村山早紀のレビュー一覧

  • 花咲家の人々

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    ネタバレ

    植物と話ができる一族。
    花咲家の三兄弟 まりあ、りら子、桂。
    それぞれが、死んだ母への思いを抱えながら、
    植物やまわりの人との交流で癒されたり成長したりするかんじかしら。

    金木犀が出てくるシーンでは、香りを思い出して、懐かしかったな。
    1章のクリスマスローズが4章につながっていくんだねぇ。

    泣いた人魚の絵が見てみたいなぁと思った。


    最初、なんだか流れがつかめななくて読みにくいかと思ったんだけど、
    3人の話をしているのかと思えば
    装飾や唄子さんの長い挿入話があったりして、
    その切り替えが難しかったんだな。と後で思った。
    エンディングは切なかったけど、よかったな。

    0
    2014年09月23日
  • 竜宮ホテル 魔法の夜

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    ネタバレ

    竜宮シリーズ第二弾。
    クリスマスシーズンの話だったな。

    死神の箱こわいなぁ・・・。

    猫耳ひなぎくにキャシーっていう友達ができて
    楽しそうなのがよかったな。

    ルリユールの単語もちらっと出てきて
    羽の生えた白猫っていうのも。
    ん? なんかちょっと違うけど「ルリユール」にも似た設定があったような・・・。


    図書室と温泉がうらやましい。

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    2014年09月21日
  • その本の物語 上

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    人は過ちを繰り返す生き物。そこに救いというものはあるのかしら。著作の村山さんは優しくてもシビアな人だから、優しい語り口調でも、きつい真実も書いてしまう。それでも、いつも救いをそっと横に置いてくれるから、読者はちょっとだけ救われるのだ。今回もまたそうだった。少なくともルルーには。南波には、どうだろうか。それは下巻でわかること。

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    2015年02月20日
  • コンビニたそがれ堂 空の童話

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    このシリーズは、日常のなかの非日常って感じだったのに今回は全体的に非日常感が強すぎでちょっと受け入れずらかった。

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    2014年12月09日
  • その本の物語 下

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    意識が戻らないまま何年も眠り続ける沙綾.南波が枕元でいつも朗読するのは沙綾が大好きだった小さな魔女,ルルの物語.そして時は経ち,二人に訪れるルルの魔法とは・・・.
    久々に本格的なファンタジを読めて大満足.気持ちが沈んでいるときに読んでみるのも良いですよ.

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    2014年07月20日
  • その本の物語 下

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    ふんわりした雰囲気は、この作家さんの素敵なところ。


    この話を一言で言うと「孤独との対峙」…かなぁ。寂しい人、淋しい人が出てくるにも関わらず、これだけあったかい雰囲気の作品はなかなかないかな。

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    2014年07月20日
  • コンビニたそがれ堂 星に願いを

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    ネタバレ

    ほのぼの、ほのぼの 表題作が可愛かったなぁ

    このお話の底に流れるものは
    優しい思いやり、でしょうか。

    表題作が一番好きだけれど、
    私の好きな花はコスモスと
    なんで知っているんだろう。。。と
    勝手にニヤニヤ。
    これも、温かいお話。

    ヒーローになりたかった普通の会社員も
    よかったなぁ。
    秀でた才能や能力を持った人なんて一握り。
    普通で、普通すぎて世の中では
    埋まってしまいそうな人は
    きっと、どこにでもいるけれど
    だけど、その人はひとりだけ。

    凄い人だと思っても
    やっぱり、それはそれに見合った努力の人だから。

    みんな、誰かのヒーロー。
    ヒーローも痛いの我慢したりして
    結構大変なんだな。

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    2015年05月06日
  • コンビニたそがれ堂 星に願いを

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    離れゆく初恋の優しいお兄さん、大好きな主人とサヨナラを迎える猫、純真であるがために悩む人びと。既刊シリーズとパターンが似通っていて、感動が薄れてしまった。コンビニのお兄さんもすっかりと正体が知れてしまい、そろそろ潮時のようだ。風早の街よ、住人よ、風早三郎の加護がとわにあらんことを。

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    2014年03月06日
  • 竜宮ホテル

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    ネタバレ

    4年ぐらい前に刊行されたもののリニューアルでした。

    自問自答が長々とされていて、ぶっちゃけ表紙に釣られて読んだ人が多いんじゃないか…という作品です。
    私も表紙ホイホイでした(笑)

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    2014年02月02日
  • 竜宮ホテル 魔法の夜

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    主人公の響呼さんは、小説家で、この時代でもまだ神秘と不思議と魔法が息づく、風早の街に住んでいます。
    前巻で、突然猫耳の女の子が押しかけてきて、しかも彼女は自分を「お姉様」と呼ぶ。なんのこっちゃ!?と思っていたら、彼女は響呼さんにとって、とっても大切な人の思い出を運んできてくれたのでした。
    今回は、二人が竜宮ホテルですごして、あっという間に初めてのクリスマスがやってきた。素敵なクリスマスを過ごせるかな?というお話でしたが、響呼さんという主人公が、小説家であるがゆえに、まるで作者のクリスマス時期の多忙っぷりを見ているようで、もうほんと、私たち読むだけですみませんって気になってしまいました笑。
    それにしても、この本も、日本の何処かを(架空の)舞台にして描いているし、別に響呼さんも、他の竜宮ホテルの面々もクリスチャンではありませんが、クリスマスってなぜか人に優しくしたいと思う時期ですよね。
    それは、昔自分が子供の時に、優しくしてもらった思い出が沢山あるからかもしれないな。私も含めて、そういう子供はとても幸せですね。
    愛理さんという動物霊に好かれやすい女の子が本作にもでできますが、彼女はほんとに優しい人なのに、実母に虐待されていた過去を持っている。
    その後預かってもらった親戚の家が、温かかったのか、彼女はとても明朗快活な女性になって、生き生きと暮らしています。
    大切な誰かを愛することが、難しいということは、とても悲しいことだし、なぜそうなってしまうのか分からない、分からないということは、とても傲慢な気がする、と響呼さんも言っていました。
    傲慢…そうですね、結局幸せってことだからね。でも、人に分け与えることができるだけの、何かがあるなら、それで充分じゃないかと思いますね。
    響呼さんの場合は、自分の書く小説なんでしょうね。望まれて美しい夢物語を沢山書いている。その中で彼女も葛藤しています。
    私はこれだけじゃないのに…と思うこともある…ということを霊のことりちゃんも言ってましたけど、私から言わせれば、誰かに必要とされるだけで、すごーく幸せだと思います。
    いつか、忘れられてしまう儚い思い出も、本も、タレントも、今はとても輝いてる。そして、誰かは、もしかしたらずっと覚えてくれているかもしれない。そんな人がたった一人でもいてくれたら、いいなぁ。
    私にとって、そんな何かってあるかな。そんな風に、自分の中をもう一度見直してみたくなりました。

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    2014年01月30日
  • 竜宮ホテル 魔法の夜

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    “受話器を置きながら、つい笑顔でくるりと踊るように身を翻すと、愛理、ひなぎく、満ちる先生の三人が、なぜだかにこにこと楽しそうに笑ってこちらを見つめていた。
    ひなぎくが、
    「寅彦お兄様ですよね?」と訊いた。
    「パーティにいらっしゃるんですか?」
    「え、うん。いらっしゃるんですって」
    なぜだかどぎまぎとして、顔が赤くなる。
    「ええっと、そろそろ移動した方がいいのかな、って……思うんですけど」
    ですね、そうですね、と三人とも笑っている。なんで笑うのかなあ?なんだかなあ。”[P.43]

    満ちる先生かと思ったら愛理ちゃんでした。
    ことりちゃんの話良かったです。

    “『ことりん、ひとが笑ってるのと楽しそうにしてるの、見るのが好きだったから、みんなが笑ってくれるなら楽しかったし、ことりんがこの世界に生きていることに、意味があるんだなって思えたんだよ』
    「笑ってくれなくても」わたしはいった。
    「別に誰も笑ってくれなくても、ことりさんはこの地上にいて、よかったんだと思いますよ。この世界に誰かが生きていることに、誰の許可も必要なんてないんですから」
    ことりは泣きそうな目をした。唇をきゅっとかみしめて、それから笑った。
    「ありがとう。響呼先生、だいすき」
    ふんわりと小鳥のように舞い上がり、うしろからわたしの肩に抱きついた。そうしても、幽霊の彼女にはもう重さも、ふれる腕もない。ただ、温かな花の香りのそよ風邪が吹き寄せたような、そんな感じがした。”[P.197]

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    2014年01月23日
  • 竜宮ホテル

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    猫耳妖怪、ひなぎくちゃんが可愛すぎです!

    妖怪が見える左目を持つ作家、水守響呼。
    住む所がなくなり困っていたところ、
    編集者、錦織寅彦の実家が経営しているホテルに
    行き倒れていた妖怪の少女と共に
    住まわせてもらうことになる。

    そのホテルには、人間だったり、人間じゃなかったりする人が住んでいて、
    人と関わることを避けていた主人公が
    少しずつホテルの住人と関わっていくようになる。

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    2013年12月24日
  • 竜宮ホテル 魔法の夜

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    なんといってもこのシリーズは、遠田さんのイラストがとてもすてきで、いつも一目ぼれをしてしまいます。
    クリスマスの話だったので、季節がらぴったりでした。今回もさらさらと読めました。前作よりも自分の中に残るものがなかったかもと思います。今回は佐伯老人が主役なのかな。安斎先生というユニークなキャラも登場して、続編があるのかなと思います。愛里が知らないうちに背負わされているものが明らかになり、こちらも次回へ持越しでしょうか。

    ひなぎくちゃんがさんたさんに会いたいと思っている姿がとてもかわいくて...。結局、響呼さんのひなぎくちゃんへのプレゼントは何だったんだろう。

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    2013年12月09日
  • 竜宮ホテル 魔法の夜

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    ネタバレ

    クリスマス シーズンに発行とあって、とてもタイムリーで、内容も素敵なのでした。
    が、ちょっと押し付けがましさを感じてしまいました。
    主張はとても素敵ですが、2011年という年が、そうさせてしまったのでしょうか。

    前作の続きが出るとは思ってもいなかったので本当に嬉しいのですが、もやっと感がぬぐえません。
    当初発行された三笠書房のf-clanが発行1年で廃止されたとしても、徳間文庫で出るのが早すぎて、更には書き下ろしもついていたのが、まるで裏切られたように思えて。
    最初から徳間文庫で読んでいれば、こんなこ気分にはならなかったのだとは思うのですが。

    さらに恋愛面は期待してはいけないと思っていても、それを求める作風ではないのは分かっていても、物足りなさが。
    続巻を期待します。

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    2013年12月09日
  • 竜宮ホテル

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    表紙絵のひなぎくちゃんが本当にかわいかったです。読み終わると心が温まりどこかやさしくなれるような物語でした。読んでいる間中、本を読むことで癒されてるというのか、読むことで疲れた心を治癒してくれるような感じでした。おそらく出てくる人たち全員が本当にやさしい人ばかりだから、その人たちで紡がれていた物語だからではないでしょうか。人はもちろん、そうでないものも住んでいると思われる竜宮ホテルですが、私もここに住んでみたいなと思う。個人的には、響呼さんと寅彦さんの関係が恋愛に発展するといいのになと思います。

    震災後という表現を目にして何気なく東日本大震災をイメージしてしまいました。

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    2013年12月04日
  • 魔女の友だちになりませんか?

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    ルルーはほんわかしてる。
    でもたまに考えさせられる。
    マリリンに比べて激しくないけど、同じく世界が現実味あって、本当に風の丘があるような気がする。

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    2009年10月04日