村山早紀のレビュー一覧

  • その本の物語 上

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    同作者、「風の丘のルルー」シリーズの最終篇。
    ルルーを読みたいなぁと思いながら読んでいたら、なんとあった!ということに驚いたので、本当に損な年代だー!と叫びました。あと十歳、いや五歳若かったら絶対読んでた、惜しい。

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    2016年08月13日
  • ルリユール

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    本の修復や造本を行うルリユール職人のクラウディアと、その弟子になった瑠璃。持ち込まれるどの本にも、依頼主達の想いが沢山詰まっています。誰もがみんな、ひっそりと痛みを抱えているけれど、クラウディアの手にかかれば本だけじゃなくて心の修復までがされていくようで、どのお話も読んでいて胸がぎゅっとなりました。切なくて、それでもとてもあたたかくて愛おしい。とくに三章の黄昏のアルバムで、大泣きしてしまいました。本棚に大切にしまって、何度でも読み返したい御本です。

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    2016年06月20日
  • ルリユール

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    ネタバレ

    ▼収録作品

    第一章「秋のアリア~宝島」
    第二章「星に続く道」
    第三章「黄昏のアルバム」
    第四章「魔人の夢~ボスポラスの夢」
    掌編「春の小函」

    そうか、本の重さは幸せの重さだったのか……。

    第一章、時を超えて思い出の本が届くのもロマンチックだけど、あの手紙はずるいなあ。それにしても、本の声が聞こえるなんて素敵。

    第二章、親友と離れてしまった経験がある自分には、胸に刺さるお話だった。

    第三章、これは泣いてしまうよ。みよ子さん、頑張ったね……! ゆっくり休んでね。また、二人が一緒に暮らせる日が来ますように。

    第四章、ついにクラウディアさん(+七匹の黒猫)の秘密が明かされるのですが……。

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    2016年05月08日
  • ルリユール

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    ネタバレ

    想いの詰まった本を、修復してくれる黒猫工房のクラウディアさん。
    赤い髪の美しい女性。
    美しい洋館に住んでいる不思議な人。謎めいていて、ふんわり優しい人。

    持ち込まれた本にまつわる物語に、何度涙したことか。
    誰も、みんな優しくて。
    誰かを傷付ける意図なんてないのに、取り戻せないことに心を痛め続けている。
    それを、クラウディアが修復した本が癒してくれる。
    ルリユールって、なんて素敵なお仕事。

    その仕事を習おうと決めた瑠璃ちゃん。
    彼女も、幼い心に取り返せない後悔を抱えている。
    でも、クラウディアさんと過ごして、ルリユールを教わることで先に進んでいる。

    瑠璃の姉のあかねも、心に抱えるものがある

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    2016年04月17日
  • かなりや荘浪漫 星めざす翼

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    「かなりや荘浪漫」2巻。思うように漫画が描けない茜音、編集者として茜音を見守る美月、同じように幽霊として茜音を見守る玲司、それぞれのライバルが登場する。番外編としては、ましろと、彼女を成長させた編集者との物語。

    やっぱり村山さんの文章素敵。でもそれだけじゃなくて、今回特に印象に残ったのは、紙媒体としての雑誌を作るということについて。雑誌だけの話じゃなくて一般的な本でも同じことだと思うのだけれど、やっぱり紙には紙の魅力があると思う。電子媒体のものとうまく共存できればいいんだけど…。

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    2016年04月11日
  • ルリユール

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    ”ぶんこでいず”でおススメの一冊。なるほど、不思議でほっこりの大満足でした。
    あらすじ(背表紙より)
    風早の街でひと夏を過ごすことになった少女・瑠璃は、夢に導かれて訪れた洋館でクラウディアという謎めいた女性と出会う。彼女は本の修復や造本をするルリユール職人、どんなに傷んだ本でも元通りにできるという。ぼろぼろになった依頼人の本を、魔法のような手わざで綴じなおすクラウディア。あるいはそれは本当に魔法なのか。その手伝いをするうちに、瑠璃のなかに秘められていた悲しみも修復されていく。本を愛するひとたちの美しく不思議な物語。

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    2016年04月10日
  • ルリユール

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    本を治す職業、ルリユール。瑠璃は祖母の家の近くに住むルリユールのクラウディアと出会う。

    本好きにはこの職業がたまらなく魅力的ですね!大学で装丁家の方の講義を聞いたところだったので花布とか寒冷紗とかがわかって嬉しかった笑

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    2016年04月08日
  • 竜宮ホテル 水仙の夢

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    「水仙の夢」ひなぎくちゃんと鬼の物語。鬼が水仙の咲いているところに連れて行ってくれる。最初は素敵な鬼だなあとしか思わなかったけれど、響呼さん側の話でそういうことだったのかという感じだった。ひなぎくちゃんのうさぎの帽子絶対可愛い(確信)
    「椿一輪」長崎の書店員さんと響呼さんのお話。素敵だ…サインで猫を描くというの、村山さんのサインのよう。
    「見えない魔法」おもちゃでも守護霊みたいになるの、付喪神みたい。でもこれも素敵!
    「雪の精が踊る夜」愛理さんのお母さんの魂がくっついてくる。こわい。

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    2016年04月08日
  • コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状

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    ネタバレ

    いいおはなし。

    けど、結構、哀しい。

    心配して旅立ったゆきうさぎたちは
    想い人に再び会えることはなかったし、
    心の支えだった、憧れの少女は儚く命を落とし、
    その笑顔とやさしい音色とともに、青春をともに過ごした青年は異国の地で心ない人に殺されて、
    夢のように美しく幸せな国は為すすべもなく
    また夢のように滅びる。

    村山さんのお話はやさしいけれど、
    なんだかいつも死が側にあるなあっと思う。

    それでも、心は、いつか、伝わるのだと、
    もしかしたら神様の気まぐれなのかもしれないけれど、
    なんでもそろうコンビニが、
    本当に必要な人の前に、本当に必要なときに現れてくれると嬉しいなあっと、そう、思う。

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    2016年03月25日
  • 花咲家の人々

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    ネタバレ

    風早の町で古くから「植物と話ができる」能力を持つ一族の話。それぞれ違った形で植物と接触でき、だからこそ優しすぎ、傷つきやすい家族たち。
    あまりにも綺麗で優しすぎ、こんな人は居ないと思うと少し寂しくなります。

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    2016年03月16日
  • 竜宮ホテル 水仙の夢

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    「竜宮ホテル」の第二弾。

    四話構成の心温まる話です。
    響呼さんが、幸せになってほしいな。
    そんな思いにかられます。

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    2016年03月13日
  • 竜宮ホテル

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    三笠書房のf-can文庫の竜宮ホテル・迷い猫と同内容+αです。表紙のひなぎくの着物の色が違うくらい。手直しされている分、すっきりまとまって一応主人公の響呼さんのキャラクターがクリアになっています。
    αは、ひなぎく視点の独り語りです。

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    2016年03月06日
  • 竜宮ホテル 水仙の夢

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    H ひなぎくと K 響呼さん。竜宮ホテルに住む二人の暖かな心が周りの人々の心と一緒になってあふれている。愛理さん元気出してね、美鈴さんきっと目を覚ましてね。世界中の人が幸せな時間を過ごしていますように……

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    2016年03月06日
  • コンビニたそがれ堂 空の童話

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    ネタバレ

    思春期を迎えた娘たちが相変わらず絶賛する「コンビニたそがれ堂」シリーズ。

    4作目「空の童話」を迎えてやっと、このシリーズは絵本を手にしなくなった大人のために書かれた、心をふるわせて子ども心を取り戻させてくれる絵本的物語なんだと納得。

    2話目の「おやゆび姫」ではコンビニたそがれ堂で「おやゆび姫栽培セット」を買った織子さんが、本当におやゆび姫とくらし始めるお話で、一般常識的には「ありえない話」なんだけど、シリーズ4作目ともなると、「ああ、そういうこともあるかもねと」とすんなりこの不思議ワールドを受け入れてしまえる自分に気づく。
    それどころか、親指姫にお洋服を作ってあげたり、ごはんを食べさせてあ

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    2016年03月05日
  • コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状

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    ネタバレ

    娘たちがすっかり夢中になってしまった「コンビニたそがれ堂」シリーズ。
    「奇跡の招待状」の表紙も柔らかいタッチのイラストに優しい色づけがされいて、表紙だけでも癒され感、不思議感満載。

    不思議な魔法に今回もかかり、あったかいほんわりとした気持ちになれる。

    「雪うさぎの旅」では、大きな雪だるまと小さな雪だるまとの別れがせつなくて、さゆきちゃんに会う前だってのに、ついつい涙ぐんでしまう。

    「人魚姫」は、ハロウィンの夜のお話だけあって、背筋が凍る恐怖も味わえる。

    そして、娘たちも私も一番好きなのは「魔法の振り子」。薫くんの薫子さんへの思いがせつなすぎて、涙なしには読めない。

    大人になるにつれて

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    2016年03月08日
  • 竜宮ホテル 水仙の夢

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    ネタバレ

    待ちに待った竜宮ホテル第3弾!

    ▼収録作品
    第一話 水仙の夢
    第二話 椿一輪
    第三話 見えない魔法
    第四話 雪の精が踊る夜

    第二話、もしかしたら……と思いながら読み進めていったら、最後で涙が止まらなくなった。あの三毛猫ちゃん、大丈夫かな……。蔦の精霊たちが愉快。

    響呼さんの画力や、ペルさんのしゃべり方が明らかになったりしてところどころで和んだ。愛理のお母さん問題がひとまず落ち着くなど、進展もあり。

    ひなぎくちゃんは今巻もかわいすぎた。サンタさんからもらった帽子、本当に似合うだろうなあ。

    あと今巻は日比木くんと、あとがきで村山さんも書かれていたけど、寅彦さんがあまり(ほとんど?)目立た

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    2017年03月08日
  • 花咲家の旅

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    木太郎さんと琴絵さんの話、猫の小雪と猫又、草太郎さんの冒険、りら子が出会った楠の木に溶け込んだひとと家族、桂と先生の優しい物語。1番好きだったのは最初の木太郎さんと琴絵さんの話。やっぱり亡くなった人に会えるこの感じはいつ読んでもたまらなく好きだしたまらなく泣けます。それ以外だって村山さんの優しい話にほんわかした気持ちになります。茉莉亜、りら子、桂みたいに素敵な人になりたいし、こんな素敵な人たちに出会いたい。

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    2016年02月11日
  • 竜宮ホテル

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    作家の響呼さんが、寅彦さんのおすすめで竜宮ホテルっていうホテルに住むことになって、猫の耳がついた女の子に出会って…とい話。響呼さん好きだなー(^^)ひなぎくちゃんもかわいい!自分の中では勝手に村山さん自身のイメージが響呼さんになっていたりする。村山さんの中の人たちはみんな優しくて、物語のほわほわした感じが好き。

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    2016年02月11日
  • 花咲家の休日

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    植物たちの声が聞こえる花咲家の人々の話の2巻目です。1巻と同じく、とても優しい話ばかり。心を癒すのにぴったりです(^^)最後のエピローグもとても好きでした。

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    2016年02月11日
  • その本の物語 下

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    上下巻読んで、とてもほんわかしてて、癒されました(*^^*)ルルーの物語の間で少しずつ語られていく沙綾と南波の物語がとても感動的!こんなことがあったら素敵だな。わたしも風の丘にいってみたい。

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    2016年02月11日