村山早紀のレビュー一覧
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【収録作品】1 十月のお菓子/2 枯れ葉舞う書店にて/3 柱時計は時を刻む/4 星空を行く翼/5 スターダスト/番外編その1 空から降る言葉/番外編その2 冬の魔法
集英社オレンジ文庫版が途絶えてしまったので気になっていたけれど、こちらで再刊してくれて、ちゃんと続きも出るそうなのでありがたい。登場人物の一人一人に物語があるわけで、いろいろと考えさせてくれます。
正直、誰がいちばんになるかはどうでもいいです。売れる本=質のいい本ではないのは当然。質にしたって、結局選考委員の好みが反映されるわけで。プレゼンがうまかったり、有形無形の力があったりする人が味方につくかどうかで分かれる部分もありま -
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12月の刊行と言うことで、1冊まるごとクリスマスのお話。
ここ最近の作品は命の重さを感じる作品が多かったので、今作に収録された話は夢があり、誰もなくならず、優しい気持ちで読み終えることが出来た。
特に1作目の「ガラスの靴」は今まであまり出て来なかったセレクトショップの店員さんが主人公で、とても新鮮な感じがした。遠い昔に優しくしてあげた女の子が恩返しに来るのも、とても夢があって、よかった。
もしクリスマスに奇跡が起きるのならば、私も物ではなく、もう会うことの出来ない人に会いたいと願うだろう。
今回はクリスマスと言うことで、「たそがれ堂」に店長とねここ両方ともいて、サービス作品だったんだろうなぁ。 -
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試験勉強の為、中断していた読書を再開。
再開1作目は試験後の頭にちょうどいい、ほっこりしたこのシリーズの第4作目。
今作はあとがきでも書いてあるが、ポプラ文庫史上一の厚みと言う、なかなか読み応えのあるページ数。
「空の童話」を巡る漫画家、編集者、書店員のお話と年老いた女医さんのエピローグの4編を収録。
表題作の「空の童話」は閉店寸前の書店を舞台に描かれた年老いた店長さんと、心優しい書店員さんのお話かと思いきや、途中から闇の組織の小鳥遊さんや宇宙人のスミスさんが登場し、一時はどんな展開になるかと思ったけど、ラストは安定のほっこり。
決して優しい面ばかりではなく、悲しいこともたくさん描かれているけ -
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シリーズ2作目。
読みたいと思いつつ、新型コロナの影響で大きな本屋さんに足を運ぶことも出来ず、しばらくお預けかと思っていたら、奇跡的に近所の小さな本屋さんで発見!
暗い話題が蔓延している世の中で見つけた奇跡に、主人公・茜音との縁を感じた。
茜音がかなりや荘で暮らし始めて、約1年後のそれぞれの登場人物の様子が描かれる。
ユリカや美月も魅力的な人物だけど、欲を言えば、やはり茜音を中心としたほんわかした物語が良かった…
「桜風堂」の時もそうだったけど、登場人物がみんないい人なのに、人生は一筋縄ではいかなくて、それでも頑張っていれば、道は開ける…いつも、物語の裏にそんなメッセージを感じさせてくれる。
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ネタバレ風早の街を守護する純真無垢な幼い土地神様(500歳だけど)のアカネヒメと、純粋な少女はるひの心の交流のお話だった。
どのお話も読後、心がほわりとあたたまって、ちょっと切ない。
感情的にも幼かったアカネヒメが、はるひと関わる事で、はるひと共に成長していくのが微笑ましい。
死んでしまったアカネヒメの想い人(想い神?)のカゼヒコが生きるパラレルワールドと繋がるお話が特に好き。
アカネヒメが眠りについた200年後の未来で、目覚めたアカネヒメがはるひについて、はるひの子孫に言う言葉に涙が…
「あの子はもういないけれど、あの子を愛しただけ、思い出がたくさん残っただけ、あたくしの心の中には、宝物が -
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ネタバレバレエの音楽では知っていたけど、あの音楽のイメージから、明るくて陽気なお話を想像していた。
実際、装丁はそんな感じだし。
それにしても、マリーちゃんが可愛い。
優しくて、勇気がある。人形も、お友達だから大事にする。
怪我をすれば看病するのも可愛い。
こういう子、大好き。
最初の、人形たちと化け物ネズミとの戦いはどきどき。
ドロッセルマイヤーおじさんもユニークで好き。
彼が語る「魔法のくるみの物語」も面白い。
そうやって、楽しんで読んでいただけに、最後に呆然。
くるみわり人形だった王子様と暮らす方が幸せなのかもしれないけど、家族を置き去りにすることに欠片の迷いもないの?
残された家族のことを思い