村山早紀のレビュー一覧

  • その本の物語 下

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    ネタバレ

    どこにも行けない。まるでガラスの水槽の中にいるみたいで、すぐに息が苦しくなって―。南波は、学校を休み、書店でアルバイトをしながら、病院に足を運んでいた。きょうも病室で朗読をする南波、うっすら笑みを浮かべ眠り続ける沙綾。だが、魔女の子ルルーの長い冒険物語が、いよいよ終わりに近づいたとき、誰も知らない新たな物語が呼び出された―。傷ついた魂の恢復と人間への信頼を謳いあげた、傑作長編ファンタジー!

    成長したルルーが登場した時は、「元気で良かった!」と親しい友人に久しぶりに会った時のような気持ちになった。
    ルルーやカイオン(魔法使いの末裔)は、自分の生き方を、運命のせいにせず、「自分が選んだ道だから」

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    2018年01月30日
  • その本の物語 上

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    ずっと友達でいられると思っていた。なのに、約束を破ったのはわたし―。病院のベッドで眠り続ける、かつての親友・沙綾のために、きょうも朗読を続ける南波。それは二人が子どもの頃に好きだった魔女の子のお話だった。遠ざけられても、裏切られても、なお魔法の薬で人々を癒そうとした風の丘のルルー―。大好きだったこの物語が、あなたを呼び戻してくれたら…。今を生きる十代の女の子と、本の中の冒険が響きあう、遙かなる魂の物語!

    人間と仲良くなりたくて、でも信じきれなくて心細くなるルルー。
    同じ境遇の狼娘と出会い、(誰かに友達になってほしくて、誰かを好きになってたわけじゃない。自分が誰かを好きになることが一番幸せなこ

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    2018年01月25日
  • その本の物語 下

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    優しい優しい物語。
    過去にシリーズで刊行されたルルーの物語に、現代の物語を足して編み直したものだと最後の最後に知った。
    加害者も被害者もいるけれど、読んでる私たち誰もがどちらにもなり得る。でも、後悔しても恨んでも、そこから立ち直る方法や方向も、そっと指し示してくれている気がする。
    ルルーの他の話も読みたくなった。

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    2018年01月18日
  • その本の物語 上

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    大学生の女の子2人(現代)の物語と、童話である魔女のルルーの物語が交互に出てくる。
    現代は、徐々に明かされる2人の関係や状況がなかなかヘビーで、間に挟まるルルーの話がシビアながらも癒される。

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    2018年01月18日
  • アカネヒメ物語

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    主人公の女の子と、かわいい神様(小さい女の子)の周りで起こる出来事のお話です。読んでいて、きらきらふわふわの優しい気持ちになりました。特に小学生の娘がいたら読んで欲しいなと思う本です。大人が読んだら子供の頃の純粋な素直な気持ちをふっと思い出せるのではないかなと思います。

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    2018年01月02日
  • コンビニたそがれ堂 神無月のころ

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    子供向けの幻想をつめたような話もあって
    疲れた現実から架空の町に想像を広げて癒されます。

    子供の頃の気持ちを思い出すこのシリーズ。
    現実の間に不思議があると信じていた頃や
    不思議があれば良いなと思っていた頃
    そしていつのまにか
    不思議は本の中で楽しむものになっていたものです。

    今後も長くこの世界のお話を読めればいいなと思っています。

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    2017年12月10日
  • コンビニたそがれ堂 祝福の庭

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    いつもほっこりするシリーズ。今回も面白かったです。一冊まるっとクリスマスでした。コンビニたそがれ堂、店長さんとねここさんが二人並んでレジにいて、なんだか良かったです。狐の神様のお店でもクリスマスするんだな、と思いましたが、そういえばハロウィンもしてた。コンビニに訪れる人が幸せになってくれたら、元気になってくれたらいいな、みたいな風早三郎さんの思いがうかがえて好きです。寒くなったので、コンビニたそがれ堂のおでんとコーヒーがますます美味しそうで、訪れてみたいです。暖かい気持ちになりました。

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    2017年11月17日
  • コンビニたそがれ堂 神無月のころ

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    神無月には読み終われませんでしたが、今回も心があたたかくなりました。神無月という事で、いつもの店長の三郎さんは出雲かな?化け猫のねここがアルバイトしてました。かわいい。お話は「幻の遊園地」が好きでした。風早の街には遊園地もあったのですね。今は、訪れることの出来ない地下にしか残ってない、というのも切ない。どのお話も切ないのですが。次のお話は三郎さんが戻ってくると思いますが、ねここの店番も楽しいです。これからも時々は、ねここの店番のお話もあったらいいな。

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    2017年11月01日
  • コンビニたそがれ堂 空の童話

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    シリーズ4作目は、「空の童話」という児童書がどのお話にも関わっていました。誰しも、心の中に深く残っている本ってあるのだなぁ。斎藤さんと小鳥遊さんとスミスさんのお話しがSFで、海に沈む生物兵器とどう戦うのだろうと思いましたが、児童書らしくその辺りはふわっとしていました。風早街を舞台にした、村山さんの他の作品とのリンクもちらほらあって、「竜宮ホテル」以外はまだ読んでいないのですか読みたくなりました。面白かったです。真っ直ぐ生きたくなるシリーズです。

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    2017年10月23日
  • コンビニたそがれ堂 星に願いを

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    3巻も面白かったです。風早の街の歴史が、これまでより詳しく伝わってきた、「喫茶店コスモス」が切ないですが良かったです。「本物の変身ベルト」は、さりげなく物騒な組織が出てくるのですが、さらっと退場してそれでいいのかな?と少し思いました。でも、明日からもがんばろうという気持ちになりました。シリーズを読み進むにつれ、ちょっと寂しいけれど、ぽかぽかした気持ちになりますし、風早三郎がどんどん好きになります。風早の街に、ますます行ってみたくなります。

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    2017年10月10日
  • コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状

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    このシリーズを読むのは久しぶりでしたが、今回も優しい物語でした。タイトル通り、合えなくなった人に出会える奇跡に、切なくなったり、心があたたかくなったり。でも、一番好きだったのは最後のねここのお話。戦国時代から始まる、お話の運びが好きでした。ねここは、これからどう生きていくのだろう。猫でないものになってでも、守りたいものがあるってすごい。風早の街は、他の村山さんのお話でも舞台となっていますが、訪れてみたいくらい好きです。不思議がいっぱいの、素敵な街なんだろうな。面白かったです。

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    2017年10月07日
  • かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち

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    ネタバレ

    出てくるひとのキャラクターはとてもいいのですが、どうにも主人公の母が心弱すぎて挿し木を背中に入れたくなります。シリーズなのでかなりや荘で主人公には目一杯幸せになってほしいです。

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    2017年09月29日
  • コンビニたそがれ堂 神無月のころ

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    ネタバレ

    今回はどうにもならない死と向き合う話が主で、最初の猫の話が読んでいて辛かったです。でもねここのキャラクターはよかったし、幻の遊園地と幽霊屋敷はみんなの優しさがあらわれて、ほっこりさせられます。神様がいないのは少し残念ですが、これはこれで楽しめました。

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    2017年08月18日
  • かなりや荘浪漫 星めざす翼

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    さて、どんな翼でどこまで飛ぶのか。楽しみ。

    そして、番外編は…。それぞれにそれぞれの物語。ずるいなぁ。憎めなくなっちゃう。

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    2017年06月16日
  • ルリユール

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    村山早紀は「その本の物語」から2タイトル目。…と思ったら、遠い昔にシェエラザードひめのぼうけんシリーズを読んでました。佐竹美保の挿絵も大好きだった。

    ルリユール、という語感、響きの良さに惹かれて購入したけれど、この年になってこれを楽しむのは少し厳しいな、と感じてしまった。もしかしたら自分にもこんな不思議な出来事が、なんて、そんな想像が出来る年齢の頃に読みたかったな。

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    2017年05月22日
  • コンビニたそがれ堂 星に願いを

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    ネタバレ

    娘が気に入っている本を借りました。
    短編が3つ。ほっこりさせられる本です。
    なんか全体的に薄めです。コーヒー店主のお話しである「喫茶店コスモス」は、30年来通っている喫茶店の老マスター(サイフォンで入れてくれる喫茶店です)を思いながら読みました。
    私には、たそがれ堂が便利すぎてドラえもんみたいで、その設定自体にやや違和感を感じてしまいました。心温まるお話しで、登場人物の心情にも共感できるところが多い、いい小説ですが、心を動かされるというところまでいきませんでした。

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    2017年03月27日
  • コンビニたそがれ堂 祝福の庭

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    クリスマスのお話3篇。

    それぞれにいろんな思いのあるクリスマス。
    変わらず、あったかいです。
    「コンビニたそがれ堂」も6作目、健在で安心安心。

    クリスマスの意味も宗教も壁も乗り越える
    「コンビニたそがれ堂」
    いやはや、風早、お見事で。

    仲でも「ガラスの靴」がお気に入り。

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    2017年01月30日
  • 花咲家の怪

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    シリーズ4作目です。

    今回は、怪談特集?みたぃですが…、
    何となく辛気臭ぃ雰囲気も感じられ、
    あまり、印象はよくなかったかも…。
    特に、第三話は、よくなかったな~。

    そんな中、第四話は、本シリーズの、
    良さ、らしさが出ていたでそぅか…。

    第四話は、
    本作品のテーマであった怪談話が、
    有城先生から、セピア色で語られ、
    マリアさんの能力も自然に絡んで、
    ちょっとした事件もありつつの、
    暖かくて優しぃ雰囲気のお話に、
    バランスよく仕上がっていました。
    二人の今後も、気になる感じで…。

    全話、第四話のよぅなお話だったら、
    高評価をつけるところなんですが…、
    今回は、第四話が底上げして、
    とりま

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    2016年11月24日
  • コンビニたそがれ堂 神無月のころ

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    神無月ですので店長は出張中。かわいい化け猫の女の子が店番。またしてもスタートからにゃんこの話で泣かされてしまいました。そして相変わらず妖精のいる封印された遊園地など背景がとても素敵。場面を想像しながらゆっくり楽しみました。

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    2016年11月18日
  • コンビニたそがれ堂 神無月のころ

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    今回は、神様は出雲にお出かけの月、ということで、お店に立つのは別のヒト。
    そして、季節がらハロウィンだからかあっちの世界と通じるエピソードがたくさん。
    だからか寂しい、ひっそり感が、いつものホッコリ感より強め。

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    2016年11月05日