村山早紀のレビュー一覧

  • 花咲家の休日

    Posted by ブクログ

    むせかえるような草いきれや人の灯す明かりの温かさを感じることができるのに、ものすごく死に近いのはなぜなんだろう
    最後の最後に希望の輝きが見えるといい

    0
    2015年11月04日
  • コンビニたそがれ堂 神無月のころ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回は化け猫のねねこが不在の店長にかわり店番をしてお客様に対応します。
    ちょっと違ったテイストで楽しめました。

    0
    2015年10月28日
  • コンビニたそがれ堂 神無月のころ

    Posted by ブクログ

    今回は風早三郎さんの代わりに化け猫の『ねここ』が店番です。
    三郎さんとはちょっと違う接客ですが、心の中の本意を見ぬかれそうな感じ。違うテイストで面白かったです。

    たそがれ堂は、生きている人のお客さんだけでなく、心残りな死に人さんも来ている。
    皆、お互いに語り合い、境遇を思いやる。
    死んでからも、相手を思う気持ちに切なくなりました。

    副題が「神無月のころ」で、私の誕生日が10月なので、なんというタイミングなんだろうと嬉しかった。
    誕生日の月の物語、素敵ですね。

    ラストのお話で「桂花陳酒」が出てきますが、若いころに何度か飲みました。甘いお酒です。今はもう、飲まなくなりましたが、久々に飲んでみ

    0
    2015年10月03日
  • 花咲家の旅

    Posted by ブクログ

    花咲家シリーズの3作目です。
    本作品では、タイトルにもある「旅」をテーマに、
    花咲家の5人と飼い猫、それぞれを主役に据えた、
    6編の短編集となります。

    特に、本作品では、
    ハートフルファンタジーの構成、骨格はそのまま、
    色々な視点、切り口でストーリーが紡がれており、
    マンネリ感が、うまく払拭できていたと思います。

    しかし、本シリーズの特徴であり、面白みが、
    花咲家の血を引く人々と植物との秘かな語らいと、
    人知れず起こる小さな優しい奇跡とするならば…、
    1作目ほどの感銘は、感じられなかったかもな~。

    それでもね、花咲家の人々、特に子供たちが、
    回を重ねる毎に、少しずつ成長していく様子はね、

    0
    2015年09月22日
  • その本の物語 下

    Posted by ブクログ

    現代の世界と、魔女ルルーが主人公の作中作を行ったり来たり
    現実と物語の中を気持ちが行ったり来たり・・

    子どもの頃に「ルルー」のようなお話に出会っていても
    おそらく読まなかったと思う。

    私は、喜びや楽しさの中に見える、
    ちょっと寂しい、
    一人ぼっちの感覚が苦手な子どもだった。

    だから、大人になってから出会えてよかったと思う。

    勇気とやさしさは孤独と哀しみの上にある。
    児童書が教えてくれることは多い。

    0
    2015年09月06日
  • 花咲家の旅

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    花咲家のそれぞれの旅にまつわるストーリーをつづった短編集。
    おじいちゃんのお話はなくなった妻との新婚旅行でいった九州を訪ね、妻の大切さを再認識し、亡くなった悲しみをようやく受け止める様子に切なくなりました。
    また、猫の小雪の冒険のお話はとてもかわいらしかったです。
    最後の末っ子の桂が空港で体験した不思議な出来事は孤独だと思っていたおじいさんに心の安らぎをあたえ、こちらの心もあったかくなりました。

    0
    2015年08月24日
  • 花咲家の旅

    Posted by ブクログ

    木太郎さん、小雪、草太郎さん、りら子さんと楠夫さん、茉莉亜さんとゆすらさん、桂くんと先生。今の旅や過去の旅、長い旅や短い旅。どこかへ行く事が旅なら誰かと出会うことも旅。今生きていることも、生まれてから死ぬまでの長い旅の途中なのかな。この先も良い旅ができますように。

    0
    2015年08月24日
  • 花咲家の人々

    Posted by ブクログ

    村山早紀作「花咲家の人々」再読。緑の想いに関して深く考えてしまう。
    私は正直信じていないけれど、でもあっても不思議では無いなと思えました。
    ところで、我が家の「観葉植物&野菜」の大繁殖は、果たしてどんな意味があるのだろうか?外の植物が室内に入りたがっているのは(笑)。…冗談は抜きにして、あまり冷たくするのは止めようと思ったのは本気でした。

    0
    2015年07月17日
  • その本の物語 下

    Posted by ブクログ

    思い出の児童書。魔女のルルー。その世界に浸かりながらも、その世界に浸かる主人公がいることでより世界に浸ることができる、そんな素敵な、夢にあふれた物語だった。

    現実にはまさかね、とわかってても。
    もしかして、と思ってしまう。
    この小説を読んでまさしく、そんな気持ちになった。

    ルルーの話、全部読んでみたいなぁ。

    0
    2015年06月25日
  • その本の物語 下

    Posted by ブクログ

    ルルーとルーリアの伝説がここに完結。
    そして、南波と沙綾の側も動き出す。

    差別するものと差別されるもの。
    昔の魔女狩りも、現代のイジメも本質はきっと同じ。
    だけど、その状況の中でも、「自分がどうありたいか」を見失わずに生きるルルーと沙綾の姿はとても煌めいている。

    ほんわかした物語の中にも、芯の通った登場人物たちがイキイキと動き回り、友達のように身近な存在として本を閉じた今も息づいている。

    0
    2015年06月10日
  • 花咲家の休日

    Posted by ブクログ

    花咲家シリーズの2作目です。

    1作目と比べて、ファンタジー色が強くなっており、
    ハートフル・ファンタジー、ハートフル・ホラーの、
    村山さんらしぃ作風であり、作品ではありましたが、

    花咲家の人々と、植物との秘かな語らい、
    そして、気付かれなぃほどの、小さな優しぃ奇跡が、
    本シリーズの特徴であり、面白みであるとするなら、

    ほんの少しばかりの、原点回帰も期待したぃかも…。

    それでも、読み進める度に、じんわりと温かくなり、
    最後にほろりとするお話は、村山さん、さすがです!

    花咲家の人々、特に子供たちが、
    回を重ねる毎に、少しずつ成長していく様子も、
    家族小説として、次回作が待ち遠しくなる作品

    0
    2015年05月27日
  • 花咲家の人々

    Posted by ブクログ

    古来より、植物と会話ができる力を持ち、
    老舗の花屋を営む花咲家の家族が織りなす、
    ほっこり系のファンタジー小説の1作目です。

    あやかし系の、児童文学作家さんらしく、
    作品の世界観も、キャラクターも、作風も、
    優しげな、ハートフル・ファンタジーでした。

    最初のエピソードは、
    今一つ、テンポに乗り切れず、
    読むペースもあがりませんでしたが…、

    キャラクターや世界観が馴染んだ、
    2つめからは、とてもいぃ感じで…、
    最後のエピソードでは、ほろほろと…。

    「風早の街の物語」シリーズの中では、
    あやかし系は控えめの現実路線ですが…、
    そのバランスは、とてもよかったですね…。

    植物と会話ができる力

    0
    2015年05月16日
  • かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち

    Posted by ブクログ

    母親が家出をし、アパートを追い出された茜音は、心の奥深くに傷を持つ人たちがあつまるかなりや荘へに住むことになる。天才的な能力を持ち、運命を引き寄せる力のある茜音。彼女が運命を引き寄せる力は、周囲の人をも、明るく前向きにしてくれるような...そんな力です。
    続きがありそうな気もしますが(かなりや荘の住人達がどのようになっていくのかも気になるところです。部屋の前の住人である、死んでしまった天才漫画家の幽霊も今後どうなるのか。)なんとなくこのまま完結でも違和感はないかもしれません。

    この作家さんのお話には、悪い人も出てこないし、みんな優秀すぎるのではないかな?と思う部分も確かにありますが、この作家

    0
    2015年05月09日
  • その本の物語 上

    Posted by ブクログ

    入院している友達に読み聞かせをする少女と、その本の中に出てくるルルーのお話。

    ページをめくる度に広がるルルーの世界がワクワクする。
    魔女がいた世界、魔法があった世界。
    人間と魔女という中世の社会構造を加えつつも、どことなくファンタジックで、
    豊かな世界観に酔いしれた。

    続きが気になる。

    0
    2015年05月09日
  • コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状

    Posted by ブクログ

    友人のおすすめで。
    やさしい文体で、やさしい物語。あとがきの「日々繰り返される選択」の話に共感するし、物語からは自然と「どんな人にも、瞬間を選ばず、いつ別れが訪れるかわからないんだなぁ」としみじみ思った。
    読んでいた物語のあとがきと、自分の読後の想いが重なったと感じたのはこれが初めてかも。

    0
    2015年05月02日
  • かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    心が傷ついた人たちが集うかなりや荘に茜音が招きいれられることにより、みんながどのように幸せになる方向へ進んでいくのか、この後がとても気になります。

    0
    2015年05月01日
  • 花咲家の休日

    Posted by ブクログ

    花咲家シリーズ第2弾。ある一日の出来事を花咲家の人たち一人一人の視線で進んでいく連作短編集。
    悲しく辛いこともありましたが、花咲家の人たちの優しさや植物たちの救いもあって、読後はとても穏やかでした。
    花咲家の人たちはみなさん、植物への魔法が使えるからなのか、どこか神々しい雰囲気があるなあと読むたびに思います。とてもみなさん穏やかで優しいのだけれど、そのことがどこか人間離れしているように思えます。

    0
    2015年04月24日
  • コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状

    Posted by ブクログ

    前作よりちょっと重め?
    「死」や「別れ」がテーマになってるみたいです
    振り子の主人公はあれで幸せなのかな…

    0
    2015年04月22日
  • かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち

    Posted by ブクログ

    全体を通して、あたたかな物語(舞台はほぼ冬だけど)
    この本は、これから続く物語の序章のような感じ。登場人物がみんな優しい人ばかりで読んでいると、こちらも優しい気持ちになれるような、そんな本です。

    とりあえず、焼きたてのメロンパンが食べたくなる…と思います(笑)

    0
    2015年04月20日
  • かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    こういうタイプの小説は初めて読んだ気がします。目が良すぎて、自分の絵を評価できない。主人公の性格は「童話」よりですが、著者の経歴をみて納得。児童文学畑の方なんですね。児童文学からの小説家って、梨木香歩先生とか大好きなので、ちょっと期待。オレンジ文庫ではじめて、シリーズ物を前提に、とあとがきにあったので、続きが楽しみです。

    0
    2015年04月04日