村山早紀のレビュー一覧

  • コンビニたそがれ堂 星に願いを

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    星に願いを
    喫茶店コスモスー好きなお話。哀しいけど何度も読み返したい。
    本物の変身ベルト

    最近友人から幽霊の話を聞いたが、コンビニたそがれ堂を読んでいる日常では、不思議な話や幽霊話を聞いても、それもあり!と思ってしまう。
    今よりも百倍、空想力があった子ども時代に帰りつつある。

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    2018年01月07日
  • コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状

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    ネタバレ

    雪うさぎの旅ー溶けてしまう雪だるま達と雪うさぎがせつなかった。
    人魚姫ー幽霊の秋姫が怖かった
    魔法の振り子ー長い話だけどオカルト要素があって好き。薫君がかわいそうで衝撃的。世の中理不尽なことばかり。やるせないなあ
    エンディング〜ねここや、ねここ
    猫ちゃんは不思議な生き物。コンビニのお兄さんとの会話が短いけど、面白かった。

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    2017年12月30日
  • コンビニたそがれ堂 祝福の庭

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    【収録作品】ガラスの靴/神様のいない家/祝福の庭 
     クリスマスのたそがれ堂。弱く、優しい心にそっと寄り添ってくれる温かいお話たち。

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    2017年10月11日
  • ルリユール

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    ネタバレ

     桜風堂書店物語がとっても素敵だったので、他の作品も読んでみたくなり手に取りました。
     想像にたがわず、暖かい素敵な本でした。
    最後の秘密の扉の前までは、ファンタジーだと全く思っていませんでした。
     大切な本を装丁しなおす素敵なお仕事「ルリユール」、この職業の名前自体初めて知りましたが、大好きな本だからこそ、何回も読んでボロボロになってしまうことが、多々あります。
    それを、もっと素敵にしてくれる心の籠ったお仕事は素敵だと思いました。

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    2017年07月06日
  • 花咲家の旅

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    ネタバレ

    花咲家のそれぞれ日常短編集。今回は悩むりら子が旅に出て、人生の先輩に話を聞いてもらったり、木太郎さんも思い出の旅行に出たり。このシリーズを読むと草花と会話できるっていいな、そしてみんな優しいのでこんな風に穏やかに暮らせたらいいなと思います。

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    2017年06月15日
  • かなりや荘浪漫 星めざす翼

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    ネタバレ

    漫画家になる事を決意した主人公が頑張る最中、続々とライバルも現れて来出し、これからが楽しみな展開へ。しかし母は物凄く繊細ですぐにぽっきり折れてしまうひとなので、どうしてもやきもきしてしまいますが、今回何とか浮上の兆しが見えて本当に良かった。本人が、ではなくて、私の場合主人公にとって、ですが。家族でうまくいく方向で進んで欲しいですね。

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    2017年06月11日
  • コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状

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    コンビニたそがれ堂・第二弾

    #雪うさぎの旅
    新しいママとの暮らしが始まる前の冬休み。
    田舎に預けられた小学四年生のさゆきは、雪うさぎと、大きい雪だるま、小さい雪だるまを作った。
    その子達は、さゆきの大切なお友だちになった。
    その後、街に戻ったさゆきから届いた手紙は、どこか寂しそうで…
    雪うさぎたちは、さゆきが心配で風早の街を目指す───
    もうね、この雪うさぎと雪だるまたちが、いじらしくて、いじらしくて、泣けた…。
    でもまた雪は降るものね。
    そうしたら、またいつか出会える?
    そうだったらいいなぁ。

    #人魚姫
    真衣は引きこもりの十七歳。ゲームの世界が唯一の居場所。
    彼女がたそがれ堂で見つけた「

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    2017年05月10日
  • コンビニたそがれ堂 神無月のころ

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    何でも売っている不思議なコンビニのお話し。よく知っていてとても懐かしいような、昔の駄菓子屋さんみたいなほっとできるお店で引き込まれます。シリーズものなので順番に読みたい。

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    2017年03月24日
  • 花咲家の人々

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    村山早紀さんの本、二冊目です。
    前作も同じことを思ったのだけれど
    この方の本を読むと、
    何のてらいもなくうっとりと物語の世界に浸れた
    子どもの頃の幸せだった読書体験を思い出すのです。
    小公女や若草物語、秘密の花園・・・
    それが大人になってから追体験できるとは。
    村山さんの本、たくさん出てるんですね。
    しばらくの間こっそりと
    幸せな世界に浸る幸福感を
    ひとり味わうことができそうです。

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    2017年03月21日
  • 花咲家の人々

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    自分の考えを持ちつつ、周りの人の考え方もきちんと認めて、二択ではなく双方の考えをふんわり包んでまとめる。
    大人だなぁ。花咲家の人達はみんな。

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    2017年02月11日
  • コンビニたそがれ堂 神無月のころ

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    文章がとても柔らかく、温かな気分になれる一冊。

    大切な探し物が見つかるコンビニたそがれ堂。
    行きたいと思っても行けず、本当に欲している物があった時だけ辿り着ける不思議なお店を中心とした短編集。
    どのお話も、優しくて切なくて思わず涙がこぼれてしまった。

    独特な世界観だけれど、情景がすぐに頭の中に浮かんでくるし、登場人物等に感情移入しやすい丁寧な描き方だった。

    神無月という事で、神様は不在。
    その代り?にお化け(幽霊)たちが登場するが、ユーモラスだったり、優しかったり、寂しかったり……。
    そんなお化けたちの姿にハッとさせられる事も多く、読みやすいので子供たちにも是非読んで欲しい物語だと思った

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    2017年02月09日
  • コンビニたそがれ堂 祝福の庭

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    風早の街にある不思議なコンビニたそがれ堂を舞台にした連作短編集シリーズ第6作。
    クリスマスのおはなしだったのに年明けてしまった。優しく心に響くおはなし揃いです。

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    2017年01月30日
  • ルリユール

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    本が修復されることで
    その本を手にした人達の心も
    修復されていく

    紙の本の良さを知る話でしたね

    修復してまで
    持っていたい
    そんな本に出合いたいとも
    思ったね

    うむ
    物語のように
    世の中をうまくまわっていくように
    真っ当に生きていこう

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    2017年01月10日
  • コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状

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    悲しくて切ないお話ばかりでしたが、どのお話もたそがれ堂の存在があたたかく優しい空気に浄化してくれる、残された人々が前向きに一歩を踏み出せる存在になっていました。
    それにしても、本当に切ない気持ちになりましたが、たそがれ堂があって、本当に良かった。

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    2017年01月11日
  • ルリユール

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    風早シリーズ。
    不思議なひと夏の物語。
    失われたもの、心の隙間を、優しい願いで埋めていくはなし。
    アルバムのエピソードが、個人的にはいちばんグッときた。
    だれもが、いつか、遠くへ旅立つ。伝えたい想いを、時に優しい奇跡が届けてくれる。

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    2016年12月30日
  • その本の物語 下

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    引き続き読み聞かせるルルーの話がはじまります。別れの辛さ、圧倒的に強い敵への恐怖、それを乗り越え立ち向かう姿に勇気をもらいました。

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    2016年12月21日
  • コンビニたそがれ堂 星に願いを

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    このシリーズは、続きがどうなるんだ設定がなんだという楽しみかたをするものではないと思う。

    この世の、この世ですらないかもしれないけれど、とにかくどこかに、やさしい人たちと、素敵な神様がくらしている。
    そのことを忘れないための、物語。

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    2016年12月08日
  • コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状

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    ネタバレ

    たそがれコンビニシリーズ第二弾。

    自宅の積み本になってたので、ゆっくりお風呂に入りながら読んだ。

    4つの短編。

    雪うさぎの旅…母の再婚で風早町に引っ越した女の子に作られた雪うさぎと雪だるまの話。作られたおばあちゃんの家から、女の子のいる風早町を目指す。せつないけど、あたたかい。

    人魚姫…引きこもりの女の子が引きこもるきっかけになった、いとこの死に向き合う話。若干ホラー。たぶん猿の手がモチーフになっていると思われる。
    仕事のし過ぎで亡くなったプログラマーの父と、徹夜勤務の同じくプログラマーの母とか、IT関係のイメージがここに詰まってるなあと思った。そういった会社もあるので当たってるけど。

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    2017年05月21日
  • 花咲家の怪

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    ネタバレ

    タイトルに「怪」とついてはいるけれど、怖くはなくて、優しい、ふしぎなものたちのお話が多いです。
    でも、第三話の『火車』は、とても悲しいお話でした。
    何も知らずにいれば、火車にならずに済んだかもしれなくて、最愛の娘とも、また会えたかもしれないのにと思うと、もう。

    とは言え、結局、全話で泣いてしまったんですけれども。

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    2016年10月10日
  • 花咲家の休日

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    いつもこの作家さんの本を読むと日々のささくれた気持ちが癒されます。こんな狭い考えじゃだめだと思わせてくれるのと、こんなことが本当に起きたら楽しいだろうなと思える優しい本です。

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    2016年09月12日