村山早紀のレビュー一覧

  • みまもりねこ

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    何十年ぶりかの絵本

    優しい猫と小さな女の子そして優しい町の人は優しく暖かい絵で登場

    昔飼っていた猫たちを思い出し
    最近ネコに会わないなぁとちょっぴりさみしく思い
    日向ぼっこしながら読みました

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    2025年02月23日
  • 風の港 再会の空

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    2022年に刊行された『風の港』に続くシリーズ第二弾。

    「十二月の奇跡」
    「雪うさぎの夜」
    「竜が飛ぶ空」
    「屋上の神様」
    「夢路より」
    空港を舞台にした5話収録の連作短編集。

    副題に『再会の空』とある通り、其々の再会に胸が躍り心弾み、時に涙が零れる。

    第一話から良かった。
    病を抱えた60代後半の男性の奇跡的な再会。
    もう泣くしかない。

    第二話では私の故郷・富山の物語が描かれており方言と雪深い実家の風景を思い出し郷愁に浸った。
    故郷を想う時、そこにはいつも家族の笑顔がある。

    村山早紀さんの作品はあたたかだ。
    読後は優しさに包まれる。

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    2025年02月17日
  • 魔女たちは眠りを守る

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    長い長い時を過ごす魔女たち。彼女らから見ると短命な人々とほんのひとときを共に過ごし、去っていく。たくさんの出会いと別れを繰り返す。
    しかし、一つ一つの出会いが思い出となり、愛おしく感じている。

    私たちが過ごす日常は、だれの記憶にも残らない吹けば飛ぶような儚いものである。けれどそのひとつが積み重なって、人生が交差して、時は流れている。
    魔女たちはそんな人々の時の流れをあたたかく包むような優しさと共に見守っている。

    そんなゆっくりと穏やかなファンタジー。

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    2025年02月16日
  • 風の港 再会の空

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    じわーとくる珠玉の短編集。短編は好きではないのに…村山さんうまい。未来に向かって飛び出す空港が舞台なのに死の影漂う作品多いのは気になるが、青空が広がる寒い冬の一日、心はポカポカ温まる。

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    2025年02月15日
  • 風の港 再会の空

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    【収録作品】
    第一話 十二月の奇跡
    第二話 雪うさぎの夜
    第三話 竜が飛ぶ空
    第四話 屋上の神様
    最終話 夢路より

    ファンタジー風味の温かい物語。
    できすぎなくらいよくできたお話なのに、ただただ涙が流れるのはなぜだろう。著者の紡ぐ物語はなぜか心に響く。

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    2025年02月13日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    ネタバレ

    月原一整
    桜風堂書店書店員。元銀河堂書店文庫担当。山間の小さな店の再生に取り組む。他者と関わることを避ける傾向にあったが、多少変わってきたらしい。書評ブログ「胡蝶亭」の書き手。

    卯佐美苑絵
    銀河堂書店児童書担当。内気で美しい娘。絵を描くのが得意。一整を心ひそかに慕っている。

    三神渚砂
    銀河堂書店文芸担当。若きカリスマ書店員。苑絵とは幼馴染。書評ブログ「星のカケス」の書き手。

    柳田六朗太
    銀河堂書店店長。業界の風雲児と呼ばれた豪快な男。万引き事件で店を辞めた一整を、なにかと気遣う。

    金田丈
    銀河堂書店のオーナー。裕福な実業家。戦後、灰燼に帰した風早の駅前商店街を復活させた地域の偉人。

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    2025年02月03日
  • コンビニたそがれ堂 空の童話

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    シリーズもの。

    本当に欲しいものがあるときにたどり着く不思議なコンビニ。
    欲しいものが自己中心的すぎないのがいいなと思いました。

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    2025年02月03日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    続編。

    町の中に本屋があり続けるのは、もしかすると奇跡なのかもしれません。
    他の世界に誘ってくれる本屋は、これからも町の中であってほしいです。

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    2025年01月29日
  • 魔女たちは眠りを守る

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    とても優しい世界のおとぎ話のような短編。
    人間って弱く儚い生き物なんだなと魔女目線で感じることができ、不思議な気持ちになった。

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    2025年01月03日
  • 街角ファンタジア

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    ファンタジーといっても夢の軸で描かれているので、どこか現実味もある、ひょっとしたら叶うのではないかと思う物語だった。
    短編集5話の構成でその中でも「その夏の風と光」
    こちらは戦争時代の本好きの少年、戦後平和な時代の本好きの少年をつなぐ物語。
    悲しくも、温かいものでした。
    もちもん同じ時代を生きているはずもなく、どう繋がるかはファンタジーの世界だとして…
    「人と本と人の繋がり」がとても尊いものと感じる物語でした。
    家族でも友人でも本が好きだという人が周りにいれば「この本、あの人が好きそうだな」と思ったり、おすすめされた本は「あの人と一緒に読んでる気分」とか、「この本を読んで何を思ったのかな?」と

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    2024年12月31日
  • 街角ファンタジア

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    年末に読むのにぴったりの、やさしい読後感を得られる短篇集。
    クリスマスイブに猫を助けた青年に起きた奇跡「星降る街で」、漫画を描くのが好きだったおじいちゃんが始めたレストランの行く末は…「時を駆けるチイコ」、閏年の深夜0時にそこに行くと心から会いたい人に会えるという「閏年の橋」、戦争中に一人寂しく亡くなった本好きの少年の幽霊「その夏の風と光」、疎遠になってしまった幼馴染との関係を描いた「一番星の双子」の5篇が収録されている。
    どれも村山さんならではの猫・魔法・癒しが描かれている。「星降る街で」、「閏年の橋」が特に好みだった。

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    2024年12月21日
  • 魔女たちは眠りを守る

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    ジャンル的にはファンタジーかもだけど、中身は泣けるヒューマンドラマ系のお話です。
    人間よりも長生きで、人助けが好きな、魔女という種族と、そんな魔女に出会った人間たちのお話です。舞台は海辺の街で魔女は主に海辺の街を訪れた若い魔女の七瀬と街を守護する魔女のニコラ。
    そんな2人と各章毎に出会う人間たちが主な登場人物です。寂しくて、切なくて、優しくて、暖かいお話で、各章毎に涙が出てきてとまりませんでした。
    今ある日常を大切に過ごそうと思えるそんな1冊でした。

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    2024年12月15日
  • 桜風堂ものがたり(上)(PHP文芸文庫)

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    はじめに子猫の話が出てきて、それが子猫目線で語られており、それだけで猫派の私は心をわしづかみにされてしまった。その後しばらく子猫のことには言及されず、ずっとあの子猫はどうしたかなぁと気になりつつ聴いていた。子猫は後半あたりから形を変えて物語に絡んできて。。。物語に縦糸と横糸があるなら、子猫は斜めに縫われた糸みたいに絡んでくる(うまく言えないけど)たまに表にでてくる糸目みたい。
    猫だけでなく、それぞれの登場人物の人生が糸となってお互いに絡まりながら織り上がっていく作品かなぁ。

    物語りの始まりのころ、主人公の一整につらい出来事が起きるのだけど、それが本当にひどい出来事で、聴いている私もつらすぎて

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    2024年12月15日
  • 街角ファンタジア

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    ここ温まるお話ばかりで、出てくる猫たちも可愛くて、やっぱり好きだなぁと思います。
    私の心がグラグラ揺らいで、うまくいかないことにイライラして、こんな自分を嫌いになるけど、でも、大丈夫!って言ってもらえてるみたいで、ホッとする。
    みんな、幸せになっていいし、みんなが幸せでありますようにと祈れる世の中になればいいなと思います。

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    2024年12月08日
  • コンビニたそがれ堂 夜想曲

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    本当に欲しいものがある人だけが、行き着くことができるコンビニ、たそがれ堂。
    ほんのり昭和の匂いがする神様の運営するこの店。今回はSF風のものもあり、楽しかった。

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    2024年12月08日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    「桜風堂書店ものがたり」の続編。ある人気時代小説シリーズ最新刊が桜風堂には未配本で悩む一整に銀河堂書店から連絡が入る。オーナーの書店への深い想い。三人の人気作家のサイン会に街のロマンチックなお祭り、本のある空間に宿泊と本好きなら遠くても行きたくなる企画。実際どこかでやったら行くだろうな(笑)リアル書店への思いは様々だけど無くなってしまったらもう二度と戻らない、そうなんですよね。だからリアル書店で買い物をしないと、とまたさらに思います。

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    2024年12月08日
  • 街角ファンタジア

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    心温かくなる短編集。
    5つの話があり、どの話にも猫が出てきており、猫好きな方にもおすすめしたい1冊。
    どの話も読んでいてうるっときて、私は特に「星降る街で」と「閏年の橋」が好きでした。

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    2024年12月05日
  • 百貨の魔法

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    風早の街に戦後の復興を願い仲間と建てた星野百貨店。
    物語はそんな非日常的な百貨店が舞台だ。
    そこには一つだけ願いを叶える魔法使いの子猫がいる。
    皆が人生の帰路で願うこと、その願いの裏側にはどのようなストーリーがあるかを描いた作品だ。
    温かい気持ちになった。

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    2024年12月03日
  • 街角ファンタジア

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    現実のような夢のような。悲惨な時代もあった。今はどうだろう。せめて優しい世界を感じていたい。そんな読み心地。
    著者のあとがきにほっこりしました。

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    2024年12月01日
  • 桜風堂ものがたり(下)(PHP文芸文庫)

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    本、書店と書店員に対しての作者からの愛が溢れるエールのような本。今は本当に書店に厳しい時代である書店を残そうと思ったらその書店経営側の人間だけでなく訪れる利用者も巻き込んで努力しないといけない時代、みんなで努力しても閉店しまう書店が後を経たない、そんな時代です。銀河堂、桜風堂書店がこれからどうなるのか、見守っていきたい。

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    2024年10月23日