【感想・ネタバレ】令和忍法帖のレビュー

あらすじ

忍者はあなたのすぐそばに

普段は会社員、キャバクラ嬢、小学生……
しかしひとたび事件が起これば、命をかけて日本を守る!

江戸時代、徳川幕府の安寧を陰から支えてきた「忍び」たち。明治維新を機にひっそりと姿を消したと思われていたが……実は新政府の警察制度に組み込まれていた。
警視庁警備企画課諸犯罪対策係、通称マルニンに所属する甲賀忍者、白神蝶三郎を司令塔に、現代に生きる忍者たちが躍動、疾走する。

手足に微細な毛を持ち、どんなところでも上ることができる木陰良則。
相手の懐から物を抜き取る「懐中殺」の使い手、雲川セイラ。
どんな毒でも死なない体を持つ毒術使い、赤味敦彦。
手裏剣をはじめ小物を巧みに操り、敵を攻撃するくノ一、一ノ坂はるみ。
息継ぎなしで長時間水中活動ができる潜水術の名手、小岩瀬新八。

現代まで忍法を受け継いできた甲賀流忍者たちが、
最後に闘うこととなる、最強の敵集団とは!?

忍者たちの日常と活躍を描く連作ミステリ短篇集!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

現代忍者ミステリ。こういうぶっ飛んだの大好き。連作短編集だから、前の話の忍者が思わぬ活躍を見せたりして嬉しい。小学生くノ一・セイラちゃんが通して良い味出してるので、シリーズ化して欲しい!!!

0
2025年04月29日

Posted by ブクログ

忍者モノはこれくらいの軽さがちょうど良い。
そして意外にも本格ミステリ。
赤ずきんちゃんシリーズも面白いけど、こちらも良いぞ。登場人物のキャラもたっていて読みやすい。
これもシリーズ化されるのでは?続編待ってます。

0
2025年04月25日

Posted by ブクログ

令和でも暗躍する甲賀流忍者たち。忍者たちそれぞれのキャラが立っていてエンタメに振り切ってるので、マンガやアニメを見てるような感覚で読めて読書初心者でも楽しめそう。

0
2025年08月03日

Posted by ブクログ

令和を生きる忍者の末裔が事件を解決していく。
普段は一般社会で普通に暮らしているが、警察からの依頼を受けた各々が、各々が受け継いで来た忍者の技を駆使して事件を解決する。
あり得そうであり得ない設定だけど、相変わらずこの作者のミステリーは面白い

0
2025年04月12日

Posted by ブクログ

人知れず令和の世の中に忍者の末裔が!
先祖からの代々受け継がれた特技や体質を駆使して、警察から持ち込まれた案件に対応していきます。
連作で主人公も変わっていきますが、どのキャラも面白くお互い助け合っている甲賀忍者の末裔達が生き生きと書かれています。
続編読みたいです。

0
2025年04月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

令和の時代の忍者がテーマのオムニバス連作短編集。

現代に溶け込む忍者達の仕事が斬新でした。
お気に入りは「アイリよ銃をとれ」

キャバ嬢の忍者・アイリが両親を亡くしてキャバ嬢として働く裏側で忍者としての姿が格好良かったです。
見た目はギャルだけど、幼馴染の敦彦への想いが乙女で可愛かったです。

0
2025年04月09日

Posted by ブクログ

令和の時代、常人離れした身体能力を駆使して人知れず任務に当たる忍者たちが存在した。彼らは代々受け継ぐ体質と修行を活かし、様々なミッションをこなしていく。痛快な連作アクションミステリです。
誰も彼も超人としか言いようがありません。そしてキャラ立ちも抜群。実に楽しい一冊でした。でもミステリ的な部分もしっかりありますよ、もちろん。いろいろとんでもない気はしますけれど。
お気に入りは「毒を食らわばドルチェまで」。七十人以上を殺害した「毒殺般若」というどえらい犯罪者が登場しますが。被害者たちが殺された理由と多種多様な毒のルールが……! これは驚いていいのか、笑っていいのか。そんな動機で殺されるの、めっちゃ嫌だ。
キャラクターとしては一ノ坂がお気に入り。能力の凄さもさながら、けっこうしぶしぶやってる感があったり、片思いしてたり、人間らしさも魅力でした。でもってダントツでカッコいいよね。

0
2025年04月08日

Posted by ブクログ

青柳先生の本を久しぶりな読破。

昔からいた忍びの一族が、令和の時代でもひっそりと、体質を遺伝させながら生きてるよ、実は警察の裏?でも繋がってて、事件解決に一役買ってるよ、みたいな本。

正直タイトルみてもそうだろうなーとは思ってたし、覚悟はしてたんやけど、やはり歴史的な部分の話がちらほら。
歴史分野は苦手なので、ちょい苦労してしまった……
専門的な分野も多く、よくぞここまで感でしたね、歴史とか忍びとか好きな人には、楽しく読めるのかもしれないですよ?たぶん!!ฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

0
2025年08月26日

Posted by ブクログ

忍術というか特殊体質家系の一族で面白かった。壁にくっつくのは普段困りそうだけど調節どうやってるのか気になる。それも修行か。

0
2025年07月05日

Posted by ブクログ

甲賀忍者の末裔が警察の依頼で事件を解決する連作短編集。この忍者たちの能力が、手足に微細な毛を持ちどんなところでも上ることができるとかトンデモ設定で笑った。
解決する事件も突拍子もないもので、「毒を食らわばドルチェまで」の連続殺人の真相には目が点に。
ライトな読み心地でなかなか面白かった。

0
2025年07月03日

Posted by ブクログ

令和に存在する忍者の物語ですね。
全5話。
気軽に読めて面白かったです。
昭和の三億円事件が出てきたのが意外でした。
大阪万博など昭和を思い出しますね。

0
2025年04月16日

Posted by ブクログ

現実世界に忍術の使い手がいるとしたら…そう考えながら楽しく読ませていただきました。
人知れず、危機を救ってくれるヒーロー的な忍者はかっこいいなぁと思います。

0
2025年03月18日

Posted by ブクログ

こうゆうストーリーは、私には読書では不向きだった。SFとか謎解きって、ドラマだと見れるんだけど、文章だとすごく考えちゃってダメだ…
映像になったら面白いんだろうな。

方言が出たので蛇足。
「えっと」の方言は、広島ではあんな感じで使うんかなぁ。私は山口だけど、えっと、って自分の事を言う時には使わんくて、人に対して否定的な事を言う時に使うかなぁ。えっと食べんさんな、とか。
文中のあの文脈なら「よーけ」の方がまだしっくりくる、けど、やっぱり人に対して使うかなぁ。よーけ食べんさい、とか。広島と山口、近いけど微妙に違うんよなぁ。方言って面白いね。

0
2025年03月16日

Posted by ブクログ

令和版の甲賀忍法帖を若干だが期待していたのだが、表紙を見ただけで違うよなぁ~、どうみても。山田風太郎の甲賀忍法帖があまりに印象に残っているのでどうしてもね。甲賀と伊賀の確執を昭和の有る有名な事件に絡めているのだがその結末が若干薄くて。戦国時代から受け継がれてきた一子相伝の忍法や体質など、もう少し派手にしてほしかったかなぁ。致命的なのは各人の必冊技がないのと各派の圧倒的な核となるリーダ的な存在の忍者がいなかったこと。でもさらっと読めて面白いのは面白かった。もし続きがあるのならもっと派手にはじけてほしい。

0
2025年03月12日

「小説」ランキング