村山早紀のレビュー一覧
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先日読んだ『風の港』の続編。
前作は春の空港の、1日を描いた作品だったけど、
今作は四季折々の空港が舞台。
今作は「再会」がテーマなので、5つの物語それぞれ
過去の出来事を回想し、思わぬ人との再会を果たす。
前作よりファンタジー要素があり、
ちょっと、不思議な世界に入り込んだよう。
どのお話も温かく包みこんでくれるような優しいお話だった。
特に印象に残ったのは
母と娘の生き方を対比した『雪うさぎの夜』
海外をさすらう娘と
山間の町で穏やかに暮らし続けた母。
どちらも人生も間違っていなくて、
それぞれに人生の旅があり、空がある。
最期に自分が、この旅が幸せだったと思える終わりを迎えられたらき -
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PHP文庫の再販版には
作者のシリーズまたぎの
嬉しい短編があったので
集英社版から掛け替えました。
よりによってクリスマスの日に
仕事も住処も失った茜音。
公園で迷子の少女に出会い
送り届けた先のかなりや荘で
温かい歓待を受けるが
高熱でそのまま倒れてしまい…。
ちょっとずつ問題を抱えているらしい
住民たちの住んでいる、かなりや荘。
茜音は、そのみんなに好かれて
大家さんから仕事と
空き部屋を紹介してもらえたけど
そこに居たのは
四十九日を迎えて成仏できずにいる
問題大ありな漫画家の霊(^_^)
この作者の語り口は好きです。
こういう悪人のほぼ出てこない物語を
欲する時もあるのだ。
創 -
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この季節になると、読書にさえ温かくなる作品を求めてしまう私です。
そんな要求に応えるように11月初めに出版された村山早紀さんの作品を読み終えました。
5つの作品とも登場する人物全てが優しくて、さすがにここまでと思う反面ここまで書かなくては、今の世の中に「優しさ」なんて存在しないと思っている人が多いのかもしれない、読み終えて直後に考えました。
印象的なのは、やはり作品最初の「星降る街で」に登場する、失恋したての青年です。都会育ちの彼が働く田舎町で、ひとりぼっちで迎えると思われたクリスマスの日、著者お得意の猫が登場、猫を介していつも通う文房具店の店員と改めて知り合うストーリーとともに、青年の -
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ネタバレ水守響呼
風早こ街在住の作家。先祖の娘が妖精から授かった祝福の力によって、異界の住人たちを左の目で見ることができる。
ひなぎく
妖怪の隠れ里から来た猫耳の少女。響呼を姉のように慕っている。
錦織寅彦
櫻文社の若き編集者。父は辰彦。
草野辰彦
クラシックホテル竜宮ホテルこオーナー兼経営者。一流の俳優でもあり、ベストセラー作家でもある。本名は錦織辰彦。
錦織羽兎彦
寅彦の曾祖父。華族の若者。竜宮ホテル創設者にして冒険家。物語めいた逸話の多い人物。魔法や錬金術にきょうみをもち、自らそれを行なっていたらしい。
檜原愛理
響呼の高校時代の同級生。竜宮ホテルにあふコーヒーハウス『玉手箱』でアルバ -
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ネタバレ花咲茉莉亜
美しい長女。千草苑の看板娘で、併設されているカフェ千草の経営者。風早の街の聖母と呼ばれている。怪奇小説とホラー映画が好き。
花咲りら子
運動神経抜群で、物事を理論的に考える。、冷静な次女。姉弟の中でいちばんの寂しがり屋だが、ひとに甘えるのが下手。
花咲桂
母の面影を残す末っ子。彼の笑顔に誰もが心を開いてしまう。植物を操る能力が徐々に身についてきているところ。
花咲草太郎
風早植物園の広報部長。かつて妻を亡くしており、完全に立ち直ったわけではない。そのため、他者の悲しみには敏感。三人の子の父親。
花咲木太郎
草太郎の父。若い頃は有名なプラントハンターだった。現在は千草苑で造園