村山早紀のレビュー一覧

  • つくろうひと

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    「あたしには影がない」
    冒頭のセリフを読んで、初め、主人公は
    幽霊なのかと思っていた。

    島で小さな書店を営む祖母の元に引き取られ
    た章。そこには同い年のいとこの萌音がいた。
    孤独な心を持つ者同士、優しい祖母に見守られ
    ながら肩を寄せ合って暮らす日々。
    そんなある日、黒猫を助けようとした章は、
    大怪我をして昏睡状態に。

    章の体から抜け出した魂は、地下の湖にある
    館にひっそりと住む人魚の元に辿り着く。
    この深い湖の底には、昔、人間によって殺された
    軍用馬や犬、動物園の動物たちの、迷子になった
    魂も辿り着く。人魚が動物たちの悲しい記憶や傷ついた心を優しく手当すると、彼らは帰る場所を思い出し、その

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    2026年08月01日
  • 風の港

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    空港内で織り成す、短編ストーリー。
    それぞれが旅立つ場所であり、迎え入れる場所でもある空港を
    いろんな主人公の視点から綴られている。
    多分、作者が空港を利用する上で活用した場所などをもとに完成されてる。
    旅のお供として、お勧めしたくなる作品。
    文庫内の特徴として、それぞれの主人公のストーリーに中だるみを少し感じました。

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    2026年07月31日
  • 猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。  肉球の巻

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    前回の続編。
    今回はウルッとくる話しが多かった。
    特に「シロネコマサト」と「爪切りニャンニャンパーク」は泣きそうになった。
    「猫をかぶれば」は可愛らしい感じの話しでした。

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    2026年07月31日
  • つくろうひと

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    人魚の住む地下の湖に辿り着く猫や馬、動物達の願いが悲しすぎて号泣
    動物が死ぬ話にはホント辛い。泣いちゃう。
    ハッピーエンドではあるけど、昏睡状態長すぎない?その後の章ちゃんの人生は大丈夫なのか心配。
    あと、
    つくろう“人”じゃなくて“人魚”だった。

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    2026年07月23日
  • つくろうひと

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    双子のように育ってきた章と萌音。高校生の時、子猫を追いかけて入った古い屋敷で階段から落ち、章は昏睡状態に。彷徨う章の魂と不思議な人魚との出会いの物語。
    「誰の人生も、1人きりのものじゃないんだ。この世界で誰かと重なり合い、誰かの旅の道連れになっている。見えないけれど、誰かと一緒に旅をしているんだ」だから誰も、寂しくはない。
    この言葉に集約されてる!と思った。
    生と死の間には不思議なことがいっぱいあるに違いない。

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    2026年07月08日
  • 猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。  肉球の巻

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    猫をテーマにした短編集
    どの作家さんも、こよなく猫を愛して
    いらっしゃるのがよく分かる

    いいなと思ってのは、
    大山淳子    白猫マサト
    竹岡葉月    猫をかぶれば
    音はつき    人間をやめたマヌル先生が、
            保健室でお待ちしています

    マヌル先生、私も会ってみたい。
    浜口倫太郎さんの「爪切りのニャンニャンパーク」に出てくる「天空遊園地まほろば」って、
    以前読んだ「天空遊園地まほろば」?
    スピンオフかな。どうしてこんなタイトル
    (→爪切りのニャンニャンパーク)に
    しちゃったんだろう‥?
    若竹七海さんの「散歩する猫」はイマイチよく
    分からなかった。

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    2026年07月04日
  • 猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。  肉球の巻

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    読みやすくて面白い話と読みにくくてわかりづらい話がありました。
    少なくとも読みやすいなと思う話の方が多かった、、?かな?

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    2026年06月13日
  • 風の港

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    近々旅にでるので予習がてら。
    久々すぎる飛行機に少しの緊張とワクワク。
    この本を読んでもっと気持ちが高まった!

    全て空港で繰り広げられる人間模様と過去を丁寧になぞっていく旅。ひとつ前の話の人が次の話へ繋がってきたりとバトンを繋いでいくスタイルも好きだった。
    夢破れた人も、過去に思いを馳せる少女も、友人との絆もどれもほっこりするお話だった。

    空港は旅する前の人と旅が終わって帰ってきた人が一番最初に立ち寄る場所だからこそ記憶に残りやすいのかな。別れと出会いも多くもそうだし、もちろん空港その物もを楽しみたくていく人もいる。
    昔空港にプラネタリウムを見に行ったことがあった。
    飛行機に乗らない空港で

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    2026年06月07日
  • 風の港 再会の空

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    旅行が好きで、空港が大好きだから、ピッタリ!と思って読んでみました。
    5話で構成されている1冊で、読みやすかったけど、全ておとぎ話的な要素が含まれているのが、現実離れしていて、今の私の読みたかった物ではなく、少し残念でした。
    そう言うのを欲する時もあるもある(?)ので、そんな時だと良かったかも…
    シリーズ物だったみたいで、次は別のを…と思っていたけど、他のもこんな感じなのかなぁ??

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    2026年06月06日
  • コンビニたそがれ堂 夜想曲

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    コンビニたそがれ堂シリーズはどこか懐かしくてホッとします。
    なんともう10冊めだそうです。
    ちょっと飽きたかな…とは思うのですが、やっぱり読んでおきたいとおもうのです。笑

    今回もハッピーなお話しのくせにちょっぴり切ないお話しばかりでした。

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    2026年05月23日
  • つくろうひと

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    ネタバレ

    高校生の女の子が猫を助けに行って階段から落ち、生死の際を魂となって彷徨う。
    そして、助けた猫に誘われて伝説の地下空間の湖に辿りつき、不老不死の孤独な人魚と出会う…。

    御伽話の世界でした。
    暗い暗い地下の世界なのだけれど、優しい空気に包まれている。だから余計に人魚のことが哀しく思える。

    猫が
    『ありがとう、ごめんなさい』
    その言葉を言うために人魚の魔法で人間にしてもらったというくだりで涙ぐんでしまいました。

    絵本にすると素敵なのではないかな?
    と、思える優しい優しいお話しでした。

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    2026年05月22日
  • 桜風堂ものがたり

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    2017年に本屋大賞にノミネートされた作品。

    ある事件に巻き込まれた書店員を中心に、働くこと、人とのつながり、人生の再出発が描かれている。

    作者の村山早紀さんは児童文学の執筆が主らしいのだが、その判りやすい文体と言葉遣いはこの作品においても良い効果を出していると思う。素直に登場人物の心情が伝わってくる。

    冒頭はファンタジー色強めな感じがして、読むのをちょっと躊躇したのだが、書店員たちの仕事内容や考え方などは現実的で興味深く拝読した。現実と優しいストーリーのバランスが良いのだと思う。
    面白かったです。

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    2026年05月24日
  • アカネヒメ物語

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    ネタバレ

    桜の木をよりしろにしている
    アカネヒメが実際にどこかに
    存在していると良いなと
    想像しながら読み進めた。
    アカネヒメと何百年先も
    友だちになれるよう
    代々引き継いでほしい。

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    2026年05月17日
  • 風の港 再会の空

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    ターミナルには様々な再会や別れや色々な人生の岐路に立つ場所なのかも知れない。5話の物語がそれを思わせる。と同時に希望をもつ場所でもある。心に光が灯る場所なのだ。

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    2026年05月04日
  • 猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。  肉球の巻

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    猫をテーマにした短編集。アンソロジーはいろんな作家さんに出会えるので 結構好きです。
    殆どが初めましての作家さん
    スピンオフが3作品。元シリーズを読んでみたくなるものもありました
    ただ この作家さん 本当に猫の事わかってる?と思える物や 余りにファンタジー過ぎるのはちょっと…。

    大山さん 竹岡さん 音はつきさんのお話が私は良かったです。

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    2026年04月30日
  • つくろうひと

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    ネタバレ

    大けがをして魂だけがさまよう少女・章。来し方を思い、さまよう彼女を黒猫が人魚のもとに導く。

    優しく温かい物語で、ひたすら甘い話なのに、なんでこんなに沁みるんだろうか。それに、なんて気前のいい人魚だろう。

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    2026年04月25日
  • 猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。  肉球の巻

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    たまたま見つけたシリーズ第二弾。
    いろんな作家の話が読めるから
    アンソロジーが好き。
    全体的には第一弾の方が良かったけど、
    あずかりやさんとマヌル猫が
    読みたかったから満足した。
    ポプラ文庫は優しい内容のお話しが
    多いから大好き。

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    2026年04月20日
  • 猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。  肉球の巻

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    ネタバレ

    【収録作品】
    大山淳子「シロネコマサト」…「あずかりや」シリーズスピンオフ。
    竹岡葉月「猫をかぶれば」
    音はつき「人間やめたマヌル先生が、保健室でお待ちしてます」…『人間やめたマヌルさんが、あなたの人生占います』のスピンオフ。
    浜口倫太郎「爪切りのニャンニャンパーク」…『天空遊園地まほろば』のスピンオフ。
    若竹七海「散歩する猫」
    村山早紀「猫さえいれば大丈夫」

    猫好きによる猫好きのためのアンソロジー、というわけで読後感はおおむねよい。

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    2026年03月25日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    ネタバレ

    序章 白百合の花
    第一話 夏の終わりの朝に
    幕間1 〜カーテンの向こう
    第二話 遠いお伽話
    幕間2 〜ケンタウロスとお茶を
    第三話 人魚姫
    幕間3 〜Let it be
    幕間4 〜神様の手
    終章 星をつなぐ手
    あとがき

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    前作を読んで、ぜひ2巻も!と思い、手にとりました。

    いつも誠実に生きていれば、自分の知らないところで、誰かを助けることができる。
    きっと誰かが見ていてくれる。
    自分に直接得することはなくとも、それは何も変え難い大切なものになるだろうな、と思いました。

    ストーリーとしては、めでたしめでたしで大変安心でよかったですが、前作と似たような展開だな

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    2026年05月21日
  • 桜風堂夢ものがたり2 時の魔法

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    最終話で今までの登場人物が畳み掛けるように出てきて、フィナーレを感じた。もっと桜風堂の世界に浸っていたかったので寂しい。

    前巻でも思ったけど、やっぱりファンタジーではなくてリアルな物語を読みたかったなぁ、桜風堂の日常とかもっと読みたかった

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    2026年03月17日