奈良千春のレビュー一覧
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秘祭、因習が主題になっている作品といえば沙野センセの超隠微な輝血様とか蝶楽とか一番に思い浮かびますが、砂床センセのはどちらかというとリアル感あるサスペンス系に属するストーリーでした。
大学院で民俗学を研究している主人公の朔弥が、秘祭を調査するため孤島に潜入しますが拉致され海神に祭り上げられてエロ神事のいけにえにされてしまう…という定番王道展開。
エロ神事万歳!
と叫んだものの、そんなにエロくはないですね…でも、夢中になって読んでしまったんですけどね~
隠微なムードよりも、現実的な謎とキケンに心を奪われてしまいました。何が起きるかわからない恐怖感がすごかったです。朔弥が果たして無事危機を乗り越え -
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▼あらすじ
堅実な就職先、型どおりの結婚。
今まで常識的に生きてきた川崎は、ある事情から会社をリストラされてしまった。
川崎は躊躇いつつも、男ばかりが集う高級クラブに再就職する。
オーナーの鮎川の「身を売る必要はない」という言葉を信じたのだ。
だが、地味で冴えない川崎にやっとついた指名客が求めたこととは……!?
「本当は、嫁さんにねだられなくなってホッとしてるんじゃないのか? 女なんか嫌いなんだろう?」
川崎のついた「嘘」を知っているかのように、川崎を脅し、追いつめてくる鮎川。
黒い魅力に、秘められた願望は暴かれていく――!!
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受けが既婚者でしかも子持ち(39歳)っていう設定が良か -
Posted by ブクログ
ネタバレ千地さんの作品は読みながら引っ掛かるというか、所々突っ込みたくなる箇所があってストーリーに入り込むのに少し時間がかかる。でもキャラの魅力が自分にハマッてだんだん引きずりこまれるとグイグイ読まずにはいられない引力を発揮する。
今作はかなりファンタジックだったなぁ(笑) 実際にはあり得ない設定で、でもそれがあり得ることが大前提のストーリーだから、そこの違和感を乗り越えられれば楽しめると思う。
※ 私が気になったのは、生まれつき色盲なのに『黄色』がどんな色か理解しているのは何故か…という。人間が小さくてスイマセン(/´△`\)
お互いの過去を乗り越えていく素敵な話ではあるので、キャラに好感が持てれ -
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シリーズ最終巻
双葉のいない町。
それでも日々は過ぎていく。
美濃島の事件は後を引き、診療所周辺はいまだ不穏な雰囲気で坂下も気を休める時がない。
そんなとき、斑目の医師復帰の為に離島へ誘う話を耳にして葛藤する坂下。
斑目の為には快く背中を押してあげないといけないのに、こんな状態のまま町に残されるのはイヤだと思ってしまう。
斑目はそんな坂下に何処へも行かないと告げるが、、、。
あー、終わったなぁ。
というのが感想。
神の手を持つ斑目はやっぱりお医者さんとして再起してほしいし、と思ったらこの町からは離れないといけないし、と私も坂下のように一緒に悩んでしまいました。
でも、お互いが成長してい -
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ネタバレ酒井祥貴は幼い頃に両親と姉をひどい殺され方で殺され、その復讐を果たすためだけに、はるばるフランスまで渡り、傭兵部隊へと入り、訓練を積み、憎っき家族の敵に復讐するためだけに、日本に戻ってきた。
復讐の相手は「長殿俊臣」。
祥貴の父の死後、祥貴の父が経営していた会社をのっとり、裏にも表にも通じ、好き放題している男だった。
祥貴はそんな相手の隙を狙い、命を奪おうと試みるも、相手の思わぬ反撃に遭い、それを果たせなかった。
それどころか、逆に相手に捕らえられ、拷問されることになってしまう。
祥貴は長殿の部下たちに、拷問を受けることになるが、どんないひどい拷問を行われても、祥貴は決して自分の背 -
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ネタバレ内容は引き込まれるけれど、この回の終わりがはっきりと「続く」終わり方だったので、完全燃焼していないという意味で★4つとしました。
で、実を言うと、英田サキさんは好きな作家さんだけど、奈良千春さんの絵は少し前までちょっと苦手だったので、敬遠していたシリーズ。
だけど、いろんな作品を読んでいるうちに、奈良さんの絵は作品をさらに生きたものにしていると感じた。そしてエスシリーズを見て、奈良さんのうまさを改めて実感。
ストーリーの方は、本カプの宗近×椎葉よりも、義兄の篠塚の方が気になる!
「裏管理官」ならぬ「裏の主役」だと思う。
ただ、五堂が本筋だったからか、公安(監察)が出てきた割には、公安の方