一巻より子供向けっぽくなくて楽しめた。特に「人魚姫」がすき。いじめと戦わなくちゃ、耐える、となった時は方向性に疑問を感じたりもしたけれど、それがそのまま正しく上手く行くのでない所が良かった。動けなくなって学校にも行けなくなって引きこもりになったり、オカルトで、謝りながら怖くて帰って、となるのが胸に迫った。端々から沢山詰まって丁寧な濃やかさを感じた。「ねここや、ねここ」も憎んで復讐に燃えて魔物になってしまうのが著者の子供向け作品のイメージから外れていて、意外で引き込まれた。全体的に根っ子はほっこりで優しい。