【感想・ネタバレ】その本の物語 下のレビュー

あらすじ

どこにも行けない。まるでガラスの水槽の中にいるみたいで、すぐに息が苦しくなって――。南波は、学校を休み、書店でアルバイトをしながら、病院に足を運んでいた。きょうも病室で朗読をする南波、うっすら笑みを浮かべ眠り続ける沙綾。だが、魔女の子ルルーの長い冒険物語が、いよいよ終わりに近づいたとき、誰も知らない新たな物語が呼び出された――。傷ついた魂の恢復と人間への信頼を謳いあげた、傑作長編ファンタジー!

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Posted by ブクログ

私は今日も、優しい日差しが差し込む病室で眠るあなたに『風の丘のルルー』を朗読する。

今日は千鶴先生も隣で聴きたいって言うから、いつも以上に頑張らなきゃね。

でもさ。私の朗読を聴いていると癒やされるって、千鶴先生の言うことは大袈裟だよね。私にそんな魔法みたいな力は、あるはずないのにね。

感想です
始めからファンタジー1色の小説なのかな?と思っていましたが、なるほど。現実世界の女の子が読み聞かせてくれる絵本の世界との行き来といった構成なのですね。
村山早紀さんらしい優しい世界観、ちょっと心にチクッとくる悲しみに、しっかりと没頭させてもらいました。早く下巻も読み終えたい!!



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2025年05月17日

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「今日もしだめな自分だったとしても、明日は少しでも強くて立派な自分になろう。明日まだむりだったとしても、あさってはしあさってはがんばろうって、その繰り返しが大事なんじゃないかな、と思うんだ。
最初っから強い人なんて、きっとどこにもいないんだよ。みんなきっと、優しくなりたい、強くなりたいって歯を食いしばってる。だめな自分、弱い自分が好きになれなくて、許せなくて、たまに泣いちゃったりしながらね」

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2020年08月01日

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本編としては本当にきれいに、美しく着陸しています。
そして「風の丘のルルー」完結編でもあります。
本当に「ルルー」シリーズを読んでいなかったのが痛恨の一撃というか、読み終わった瞬間、この話ないのかなーと思ったら過去作にあって、でも絶版という衝撃。古本で集めようにも結構高騰している上巻数があるので、ものすごく残念というか無念というか………でも「ルルー」を全巻読破してからこっちももう一度読みます。

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2016年08月13日

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上下巻読んで、とてもほんわかしてて、癒されました(*^^*)ルルーの物語の間で少しずつ語られていく沙綾と南波の物語がとても感動的!こんなことがあったら素敵だな。わたしも風の丘にいってみたい。

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2016年02月11日

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主人公南波が同じ作者の『風の丘のルルー』を親友に読み聞かせるという形式をとっている。

このルルーの物語がすごくいい。

過去に魔女は人間に迫害され、ルルー以外の魔女は死に絶えたと思われる世界である。

ルルーも自分が魔女であることを隠し、生きている縫いぐるみ(!)ペルタと孤独な旅を続けている。

しかし、どんなに人間を怖れ、疑ったとしても、やはり心のどこかでは信じたいと願い、人間の為に困難に立ち向かうルルーの気持ちが、主人公南波と重なって、心打たれずにはいられなかった。

少しでも異質なものを感じ取るとコミュニティからつまはじきするのがめずらしくない世の中で、生きにくさをひしひしと感じている南波がルルーの強さに勇気づけられていく様子に、読んでいるこちらも元気づけられた。

『風の丘のルルー』自体もぜひ読みたくなること間違いなしの作品である。

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2014年11月29日

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ネタバレ

【あらすじ】
どこにも行けない。まるでガラスの水槽の中にいるみたいで、すぐに息が苦しくなって―。南波は、学校を休み、書店でアルバイトをしながら、病院に足を運んでいた。きょうも病室で朗読をする南波、うっすら笑みを浮かべ眠り続ける沙綾。だが、魔女の子ルルーの長い冒険物語が、いよいよ終わりに近づいたとき、誰も知らない新たな物語が呼び出された―。傷ついた魂の恢復と人間への信頼を謳いあげた、傑作長編ファンタジー!

【感想】
読み始めてすぐさま、魔法の存在する、そしてルルーのいる世界へと、引きずり込まれた。胸が締め付けられるような時もあれば、人のあたたかさに触れられてホッとする時もあった。本当に素敵な物語。一生大事にしたい時も思った。

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2017年08月06日

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タイトル買い。初村山作品。
どこか気になる作品は、やはり読まれるべくして手に取るのだろうと、偶然ではなく必然を強く感じる。
作品そして南波ちゃんの朗読する劇中作が様々なことを自分に問いかける。そして長時間歩いて疲れた後に温かいスープをいただいたような、心と身体が解き放たれる読後感。
多分もう会えないだろう人に会いに行った自分にそっと寄り添ってくれた。きっと一生忘れない作品。

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2014年09月27日

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あー小さい頃の自分に読ませたい。
とはいえ、大人になっても魔法に憧れたまま。
素敵な物語も魔法と呼べるか。作家さんは魔法使い!

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2014年08月30日

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児童文学「風の丘のルルー」のシリーズを再構成した作品。劇中作として、「風の丘のルルー」という小説が登場します。その小説が大好きだった、高校生になっている2人の女の子、そのうちの一人が主人公。眠ったままになっているもう一人の女の子は、小さいころから少し人と変わったところのある女の子だった。小さな魔法が使えたのだ。それは小さい頃のごっこがそう思わせたのかもしれないけれども、「風の丘のルルー」の本を読んでいると、その世界が立ち上がってくるような感覚に襲われる。その少女がいじめられているのを、主人公の女の子は助けてやれなくて、その女の子は、今、病院のベッドでずっと眠り続けていた。
本の物語が、あの頃に生き方を教えてくれていたはずなのに、主人公の女の子は、そんなことも忘れてしまって生きていたのだと、悔やむ。
7冊のシリーズを全部、眠っている彼女に読み聞かせたときに、それは、まるで呪文のように働き始めるのだ。
下巻の物語もわくわくの連続でした。大人になってから読んでも面白い。見た目が複雑じゃあないのに、その複雑じゃないからこそ考えないといけない、考えさせられる向こう側が広いように思います。
結末も最後まで読んでよかったと思えるものでした。でも、本当の出来事なのかな? それとも・・・。

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2014年07月27日

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なるほどこういうラストなんですね。わたしも彼女に会ったら、必ず同じ台詞を言おうと思います。子どものころに空想した物語がこの手に降りてきたみたいな素敵な時間でした。

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2014年07月20日

Posted by ブクログ

ルルーとペルタと一緒に旅をしているような気持ちで読んでいたので、読み終えてしまうのがとても寂しく感じました…。
ルルーやペルタにまた会いたくなった時には、風の丘まで行ってみたいと思います❁⃘*.゚

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2022年04月18日

Posted by ブクログ

引き続き読み聞かせるルルーの話がはじまります。別れの辛さ、圧倒的に強い敵への恐怖、それを乗り越え立ち向かう姿に勇気をもらいました。

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2016年12月21日

Posted by ブクログ

現代の世界と、魔女ルルーが主人公の作中作を行ったり来たり
現実と物語の中を気持ちが行ったり来たり・・

子どもの頃に「ルルー」のようなお話に出会っていても
おそらく読まなかったと思う。

私は、喜びや楽しさの中に見える、
ちょっと寂しい、
一人ぼっちの感覚が苦手な子どもだった。

だから、大人になってから出会えてよかったと思う。

勇気とやさしさは孤独と哀しみの上にある。
児童書が教えてくれることは多い。

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2015年09月06日

Posted by ブクログ

思い出の児童書。魔女のルルー。その世界に浸かりながらも、その世界に浸かる主人公がいることでより世界に浸ることができる、そんな素敵な、夢にあふれた物語だった。

現実にはまさかね、とわかってても。
もしかして、と思ってしまう。
この小説を読んでまさしく、そんな気持ちになった。

ルルーの話、全部読んでみたいなぁ。

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2015年06月25日

Posted by ブクログ

ルルーとルーリアの伝説がここに完結。
そして、南波と沙綾の側も動き出す。

差別するものと差別されるもの。
昔の魔女狩りも、現代のイジメも本質はきっと同じ。
だけど、その状況の中でも、「自分がどうありたいか」を見失わずに生きるルルーと沙綾の姿はとても煌めいている。

ほんわかした物語の中にも、芯の通った登場人物たちがイキイキと動き回り、友達のように身近な存在として本を閉じた今も息づいている。

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2015年06月10日

Posted by ブクログ

面白かった
よくできてると思ったら元々出版してた自分の本があるらしい

一部しか使ってないみたいだからすきな人は全部よみたいかも

チートっぽいとは思ったけど
その一見なんでもアリな魔法もアリな気になった

面白かった!(*´∀`)

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2015年02月02日

Posted by ブクログ

思ったとおりのハッピーエンドで良かったよ(ToT)しかも、ルルーに出会えるなんて最高!つらい経験を積み重ねてきた分、みんな素敵な大人に成長するんだなぁ(*´-`)でも現実はなかなか厳しいぞ(--;)いやしかし、小さな魔女ルルーが頑張っている姿に自分も頑張らなきゃ!と元気と勇気をもらったp(^-^)q まさに言葉は呪文だ(^^)だから読書は止められない♪

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2014年10月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

村山 早紀さんのお話は魔法とかちょっと不思議な子供のお話が多くてそんなファンタジーが大好きです
児童書作家さんなので読みやすく大人も子供も楽しめる物語です
元々、本当に昔村山さんが書いた児童書の魔女のルルーの本のお話を南波が沙綾のお見舞いの時に朗読するって感じで
ルルーの話と現実のお話が交互に進んで行く
上巻の最後らへんはもう感動!!!
下巻も冒険な要素も多くてドキドキ・ワクワク
そして感動出来る素敵なお話でした

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2014年09月16日

Posted by ブクログ

2014.08.27(水)


よい◎


上・下とも、つい、つい、サイン本購入。


前はミステリーばっか読んでたけど、最近はこういうほんわか考えさせられる本の方が、すき!すきだ!
物語のぐいぐい感は上巻のほうが強くて、のめり込みやすさでいったら、すこし下巻はマイナスかも。。

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2014年08月27日

Posted by ブクログ

コンビニたそがれ堂で、村山さんにハマったので風の丘のルルーとは、この本で出会いました。小さい頃にルルーと出会って、この本で再会した方は、懐かしさと新鮮さが入り交じった不思議な読後感なんだろうなと、少し羨ましく感じる。個人的には、上巻の傷つきながらも身近な人の幸せを願い、風の丘にたどり着くまでのストーリーが好きだった。下巻になると、急にスケールが壮大になりドタバタ感に若干ついていけず少し飽きてしまった。これも、既にルルーの物語を知ってた人は、抵抗なく読めたんだろうなと思う。それでも、最後までルルーとペルタと旅ができて楽しかったのは間違いなし!主人公の魅力は下巻も衰えない。エピローグも爽快な終わり方で、すごくよかった。久しぶりにいつかまた読み返したいと思える本に出会いました。

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2014年08月25日

Posted by ブクログ

自分が本当にしたい生き方とは何か。ここで逃げてもいいのか。それとも手を差し伸べたいのか。後悔することにはならないか。
人との関わりって、折々に分岐点があるけど、南波ちゃんの選択は、どうだったのかなぁ。あんな選択をしたら、きっと後悔するよね。
私はどちらかというと沙綾ちゃんみたいな体験をしたことがあって、そういう時、周りの人は南波ちゃんとは違う道を選んでくれたので助けられた方ですが、もし、南波ちゃんみたいな態度を取られたら、やっぱりつらかったろうと思います。とても、沙綾ちゃんのように、優しく微笑んではいられなかったと思う。
でも、南波ちゃんが抱えてた弱さは、みんなが持っているもの。彼女を責めることなんて誰も出来ないのかも。
茨の道だもの…自我の定まらない子供に、とてもつらい選択をさせる、子供社会はとても残酷ですね。
人という物は、本来残酷な生き物だと思います。自分と違う、周りと違うというだけで、誰かを傷つけたり、こうでなくてはならない、という常識に囚われ過ぎれば、それから少しでも外れれば意見もなにも抹殺される。大人の世界でも往々にしてよくあることです。
綺麗すぎるから、立派すぎるから、手に入らない物を持ちすぎているから。だから、勝手に相手を貶めるなんて、人にもとる行いですし、最低です。でも、それを大きな声で言える人のなんと少ないことか。
人はなんて狭量で、卑屈で、僻みっぽい生き物なのでしょうか。そういう私も、持たない物はたくさんあって、持てる人を思えば羨ましくなりますが、それでも、自分の品位は保ちたいと思います。
沙綾と南波の話も、ルルーとサラの話も、とても胸を打ちました。つらい思いをした子供だった人たちに読んで欲しいですね。

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2014年08月14日

Posted by ブクログ

ルルーが帰ってきた!と本当に喜んでしまった。
フフ ( *´艸`) いつか私も風の丘にルルーに会いに行くのだ。

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2014年08月02日

Posted by ブクログ

上下巻並んで置いてあっても、別のお話の本のようにも
見えます。
上巻とともに、タイトル・表紙のイラストが
好きで購入。
上巻で既にお気に入りのお話になっているので
じっくり物語の中の世界に浸って漂いたいです。
読後、期待以上に気に入った物語だったと思い、
嬉しくなりました。

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2014年09月08日

Posted by ブクログ

もしかして読む順番間違ってる?ルルーシリーズを読まずこれから読んでしまってた。ルルーの物語気になり過ぎると思って調べたらシリーズが出てくる出てくる!シリーズ読んでこっと

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2023年08月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どこにも行けない。まるでガラスの水槽の中にいるみたいで、すぐに息が苦しくなって―。南波は、学校を休み、書店でアルバイトをしながら、病院に足を運んでいた。きょうも病室で朗読をする南波、うっすら笑みを浮かべ眠り続ける沙綾。だが、魔女の子ルルーの長い冒険物語が、いよいよ終わりに近づいたとき、誰も知らない新たな物語が呼び出された―。傷ついた魂の恢復と人間への信頼を謳いあげた、傑作長編ファンタジー!

成長したルルーが登場した時は、「元気で良かった!」と親しい友人に久しぶりに会った時のような気持ちになった。
ルルーやカイオン(魔法使いの末裔)は、自分の生き方を、運命のせいにせず、「自分が選んだ道だから」と誇りを持って語る。
自分の今いる人生で幸せになれるのか、考えてしまうことがあるけれど、彼らのように自信と誇りを持っていられれば、強く幸せに生きられるだろうなと思う。

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2018年01月30日

Posted by ブクログ

優しい優しい物語。
過去にシリーズで刊行されたルルーの物語に、現代の物語を足して編み直したものだと最後の最後に知った。
加害者も被害者もいるけれど、読んでる私たち誰もがどちらにもなり得る。でも、後悔しても恨んでも、そこから立ち直る方法や方向も、そっと指し示してくれている気がする。
ルルーの他の話も読みたくなった。

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2018年01月18日

Posted by ブクログ

どこにも行けない。まるでガラスの水槽の中にいるみたいで、すぐに息が苦しくなって――。南波は、学校を休み、書店でアルバイトをしながら、病院に足を運んでいた。きょうも病室で朗読をする南波、うっすら笑みを浮かべ眠り続ける沙綾。だが、魔女の子ルルーの長い冒険物語が、いよいよ終わりに近づいたとき、誰も知らない新たな物語が呼び出された――。

うっすら察してはいましたが、南波が沙綾を裏切ったという意味が明かされ、南波が彼女のお見舞いに来る理由も分かります。ルルーの冒険編は結構切ない。なんていうか、自分の生き方に自信を持っていられる人って少数派なんじゃないかなと思う。世間から立派だ、すごいと言われる人が皆最初から自分の理想通りになれたわけではなく、迷いながら揺れながらも自分のなりたい自分を探し続けていたのかなと。でも迷ったっていいんだよって、間違ってもやり直すことはできるよって語りかけてくれている気がします。結局沙綾とルルーの関係はいまいち分からなかったけど。子孫?

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2016年09月09日

Posted by ブクログ

幼い頃にシリーズを読んでた方にとっては、胸が熱くなる作品だろうなぁ。
この年になるともう、「シリーズものは早いとこ綺麗に完結させて!」って思っちゃうけど、昔は物語がずっと続けばいいと思ってたもの。
終わってしまって悲しかった物語の断片に、この年になって触れられたら、それだけでちょっと感激。

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2015年08月13日

Posted by ブクログ

意識が戻らないまま何年も眠り続ける沙綾.南波が枕元でいつも朗読するのは沙綾が大好きだった小さな魔女,ルルの物語.そして時は経ち,二人に訪れるルルの魔法とは・・・.
久々に本格的なファンタジを読めて大満足.気持ちが沈んでいるときに読んでみるのも良いですよ.

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2014年07月20日

Posted by ブクログ

ふんわりした雰囲気は、この作家さんの素敵なところ。


この話を一言で言うと「孤独との対峙」…かなぁ。寂しい人、淋しい人が出てくるにも関わらず、これだけあったかい雰囲気の作品はなかなかないかな。

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2014年07月20日

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