村山早紀のレビュー一覧

  • 桜風堂夢ものがたり

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    スピンオフの短編集。桜風堂に触れるのはだいぶ久しぶりだったし、細かい部分はすっかり忘れているけど、最初の登場人物紹介もあり、読みながらだんだん思い出されたりして、十分に楽しめた。かなりファンタジー色が濃い作品群だけど、本シリーズの基本となる温かさは十分に盛り込まれていて満足。

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    2025年03月26日
  • 桜風堂夢ものがたり

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    SFチックだったり、
    幻想的な雰囲気の話があったり
    本編の続きでは無いけど、
    心暖まる作品は変わらなかった。

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    2025年03月26日
  • 風の港 再会の空

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    『十二月の奇跡』
    歳を取って孤独な彼
    出会ったのは小さな天使
    彼の何が変わっていくのだろう

    『雪うさぎの夜』
    人の気配のない夜の空港
    出会ったのは冷たいけれど暖かい雪うさぎ
    見覚えのあるお店の人は だれ?

    『竜が飛ぶ空』
    将来を決めると言える受験生
    ちょっぴり気弱な、、、は……
    いえいえ優しいのですよ彼は

    思い出した言葉は
    母のない子と子のない母と
    希望は
    空飛ぶ竜に 乗りたいよー

    『屋上の神様』
    空港の屋上、展望デッキ
    そこで出会ったのは神様とお使いの狐
    目に見えない存在とであったら……
    見えないものを畏れる心は信じる心にもなるのだろう
    いつでも 信じていよう

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    2025年03月23日
  • 桜風堂ものがたり(下)(PHP文芸文庫)

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    ちょっと哀しいけど、心温まる書店員さんを取り巻く物語。時代に伴う本屋さんの厳しい現実にも触れながら、優しく細かく感情の描写が綴られている。初めて読んだ作者なので、若い方を想像して調べてみたら、意外な人物像でさらに関心を持ちました。

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    2025年03月22日
  • 桜風堂夢ものがたり

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    大好きな「桜風堂ものがたり」シリーズの番外編(スピンオフ)とのことで、以前から読むのを楽しみにしておりました❁⃘*.゚
    4つの物語が収録されているのですが、どの物語もファンタジー要素が強め(村山早紀さんと言えば!やっぱりファンタジー作品!!)なので…とても楽しませて頂きました(*´˘`*)

    今作で特に印象に残ったのが、桜風堂店主の透のおじいさんが、孫の透に向けて言った言葉でした。
    ネタバレになってしまうので、こちらの感想に記載するのは控えさせて頂きますが、本好きの人には堪らない…何度も読み返したくなるようなとっても素敵な言葉でした❁⃘*.゚

    そして村山早紀さんが本が大好きなんだなぁと伝わっ

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    2025年03月20日
  • 桜風堂夢ものがたり

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    桜風堂書店シリーズの番外編短編集。本が好きということで穏やかに繋がる本編で登場した人に起こる優しい不思議なお話。優しさにしみじみしたと思えば思わせるツッコミたくなるファンタジー要素が上手く混ざっていて楽しめる。大好きなシリーズ。次は本編が読みたいな。

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    2025年03月20日
  • 風の港 再会の空

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    シリーズ2作目。今回は「再会」がテーマ。
    たくさんの人が行き交う空港は、確かに偶然の再会が起こり得る場所。
    私も成田空港で、遠く離れた場所に住む旧友にばったり会ったことがあったなぁ。
    会えるはずのなかった人との再会は嬉しく、ちょっと切なくて…
    本の内容とは関係のないことまで、あれこれ思い出してしまった。これも村山さんの魔法?
    ファンタジー要素たっぷりで、猫ちゃんも登場したり…村山早紀さんらしい優しい物語だった。

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    2025年03月04日
  • 風の港 再会の空

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    『風の港』の続編。羽田空港を舞台にした5編のオムニバスストーリー。

    前回の作品に比べてファンタジー要素が強いお話が多かったかな…。

    空港に行く事が最近はめっきり減ってしまったけれど、あの大きくて、たくさんの人が行き交う中、空港の中のお店やスポットで奇跡の出会いがあると思うと素敵な場所ですね。

    色々な思いを持ち空港に立ち寄る人たちに起きた奇跡の物語は心温まる物ばかり。中でも最初の「十二月の奇跡」は一番心に残りました。彼が二十代の頃に負った顔の傷。読み始めた時の彼の印象からは想像もつきませんでした。

    昔お世話になった人、会いたい人に私もまた再会したくなりました。

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    2025年03月01日
  • 街角ファンタジア

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    短編集
    一番最初のお話 「星降る街で」が良かった
    全話 お話に猫がでてきて無性に飼いたくなった(˶ᐢωᐢ˶)

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    2025年02月28日
  • 春の旅人(立東舎)

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    げみさんのイラストこんなにたくさん見たの初めて。美しい。「ドロップロップ」が一番好きだな。懐かしさを感じる。

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    2025年02月27日
  • 街角ファンタジア

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    ファンタジーを読んで「自分にもいつかこういうことが…」と夢見る時期は過ぎたと思っていましたが、少しくらい期待したっていいんじゃないかと。今からでも遅くない。「世界は優しい奇跡に満ちている」と、信じてみたいと思いました。

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    2025年02月25日
  • みまもりねこ

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    何十年ぶりかの絵本

    優しい猫と小さな女の子そして優しい町の人は優しく暖かい絵で登場

    昔飼っていた猫たちを思い出し
    最近ネコに会わないなぁとちょっぴりさみしく思い
    日向ぼっこしながら読みました

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    2025年02月23日
  • 風の港 再会の空

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    2022年に刊行された『風の港』に続くシリーズ第二弾。

    「十二月の奇跡」
    「雪うさぎの夜」
    「竜が飛ぶ空」
    「屋上の神様」
    「夢路より」
    空港を舞台にした5話収録の連作短編集。

    副題に『再会の空』とある通り、其々の再会に胸が躍り心弾み、時に涙が零れる。

    第一話から良かった。
    病を抱えた60代後半の男性の奇跡的な再会。
    もう泣くしかない。

    第二話では私の故郷・富山の物語が描かれており方言と雪深い実家の風景を思い出し郷愁に浸った。
    故郷を想う時、そこにはいつも家族の笑顔がある。

    村山早紀さんの作品はあたたかだ。
    読後は優しさに包まれる。

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    2025年02月17日
  • 魔女たちは眠りを守る

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    長い長い時を過ごす魔女たち。彼女らから見ると短命な人々とほんのひとときを共に過ごし、去っていく。たくさんの出会いと別れを繰り返す。
    しかし、一つ一つの出会いが思い出となり、愛おしく感じている。

    私たちが過ごす日常は、だれの記憶にも残らない吹けば飛ぶような儚いものである。けれどそのひとつが積み重なって、人生が交差して、時は流れている。
    魔女たちはそんな人々の時の流れをあたたかく包むような優しさと共に見守っている。

    そんなゆっくりと穏やかなファンタジー。

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    2025年02月16日
  • 風の港 再会の空

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    じわーとくる珠玉の短編集。短編は好きではないのに…村山さんうまい。未来に向かって飛び出す空港が舞台なのに死の影漂う作品多いのは気になるが、青空が広がる寒い冬の一日、心はポカポカ温まる。

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    2025年02月15日
  • 風の港 再会の空

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    【収録作品】
    第一話 十二月の奇跡
    第二話 雪うさぎの夜
    第三話 竜が飛ぶ空
    第四話 屋上の神様
    最終話 夢路より

    ファンタジー風味の温かい物語。
    できすぎなくらいよくできたお話なのに、ただただ涙が流れるのはなぜだろう。著者の紡ぐ物語はなぜか心に響く。

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    2025年02月13日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    ネタバレ

    月原一整
    桜風堂書店書店員。元銀河堂書店文庫担当。山間の小さな店の再生に取り組む。他者と関わることを避ける傾向にあったが、多少変わってきたらしい。書評ブログ「胡蝶亭」の書き手。

    卯佐美苑絵
    銀河堂書店児童書担当。内気で美しい娘。絵を描くのが得意。一整を心ひそかに慕っている。

    三神渚砂
    銀河堂書店文芸担当。若きカリスマ書店員。苑絵とは幼馴染。書評ブログ「星のカケス」の書き手。

    柳田六朗太
    銀河堂書店店長。業界の風雲児と呼ばれた豪快な男。万引き事件で店を辞めた一整を、なにかと気遣う。

    金田丈
    銀河堂書店のオーナー。裕福な実業家。戦後、灰燼に帰した風早の駅前商店街を復活させた地域の偉人。

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    2025年02月03日
  • コンビニたそがれ堂 空の童話

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    シリーズもの。

    本当に欲しいものがあるときにたどり着く不思議なコンビニ。
    欲しいものが自己中心的すぎないのがいいなと思いました。

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    2025年02月03日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    続編。

    町の中に本屋があり続けるのは、もしかすると奇跡なのかもしれません。
    他の世界に誘ってくれる本屋は、これからも町の中であってほしいです。

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    2025年01月29日
  • 魔女たちは眠りを守る

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    とても優しい世界のおとぎ話のような短編。
    人間って弱く儚い生き物なんだなと魔女目線で感じることができ、不思議な気持ちになった。

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    2025年01月03日