村山早紀のレビュー一覧

  • 桜風堂ものがたり

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    あとがきにもありましたが、ファンタジーではないと…でも私的にはファンタジー。
    とても優しいお話でほっこりしました。
    良いことばかりではなく、立ち直れないくらいつらいこともあります。
    この話を読んだ人が前向きになれると思いました。

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    2024年06月18日
  • 春の旅人(立東舎)

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    村山早紀さんの小説と詩編ですね。
    村山早紀さん(1963年、長崎県生まれ)小説家、児童小説作家、絵本作家。
    挿絵は、げみさん(1989年、兵庫県生まれ)イラストレーター、挿絵画家。
    村山早紀さんが児童向けに発表した作品ですが、大人の人にも読んで貰いたい願いから生まれた一冊です。
    小説が二篇、詩が一篇の三作です。
    げみさんの挿絵が美しく、表紙からオールカラーで、この本を包み込んでいます。

      花ゲリラの夜

     小学生の理奈ちゃんの家は下宿やで、二階を学生さんに貸している。さゆりさんもそのひとりで、花が好き。じつは、ひそかに、町のいろんなところに、花の種をまいて、花が咲くのを楽しみにしている『花

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    2024年06月10日
  • 春の旅人(立東舎)

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    ほのぼのする文とイラストに、なんとなく昔が思い出されました。
    こんな気持ちを持ち続けていたいな~と改めておもいました。

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    2024年06月09日
  • さやかに星はきらめき

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    地球での人類滅亡後、宇宙に逃避。月でクリスマスらしいファンタジーを集める出版人。心温まる作品群である。

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    2024年06月05日
  • 桜風堂ものがたり

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    今の時代、本屋さんが苦しいのは誰しもが知っています。
    でも、今の時代だからこそ素敵な本を広めるためにできることもあるんだな…と気づかせてくれました。
    また、なぜ本屋さんに行くとあんなにもワクワクするのか、本屋さんそれぞれの楽しみ方も知れて心が豊かになりました。
    物語としては、本を通して主人公や周りの人々や動物が温かい気持ちになっていく素敵なお話です。
    キャラクターがどの方も素敵で、楽しくスラスラ読めました。
    心に留めておきたい言葉が沢山あり、付箋だらけになりました!
    本が好きな方は、もっと本が好きになります。おすすめです。

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    2024年05月28日
  • 桜風堂ものがたり

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    全ての物語は世界に向けての恋文なんだな、と思える作品。
    全体に流れている本とそれを売る人たちへの敬意・やさしさがとても素敵。

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    2024年05月23日
  • 100年後も読み継がれる 児童文学の書き方

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    著者の児童文学と子供たちへの愛情や眼差しを感じる文章で、書かれている内容自体は勿論だが"これが20年読まれている児童書を書く人の文章か"と思った。
    久しぶりに著者の作品を読みたくなった。

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    2024年05月22日
  • コンビニたそがれ堂 猫たちの星座

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    ネタバレ

    しっぽの短い麦わら猫は その1
    千春
    子猫。雀のように地味な毛色をしていて、てのひらに載るほど小さく痩せていて、しっぽの長さも普通の猫の半分くらいしかない。


    サンタクロースの昇天
    周太郎
    子どもたちは巣立ち、妻も見送り、広い家で一人ひとり暮らし。

    ノラ
    周太郎のうちに住み着いてくれている半野良の猫。

    樹里
    周太郎の近所に住んでいる孫のひとり。獣医大生。

    ラッキー
    周太郎が子どもの頃に飼っていた白いペルシャ猫。

    ピアニスト志望の苦学生
    剽軽な顔で笑う娘。街の密かな人気者。

    病院で泣いてる女性
    子どもがとても重い病気。

    勇者のメロディ
    ユリエ
    古いファッションビルの小さな占い屋の占

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    2024年05月03日
  • ルリユール

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    中1の瑠璃は夏休みに祖母の家を一人訪ねる。
    食堂を営む祖母は怪我で入院。
    瑠璃は1人に。

    瑠璃は散歩中に出会った不思議な雰囲気をもつルリユールのクラウディアに弟子入りした。

    装幀の修復をしたり造本したりして物語は進む。

    現代のおとぎ話だった。

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    2024年05月02日
  • コンビニたそがれ堂 神無月のころ

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    ネタバレ

    序章 神無月のころ
    瑞穂
    小学六年生。

    チイコ
    黒い野良の子猫。

    たそがれ堂の店長
    会議があって、遠くに行ってる。

    たそがれ堂のバイト
    紺色の地に、いろんな秋の花の模様が描かれた着物、その上にエプロンドレスを重ねた、高校生くらいの、かわいらしい黒い長い髪のお姉さん。化け猫ねここ。


    幻の遊園地
    哲也
    かわいいものと美しいものに目がない若者。コンビニ桜でバイトしている。

    昭子
    哲也と同じマンションの住人。

    昔の哲也
    昭子が小学四年の時に隣に引っ越してきた同い年の男の子。


    夏の終わりの幽霊屋敷
    夏野真昼
    廃墟一歩手前の洋館を受け継いだ。翻訳の仕事をしている。

    小和田美鈴
    真昼の叔

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    2024年05月01日
  • コンビニたそがれ堂

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    ネタバレ

    リカちゃん人形の話があって、内容が楽しいイメージだったけど、意外に切なくて面白かった!

    猫が人間になる話があって、好きな親戚の男の子に自分が猫だということを言ってはいけない(言うと死んじゃう)のに、キスをして言ってしまった!

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    2024年04月18日
  • 桜風堂ものがたり

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    本屋さんの、心温まる物語です。

    私は書店で働いたことはないのですが、この本を通して書店員さんのお仕事や、普段考えていることなどを知ることができ、より本が好きになりました!
    本屋さん巡りをしてみたくなりました。

    また、本の帯に書いてある「涙は流れるかもしれない。けれど悲しい涙ではありません」の言葉を意識しながら読み進めていたのですが、初めは帯の言葉に違和感を感じていました。しかし、最後の最後で「そういうことか!」となるようなちょっとした仕掛けがありました。
    帯も含めて1つの作品だということを実感しました。

    続編もあるそうなので、今から読むのがとても楽しみです!

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    2024年04月16日
  • 百貨の魔法

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    ネタバレ

    桜風堂物語に出てくる星野百貨店のお話。
    ちょっとレトロな雰囲気の百貨店はほんと素敵なんだろうな〜、と想像が膨らむ。
    登場人物はほぼ全員いい人。
    優しい人しかいない世界。
    ほっこりしたい時にいい作品。

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    2024年03月25日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    桜風堂物語の続編だと知り、楽しみにしていました。
    主人公、一整の周りに集まる人は
    誰もかれも優しく温かでそっと手を差し伸べてくれるそんな人ばかり。
    読みながら、私までとても居心地が良く、ずっとずっと見ていたいような、続いてほしいような
    そんな物語でした。
    私にとって
    本屋は昔から、憧れの職業でしたが、
    あらためて、これほど奥の深い、仕事だと初めて気づきました。
    みなさん、本に対する愛がいっぱいで自分の仕事に誇りを持ち楽しく働いていて、
    街のこういう本屋さんが、閉店することなく
    ずっとこれからも続いてほしいです。

    心に残る素敵なお話でした。

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    2024年03月22日
  • コンビニたそがれ堂

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    最近自分は疲れているのかもしれない。表紙だけ見て中身を知らずに買った本が、優しいお話である率がとても高い。
    読み切り短編集で、どれも心がほんわか温かくなったり、しんみりキュンとしたり、ほっこり笑えたり、いい話ばかりで読みやすかった。

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    2024年03月21日
  • さやかに星はきらめき

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    今から遥か先のお話。
    地球が住める環境じゃなくなって、月などに移住した時代。
    ネコビト、イヌビトなど色んな種族がいてファンタジー要素があり面白かったです。

    クリスマスにちなんだ昔のお話が収録されています。
    どれも暖かく、ほんわかするお話でした。
    特に魔法の船が好きです。

    ただ、主人公の話とお話のバランスが個人的に良くなくて…どっちか重点的に置けば読みやすいのになと思いました。

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    2024年03月20日
  • 百貨の魔法

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    温かい気持ちになれるとともに、百貨店に行きたくなりました。ただ買い物をする場所ではなく、そこには大切な物語がある。どのストーリーもとても面白かったです。

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    2024年03月07日
  • 桜風堂夢ものがたり

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    桜風堂店主の言葉に『本を読むとは他人の人生を生きるということだ。自分ではない誰かの人生を辿り、その心で生きてみるということだ。…ひとは、一冊本を読むごとに、きっと、その本の分だけ、優しくなれるんだと…。ひとは本がなければ、ひとりぶんの人生しか生きられず、…』と本を売るという仕事が大好きな理由のひとつとしてあげている。そうだよなぁ。と改めて思う。
     本を読むことが習慣化されていればそんなに意識することがないのだが、普段あまり読書をしない人にとっては、何が良くって読むの? 何が楽しいの?って思いを持つらしい。ごくたまにだが、そう言われたりする。今度聞かれたら店主の言葉を伝えようと思う。その通りだと

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    2024年03月04日
  • 春の旅人(立東舎)

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    とにかく絵がきれい。
    絵に惹かれて手に取った。
    最後の『ドロップロップ』はページを開くと右のページに文章、左のページに絵というと構成。
    ページが進む毎に成長していく女の子。
    大人になってもドロップは心も満たしてくれる存在なんだろうなあ。

    何度も開いて見たくなる1冊だ。

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    2024年02月20日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    ネタバレ

    桜風堂ものがたり続編
    人と人との繋がりに感動しつつ
    登場人物が優しい人ばかりなんだけど、
    中にはちょっと嫌なことも。
    人間臭くて良かった。

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    2024年02月18日