【感想・ネタバレ】コンビニたそがれ堂 空の童話のレビュー

あらすじ

本当にほしいものがある人だけがたどり着ける、不思議なコンビニたそがれ堂。今回はその昔、小さな出版社から刊行された幻の児童書『空の童話』をめぐって、優秀な兄に追いつこうと頑張ってきた若い漫画家の物語、なぜかおやゆび姫を育てることになった編集者の物語、閉店が決まった老舗の書店の書店員と謎めいたお客様たちの物語、そして老いた医師が語る遠い日の夜桜の物語の四作を収録。大人気シリーズ待望の第4弾。

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作中の本屋さんで働きたいと思った。
優しい文体で、伝えたい感情がシンプルに伝わってくる。
私が後世に伝えたい本はこの本だと思う。出会えてよかった。

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2019年01月30日

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ネタバレ

【あらすじ】
本当にほしいものがある人だけがたどり着ける、不思議なコンビニたそがれ堂。今回はその昔小さな出版社から刊行された幻の児童書『空の童話』をめぐって、優秀な兄に追いつこうと頑張ってきた若い漫画家の物語、なぜかおやゆび姫を育てることになった編集者の物語、閉店が決まった老舗の書店の書店員と謎めいたお客様たちの物語、そして老いた医師が語る遠い日の夜桜の物語の四作を収録。感動の声が続々寄せられる大人気シリーズ、待望の第四弾。

【感想】

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2017年08月15日

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ネタバレ

思春期を迎えた娘たちが相変わらず絶賛する「コンビニたそがれ堂」シリーズ。

4作目「空の童話」を迎えてやっと、このシリーズは絵本を手にしなくなった大人のために書かれた、心をふるわせて子ども心を取り戻させてくれる絵本的物語なんだと納得。

2話目の「おやゆび姫」ではコンビニたそがれ堂で「おやゆび姫栽培セット」を買った織子さんが、本当におやゆび姫とくらし始めるお話で、一般常識的には「ありえない話」なんだけど、シリーズ4作目ともなると、「ああ、そういうこともあるかもねと」とすんなりこの不思議ワールドを受け入れてしまえる自分に気づく。
それどころか、親指姫にお洋服を作ってあげたり、ごはんを食べさせてあげたりしている織子さんがうらやましく思えたりもして、温かい目でなりゆきを見守ってしまう。

3話目の「空の童話」では悪の秘密結社に所属する小鳥遊(たかなし)さんに科学が進んだ星からやってきた善き宇宙人スミスさんまで登場するが、そんな突拍子のない設定までもどんとこいと受け入れられてしまう。だって、このシリーズは大人のためのファンタジー小説なんだもの!何でもあり!
老舗の書店の行く末も気になるところだけど、ひとつの滅ぼしきるほどの力を持ついにしえの『生物兵器』も登場して。。。めくるめくファンタジーの世界を堪能できる。

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2016年03月05日

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相変わらずかわいい話ばかり。しかも泣かせる話。この本は「空の童話」という一冊の絵本が関わっている話。親指姫も、斉藤さんや小鳥遊さん、スミスさんもいいですが、お兄さんに追いつけなくて…っていうのが1番好きでした。最後に海馬亭がちらっと出てきて少し嬉しかった(^^)

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2016年02月11日

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一冊の童話「空の童話」に纏わる素敵な四つの物語!今回は宇宙人も悪の秘密結社の人も登場(・・;)でも、みんないい人だけどね(^^)♪あぁ他の風早の街のお話も読みたい!!

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2014年01月02日

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普段の日常から、少しだけかけ離れたファンタジー。
心がほっこりしたいときに、いつも手に取ります。

今回は、一冊の童話がキーワードです。
本に対する愛情に溢れた本でした。
私もこの童話のように、目標だったり理想だったりするキャラクターやお話があるなぁ。

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2013年10月17日

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村山早紀さん。
やっぱり好きです。

私にとっての「空の童話」はJ・R・R トールキンの「指輪物語」。
初めて読んだのは小学5年生でした。あの頃「指輪物語」に出会えたことで、今の本好きな自分がいます。
その事を思い出させてくれた本書でもありました。

また、本書が誰かの「空の童話」になることを想像して嬉しくもなれます。
特に子供たちに勧めたくなる一冊でした。

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2013年09月14日

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ある小さな本屋の書店員さんが、ある"変わった"人物を結びつけました。二人の心を、知らず知らず温めていた彼が起こした、小さくて大きな奇跡。最後の話は、ほっこりと胸が温かくなります。
日常を一生懸命、誠意を持って過ごしていれば、誰かにそれが届いているかもしれない。何処かの誰かが、あなたの姿を見て、ちょっと救われているかもしれない。そう思うと、また頑張ろうと思えます。
そんなふうに、ちょっと元気になれるお話です。

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2013年06月04日

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ネタバレ

シリーズ4作目。
『空の童話』を軸に漫画家、編集者、書店員等本に纏わる人々のエピソードが紡がれていきます。
私自身、子供の頃に児童書に沢山の夢と勇気を貰ったので、作中で登場人物達から語られる児童書への思いには共感するところも多かったです。
どのエピソードも良かったですが、『おやゆび姫』がお気に入り。
幼少期から今に至るまで、常に本は身近にありましたが、改めて本の素晴らしさや愛おしさを感じさせてくれる、優しさに溢れた作品でした。
『空の童話』読んでみたいな。

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2013年05月12日

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めったにないことなのだが、時々涙が滲んで読み進められないほどだった。
いつものコンビニたそがれ堂、いつもの風早の街なのだが、ひとつひとつの短編がどれも秀逸だった。

あのすてきな風早の街に住んでいる人達だって、みんな100パーセント幸せに生きているわけではなくて、不安や無力感に打ちのめされそうになることもある。

けれども、ふっと目を周りに向けた時、そこには今までとは違った何かを見出すことのできる瞬間がきっとある。
そんな、救いに満ちた物語だった。

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2013年05月07日

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 コンビニたそがれ堂の第4弾。
今回は、本にまつわる話だった。
 私も子どもの頃に読んだ忘れられない本に想いを馳せてしばらく感傷に浸ってしまった。

 缶コーヒーのCMのシュワちゃんさながらの宇宙人が出てきたり、悪の秘密結社の小鳥遊さんも登場していたり、風早の街に村山早紀さんの世界が広がっているようだった。
 「ほんとうに大切な願い事は、言葉にしなければいけない。そうでないと叶わない願い事もある」

 ファンタジーの世界観の中にも現実を見つめる描写があり、私自身励まされた気持ちにもなった。

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2025年12月12日

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シリーズもの。

本当に欲しいものがあるときにたどり着く不思議なコンビニ。
欲しいものが自己中心的すぎないのがいいなと思いました。

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2025年02月03日

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シリーズ第4弾。
この世に売っていないはずのものまでが
なんでもそろっているという魔法のコンビニ

・おいつけない・おやゆび姫・空の童話
・エンデイング~花明かりの夜に

切なくて温かくて優しい物語たちだけど
心に残る言葉や心くすぐる小物たちもステキです。
「子どもの本はね、人の人生を作るのよ」
本当に大切な願い事は、言葉にしなければいけない
そうでないと叶わない願い事もあるのです」
斎藤さんのお子さんは、ステキな夜を過ごしたんだねぇ

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2023年11月26日

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ネタバレ

コンビニたそがれ堂第四弾。「追いつけない」は兄を慕う弟の気持ちが奇跡を起こした。短い話だったが一番よかった。「おやゆび姫」はおやゆび姫がうちにいてドールハウスの品物を使ってもらえるこんな夢みたいなことがあればいいなとほっこりした。「空の童話」は閉店することになった町の本屋さんの店員と常連の客との間で奇想天外な話が盛り込まれていて結局続けることになった話。現実離れしすぎていたが、言葉の端々にはっとさせられた。「神はそのひとが乗り越えられる試練しか与えない」「ほんとうに大切な願い事は言葉にしなければいけない」

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2021年07月23日

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一つの本をめぐる物語

花明かりの夜に
という物語では壮大に広がる命の繋がりに
感動したね

この本を手にしたそれぞれの思い
素敵でした。

今回は
「ほんとうに大切な願い事は、言葉にしなければいけない。
そうでないと叶わない願い事もある」
という文章に確かにそうだよね
言葉にしていこうと思ったね

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2016年05月28日

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ネタバレ

この作者さんの本を読むと日々淡々と過ごして忘れていた部分を思い出させてくれます。今回は本に関わるひとたちの苦労と問題がメイン。スミスと小鳥遊さんがなかなかいいひとで、他のシリーズのひともちらほら出ていて読んでないのも気になりました。少しずつ風早シリーズ制覇したいです。

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2016年04月18日

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ネタバレ

カフェかもめとたそがれ堂を続けて読んで。
ほっこりするなぁ。

4つのストーリーに共通して「空の童話」という本が出てきます。
子どもの頃に読んだ童話が影響するって
その人を形作っていくっていうのがなんかいいなと。


”追いつけない”のお兄ちゃんが本を抱いて泣くシーンは切ないね。
本を汚されても怒らずガマンしているとこが。

”空の童話”の斎藤さん。書店員。
町の本屋さんのことを知っていただけに
なんだか親近感がわくとこもあったなぁとしみじみ。


p176に風早の街の言い伝えが要約されている笑。
他作品を読んでたら、くすっとなる感じ。

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2014年11月18日

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コンビニたそがれ堂シリーズの四作目。
今回は、夏の終わりの『追いつけない』、秋の『おやゆび姫』、クリスマスの頃の『空の童話』、それに、短めのエンディング、『花明かりの夜に』の四話です。

それぞれ、今では絶版になってしまった昔の児童書、『空の童話』によって、今の自分がある人々が出てきます。
そして勿論、素敵で優しい、コンビニたそがれ堂の店長さんも。

『追いつけない』は、最初からもう、読むのが辛くて、少しずつしか読み進められませんでした。
きっと幸せになれるに違いない、というのはわかっているんですけれども。
が、やっと読み進めた先では、そんな期待を裏切って、航さんは念願だったある事を成し遂げられません。
・・・でも!やっぱり、裏切られませんでした。それを成し遂げられていた結果よりも、もっと幸せな終わり方でした。
店長さんの言っていた「一粒で二度おいしい」とは、こういう事だったんですね。

『おやゆび姫』は、本当に、おやゆび姫を育てるお話です。
コンビニたそがれ堂で、謎の栽培キットを買ってしまった織子さんは、よくわからないまま、キットに水をやってみます。
すると、何と、出てきたのはおやゆび姫。
その子の世話をする為に、すさんでいた織子さんは、きちんと生活して、新しい友人も得ます。
読んでいて、何だか少し、漫画の『観用少女』を思い出しました。

『空の童話』では、悪の組織の小鳥遊さんが再登場!彼の意外な一面を知る事が出来て、すっかり好きになってしまいました。
斎藤さんもスミスさんも、在心堂の店長夫妻も、本当に素敵な人ばかり。
いつか、在心堂だけで、新しく一つのシリーズが出来ないかなぁ・・・。

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2014年01月13日

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こころがほっとする作品。
不安なことや些細なことの疲れをそっと癒してくれて、
素直な心を思い出させてくれる。
いろんな人のいろんな願いが世界をつくってるんだなぁと思う。

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2013年09月02日

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ネタバレ

空の童話にまつわる思い出をもった人たちがたそがれ堂に訪れます。ほかの作品とのつながりがいろいろからんでいたりしてほかの村山さんの作品を読み返したくなりました。

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2013年07月16日

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今回は、本にまつわるお話ばかり。
ずっと昔から好きだった絵本とか、今読むとどう感じるのかな?と思いつつ、あの頃の記憶を上書きしたくなくて読みたく無いなぁ〜とも思う。

本当にほしいものがほしいな。
それじゃあ、たそがれ堂には行けないかな。

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2024年07月29日

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ネタバレ

追いつけない
各務原航
売れっ子漫画家。

各務原徹
五歳年上の航の兄。新聞記者を辞めて、フリーのジャーナリストになった。


おやゆび姫
佐伯織子
二十九歳のごくありふれた働く女性。「干物女」なんて呼ばれる、多少潤いのない生き方をしている。

五所川原
織子の隣の部屋の住人。大学病院の獣医。

集長
白柳者の社長兼編集長。

猫森ひろの
織子の向かいの席のサブカル形に強い若手編集者。


空の童話
斎藤丈司
北国育ち。在心堂書店の書店員。

在心堂書店の店長
毛糸の帽子を頭に載せてるいるおじいさん。

衿子
斎藤の奥さん。自宅で校正の仕事をしている。

翔太
斎藤の息子。

小鳥遊
悪の秘密結社の構成員。世界を恒久の平和に導こうという悲願を持っている組織。

スミス
謎の大男。遠くの宇宙からやってきた、善意の宇宙人。

ペンギン
新兵器。ヒグマほどの大きさに巨大化し、陸上と水面下を高速で動くことができる。くちばしと翼には、コンクリートを粉砕するほどの力がある。


エンディング〜花明かりの夜に
若い女医
千鶴。小児科医。

院長先生

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2024年04月30日

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一つの童話がキーになった3つ+1つのお話。私も函に入った空の童話に出会いたい。
悪の秘密結社の社員さんも宇宙人さんも書店員さんには優しいんだな。
エンディングはしみた。院長先生の過去、これからの思い。

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2022年08月23日

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試験勉強の為、中断していた読書を再開。
再開1作目は試験後の頭にちょうどいい、ほっこりしたこのシリーズの第4作目。
今作はあとがきでも書いてあるが、ポプラ文庫史上一の厚みと言う、なかなか読み応えのあるページ数。
「空の童話」を巡る漫画家、編集者、書店員のお話と年老いた女医さんのエピローグの4編を収録
表題作の「空の童話」は閉店寸前の書店を舞台に描かれた年老いた店長さんと、心優しい書店員さんのお話かと思いきや、途中から闇の組織の小鳥遊さんや宇宙人のスミスさんが登場し、一時はどんな展開になるかと思ったけど、ラストは安定のほっこり。
決して優しい面ばかりではなく、悲しいこともたくさん描かれているけど、読み終わった後は心が優しくなる作品。

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2020年07月06日

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表題作にボリュームがありすぎて、その重量感に読みながら疲れてしまった。終盤の、狐さんと一緒に空を飛ぶ所がファンタジックですき。「追いつけない」と「おやゆび姫」はするすると楽しんだ。特におやゆび姫の存在が可愛くて、語尾に「にゃ」が付いたりする後輩と勘弁してくれと思う主人公のノリも新鮮でおかしくて良かった。女医さんが遭難体験を語る「花明かりの夜に」は、表題作の後だったこともあって短さが心地好くてすんなりと引き込まれた。今回ちょこちょこあった風早の街の他作品とのリンクは、竜宮ホテルの猫耳少女に反応したりした。

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2018年10月17日

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ネタバレ

4作目。読み進めるほどに風早の街が好きになります。切ないけれど愛おしい。家族だったり仕事だったり、思い入れのある対象は色々だけど、何か思うようにいかなかったり素直になれないジレンマが、すっかり良い歳になった私でも分かる分かる、と頷いてしまうほど丁寧に描かれていました。見ている人は見ているし、分かってくれる人は分かってくれている。少しのアクシデントに動揺すると忘れてしまう、その事を優しく優しく語りかけて思い出させてくれる。たそがれ堂、私もいつか行けたらいいのに。本当の願いはまだ分からないけれど。

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2018年05月24日

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4編とも読み終わったあとに心が温まった。コーヒーの香りと共に。
追いつけない-お兄さんの意識が戻って良かった。
おやゆび姫-かわいい!夢がある。
空の童話-宇宙人登場だけど風早の街ではなんでもあり。
花明かりの夜に-女医さんの語りがドキュメントかと錯覚してしまいそうだった。
あとがき読んで作家さんってすごいなぁと思った。子どもの頃大好きだったアンデルセンの絵本集。時々ネットで探すけど見つからず、あの本に出会いたい。

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2018年02月10日

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シリーズ4作目は、「空の童話」という児童書がどのお話にも関わっていました。誰しも、心の中に深く残っている本ってあるのだなぁ。斎藤さんと小鳥遊さんとスミスさんのお話しがSFで、海に沈む生物兵器とどう戦うのだろうと思いましたが、児童書らしくその辺りはふわっとしていました。風早街を舞台にした、村山さんの他の作品とのリンクもちらほらあって、「竜宮ホテル」以外はまだ読んでいないのですか読みたくなりました。面白かったです。真っ直ぐ生きたくなるシリーズです。

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2017年10月23日

Posted by ブクログ

「本当にほしいものがある人だけがたどり着ける、不思議なコンビニたそがれ堂」
優秀な兄に憧れと劣等感を持ちつつも、人気の漫画家として活躍する主人公を書いた「追いつけない」が好きです。

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2015年01月03日

Posted by ブクログ

このシリーズは、日常のなかの非日常って感じだったのに今回は全体的に非日常感が強すぎでちょっと受け入れずらかった。

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2014年12月09日

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