村山早紀のレビュー一覧

  • さやかに星はきらめき

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    猫愛が満載だし、魔法も随所にちりばめられていて、村山さんらしさが溢れるSF小説だった。
    太陽光採光システムから小説のヒントを得られるとは!普段素通りしてしまうようなことからも、物語を生み出す事が出来るなんて、やっぱり感性が違うんだなぁ。
    姿形がなくなっても、魂はどこかで生き続けるのかなと思わせてくれる、温かな物語だった。

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    2024年02月26日
  • さやかに星はきらめき

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    あったかい優しいSFファンタジー。
    猫が好きな方はぜひ読んでほしいなあ…キャサリンの可愛さ愛おしさに何だか涙が出てしまうところが何度かありました。読み終えたあと、心があったかい優しい気持ちになれるのがよかったです。
    星を渡って、時を超えて、どうかこのすてきな本がこれから先ずっと誰かの手に渡りますように。

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    2024年02月18日
  • 桜風堂夢ものがたり

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    桜風堂ものがたりの番外編かな。
    あとがきで続編は別にあるみたいなので、そちらも読んでみたい。
    都会からちょっと行きにくい場所にある書店。
    ちょっと不思議な出来事のお話。
    ほっこりしました。

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    2024年02月12日
  • コンビニたそがれ堂異聞 千夜一夜

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    シリーズ、特別編。

    風早の街の 駅前商店街のはずれには、神様が経営する
    不思議な魔法のコンビニがあるといいます。

    けれど風早神社の巫女である沙也加は知っている。
    世界には優しい神様や奇跡や魔法は存在しなくても、
    魔物や呪いは存在すると・・・
    「海の記憶」「星へ飛ぶ翼」「猫たちは光を灯す」

    特別編は、風早神社の宮司家族と巫女の沙也加と
    幼い弟と猫2匹の物語。
    今回も癒しがたくさん詰まってました。

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    2024年02月04日
  • 春の旅人(立東舎)

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    絵がとっても素敵
    話は大人向け絵本という感じで、わざと平仮名g多い話も。
    さくっと読めて絵に癒される。
    花の種を勝手に撒くのは心にもだなぁって。
    覚えておきたい。

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    2024年01月18日
  • さやかに星はきらめき

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    ネタバレ

    【収録作品】
    第一章 守護天使 ☆守護天使
    第二章 虹色の翼 ☆魔法の船
    第三章 White Christmas ☆White Christmas
    第四章 星から来た魔女 ☆ある魔女の物語
    最終章 さやかに星はきらめき ☆幽霊船

    ディストピアの先のユートピアといった趣。

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    2024年01月12日
  • さやかに星はきらめき

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    荒廃した地球に見切りをつけ、月へと移住した人類。そこでは猫から進化したネコビト、犬から進化したイヌビト、恐竜の末裔であるトリビトが、人類の仲間として共存している。
    ネコビトの1人であるキャサリンは書籍の編集者で、新聞社の三百周年記念事業としてクリスマスにまつわる物語を集めた本を製作中だ。4章それぞれに、収録される作品が掲載されているのだが……。
    んー、ほぼ同世代の村山さんが、「昔のSFみたいな作品を書きたい」と呟いたことから始まった本だそうだが、少々期待外れだった。設定こそSF的だが、中身はいつもと変わらないFT&人情噺だ。舞台が月面というだけで、人々の暮らしは現在と何ら変わらない。今でさえ出版危機が叫ばれているというのに、「四六判のハードカバー」だの「活字」だのが生き残れるのか? むしろその設定に違和感を覚えてしまった。

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    2023年12月31日
  • トロイメライ

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    この本は、ブク友の間で流行ってた本だって今頃になって手に取った作品。村山早紀さんの短編3つに、げみさんのイラストのコラボ作品。大人の絵本って感じでサクッと読んでみました。

    シューマンのピアノ曲「トロイメライ」は聞き覚えのある曲で学校の下校時に流れていた記憶です。
    この曲が始まると「下校時刻になりました。生徒はすみやかに下校してください」ってアナウンスが未だに脳内再生されるフェードアウトを促す曲でした。

    人の想像力は現実と溶け込んでどれくらいの割合なら非現実の世界を違和感なく受け入れることができるのか。幻想だと気づいていても、心地よく注がれるワインのように受け容れていつの間にか夢見ごこちになってしまう。

    猫が人間のように思考するのはもはやデフォルト、ひな人形が突然動きだしても違和感を飛び越えて微笑ましく思ってしまう。
    こんな設定を平気で受入れてしまう感覚は何処からくるのだろう。

    最初の話は、実現しそうな近未来の話。温暖化が進み向日葵が春に咲く花になっているとか、ロボットも人と心を通じあえるぐらいに進化したのに、戦争に駆り出されるとか未来に希望を見出すことのできなくなった少女は何処に向かうのか・・・

    愛猫とすごした15年、猫の一生は、人間の五分の一生ぐらいだから人が猫の境地に辿りつくのに五倍も時間かかってしまうのかって思ってしまった。
    ひな人形に宿った魂は永遠の時をすごすことになってしまって対照的に映りましたが・・・。

    ただぼんやり見つめながら、この現実を明るい未来に変えていける力になればいいなって思いました。

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    2023年12月22日
  • さやかに星はきらめき

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    地球から月へ移住した者達がクリスマス民話を集め綴る物語。切なくも優しい物語に心を振るわされ、この本を私も誰かにプレゼントしたい、と思いながら読んでいた、途中までは。
    突然、この本は私へのプレゼントではないか、と震えた。何って、長年風早の街に住みたい、村山先生の世界に入りたいと想い焦がれてた私が、この世界に居てる……!私の名前が綴られてるのを見てこの本が更に大切な本になった。サイン会に行って先生にお礼が言いたいくらい嬉しくて、思いがけないプレゼントを貰った。この感動をお裾分けしたいからブックサンタしよ。
    にしても、出てくる人達みーーーーっんな大好き!読んでてホッとして心洗われる。魔法使いかと思われるお婆ちゃんが特に大好きすぎて。もう優しすぎて泣く好き。
    作中で告げられる「いないと言い切るのは寂しい」っていうのすごく分かる。魔法、優しいお化け、付喪神、そして月で宇宙で生きる者達、いたら良いのにな、と願う気持ちを肯定されたようで嬉しかった。

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    2023年12月17日
  • コンビニたそがれ堂 星に願いを

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    相変わらず、優しい雰囲気で安心して読める。
    何か最近しんどいなぁ〜って時に読み始める事が多い。

    毎回思うけれど、もしこのコンビニに出会えたら、僕は何を見つける事が出来るのだろう。

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    2023年12月03日
  • 花咲家の人々

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    ネタバレ

    花咲茉莉亜
    長女。夕方のラジオパーソナリティー。花屋の看板娘、カフェ千草の経営者でもある。

    花咲りら子
    次女。高校生。

    花咲桂
    末っ子。小学生。

    野々原桜子
    ラジオの人気アナウンサー。

    花咲草太郎
    父親。私立の大きな植物園、風早植物園の広報部長だった。

    花咲優音
    母親。元から病弱で、風邪をこじらせて亡くなった。

    木太郎
    祖父。千草苑。一流の庭師で若い頃は有名なプラントハンターだった。

    磯貝唄子
    近所の屋敷に住んでいる、知的で美しい。随筆家。

    石田
    桂の担任。りら子も受けもった恩師。

    真岡野乃美
    りら子のクラスメート。学校のそばの古い文房具屋兼雑貨屋兼本屋の娘。

    磯貝皓志
    唄子の夫。病で亡くなった。木太郎、唄子とは、風早の街で生まれ育った幼なじみ。

    有城竹友
    この街在住の新人少年漫画家。

    怪盗
    三角屋玩具店のおじいちゃん。灰色の鷹。

    十六夜美世子
    有名なイラストレーターだった。

    秋生
    桂の同級生。

    鈴本翼
    桂の同級生。

    佐藤リリカ
    桂の同級生。帰国子女。

    金髪の中学生
    川に流されている猫を救った。

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    2023年12月01日
  • 桜風堂夢ものがたり

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    ちょいちょい話がおかしいな…と、思っていたら、この本は桜風堂ものがたりの番外編でした…(苦笑)

    番外編は村山早紀さんらしいファンタジーでほっこりしました。あまり本屋は関係ないのが残念だったのですが番外編なら仕方ないですね。

    さて、順序が変わってしまいましたが本編の方を読むことにします。

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    2023年12月01日
  • 桜風堂夢ものがたり

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    桜野町付近で起こるちょっと不思議な出来事の短編集。
    一整のまわりの人々をやさしく見守ってくれる不思議な存在たち。怖くないお化けはいいね。異星人まで出てきた。

    村山さんのファンタジー世界に慣れていないので、自然な流れで突然人ならぬものが出てきたりして、ぼーっと読んでいたらあれって思ったりした。
    個人的には少し入りづらい文章もあったけれど、やさしい怪奇現象を楽しめた。

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    2023年11月28日
  • コンビニたそがれ堂 祝福の庭

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    シリーズ第6弾。

    風早の街の 駅前商店街のはずれに 夕暮れどきに行くと
    不思議なコンビニを見つけることがあるといいます
    大事な探しものがある人は必ずここで見つけられるという
    不思議な魔法のコンビニ。今回は3篇を収録
    ・ガラスの靴 ・神様のいない家 ・祝福の庭

    温かくて優しいお話にウルっとしてしまう。
    ウルウルポイントは人によって違うと思うけれど
    心がキュンっとする瞬間がある。
    その度に、ささくれ立っていたいた気持ちが
    緩む感じになります。
    すぐにササクレは立ち上がるんですけどね(^◇^;)

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    2023年11月26日
  • コンビニたそがれ堂 星に願いを

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    シリーズ第3弾。
    大事な探しものがある人は、必ず ここで
    見つけられるという
    店の名前は たそがれ堂
    不思議な 魔法の コンビニです。
    今回のお客様たちが願った事とは・・・

    ・星に願いを・喫茶店コスモス・本物の変身ベルト

    今回は、どんな切なさが待っているのかと期待してましたが
    やはり、読後感の温かさは裏切らないですね。
    正に、夜空の星に切なる願いをかけた時、やさしい奇跡が起こる。

    秘密結社で働くモノクル(片眼鏡)の男
    何気にまた出て来るので覚えておきましょう。

    MIDIのオルゴール・・・懐かしいぃ~
    文庫出版時の2010年当時は、MIDIファイルも普通に
    サイトで使ってたんだよねぇ~(^◇^;)

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    2023年11月26日
  • コンビニたそがれ堂

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    二度目ましての作家さん
    ・コンビニたそがれ堂・手をつないで・桜の声
    ・あんず・あるテレビの物語 5編を収録

    風早の街。大事な探し物がある人には不思議な風が吹く
    気付くと紛れ込んでいる商店街の外れの古い路地
    赤い鳥居に稲穂のマークの不思議なコンビニ
    その名もコンビニたそがれ堂

    じんわりと温かくて優しくて、切ない不思議たちが
    蓋をしていた昔の思いをノックする
    続きを読みます♪

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    2023年11月26日
  • ルリユール

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    ファンタジー小説
    本の修理する仕事にまつわる
    1冊の本への思い出を紡ぐ短編
    魔法のような幻のように消えてしまう

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    2023年10月28日
  • コンビニたそがれ堂

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     10巻もシリーズ化されている『コンビニたそがれ堂』です。読めばきっとあなたも、おでんとお稲荷さんが食べたくなります。(って、そっちかい!)

     おそらく人気の秘密は、敬体でやさしい文体、分かりやすい表現と展開など、まるで童話か児童書を読んでいる感覚です。
     と思ったら、元は児童書だったんですね。文庫化の際、大人向けに加筆修正されたものだそう。

     基本的に一話完結の短編集で、5話あります。たそがれ堂は、大切なものを探している時だけ、その人の前に現れるという不思議なコンビニでした。
     夕暮れ時、赤い鳥居、稲穂の紋に赤い看板、銀色の髪と金色の目をした店員ときたら‥もうこれ、赤いきつねですね。きつねの神様ですよ。
    (あ、因みに緑のたぬきは出てきません、ハイ。)

     どの話も温かさと切なさで、グッときます。村山早紀さん、日常の隣にある不思議な世界を描くのがお上手です。叶わなかったこととか、誰かに伝えそびれた言葉とか、そういう願いや想いがもし届くとしたら‥と、それが夢物語だとしても琴線に触れるのでしょうね。大人ほど響くんだと思います。

    私の前にもたそがれ堂が現れないかなぁ。
    いい意味で、狐につままれてみたいなぁ。
    幸せのお裾分けやおこぼれが欲しいなぁ。
    (お前にゃコンコン(来ん来ん)。きつねだけに‥。)
    ですよねー。

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    2023年10月24日
  • ルリユール

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    大好きな村山早紀さん作品は変わらず切なく優しくあたたかい。ルリユールという職業は初めて知ったが、本好きとして憧れる。
    本を愛してて良かった。本をこれからも愛したいと思う1冊。

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    2023年10月01日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    前作は本屋大賞のノミネート作品だったと、あとがきを読んで知った。前作では、ちょっとうまくいきすぎかなと思ってしまったけど、続編を読んで、このシリーズはこれがいいのかなとも感じた。
    星祭りの、町全体の高揚した雰囲気が好きだな。お客様たちが楽しみながら一整たちを助けるのも、素晴らしい優しさのつながりで、読んでいて気持ちいい。

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    2023年09月12日