【感想・ネタバレ】怪談青柳屋敷のレビュー

あらすじ

実は無類の怪談好きだった著者が、自ら体験あるいは学生時代から蒐集し続けている怪異譚の中から、とっておきの49篇を収録――深夜に帰宅したのは誰だったのか?(「夫の帰宅」)。心霊スポットの海岸で少年たちを襲った異変(「そこは海」)。夜毎バーに現れる奇妙な少女(「防空頭巾とタバスコ」)――人気ミステリ作家が書き下ろした初の実話怪談短篇集。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ミステリー作家・青柳碧人さんが経験した怪談や知人から聞き集めた怪談の短編集。どのお話も面白い。ぞくっとくる。

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2024年08月19日

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怪談好きの作家青柳碧人が体験または他者から聞いた実話から選んだ49話。細々としたちょい話がリアル怖さを感じさせ、なかなか面白く読んだ。
見える人、感じる人がこの世の中には結構居るのだなぁーと思った。青柳屋敷というネーミングと表紙カバーのセンスがよき。[購入本]

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2023年12月11日

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怖い話が本当に好きなんだろうなと伝わってくる本だった。
もう少し青柳さんのホラー小説とか読んでみたくなる。

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2025年07月15日

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怪談短編集で読みやすかった
電車の中で読んでいたが、きりがよく
読めた
ぞっとする話や不思議な話が多かった
話の終わらせ方もふわっとしていたが
そこが自分には良かった
実際の怖い話もこんな感じで終わると
思うのでリアルでした

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2024年11月23日

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 「実話怪談」がテーマの掌編が49篇収録されており、「うわ、怖い」というゾクッとする怪談もあれば『世にも奇妙な物語』のような「怖いというより不思議な話」というテイストの怪談もあってバラエティに富んでいた。また作者のあとがきに書かれていた「本格ミステリーと怪談の共通点」は「作家ならではの着眼点だな。」と感心した。

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2024年06月22日

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映像のホラーは苦手なんですが、文章のホラーは大好き。
その中でも怪談は聞くのも読むのも大好きなんですよね。
更新はできていないのですが、怪談師の方の書籍化とかも数冊読んでいた後に、この本に出会った。
ミステリーも好きなので「あれ?赤ずきんちゃんの先生では?」くらいな勢いで帯とかも読まずにレジに行ってました。

怪談、されど文章。

改めて思い知らされた気がします。
読んだら分かる・・・この文章の違いよ。
「趣味、怪談」の作家先生増えないだろうか。

【怪談師〜本を出す】じゃなくて【小説家〜怪談本】。
怪談は聞くのは良いけど、文章になると好きじゃないって方、けっこう居ると思うんですよね。
そういう人、騙されたと思って読んでみたら楽しめるかも!

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2023年11月16日

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実話怪談の超短編49編あるお話
ひとつの話は2~4ページくらいなのでサクサク読めて、
怖すぎず程よいゾクッと感が良かった

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2025年08月23日

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実話怪談なのでそこまで怖くはないけれど、あとがきの怪談好きは民度が高い人が多いというのはその視点になるほどと思った。
怖いながらも楽しめる感性はいいよね。

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2024年11月24日

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短い怪談の寄せ集め。
似たような話はまとめて章ごとに編成されている。
元々怪談は読まないし、何も見えないので、淡々と読みはしたのだけど、この作者様の文章は好きなのでサクサク読めて楽しかった。
満足度は高め。
いくつか、結局その先どうなったんだろう…と気になってしまって、そういうのがまた怪談のいいところなんだろうなーと改めて思った(ミステリなら回収してくれないと困るものねぇ)

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2024年08月18日

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テンポ良かった感じでした。
怖いやつも何個かあったり少し面白いものや不思議なものもありました。
個人的にホラーは解決しない方が好きなので楽しめました。

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2024年05月30日

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趣味が「怪談」だという著者が集めた怪談集。

各話短めだしサクサク読めました。
人から怖い話を聞く系の、オチがなかったり答えがなかったり、な怪談話。
何かわからないのが逆に不気味。
「相部屋ゆうれい」のコメディ系も面白い。仮名の付け方からギャグなんだもん(笑)
いつか屋敷が増築されるのも楽しみ。

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2024年05月10日

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実話怪談は好きなのに、超短編がいくつも入っているせいか、読んだ端から忘れてしまう。
それなりの量を読んでいるはずなのに覚えていないので、知っている怖い話を披露できる人が羨ましい。

今回の話で印象に残ったのは、「押し入れの女」。
霊を見たということよりも、校長先生のプロ意識というか考えの深さにとても感動。

「炎天下」も、たしかにイミカワで可愛い。
そういえば、お地蔵様をちょっと乱暴な遊びに巻き込んで(?)いた子どもたちを叱った大人が、「せっかく子どもたちと遊んでいたのに!」と逆にお地蔵様に叱られて高熱を出してしまったという話を珍しく思い出す。
お地蔵様である地蔵菩薩は子どもの守り神とも考えられているので、子どもとのエピソードが多かったりするのだろうか。
覚えてないけれど…。

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2023年08月12日

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作者がこれまでに聞いたり実際に体験した実話の怪談49篇。
だいたい2~3ページ、多くて6ページくらいの超短編。
解決していく訳でもないので、盛り上がってきそうと思ったくらいにフッと終わってしまう感じの短さ。
どれもあっさりめだけど、気軽に楽しく読めた。

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2023年08月03日

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作家の青柳碧さんが、趣味で集めた怪談です。ワタシ的にはめちゃめちゃ怖くないので寒くならなかったけど、他の人には怖いかもしれないな。

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2023年07月29日

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怖がりのくせしてこんな怪談を読んでいられるのは、私が20年前から住んでいる家、そして死ぬまで住むであろうこの家には何も曰くがないとわかっているからなのですよね。しかし本書を読むと、今ここに何もなくても、どこかから連れられて来る可能性はゼロではないなと思ってゾーッ。

中扉が何気なく怖い。夜中に読んだら怖すぎる話もあるけれど、そこは「イミカワ」。おどろおどろしい図も明るいほうに想像して「カワイイ」と思うことにします。

もういい加減やめようと思いつつ読んでしまう怪談。寝るときに思い出さずに済むのはおそらく歳のせい。

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2023年07月15日

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実話怪談作家じゃない作家さんの実話怪談ということで趣味で集められてるそうなのでめっちゃ楽しみにしてました!
シリーズ化希望!
もっと不思議に振り切ってもらいたい気持ちもあります!
『結界』『水場には張ってないね』『予兆』『都会の熊』『K城』『人形の口』『きみどり色』『それだけは言えない』『どこ行っちゃったのかしら?』が面白かったです!
『きみどり色』は肉丸の匂いがする。きみどり色のゼリー状の物体。怪しい。
『どこ行っちゃったのかしら?』は絶対に記憶を食べられちゃったんだと思う。

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2023年05月27日

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実は無類の怪談好きだったミステリ作家・青柳碧人さんが、学生時代から蒐集し続けている怪異譚の中から選りすぐりの49編。


ミステリ作家、青柳碧人さんの集めた、実話怪談短篇集。
青柳さんが自分が体験した、あるいは人から聞いて蒐集した話の中から「実話怪談」といわれるタイプの物を集めた一冊です。

いわゆる実話怪談と言われているものって、案外怖いなと思う話は少ないような気がしていて、この本もどちらかと言えばちょっと面白いのではと思うような話から、少し不思議な話、そわっとするような不気味な話、人間の方が怖い話など様々。
怖い話を期待している人には残念かもしれませんが、震えあがるほど怖いような話は(個人的な意見ですが)ありません。
ですが、その怖い話としてのクオリティの不揃いさが逆に知り合いから聞いた怪談っぽい、身近な感じで良いです。
修学旅行の夜に友達と話す怪談みたいというか。日常のすぐ裏にある非日常といった感じ。

章終わりに挟まれる怪談蒐集にまつわるコラムも面白かったです。

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2023年05月16日

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