青柳碧人のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
みんながよく知っている昔話を元に、そこにミステリー要素を加えて仕上げた作品。
元になった昔話は桃太郎・花咲か爺さん・一寸法師や浦島太郎など。
話の筋は多くの方が知っているでしょう。
大筋は元の話を生かしてあります。
花咲か爺さんは枯れ木に花を咲かせるし、桃太郎は鬼ヶ島へ鬼退治に。
そこに作者が死体をチャチャっと加える。
元の話を知っているだけに、想像しやすく読みやすい。
ミステリー初心者の方も読み進めるのが苦ではないのでは無いでしょうか。
ミステリー部分も密室があったり、それなりに面白い。
ミステリーの世界への入り口としてアリだなと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ留年して2回目の大学3年生の秀次と、日本文化が好きだけでなく、豊富な知識のある留学生ケビンとのコンビが活躍する謎解きミステリーの2作目。
前作に引き続き、秀次たちは、何度も事件に巻き込まれ、時には犯人の疑いをかけられたりしてしまうが、そのたび、ケビンの洞察力をもってその謎を解き明かしていくというストーリー。
ただし、せっかく犯人が分かっても、自称「ロサンゼル帰りのキレモノ美人刑事」と自意識過剰な女性刑事に我が物顔ですべて手柄を持っていかれてしまう・・・
個性的な登場人物たちの、軽快で、時にはちょっとハチャメチャなストーリー展開もあるけど、面白く一気に読んでしまった。
さて、 -
Posted by ブクログ
おじさんにクッキーとワインを届ける途中、赤ずきんはピノキオの右腕を拾いました。ピノキオは体をバラバラにされていて、赤ずきんはそれらを集めるために旅に出ます。
ところが、向かった先で起きた殺人事件の犯人として逮捕されてしまい……。
『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う』の第2弾。
映像化もされた童話×ミステリシリーズの第2弾。
ピノキオの他、白雪姫や三匹の子豚、ハーメルンの笛吹き男など、有名な童話をテーマにして繰り広げられる連作ミステリです。
慣れ親しんだ童話が、ちょっとダークな世界観で事件の舞台になっているのが面白い。
ただの「お姫様」「魔女」などのアイコンとしてではなく、それぞれ欲望や望 -
Posted by ブクログ
昔話にミステリーを掛け合わせた短編5編。
表紙の絵は嫌いですが、中身は楽しめました。
昔話が実はブラックでっという展開かと思ったら、さまざまな事件を絡めたミステリでした。
■一寸法師の不在証明
一寸法師が鬼と戦っている間に起きた殺人事件。
犯人は一寸法師?しかしその時、一寸法師は鬼の腹の中だった..犯人は誰?
そして事件の真相は?
うまい、唸りますね。
これは良かった。
■花咲か死者伝言
殺された花咲かじいさん。じいさんはダイニングメッセージを残していました。それをもとに犯人は誰?
探偵役は犬
これも良かった。
■つるの倒叙がえし
これ、ちょっと難しい
時間軸もずらされて、むむむっといっ