村山早紀のレビュー一覧

  • コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    雪うさぎの旅
    さゆき風間の街に引っ越してきてまだ一週間くらい。四年生。


    人魚姫
    小野真衣
    背が低くてやせっぽちの、病気がちな少女。十七歳。

    真衣の母
    パソコンソフトを開発する会社に勤めているSE。

    磯良秋姫
    真衣と同い年のいとこ。


    魔法の振り子
    薫子
    ティーン向けの雑誌の小説新人賞を受賞して作家デビュー。

    佐藤薫
    薫子の学生時代の友人。

    莉子
    サークル仲間の親友。

    中村航一
    ホテル風早の宿泊部長。


    エンディング〜ねここや、ねここ

    0
    2024年04月25日
  • さやかに星はきらめき

    Posted by ブクログ

    地球が住めなくなり、人々が月や太陽系その他の惑星に住むようになり、犬や猫も人のように進化し、イヌビト、ネコビトとなった未来で、本を作るため、太陽系に散らばる暖かなクリスマス話を集めていく。
    一人の少女を守った異星人と、犬猫の話。
    トランクに宿った劇作家の幽霊と、築き上げた劇場宇宙船の話。人類がいなくなった地球で、人々の帰還を待つ、カーネルサンダース人形とロボットの話。
    戦争中の焼夷弾からこっそり街を守り、息絶えた異星人。
    皆が極限の中で祈り、幸せになる、あたたかな話がたくさん。
    心が暖かくなる。

    0
    2024年04月14日
  • 桜風堂夢ものがたり

    Posted by ブクログ

    桜風堂ものがたりのスピンオフ。
    今回は、かなーり現実離れしたお話多数。
    でも、ほっこりできるお話多数。
    最後の章だけ、ちょっと色々とツッコみたくなりましたが(笑)
    優しい物語。

    0
    2024年04月09日
  • さやかに星はきらめき

    Posted by ブクログ

    美しく優しい、切ないファンタジー。
    ある登場人物の「神も仏も信じないけど人の心や想いは受け入れられる」、という考え方に同感だなと思った。

    0
    2024年04月07日
  • さやかに星はきらめき

    Posted by ブクログ

    SFっぽいファンタジー
    地球が滅びた何年もあと、人と共に月に暮らすネコビトやイヌビト、トリビトたちが、長く読みつがれるクリスマスにちなんだ物語の本を編集していく。
    いいお話だったけれど、いまいち物語の世界に入り込めなかったのが残念。

    0
    2024年03月11日
  • 魔女のルルーと魔法使いの塔

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    バーコードがなかったから、登録するのに手間取った。
    魔女のルルーシリーズ6巻目。
    娘が子どもの頃買ってやってた本。
    ただしシリーズの他の作品はないので他のとの繋がりとかはよくわからない。
    魔女と言っても、それこそ昔のヨーロッパにいたような、薬草を調合したりするのを生業とする地味な薬剤師的な存在。しかも、この物語の中では、空飛ぶホウキは壊れてて使えない。直そうにも、旅の途中で、家に帰らないと無理なんだとか。ワンタッチで火を灯すとこは、魔法っぽいけど。
    その彼女と連れのぬいぐるみ(喋る)がある村を訪れる。ところが他所から来た悪い魔法使いに拐われた村の子どもたちを救わなければならなくなる。いや、ここ

    0
    2024年03月02日
  • 桜風堂夢ものがたり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久々に読んだこのシリーズ。とても心がほっこりとする。
    夢物語なのでファンタジー感が強かった。最後の異星人の登場にはさすがに異色過ぎて驚きましたが笑
    でも、みんな優しい。この本はそんな世界でいい。

    0
    2024年02月28日
  • さやかに星はきらめき

    Posted by ブクログ

    猫愛が満載だし、魔法も随所にちりばめられていて、村山さんらしさが溢れるSF小説だった。
    太陽光採光システムから小説のヒントを得られるとは!普段素通りしてしまうようなことからも、物語を生み出す事が出来るなんて、やっぱり感性が違うんだなぁ。
    姿形がなくなっても、魂はどこかで生き続けるのかなと思わせてくれる、温かな物語だった。

    0
    2024年02月26日
  • さやかに星はきらめき

    Posted by ブクログ

    あったかい優しいSFファンタジー。
    猫が好きな方はぜひ読んでほしいなあ…キャサリンの可愛さ愛おしさに何だか涙が出てしまうところが何度かありました。読み終えたあと、心があったかい優しい気持ちになれるのがよかったです。
    星を渡って、時を超えて、どうかこのすてきな本がこれから先ずっと誰かの手に渡りますように。

    0
    2024年02月18日
  • 桜風堂夢ものがたり

    Posted by ブクログ

    桜風堂ものがたりの番外編かな。
    あとがきで続編は別にあるみたいなので、そちらも読んでみたい。
    都会からちょっと行きにくい場所にある書店。
    ちょっと不思議な出来事のお話。
    ほっこりしました。

    0
    2024年02月12日
  • コンビニたそがれ堂異聞 千夜一夜

    Posted by ブクログ

    シリーズ、特別編。

    風早の街の 駅前商店街のはずれには、神様が経営する
    不思議な魔法のコンビニがあるといいます。

    けれど風早神社の巫女である沙也加は知っている。
    世界には優しい神様や奇跡や魔法は存在しなくても、
    魔物や呪いは存在すると・・・
    「海の記憶」「星へ飛ぶ翼」「猫たちは光を灯す」

    特別編は、風早神社の宮司家族と巫女の沙也加と
    幼い弟と猫2匹の物語。
    今回も癒しがたくさん詰まってました。

    0
    2024年02月04日
  • 春の旅人(立東舎)

    Posted by ブクログ

    絵がとっても素敵
    話は大人向け絵本という感じで、わざと平仮名g多い話も。
    さくっと読めて絵に癒される。
    花の種を勝手に撒くのは心にもだなぁって。
    覚えておきたい。

    0
    2024年01月18日
  • さやかに星はきらめき

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【収録作品】
    第一章 守護天使 ☆守護天使
    第二章 虹色の翼 ☆魔法の船
    第三章 White Christmas ☆White Christmas
    第四章 星から来た魔女 ☆ある魔女の物語
    最終章 さやかに星はきらめき ☆幽霊船

    ディストピアの先のユートピアといった趣。

    0
    2024年01月12日
  • さやかに星はきらめき

    Posted by ブクログ

    荒廃した地球に見切りをつけ、月へと移住した人類。そこでは猫から進化したネコビト、犬から進化したイヌビト、恐竜の末裔であるトリビトが、人類の仲間として共存している。
    ネコビトの1人であるキャサリンは書籍の編集者で、新聞社の三百周年記念事業としてクリスマスにまつわる物語を集めた本を製作中だ。4章それぞれに、収録される作品が掲載されているのだが……。
    んー、ほぼ同世代の村山さんが、「昔のSFみたいな作品を書きたい」と呟いたことから始まった本だそうだが、少々期待外れだった。設定こそSF的だが、中身はいつもと変わらないFT&人情噺だ。舞台が月面というだけで、人々の暮らしは現在と何ら変わらない。今でさえ出

    0
    2023年12月31日
  • トロイメライ

    Posted by ブクログ

    この本は、ブク友の間で流行ってた本だって今頃になって手に取った作品。村山早紀さんの短編3つに、げみさんのイラストのコラボ作品。大人の絵本って感じでサクッと読んでみました。

    シューマンのピアノ曲「トロイメライ」は聞き覚えのある曲で学校の下校時に流れていた記憶です。
    この曲が始まると「下校時刻になりました。生徒はすみやかに下校してください」ってアナウンスが未だに脳内再生されるフェードアウトを促す曲でした。

    人の想像力は現実と溶け込んでどれくらいの割合なら非現実の世界を違和感なく受け入れることができるのか。幻想だと気づいていても、心地よく注がれるワインのように受け容れていつの間にか夢見ごこちにな

    0
    2023年12月22日
  • さやかに星はきらめき

    Posted by ブクログ

    地球から月へ移住した者達がクリスマス民話を集め綴る物語。切なくも優しい物語に心を振るわされ、この本を私も誰かにプレゼントしたい、と思いながら読んでいた、途中までは。
    突然、この本は私へのプレゼントではないか、と震えた。何って、長年風早の街に住みたい、村山先生の世界に入りたいと想い焦がれてた私が、この世界に居てる……!私の名前が綴られてるのを見てこの本が更に大切な本になった。サイン会に行って先生にお礼が言いたいくらい嬉しくて、思いがけないプレゼントを貰った。この感動をお裾分けしたいからブックサンタしよ。
    にしても、出てくる人達みーーーーっんな大好き!読んでてホッとして心洗われる。魔法使いかと思わ

    0
    2023年12月17日
  • コンビニたそがれ堂 星に願いを

    Posted by ブクログ

    相変わらず、優しい雰囲気で安心して読める。
    何か最近しんどいなぁ〜って時に読み始める事が多い。

    毎回思うけれど、もしこのコンビニに出会えたら、僕は何を見つける事が出来るのだろう。

    0
    2023年12月03日
  • 花咲家の人々

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    花咲茉莉亜
    長女。夕方のラジオパーソナリティー。花屋の看板娘、カフェ千草の経営者でもある。

    花咲りら子
    次女。高校生。

    花咲桂
    末っ子。小学生。

    野々原桜子
    ラジオの人気アナウンサー。

    花咲草太郎
    父親。私立の大きな植物園、風早植物園の広報部長だった。

    花咲優音
    母親。元から病弱で、風邪をこじらせて亡くなった。

    木太郎
    祖父。千草苑。一流の庭師で若い頃は有名なプラントハンターだった。

    磯貝唄子
    近所の屋敷に住んでいる、知的で美しい。随筆家。

    石田
    桂の担任。りら子も受けもった恩師。

    真岡野乃美
    りら子のクラスメート。学校のそばの古い文房具屋兼雑貨屋兼本屋の娘。

    磯貝皓志

    0
    2023年12月01日
  • 桜風堂夢ものがたり

    Posted by ブクログ

    ちょいちょい話がおかしいな…と、思っていたら、この本は桜風堂ものがたりの番外編でした…(苦笑)

    番外編は村山早紀さんらしいファンタジーでほっこりしました。あまり本屋は関係ないのが残念だったのですが番外編なら仕方ないですね。

    さて、順序が変わってしまいましたが本編の方を読むことにします。

    0
    2023年12月01日
  • 桜風堂夢ものがたり

    Posted by ブクログ

    桜野町付近で起こるちょっと不思議な出来事の短編集。
    一整のまわりの人々をやさしく見守ってくれる不思議な存在たち。怖くないお化けはいいね。異星人まで出てきた。

    村山さんのファンタジー世界に慣れていないので、自然な流れで突然人ならぬものが出てきたりして、ぼーっと読んでいたらあれって思ったりした。
    個人的には少し入りづらい文章もあったけれど、やさしい怪奇現象を楽しめた。

    0
    2023年11月28日