村山早紀のレビュー一覧

  • ルリユール

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    村山さんらしい心が温かくなる不思議な物語。
    もっとお話を膨らませそうな気がして物足りなさも感じましたがファンタジー的なところが小学高学年や中学生向けでも読んでもらえそうです。

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    2022年08月25日
  • コンビニたそがれ堂 空の童話

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    一つの童話がキーになった3つ+1つのお話。私も函に入った空の童話に出会いたい。
    悪の秘密結社の社員さんも宇宙人さんも書店員さんには優しいんだな。
    エンディングはしみた。院長先生の過去、これからの思い。

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    2022年08月23日
  • コンビニたそがれ堂 星に願いを

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    コンビニたそがれ堂第3弾。たそがれ堂は心が弱ったときに出会えるのだろうか?そうか、たそがれ堂に出会えるのは、黄昏時なんだ。
    ひとり暮らしでもひととつながるっていいな。

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    2022年08月05日
  • コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状

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    コンビニたそがれ堂第2弾。今回はどれもちょっと悲しいお話だった。
    人魚姫ってそういうことか。海に帰るの?魂はどうなるのだろうか・・

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    2022年08月01日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    桜風堂ものがたりの続編。
    ですが、前巻は途中で読むのを諦めてしまっているにも関わらず、続編でチャレンジ。

    小さな町の書店を継いだ月原一整。
    大きな書店と違い、小さいところは配本が少なく、経営も厳しい。
    その局面から展開される物語。

    巡り巡って良いことが起こることもあれば、起こらないことも多々。
    この話では、素敵な巡り合わせがいくつも重なるけれど、物語だからと一蹴してしまうのは寂しい。

    各地の書店が閉店の危機を迎え、活字離れが叫ばれる中で、
    もしかしたら桜風堂のように、想いが重なり合えば起こせる巡り合わせもあるのではないかと信じたい。
    まだまだ書店の力はあると願っている。

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    2022年07月03日
  • 竜宮ホテル 水仙の夢

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    まあ、優しいお話しです。
    サンタクロースは、一貫してしてるんだな、この話の主軸がサンタクロースかもしれない。
    あとがきを読むとシリーズは続いけるようだけれど、でてる?この本最後だったら結構時間経ってるけど。

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    2022年06月25日
  • 百貨の魔法

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    いつ閉店してもおかしく無い百貨店を取り巻く人々の百貨店を愛するお話。実際にはどう経営しようと年々厳しくなっている業界。それこそ魔法でもないと立て直しは大変。今どきネットで何でも買えちゃう、いかに足を運んでもらうかなんだろうけど、夢を与えていますじゃあ人は来ないよねー。外商などに力を入れてもねー

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    2022年06月07日
  • 桜風堂ものがたり

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    優しい世界 優しい世界だなぁ、と思う。
    小さな思いやりやちょっとした親切が積み重なっていく。
    その根底には「想いの積み重ね」があるんだろうな、と。
    最初は不穏だけれども、優しい世界でみんなが自分のできることをできる範囲で行っていき、そこにひとつの想いが乗ることで方向性が定まる。
    現実はこううまく行かないよなぁ、と思いつつもフィクションだからこそ優しい世界でいいじゃないの、とも思います。

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    2025年12月18日
  • 百貨の魔法

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    桜風堂ものがたりの姉妹本ということで読んでみました。百貨店で働く人のドラマが繰り広げられていく短編集。穏やかに読み進められました。

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    2022年05月22日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    『桜風堂ものがたり』は2017年本屋大賞第5位になった作品。

    百貨店内の書店である「銀河堂」の書店員だった月原一整。
    人づきあいが苦手な彼だったが、埋もれている名作を見つけ出す「宝探しの月村」とも呼ばれ、書店員仲間の信頼は厚かった。
    ところが、店内で起こった万引き事件の責任を取り、店を辞める。
    傷心の彼を迎えてくれたのが桜野町の「桜風堂」の老主人だった。
    街の小さな書店「桜風堂」で一整が見出した一冊が奇跡を起こす。

    『桜風堂ものがたり』は好きな本だったので、続編『星をつなぐ手』を手にした。

    「桜風堂」書店を託された一整。
    しかし、小さな地方の書店では、人気作の配本もなく…
    そんな一整を支

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    2022年04月13日
  • 100年後も読み継がれる 児童文学の書き方

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    NetGallyで、村山早紀さんの「100年後も読み継がれる 児童文学の書き方」を読ませてもらいました。4月22日発売予定。

    私は小さい頃から本を読むのが好きだけれど、書く方はできないと思っていて。題材をもらって文章にすることはできそうな気がするものの、自分で新しく物語を創るってことはできる気がしない。何も思いつかないから。

    そんな私にも書けるようになるヒントがあったりするかなー?と思いながらこの本を読んだけれど、やっぱり難しそうだなと改めて理解しました(笑)。物語が自然と降ってくるようなことがない私には、そういう才能はないのでしょう。

    物語を作る上での具体的な段取りやテクニックという

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    2022年03月27日
  • 百貨の魔法

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    「閉店しそう」ということで悲しい結末を迎えるのかと思ってたら最後まで温かいお話。「こんな百貨店かなぁ」と想像しながら読むのも楽しかった。

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    2022年03月26日
  • ルリユール

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    風早の街の港のそばの丘の上、ほおずき通りという古い商店街の近くに、美しい本を作る謎めいたルリユール工房があると。
    そこではどんなに古く傷んだ本でも、元通りに直してくれるのだと。
    その工房にたどりつくことさえできたならば、きっと直してくれると。

    ルリユールという仕事・技術についてや、瑠璃や智史の複雑な家族の事情や、謎めいたクラウディアや黒猫たちなど、盛りだくさんで悪くない雰囲気の話ではあるが、話のテンポといい内容といい、私にはあまりピンと来なかった。
    おばあちゃんの見舞いや頼まれた家事を放っておいて工房に行ってばかりで良いのかなどと気になるんだな。

    ルリユールという仕事・技術について初めて知

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    2022年03月02日
  • コンビニたそがれ堂 小鳥の手紙

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    いつものように、登場人物の切ない願いをそっと抱きとめる不思議なコンビニのお話である。

    「雪柳の咲く頃に」は凝った作り。
    中学生の心優しい少年、淳が瀕死の老猫を助けられず、小さい時から見守ってくれていたタバコ屋のおじいさんとも死に別れる。
    なのに、なぜか魔神が封じ込められた壺を拾ってしまい、他の誰かが喰われてしまうことを恐れて困惑する…。
    たそがれ堂に行って「解決」するのだけれど、そういう形でか、とちょっとびっくり。
    シリーズも七巻ともなると、作者さんもいろいろと趣向を凝らすのだなあ、と思った。

    番外編は『百貨の魔法』とのコラボ。
    二人の少年が願いをかなえてもらおうと夜の星野百貨店に潜伏する

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    2022年02月20日
  • 百貨の魔法

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    甘い甘いお話

    閉店してしまった百貨店にいた身としては、お話の舞台が別の場所だったらもう少し素直に読めたかなと…

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    2022年02月11日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    良い行いは必ず報われる、現代のおとぎ話。
    作中の主人公が言っちゃうくらい、全てがうまくまわっていく、幸せな予定調和。こんな世の中だから、そんなお話もたまにはいいよね。

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    2022年01月31日
  • ルリユール

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    ネタバレ

    小中学生の時に出会いたかったなぁ。
    エピソード自体はそれぞれ良かった。けれど、最終的にクラウディアが本当に魔女でした、ということが、本を通じているけど魔法による解決に思えてしまった。

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    2021年12月29日
  • その本の物語 上

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    魔女ルルーの話と、現実の美波の体験が重なっていくストーリー。
    魔女ルルーの話が多めなので、児童書を読んでいる気分になる。ルルーの話は意外と人が死んだり、戦争をテーマにしていたりと綺麗なところだけじゃないところが好感。
    主人公の大剣と重なり合うところは下巻がメインだろうか。楽しみ。

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    2021年12月23日
  • コンビニたそがれ堂異聞 千夜一夜

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    ネタバレ

    今のコロナ禍に沿った話。
    確かにたそがれ堂があってお店に行ければ、特効薬とか普通に置いてあるのかなとか考えてしまいますね。

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    2021年12月19日
  • 百貨の魔法

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    こどもの頃から今まで、百貨店が好きだ。作者の別の作品に出てくる百貨店を舞台とした物語。岡本歌織さんの手掛ける煌めく装丁が素敵です。

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    2021年12月14日