村山早紀のレビュー一覧

  • かなりや荘浪漫 2 星めざす翼

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    【収録作品】1 十月のお菓子/2 枯れ葉舞う書店にて/3 柱時計は時を刻む/4 星空を行く翼/5 スターダスト/番外編その1 空から降る言葉/番外編その2 冬の魔法 
     集英社オレンジ文庫版が途絶えてしまったので気になっていたけれど、こちらで再刊してくれて、ちゃんと続きも出るそうなのでありがたい。登場人物の一人一人に物語があるわけで、いろいろと考えさせてくれます。
     正直、誰がいちばんになるかはどうでもいいです。売れる本=質のいい本ではないのは当然。質にしたって、結局選考委員の好みが反映されるわけで。プレゼンがうまかったり、有形無形の力があったりする人が味方につくかどうかで分かれる部分もありま

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    2020年08月16日
  • かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち

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    マッチ売りの少女を思い出させる様なスタートではあったけど、温かい人達の温かい言葉で埋め尽くされた一冊。
    心が傷ついた時に読むと癒されるような気持ちになるだろう。
    番外編に月原一整さんが出てきて、色々な物語を繋いでくれた感じ。お得!

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    2020年07月29日
  • コンビニたそがれ堂 小鳥の手紙

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    早いものでシリーズ7作目。
    母親を早くに亡くした少女と、小さな娘を失った作家さんの秘密の手紙のやり取りのお話など3篇を収録。
    そのうちの1作は村山さんファンなら、絶対歓喜する星野百貨店が舞台の番外編。
    私はファンと言えるほどのファンではないが、「桜風堂ものがたり」の舞台が星野百貨店なので、読んでいてワクワクしてしまった。
    現在発売されているのが、9作まで。
    大事に読んで来たはずのシリーズも、あと2作で終わるかと思うと、少し悲しい…

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    2020年07月27日
  • コンビニたそがれ堂 祝福の庭

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    12月の刊行と言うことで、1冊まるごとクリスマスのお話。
    ここ最近の作品は命の重さを感じる作品が多かったので、今作に収録された話は夢があり、誰もなくならず、優しい気持ちで読み終えることが出来た。
    特に1作目の「ガラスの靴」は今まであまり出て来なかったセレクトショップの店員さんが主人公で、とても新鮮な感じがした。遠い昔に優しくしてあげた女の子が恩返しに来るのも、とても夢があって、よかった。
    もしクリスマスに奇跡が起きるのならば、私も物ではなく、もう会うことの出来ない人に会いたいと願うだろう。
    今回はクリスマスと言うことで、「たそがれ堂」に店長とねここ両方ともいて、サービス作品だったんだろうなぁ。

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    2020年07月13日
  • コンビニたそがれ堂 空の童話

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    試験勉強の為、中断していた読書を再開。
    再開1作目は試験後の頭にちょうどいい、ほっこりしたこのシリーズの第4作目。
    今作はあとがきでも書いてあるが、ポプラ文庫史上一の厚みと言う、なかなか読み応えのあるページ数。
    「空の童話」を巡る漫画家、編集者、書店員のお話と年老いた女医さんのエピローグの4編を収録。
    表題作の「空の童話」は閉店寸前の書店を舞台に描かれた年老いた店長さんと、心優しい書店員さんのお話かと思いきや、途中から闇の組織の小鳥遊さんや宇宙人のスミスさんが登場し、一時はどんな展開になるかと思ったけど、ラストは安定のほっこり。
    決して優しい面ばかりではなく、悲しいこともたくさん描かれているけ

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    2020年07月06日
  • コンビニたそがれ堂 花時計

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    今回のたそがれ堂は、時を戻せる魔法の物語でした。
    これを読みながら、自分自身のあの時あーやっていれば良かった。こっちを選べばよかったな
    って思い返しました。
    けど、今の自分はあの時の選択肢を選んだから。隣にいる友達はもしかしたら居なかったのかも、なんて同時に思いました。

    過去を振り返り、今に思いを馳せることが出来る作品でした。ありがとう。

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    2020年07月06日
  • 春の旅人(立東舎)

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    画集としても楽しめそうと思い、ジャケ買い。
    偶々好みの挿絵はなかったものの、子供向け絵本として楽しめそう。
    花ゲリラの世界観が一番馴染んでいるように思う。

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    2020年06月21日
  • かなりや荘浪漫 2 星めざす翼

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    シリーズ2作目。
    読みたいと思いつつ、新型コロナの影響で大きな本屋さんに足を運ぶことも出来ず、しばらくお預けかと思っていたら、奇跡的に近所の小さな本屋さんで発見!
    暗い話題が蔓延している世の中で見つけた奇跡に、主人公・茜音との縁を感じた。
    茜音がかなりや荘で暮らし始めて、約1年後のそれぞれの登場人物の様子が描かれる。
    ユリカや美月も魅力的な人物だけど、欲を言えば、やはり茜音を中心としたほんわかした物語が良かった…
    「桜風堂」の時もそうだったけど、登場人物がみんないい人なのに、人生は一筋縄ではいかなくて、それでも頑張っていれば、道は開ける…いつも、物語の裏にそんなメッセージを感じさせてくれる。

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    2020年03月19日
  • トロイメライ

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    美しいげみさんのイラスト
    とっておきたいような宝物のような本かと思えば
    繰り返し読むには寂しすぎるお話で残念

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    2020年02月11日
  • 花咲家の人々

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    ネタバレ

    2020/1/7
    たぶん今はこれじゃなかった。
    欲してるのはこのどこを切っても美しい物語じゃなかった。
    雑多なものの中から美しいものを見つけたい。
    そっちの方が好き。
    買い物も宝さがしみたいな店でしたい方やし。
    でもドンキは苦手。
    今シャーロック(BBC)で心がビンビンなのでこんなふわふわで撫でられても皮膚に到達する前に吹き飛ばしてしまうわ。
    なんかそんな感じ。変なの。

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    2020年01月07日
  • コンビニたそがれ堂 猫たちの星座

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    絵本。ほんわか。
    夢心地。優しい。
    メルヘン。
    パステルカラー。

    そんなイメージが浮かぶ本でした。

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    2019年11月08日
  • 春の旅人(立東舎)

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    トロイメライを読んでからこちらを読んだので、いくぶん、読みやすかった。「花ゲリラ」という言葉は初めて聞いた。こんな素敵なゲリラもあるんだ。宇宙亀って!?ドロップの挿絵はカラフルでいいな。

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    2019年10月04日
  • トロイメライ

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    イラスト付きの3短編。同じ作者の組み合わせで『春の旅人』という本も出ていた。

    亡くなった人の代わりに家庭に来ていたロボットが、戦争で戦場に送られる。過去を変えようと「家族」を失った子供たちが過去を変えようとタイムマシンに乗る。

    15才になった猫が、一緒に育った同い年の少女の未来に思いをはせる。

    付喪神になったひな人形たちが、老女の看病をする。

    どれも結末がない。でも読み手にはちゃんと分かる。

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    2019年06月18日
  • コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状

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    ・雪うさぎの旅 ★★★
    素敵なお話だったが、ちょっと子供向けかも。

    ・人魚姫 ★★
    うーん、ダラダラと長かったー

    ・魔法の振り子 ★★★★
    心の中で泣いた!ハートウォーミング。
    ただ薫との思い出が長すぎた。

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    2019年06月23日
  • その本の物語 上

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    ルルーの物語がとても素敵。この物語の核の部分になるんやろうけども、ルルー以外の部分が不鮮明過ぎて…
    とりあえず下巻に期待!

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    2019年06月13日
  • コンビニたそがれ堂 猫たちの星座

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    ネタバレ

    今回もまた猫とねここが中心の優しいお話たち。命のお話はこんなに綺麗な事ばかりではないので、オバサンとしてはそこかしこが痒くなるような変な感じにもなりましたが、若い人達にはこれくらい優しく美しいお話をまずは読んでもらいたい。

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    2019年04月03日
  • アカネヒメ物語

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    ネタバレ

    風早の街を守護する純真無垢な幼い土地神様(500歳だけど)のアカネヒメと、純粋な少女はるひの心の交流のお話だった。

    どのお話も読後、心がほわりとあたたまって、ちょっと切ない。

    感情的にも幼かったアカネヒメが、はるひと関わる事で、はるひと共に成長していくのが微笑ましい。

    死んでしまったアカネヒメの想い人(想い神?)のカゼヒコが生きるパラレルワールドと繋がるお話が特に好き。

    アカネヒメが眠りについた200年後の未来で、目覚めたアカネヒメがはるひについて、はるひの子孫に言う言葉に涙が…

    「あの子はもういないけれど、あの子を愛しただけ、思い出がたくさん残っただけ、あたくしの心の中には、宝物が

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    2019年01月28日
  • アカネヒメ物語

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    【収録作品】オルゴールの秘密/夢みる木馬/たそがれの約束/人魚姫の夏/春色のミュージカル/永遠の子守歌

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    2018年12月21日
  • くるみわり人形

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    ネタバレ

    バレエの音楽では知っていたけど、あの音楽のイメージから、明るくて陽気なお話を想像していた。
    実際、装丁はそんな感じだし。
    それにしても、マリーちゃんが可愛い。
    優しくて、勇気がある。人形も、お友達だから大事にする。
    怪我をすれば看病するのも可愛い。
    こういう子、大好き。
    最初の、人形たちと化け物ネズミとの戦いはどきどき。
    ドロッセルマイヤーおじさんもユニークで好き。
    彼が語る「魔法のくるみの物語」も面白い。
    そうやって、楽しんで読んでいただけに、最後に呆然。
    くるみわり人形だった王子様と暮らす方が幸せなのかもしれないけど、家族を置き去りにすることに欠片の迷いもないの?
    残された家族のことを思い

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    2018年11月20日
  • ルリユール

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    初めましての作家さん。
    エピソードの1つ1つは、とってもいいんですよ。
    本への愛情も思い出もいいんですよ。
    おもわずウルっとするエピソードもありました。
    けれど肝心のルリユールの仕事内容の説明がほとんどない。
    更に、瑠璃の家庭環境がちょっと複雑だったりして
    その説明や思いがルリユールの仕事以上に多い。
    ファンタジーだと思ってなかったので、アレ?って思いが
    最後までズーっと続いてしまって、ちょっと残念でした。
    お盆期間中の不思議なお話しと思って読むといいかも。

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    2018年11月03日