村山早紀のレビュー一覧
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本編はf-Clan文庫版で書いてるので、番外編のみ。
番外編はひなぎくちゃん視点の物語。
日々木くんの優しいウソににんまりしてしまいました。(笑)
素直でいい子なひなぎくちゃんを騙しちゃダメですよと思いつつも、こういう夢のあるウソなら咎められませんね。
本当に子供が好きなんだなと思いました。
そして初登場の月村先生。
言いたいことをズバズバ言う強烈なキャラですが、素直になれないだけで、とても優しい方です。
大好きです。
…というか、この本に悪い人は一人も出てこないんですね。
みんないい人、みんな優しい人。
本当に人を幸せにする本だと思いました。
続編も手元にあるので、さっそく続きも読みたいと思います。 -
Posted by ブクログ
待望の竜宮ホテルシリーズ第2巻。
今作からの新キャラたちがまたいい味を出してる。
羽根つきペルシャ猫のペルさんがかわいい。本当に愛理のことが好きなんだなぁ。
そして相変わらずひなぎくちゃんがかわいい。
個人的にすごく意外だったのが、響呼さんの恋愛事情。
そっち方面で進展があるとはまったく思っていなかったので、へえぇー、そ、そうだったのか……! と衝撃だった。でも自然な組み合わせだよね、うん。
残念だったのは、誤植があったこと。
“エピローグ 魔法の夜”でひなぎくがひまわりになっているページがあって、ひまわりって誰? と一瞬本気で考えてしまった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ表紙からしてちょっと小学生向けすぎるかーっと思いつつも
大好きな村山早紀さんなので手にとる。
結構深い内容のような気が・・・・。
ルルーが魔女だ、と告白した時にカイが逃げ出したのは私もちょっとショックだった。
え?そーゆー展開なんだ、と。
まああとで謝りにくるんだけど。
なるほど、あそこであっさり受け入れられたら話が簡単に終わっちゃうし、
きっと綺麗事すぎるんだろうな。
そうだな、と思う。何考えてるかわからない相手ってのはコワイ。
たとえば犬、とか猫、とかは結構表情あるような気がするんだけど、
鳥、とかはこう感情が見えない、とゆーかよくわからない、という部分で
かわいいっと思うんだけどふいに不気味にみえる瞬間ってのもあったりする。
つまり、理解できるか、できないか、もしくは知ってるか知らないかってことなんだろう。
なんだかわからない”魔女”っていう存在は怖ろしい。
でも一緒に笑って、歌って、旅してきたルルーという少女はそんな存在じゃないってことに彼らは気づく。
結局ルルーは彼らと一緒にいくのを選ばなかったけれど。
それはルルーが自分の居場所を見つけたから。
たとえ一緒にいなくても、彼らはもう家族だし。
だから1人でも、あ、いやペルタがいるか、
ふたりだけでもきっと大丈夫なんだ。
やっぱり大切なのは知ろうとすることなんだろうなあ。
無知は罪だ、とは十二国記でしみじみ思わされたことだったけど、
ホント、そうなんだろう。
私1人の目に見えてるもん、感じてること、なんてたかがしれてる、
そんなもんだけで測れるほどこの世界は狭くない。
ああ、でもやっぱ自分のものさしでしかみることができないってのは
あるんだよなあ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ昨今は中華ファンタジーが流行っているように感じるけれど、
日本現代ファンタジー(?)は、わたしたちの日常にひそむ不思議さがいいなあと思いました。
死ぬのが怖くなくなった、
というとちょっと危なく怪しい気もするけど
死んでしまったとして、どんな風に人生を過ごしてきたとしても、心の底から望めばあの人魚は迎えてくれる気がする。
お茶を淹れて、話を聞いてくれる。一緒に眠ってくれる。
死は全ての人に平等に訪れるものだけど、人魚のひみつはこの本を読んだ人だけが知ることができる、心のお守りだなと思いました。
また、この本は「章」が綴った物語であり、人生のひとつの章ということでしょうか。生き返った「章」はここからまた新たな章へ進む。素敵な名前だと感じました。
そしてかわいいくろこちゃん。自分の行いで章が傷ついてしまったことを、章の言葉でごめんねと伝えたいという気持ちはすごいことだと思います。すごく勇気がいること。くろこちゃんも新しい章へと生まれ変わって、幸せに過ごしてほしいと思いました。