青柳碧人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2冊目から読んじゃったから、正確な評価とは言えないかもしれないけど。
発想は面白かったです。
数学そのものによる推理小説的な構想自体も、義務教育から数学がなくなった後の世界、という思い切った発想も。
主人公のキャラも、まぁ愛すべきキャラ。
敵方キャラも独特な面白い人多いです。
で、元々がぶっ飛んだ構想で始まっているから、多少謎なところがあってもなんかそれはそれで通るし(笑)。
というとこなんだけど、そこまで響かなかったなー。
なんでだろう〜。知的カリスマの話とか好きな方なんだけど。
と考えてて、なんか、2冊目をいきなり読んでしまったせいか、僕(武藤さん)の立ち位置がよく分からなかったせいもあるのかもなー。他の警察もキャラがよく分からないし。
ストーリーも、組み合わさって進む感じない、並列的短編な感じがするから? 分からないけど、あまりスリルはなかった。
でも、最後のあとがきがちょっと面白い部分あって、数学なんて将来何の役に立つのさ!て、怒りたいならムカつく大人に聞くんじゃなくて自分で考えて、超えていけ!と。ごもっとも(笑)。大人ができるのは、例示まで、ですね。 -
Posted by ブクログ
教科書やテレビなどで一度は目や耳にしたことがある、あのレジェンド達が勢揃い。
なんて豪華で贅沢なメンバーなんだ。
まさにオールスターの夢の饗宴。
しかもレジェンド達が探偵役となりちょっとした謎を解いていく。
本書は史実とフィクションを交えたifの世界。
なんだけど、読み進めると不思議とフィクションと史実の境界線が分からなくなってくるから面白い。
特に平井太郎こと江戸川乱歩の話なんか、「乱歩ならやりかねないな」と思わされたり、あのノーベル賞受賞者の野口英世が浪費家で酒好きという教科書のイメージを覆すちょっとだらしなくて人間臭い姿や、芥川の名作誕生秘話、与謝野晶子や女優の松井須磨子などなど、どの話もユーモアがあり、驚きとワクワク感がとまらない。
史実の裏にあった本当の話なのではないかと錯覚に陥ってしまい、見事に著者の術中にはまってしまった。
驚いたのは一話一話独立した短編かと思いきや最終章の『姉様人形八景』では全ての物語が繋がって、ひとつの壮大な物語となっていく構成で、切なくもあたたかい余韻が残った。
大正時代の空気感を味わいながら、レジェンド達の違った横顔を垣間見ることができるちょっと贅沢な読書時間だった。 -
Posted by ブクログ
オーソドックスなミステリの短編集!
フー、ハウ、ホワイダニットと叙述トリックとは、こんな作品です!っと自己紹介してくるようなそれぞれのお話は、短いのにしっかりと要点が詰められていて、最後まで読むとちゃんとミステリとしての驚きが込められた内容でした!
ミステリ初心者でこれからどんなミステリを読もうかなと悩んでる方にはこの本を読んで、自分の好きな作品を見つける手がかりに出来るのではないか?と思える作品。
勿論、ミステリ好きの方にもココ最近の練りに練られたトリックとは真逆のスタンダードな直球トリックを久々に味わえる良い作品だと思います。
シンプルなのに充分にミステリを堪能出来る作品でした! -
Posted by ブクログ
ネタバレ主人公の赤ずきんが、アレンジされた童話の中の事件を解決していく物語。
どうやら続編のようだったが、初めてでもスラスラと読めた。
そしてイソップが悪者っていう笑
イソップは過去の悲しい出来事により、「北風と太陽」の北風の能力を手に入れる。これは北風どころではなく、氷雪嵐[ブリザード]という何でも氷漬けにできる能力。
不実な者には相応の報いを!をモットーにどんどん氷漬けにしていく。
うさぎとカメ、アリとキリギリス、金の斧銀の斧、オオカミ少年、犬と肉、北風と太陽の物語が上手にサスペンスの中に取り込まれていて感心。
金の斧銀の斧システムをトリックに使うとは!赤ずきんもなかなかのキレのものだった。
皆が恐れるイソップ、どうやって氷漬けから逃れるか。このあたりが見どころ。
事件解決後、まだ赤ずきんの自宅へ帰るまでの冒険?は続きそう。続編も気になる。