村山早紀のレビュー一覧

  • 桜風堂ものがたり(下)(PHP文芸文庫)

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    かなり好きでした!

    銀河堂書店が出てくる「百貨の魔法」があまり刺さらなかったので、こちらもあまり期待せず読み始めたところ、良い意味で裏切られました。

    桜風堂書店や桜野町の景色の描き方がとても美しくて、いつも柔らかい春の光に包まれているような情景が目に浮かぶようです。

    出てくる人たちもみんな優しい。

    書店員さんたちの本に対する愛情とか書店員同士または本に関わる人たちとの絆とか、ある意味このお話は美しすぎて現実離れしているのかもしれないけど、すごく良かったです。

    あとがきにもあったけど、書かれていることにファンタジー要素はないけど、すごくファンタジックな印象の物語でした。

    「四月の魚」

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    2025年07月13日
  • コンビニたそがれ堂

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    いつでも行けるわけじゃない、本当に探すものがある時にだけ辿り着ける、不思議なコンビニ。
    あやかし的な雰囲気もありつつそこはかとなくほっこりする。
    なんでもある灯りのある場所のというのが現代のコンビニの立ち位置といい感じにマッチする。

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    2025年07月11日
  • 風の港

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    空港を舞台にした連作短編集でした。空港ってわすかな間、その人生の時間を止める場所、なのかも。ここで一度日常が分断されまた翼にのりまた新たな日常へ降り立ちそこへ戻っていく、そんなそれぞれの人生が描かれたお話でした。

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    2025年07月07日
  • 桜風堂夢ものがたり

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    『星をつなぐ手』より先に『夢ものがたり』を間違えて読んでしまった。
    でも、番外編のような話だったので違和感なく読めて一安心。
    『桜風堂ものがたり』のシリーズは
    桜野町のような、あたたかくて優しい雰囲気に包まれているのが好き。
    登場人物も優しい人ばかりで、自然はきれいだし桜野町でのんびり暮らせたら幸せだろうなと思ってしまう。

    1話 「秋の怪談」 この話が一番好き。
    自転車で友達とちょっと遠出したり、夜中に懐中電灯を持って肝試ししたりと透達と同じように冒険しているようでワクワクしたり怖いのに強がってみせたりと小学生の頃を思い出しました。
    「幽霊屋敷」にあった1冊の絵本と黒い服のおばあさんに、じ

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    2025年06月19日
  • 桜風堂夢ものがたり2 時の魔法

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    読み始めて知らない人物が続々登場。
    これはシリーズが一冊抜けていたか、と、あわてて前シリーズ巻を
    読み始めたら、なんか変。既読感が・・・
    全巻読んできたのに、自分が忘れていただけでした。お粗末!

    桜楓堂スタートの頃は、私自身も本に関わっていたので、
    ヒリヒリするような思いで読んでいました。
    「その通り、わかる、わかる!よくぞ言ってくれた!」と
    涙しながら、心の中で快哉を叫んだものです。

    でも版元が変わり、ファンタジーになってからは・・・
    村山テイストといえば、その通りで良いんでしょうけれど。

    「これで一区切り」と後書きにありました。
    寂しいけれど、正直、ほっとしているような・・・

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    2025年06月16日
  • コンビニたそがれ堂

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    夕暮れになるとあらわれる不思議なコンビニたそがれ堂。大事なさがしものがある人は必ずここでみつけられるという。コンビニたそがれ堂は途切れたままのさよならの行く先を優しい物語にして見せてくれるそんなお話でした。

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    2025年06月12日
  • 桜風堂夢ものがたり2 時の魔法

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    一整と苑絵が微かに目にした不思議な少女
    透と楓太と音哉が出会った千晶
    苑絵が夢にみた?自画像の少女

    世界は優しい不思議と想いに出会える所でいてほしい

    村山先生へ
    梢ちゃんや透くんがお話をしたそうになったら、書いてくださいね きっと

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    2025年06月09日
  • 桜風堂夢ものがたり2 時の魔法

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    ネタバレ

    良かった。シリーズで前作を読んだか記憶がないのだが、それでも楽しめた。今度シリーズ全作を読んでみようと思う。

    不思議な話、少し怖い話、ファンタジーだけど、描写が温かく、夕焼け色に包まれるような作品。3章あり、どれも読み応えがあるが、1章がよかった。主人公の一整くんの優しい感じや、高岡さんの昔話
    (苦労あり)そして優しい怪異。そういうものに見守られてるっていいな。映像化しても綺麗そうな話だった。
    2章もあたたかい。中学生の様子も優しい。
    3章は少し怖いが、一整くんとのなかなか伝わりあわない気持ちがもどかしく、でも苑絵さんの優しい人柄とエンドにつながり良い。

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    2025年06月06日
  • 桜風堂ものがたり(下)(PHP文芸文庫)

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    今まで読んだ書店物の物語は
    本に携わる事件や謎解き、書店でのドタバタ騒動が多かったけど、本書はひと味もふた味も違って面白い。
    「宝もののような1冊の本」これだけでもファンタジーなのに、一人の書店員から徐々に大きな波になって奇跡が起こる。
    奇跡を送り出す書店と書店員達の物語。
    書店物が大好物な人には読まずにはいられない一冊!

    登場人物も皆イキイキしているというか生きているという感じで、みんなあたたかい。
    上巻で一整や苑絵、渚砂、柳田店長の各々のエピソードがあったから感情移入しやすかったのと自分の才能や立場を活かし精一杯頑張っている姿がキャラを際立たせている。
    特に「四月の魚」のフェアで苑絵のプ

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    2025年06月01日
  • 桜風堂夢ものがたり

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    ファンタジー~~✨✨
    私も不思議な森に行ってみたい。
    誰に会えるかしら?
    穏やかな気持ちになります。

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    2025年05月31日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    今回もこんな奇跡が起こったら嬉しいな〜とほっこりしました。

    何事にも誠実に、まじめに取り組んでいれば運から来てくれるのかなぁと思わせてくれる話でした。
    私も仕事頑張ろう!と思いました。

    本屋さんを応援したくなる1冊。本は本屋さんで買います!

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    2025年05月31日
  • 桜風堂ものがたり(上)(PHP文芸文庫)

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    2017年本屋大賞5位
    この本の表紙の絵がとてもきれいで春のようなあたたかさを感じさせます。
    上下刊合わせてひとつの絵になるのも面白味があって良いですよね。
    どこかファンタジーチックで
    この本一冊がプロローグのような本に思えた。

    上巻は書店で起きた万引き事件と登場人物のモノローグのような話がメインで、未回収や謎が多いので下巻にいろいろ繋がっていくのだろう。

    万引き事件のエピソードはネット社会ならではで、万引きした側も、された側も誹謗中傷、当事者の特定などで将来を壊され傷付きネット社会の怖さと憤りをを感じた。
    顔の見えない誰かの正義ごっこの言葉の暴力で最悪の結果を選ぶ人もいることを考えて欲し

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    2025年05月25日
  • 風の丘のルルー(2)魔女のルルーとオーロラの城

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    風の丘のルルー・シリーズの第2作。 風の丘に暮らす魔法使いルルーの元に鳩が届けたのは、病気の王女フレイヤを助けてほしいという願いだった。 北の町を訪ね、依頼を出したフィンと出会ったルルーは、さっそくお城を訪ねた。 フレイヤの継母である王妃は自分の娘を女王にするためにフレイヤの死を願っているという噂を、フレイヤ自身は否定する。 フレイヤ姫を癒そうと決意するルルーだったが.....

    「その本の物語」を読んで、含まれていない風の丘のルルーの物語を読んでみたくて入手した本。 長いこと積読になっていたがやっと読めた。

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    2025年05月24日
  • 街角ファンタジア

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    これだけ真正面からファンタジーです。と言っている小説を読むことは、珍しいですが、なぜか読んでしまいました。
    特に「閏年の橋」にでてくるように、パラレルワールドを思って現実に納得する経験があったので、感無量。そして著者のあとがきで、あっ!とその偶然にびっくりしてしまいました。私にとって読んでおくべき本であったようです。

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    2025年05月19日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    前作を読まずに読んで過去の出来事との繋がりが分からない部分はあったが、書店員として優しく真摯に本に向き合う主人公(月原一整)の姿が素敵だった。

    昨今の街の本屋さんの衰退を背景に田舎の本屋を任され作り手と読み手を繋ぐ書店員として奮闘する一整。本に真摯に取組む人の周りは、それを応援する本好きの人達が集まるのだなぁと心暖まる内容で皆んなが皆んな優しい歯車が絡んで動く田舎書店での著名3人による合同サイン会で終える。

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    2025年05月18日
  • みまもりねこ

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    冒頭より、

     古いちいさい公園に、
     いっぴきのねこがすんでいました。

     街のひとたちにかわいがられて
     のんびりと暮らしていました。

     ねこは、おばあさんだったので、
     いつもだいたい
     お気に入りのベンチのうえで、
     ねむっていました。


    猫の平均寿命は、室内飼いで16年以上、放し飼いだと13年程度、野良猫の場合は3~5年なのだそうです。

     表紙をご覧ください。
    公園のおばあさんねこが描かれています。

     彼女は何歳くらいなのでしょう? 
    野良猫として生きるうちに様々なつらいこともあったのでしょう。全身の毛は荒れて疲れているようにも見えます。
     でも、よおく見ると、左耳には不妊手

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    2025年05月17日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    桜風堂書店で第二の書店員としての人生を送ることにした月原一整。彼を取り巻く人たちの温かい手が繋がっていく。

    人気シリーズの新刊が入荷できないピンチになる。大手の銀河堂書店で働いていた時には無かったことだ。
    月原一整の誠実な謙虚なこれまでの生き方は、ピンチを救うことになるのか?
    そして銀河堂のオーナーからの呼び出し。それは何を意味するのか?

    桜風堂書店のある桜野町には「星祭り」という古くからのお祭りがある。桜風堂を愛する人たち、そして桜野町を愛する人たちが集まってくる。そんな町に住みたいと切実に思った。

    あとがきに月原一整の物語が完結と書いてある。
    終章、私は良い終わり方だと思う。祭りの後

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    2025年05月12日
  • みまもりねこ

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    大切な人やペットを亡くした人に読んでほしい。

    心の支えになるものがあるのなら、例え目には見えなくても、ヒトは生きていけるのだと思う。

    孤独のつらさを知る者は孤独の者に寄り添うことができる。

    ニコニコと笑うネコを見習いたいです。

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    2025年05月10日
  • 街角ファンタジア

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    311 街角ファンタジア/ #聴了

    心に残ったお話
    「閏年の橋」
    さやかが著者の代わりに想いを伝えているのかと思えてしまい閏年生まれなのかを検索してしまう。

    「さやか本を必要としている人はいるから書くのをやめないで」
    励まし応援したくなった。

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    2025年05月01日
  • 桜風堂夢ものがたり2 時の魔法

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    ネタバレ

    桜風堂夢ものがたり大団円。
    桜野町を愛する人は必ず読むべき
    第一話の素敵な物語がラストへのフリだったとは。
    この町、この書店に訪れることができなくなるのは寂しすぎます

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    2025年04月27日