこの本の内容にふさわしくないんじゃないかな? だからといってどういう題名にすべきか私に案は無いけれど。。。

    最初にこの本に対して批判めいたことを書いてしまったけれど、この本の内容は素晴らしかったです!

    書店の棚に並んだ本を今まではただ何となく見ていたけれど、書店の店員さんって自分が担当する棚、平台に対し

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    2025年09月22日
  • 桜風堂夢ものがたり

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    桜風堂に関わる人々が、月原一整に会いにいく途中で「会いたい人に会う」奇跡に遭遇する。「夏の迷子」と「子狐の手紙」の読後感が好き。村山先生らしい、ファンタジー色満載で楽しい。この物語に登場する人達はみんな本を愛していて、色々と共感できる。本への想いや愛おしさをそのまま人への思い出や愛につなげる優しい物語だった。

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    2025年09月22日
  • 魔女たちは眠りを守る

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    たくさんの情景が浮かんできてとても楽しかったです。魔女になりたかった子供の頃を思い出させていただきました。…魔女はいるのかもしれません/•᷅•᷄\୭

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    2025年09月22日
  • 不思議カフェ NEKOMIMI

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    ほんわかとした物語には
    のんびりと読むのが似合う

    単行本を大捜しして手に入れたのを思い出し
    ゆったりした時間を思い出す
    律子さんの体のその後が少し気にかかるけど
    彼女を知る人達の悲しみも気になるけど……

    魔法の世界に踏み出した彼女と一緒に
    その世界を味わおう

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    2025年09月20日
  • 竜宮ホテル

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    響呼は幽霊や妖怪の姿を見ることが出来る不思議な力の持主。 ある日家を失った響呼は「竜宮ホテル」へと移り住むことに…

    大好きな村山早紀先生の風早の街シリーズの一冊。
    出会う人全てが優しくて温かい。その優しさに何故か胸がいっぱいになって涙が溢れそうになってしまった。
    こんな素敵な風早の街に、竜宮ホテルに住んでみたい。

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    2025年09月18日
  • 街角ファンタジア

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    短編集5話。
    一つ一つが猫と本好きが出てくる温かな話。
    イヤミス作家が本当は優しさを望んでる話、漫画家を諦めたおじいちゃんだったが、魔法にでもかけられたかのように、漫画もレストランも成功した未来に置き換わる話が好きだった。
    誰かを思いやれる人って素晴らしい。
    登場人物全員が誰かを思いやれる人で、娘にも読んで欲しいと思った。

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    2025年09月16日